溶接棒使用量概算方法 溶接棒使用量概算方法 (1) 突合せ溶接 (2) すみ肉溶接 開 先 面 積 S cm2 脚長ℓ (mm) のすみ肉溶接材料の所要量を概算する場合、 次の計算式によります。 溶接材料所要量 (kg) = 0.19 0.27 0.34 0.44 0.54 0.65 0.92 1.4 2.6 3.9 ― ― ― ― ― ― ― 0.94 1.2 1.7 2.7 3.6 4.7 6.0 ■溶着効率 ソリッドワイヤ フラックス入りワイヤ 被覆アーク溶接棒 ― 0.19 0.24 0.30 0.36 0.43 0.58 0.86 1.4 2.3 3.0 4.0 ■密度 95% 90% 55% ― ― ― ― ― ― ― ― 2.1 2.5 3.6 4.5 密度×開先面積 (cm2) × 1.2(1) 溶接長 (cm) 溶着効率 (%) × 10 注 (1)余盛断面積を開先面積の 20%と仮定した。 11 (例)板厚20mmのステンレス鋼板をV型開先で1m突合せ溶接する場合、 NS-308溶接棒 (溶着効率55%)の使用量は、つぎのように概算します。 板厚20mmのV型開先面積は表より2.6cm2、従って溶接棒質量は 8.02 × 2.6 × 1.2 × 100 55 × 10 ≒ 4.6kg となります。 − 457 − 注 . 余盛断面積をすみ肉断面積の 20%と仮定した。 単位:g/cm3 18・8 ステンレス鋼 18・12・Mo ステンレス鋼 18 クロム鋼 13 クロム鋼 インコネル チタン 軟鋼 上表より溶接材料の使用量を概算する場合 溶接材料使用量 (kg) = 密度×ℓ(mm) ×ℓ(mm) × 1.2 ×溶接長 (cm) 溶着効率 (%) × 2000 8.02 8.03 7.75 7.75 8.51 4.51 7.86 ■(例) すみ肉溶接における溶接材料の所要量概算(kg/m) 軟 鋼 18-8 ステンレス鋼 インコネル 脚長 ℓ 被覆アーク ソ リ ッ ド フラ ッ クス 被覆アーク ソ リ ッ ド フラ ッ クス 被覆アーク ソリッド フラックス mm 溶接棒 ワイヤ 入りワイヤ 溶接棒 ワイヤ 入りワイヤ 溶接棒 ワイヤ 入りワイヤ 3 0.08 0.05 0.05 0.08 0.05 0.05 0.09 0.05 0.06 4 0.14 0.08 0.09 0.14 0.09 0.09 0.15 0.09 0.10 5 0.22 0.13 0.14 0.22 0.13 0.14 0.24 0.14 0.15 6 0.31 0.18 0.19 0.32 0.19 0.20 0.34 0.20 0.21 7 0.42 0.25 0.26 0.43 0.25 0.27 0.46 0.27 0.28 8 0.55 0.32 0.34 0.56 0.33 0.35 0.60 0.35 0.37 9 0.70 0.41 0.43 0.71 0.42 0.44 0.76 0.44 0.46 10 0.86 0.50 0.53 0.88 0.51 0.54 0.93 0.54 0.57 11 1.04 0.60 0.64 1.06 0.62 0.65 1.13 0.66 0.69 12 1.24 0.72 0.76 1.26 0.73 0.77 1.34 0.78 0.82 13 1.45 0.84 0.89 1.48 0.86 0.91 1.57 0.91 0.96 14 1.69 0.98 1.03 1.72 1.00 1.05 1.82 1.06 1.12 15 1.93 1.12 1.18 1.97 1.14 1.21 2.09 1.21 1.28 − 458 − 参考資料(溶接棒使用量概算方法) 参考資料(溶接棒使用量概算方法) 板 厚 t mm 5 6 7 8 9 10 12 15 20 25 30 35 開 先 形 状 11
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