平成27年12月19日 関係各位 埼玉県ジュニアバスケットボール連盟 理事長 田口 智靖 ジュニア世代に於ける平成28年度以降のバスケットボール環境について 平成27年は、日本バスケットボール界にとっての未来への分岐点となる年になりました。 FIBA の日本バスケットボール界に対する国際大会参加禁止に伴い、日本協会のガバナンス確立施 策、プロリーグ発足と矢継ぎ早にニュースとなりました。朗報としては、日本女子ナショナルチームのア ジア大会での金メダル、リオオリンピックへの出場権獲得、日本男子ナショナルチームのアジア大会 第4位等がありました。 さて、日本バスケットボール界が変革の時となる27年度からジュニアへのバスケットボール環境の変 化について今現在の確定であろう情報(この先不確定要素も含む)を県内ジュニア関係各位にお知 らせしたいと考えました。 以下 箇条的にジュニア世代のバスケットボール環境の変化のポイントを上げました。ぜひ、一読して 頂き今後の指標として、変化へ対応に正確な情報をもって冷静に対処して頂くことを希望しています。 すべては、ジュニア世代の未来のために・・・・ *以下、4点ほど重要なポイントがあります。必ず一読するようお願いします。 1 日本協会(以下 JBA)のガバナンス確立のため、傘下にある都道府県協会すべてに平成28年4 月までに法人格の取得を義務付けました。 これに伴う中学生への影響は、チーム加盟費、個人登録費の値上げとなります。これは、JBA 分、 埼玉県協会分となります。値上げ幅は現在検討中ですが値上げについては確実に行われます。 ジュニア連盟分については、チーム加盟費 1 チーム 1.000 円、個人登録費 1 名 1.000 円は変更 がありません。 入金方法に変更があります。JBA 分、県協会分とジュニア分を2つに分けて入金して頂いておりまし たが、28 年度から JBA の指導によりすべて合計した金額を JBA1 カ所へ入金する方法へ変更に なります。入金は、1 カ所になり利便性は増しましたが、どこにいくら加盟登録料がかかっているか 確認する必要があります。変更金額等、詳細については追って連絡いたします。 2 アンダーカテゴリー於けるマンツーマンディフェンスの推進(ゾーン DF の禁止)について FIBA からの制裁解除の条件の1つに上がっている「アンダーカテゴリーU12.U15(ミニ、中学生全) に於けるマンツーマンディフェンスの推進(ゾーン DF の禁止)については、JBA 至上命題として取り 組む姿勢を示しており、埼玉県としても県協会を中心に、ミニ連盟とジュニア連盟、中体連が一つ となって進めていかなくてはなりません。今後指導者への通達、講習会等を行いながら、アンダー カテゴリーの、どのチームであってもゲームの中ではゾーン DF を行うことはあってはならないという ことです。このことは指導者のみならず当然、選手、保護者の理解と協力がなければ混乱を起こ すことになります。連盟においても指導、啓蒙に尽力していきますが、各指導者、関係各位のご理 解、ご協力をお願いします。技術関係、運用方法についての詳細は JAB 統一見解をもとに進めて まいります。不確実の情報に惑わされることのないようお願いします。導入時期については、現時 点で平成28年3月のジュニアオールスター大会よりとなっています。 3 各地区予選大会、県大会においてのリーグ戦方式の導入について JBA は、アンダーカテゴリーの中学生にリーグ戦方式の導入を進めようと考えています。理由は、負 けたら即終了のトーナメント方式ではなく、リーグ戦方式にして公式試合の回数を増やしたいとの考 えからです。勿論これを実現するには日程や場所、人が現在よりかかります。まずは、JBA や県協 会が主催、共催する大会からになると思いますが。中体連の主催大会では変更ないと現時点では 考えます。このような計画があることを了解しておいて下さい。 4 埼玉県ジュニアバスケットボール連盟 法人格取得について 当埼玉県ジュニアバスケットボール連盟は、平成27年6月25日付けで法人格を取得しました。 現在は、JBA、県協会の指導により法人としての運営形態は取っておりません。平成28年4月より 「一般社団法人 埼玉県ジュニアバスケットボール連盟」と名称を変更します。 *以上 4点 報告させて頂きました。バスケットボール変革期として明日何が出て来るかわからな い情勢ですが、冷静に対応することを旨として今後とも埼玉県バスケットボールの発展に寄与して いく所存です。関係各位の皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願いします。 *ご質問等、お問合せは [email protected] までメールでお願いします。
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