協和木材株式会社新庄工場の建設に於ける設計・施工一括業務委託候補者の選定プロポーザル実施要領 協和木材株式会社新庄工場建設計画における設計・施工一括業務の委託候補者の選定にあたり、プロ ポーザル実施要領に基づき公募型プロポーザルを実施します。 協和木材株式会社は、今後のニーズの拡大に合わせ、さらなる生産体制を構築するとともに、国産 材、地域材の一層の普及、供給量および価格の安定した高品質集成材の増産を目指し、豊富な森林資源 と良質な杉材に恵まれた山形県新庄市に工場の建設を計画しました。 1 業務概要 1.工事名称 (仮称)協和木材株式会社新庄工場新築工事 2.業務内容 設計および施工の一括業務 3.施工場所 山形県新庄市大字鳥越字南沢山神沢 2865-55 から 59 番地 4.計画概要 敷地面積:10.04ha 建物概要: 建物名 予定規模 集成材工場 50m×155m (資料 3-1) (面積:7,750 ㎡) 予定構造 鉄骨造 施設内容 ・集成材を製造する工場 ・暖房・調湿が必要 ・その他必要諸室 □品質管理室 :約 84.5 ㎡ □目立・工作室 :約 84.5 ㎡ □休憩室(2階) :約 84.5 ㎡ □事務室(2階) :約 84.5 ㎡ □トイレ・水廻り :適宜 製品倉庫 40m×50m (資料 3-1) (面積:2,000 ㎡) 鉄骨造 ・製品保管場所 ・大型トラックによる製品積込み 場所の確保 (冬季積雪時の屋内積込み場所) 製材棟 35m×60m (資料 3-2) (面積:2,100 ㎡) 鉄骨造 ・丸太を製材する工場 ・丸太を建物内へ投入するための 常時外部に開放された開口部があ り、冬期の寒さおよび風への対策 が必要。 ・その他諸室 □事務室 :約 84.5 ㎡ □トイレ・水廻り :適宜 ボイラー棟 17m×32m (資料 3-2、3-4) (面積:544 ㎡) 鉄骨造 12tボイラーのための 7.2m程度の 基礎を掘り下げる必要がある。 条件:山形県新庄市の積雪量は 2m(建築基準法施工細則 第 16 条の 2 参照) 5.履行期限 契約締結日から平成 28 年 3 月 31 日(平成 27 年度内)まで 但し、用地造成の進捗状況によっては平成 27 年度をまたぐ場合もある。 6.予定価格 950,000,000 円(消費税および地方消費税 別) 2 参加資格要件 本業務の業務委託者の選定に参加する者に必要な資格は、以下によるものとする。 資格要件の審査基準日は本手続開始の公告をした日の前日とし、発注及び契約は設計・施工一括とす る。設計者と施工者との JV の場合においても一括の発注及び契約とする。 1.設計者要件 (1)建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の 3 第 1 項の規定による一級建築士事 務所の登録を受けていること。 (2)元請(共同企業体での実績を有する場合は、共同企業体の代表者としての実績に限 る。)として、平成 17 年(2005 年)以降に設計業務が完了した建築物で、主たる用途が 類似の施設(工場)である新築、増築または改築の建築設計業務(以下、「同種業務」 という。)の受託実績(日本国内外を問わない。 )を有すること。 2.施工者要件 (1)健康保険および厚生年金保険に加入していること。 (2)山形県内外で競争入札参加資格者指名停止要項および建設工事請負業者指名停止 要項に基づく指名停止措置を受けていないこと。 (3)「1.設計者要件の(2)」に定める建築の建築工事(改修工事を除く)を元請として完 成させた実績があること。 (4)最新の山形県の県財務規則第 125 条 5 項に規定する各々の競争入札参加資格者名簿 に登録された建築一式の総合評価の総合点数(客観点と発注者点の合計)が 1100 点以 上(A ランク)であること。 (5)山形県の最上地域外の施工者が参加する場合は、山形県の最上地域の B ランク以上 の業者と JV(共同企業体)を結成すること。 3.技術者要件 (1)本工事の業務に対応する資格者を有し、当該業種の主任技術者又は監理技術者 を本工事現場に専任で配置できること。 4.一般要件 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当する者でな いこと。 (2)客観的に明らかに経営不振に陥ったと認められる次の(ア)から(オ)の要件に該当 する者でないこと。 (ア) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続開始の申立て がなされている者 (イ) 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続開始の申立て がなされている者 (ウ) 破産法(平成 16 年法律第 75 号)に基づく破産手続開始の申立てがなさ れている者 (エ) 会社法(平成 17 年法律第 86 号)に基づく特別清算開始の申立てがなさ れている者 (オ) 銀行取引停止処分がなされている者 (3)本手続における提出書類の重要な事項について虚偽の記載をし、または重要な事実 について記載をしなかった者でないこと。 (4)次のいずれかに該当する者でないこと。 (ア) 役員等(当該プロポーザルに参加しようとする者が個人である場合には その者を、法人である場合にはその役員をいい、当該プロポーザルに参加しよ うとする者から発注者との取引上の一切の権限を委任された代理人を含む。 以下、 「役員等」という。)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 (平成 3 年法律第 77 号)第 2 条第 6 号に規定する暴力団員(以下、「暴力団 員」という。 )であると認められる者 (イ) 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号 に規定する暴力団をいう。以下、 「暴力団」という。)または暴力団員が経営に 実質的に関与していると認められる者 (ウ) 役員等が、自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第 三者に損害を加える目的をもつて、暴力団または暴力団員を利用するなどし たと認められる者 (エ) 役員等が、暴力団または暴力団員に対して資金等を供給し、または便宜 を与するなど直接的または積極的に暴力団の維持または運営に協力し、また は関与していると認められる者 (オ) 役員等が、暴力団または暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有し ていると認められる者 3 主催者及び事務局 主 催 :協和木材株式会社 事務局 :株式会社まちもり 所在地 :福島県郡山市神明町 17-23 電話番号 :024-933-6566 (電話での質疑回答は行わない) ファックス :024-939-8759 メールアドレス :info@machi-mori.jp ホームページ :http://www.machi-mori.jp 問い合わせ先 :事務局に同じ 4 プロポーザルに関する手続 1.プロポーザル参加届の提出 参加を希望する者は、参加届(様式1)を提出するものとする。 単体企業用(様式1-1)、共同企業用(様式1-2) 提出期限は、平成27年9月8日(火)午後5時までとする。 提出方法は、電子メール又はFAXにより事務局に送付すること。 2.プロポーザルに関する質問の受付 プロポーザルに関する質問がある場合、プロポーザルに関する質問書(様式2)を次 のとおり提出するものとする。 受付期間は、公告日から平成27年8月28日(金)午後5時までとする。 提出方法は、電子メール又はFAXにより事務局に送付すること。 ※電話による質疑は受け付けない。 回答期日は、平成27年9月3日(木)の予定。 回答方法は、質問の要旨とその回答について、事務局のホームページ上に公開する。 3.企画提案書等の提出 (1)応募の方法 参加者は、(2)の提出書類を、郵便または宅配便にて送付する。 郵送の場合は、簡易書留郵便とし、封書には「企画提案書在中」と朱書き し、企画提案書提出期間内に必着のこと。 (2)提出書類 企画提案書及び見積書 正本1部 副本9部 ・表紙(様式3-1) ・業務実施方針・実施方法(様式自由 A4 2枚以内) 過去の業務実績、経験を踏まえ、本計画を実施するうえでの基本的な考え 方、特に重視する配慮事項、具体的な業務の実施方法等を記載してくださ い。加えて、本計画における積雪等に対する配慮を提案ください。 ・実施スケジュール(様式自由 A4 1枚以内) 業務内容を踏まえ、想定されるスケジュールを記載してください。 ・業務実施体制(様式3-2) 本業務を行う際に、再委託する予定がある場合は委託先及び再委託の業務 内容を記載してください。 ・配置予定技術者の経歴(様式3-3、3-4) ・設計業務実績(様式3-5) 過去10年間の類似の業務実績について記載してください。 ・類似の設計業務実績参考例(様式3-6) ・施工業務実績(様式3-7) 過去10年間の類似の業務実績について記載してください。 ・類似の施工業務実績参考例(様式3-8) ・概算見積書(様式自由 A4 ただし、見積項目は資料6による) ・企業概要が分かるパンフレット等 (3)提出期限 平成27年9月24日(木)午後5時までとする。 (4) 留意事項 企画提案書提出者1者につき1提案のみ受け付けるものとし、提出後の書換 え、引換え及び撤回は認めないものとする。 4.プロポーザル参加辞退届の提出 プロポーザル参加届けを提出し、参加辞退を希望する者は、参加辞退届(様式4)を 提出するものとする。 単体企業用(様式4-1)、共同企業用(様式4-2) 提出期限は、平成27年9月24日(木)午後5時までとする。 提出方法は、電子メール又はFAXにより事務局に送付すること。 5 審査および契約予定者の決定方法 1.契約予定者の決定方法: あらかじめ定めた評価項目及び評価点に基づき審査を行い、評価点が最も 高かったものを本業務の契約予定者とする。 2.評価項目および評価点: 資質評価(資格、技術力)、個別施設書類審査(過去の実績と提案)、概算見積額、工程 の実現性、および総合力。 3.第一次審査: 発注者が設置する選定委員会において企画提案書等の提出書類について評価項目およ び評価点に沿って審査を行い、評価点の高い者から 5 者以内を第一次審査通過者とし 選定する。 4.第二次審査(ヒアリング審査): 第一次審査を通過した者について、技術提案書等の提出書類を元に選定委員会による ヒアリングをおこない評価項目および評価点に沿って審査を行う。 第二次審査の結果より評価点を算出し、評価点が最も高い者を契約予定者として特定 する。 評価点が次に高かった者を順に補欠契約予定者とし、契約予定者が辞退した場合は、順 に補欠契約予定者が契約予定者となる。 ヒアリングの日時および場所については、別途通知する。 6 その他 1.本業務選定の参加に関する経費は、参加者の負担とする。ただし、第二次審査の参加者(本 業務委託契約者を除く。)には、ヒアリング会場までの交通費(協和木材の基準による)を 支払う。 2.参加届、企画提案書等の提出書類は、返却しない。 3.第二次審査時のヒアリング審査は、一般公開は行わない。 4.参加届等を受理した後は、加筆、訂正、差し替え等は認めない。 5.手続きにおいて使用する言語および通貨は、日本語および日本国通貨に限る。 6.本業務の契約の成立までに、本要領 2 の参加資格要件のうちひとつでも満たさないこととな った場合は、契約を締結しない。 7.第二次審査時に選定委員会が必要と認めた場合は追加の資料を求める場合がある。 8.公募状況及び公募資料の内容によって選定委員会が必要と認めた場合は再公募を行う。 9.審査を公正に実施するため、公募開始から審査終了までの期間中、審査委員との接触は行わ ない。審査委員会が不正な行為とみなした場合は失格とする。
© Copyright 2024 ExpyDoc