ＯＣＴＶ技術開発部武吉幸雄平成２６年度ＯＣＴＶ放送番組審議会・議事録＜開催日時・場所＞ ◆平成２７年３月４日１１時十勝毎日新聞社ビル５－３会議室＜出席者＞ ◆放送番組審議委員大場渉氏（帯広市立柏小学校：校長）、大西正和氏（帯広消費者協会：専務理事）、進藤直哉氏（進総業：代表取締役）、山崎雅市氏（帯広市役所：総務部長） ◆帯広シティーケーブル丸山芳明：取締役社長、上野山彰：チーフプロデューサー、武吉幸雄：技術開発部長兼放送部長、石田宇郎：営業第一部長 ◆社長挨拶（丸山芳明取締役社長）平成２６年度は、第 40 回「日本ケーブルテレビ大賞」番組アワードにＯＣＴＶの「まいチャンネル」が受賞２５作品の内奨励賞に選ばれた。ＯＣＴＶと勝毎電子版を一つの組織で対応できるように、組織改革を行った。テレビを見ないというＯＣＴＶの解約理由が増えてきているが、だからこそ、自主放送による地域情報提供することの重要性が高まってきている。委員のみなさまから、忌憚の無いご意見をいただきたい。 ◆放送した番組と内容（上野山彰チーフプロデューサー）別紙の番組内容を紹介した。３月は、帯広市、本別町の高校１０校の卒業式を紹介する８０分番組を放送。４月は、北海道議会議員選挙、帯広市議会議員選挙に関して、帯広市区７人の選挙前座談会、開票速報番組など放送する。今後の編成方針として、自主制作番組を増やしてゆく。平成２７年度、ＯＣＴＶは開局３０年を迎えるが、ＯＣＴＶが保管する約３，０００本のビデオテープを活用し、ジャンル別に２０分から３０分の３０周年記念番組を放送する。 ◆多チャネルでの光点滅について（武吉幸雄技術開発部長兼放送部長）別紙の報告書にて、健康被害をもたらした番組内容、他ＣＡＴＶで発生した健康被害が発生したこと、ＯＣＴＶでは被害が発生しなかったこと、ＯＣＴＶの放送基準に「アニメーションに関するガイドライン」が記載されていること、ＯＣＴＶの放送基準を公表したことなどを報告した。 ◆ＯＣＴＶの多チャネル放送の概要について（石田宇郎営業第一部長）別紙のＯＣＴＶ「総合ガイド」、月間広報紙「なないろ」を紹介しながら、多チャネル放送の概要とインターネット、固定電話のサービスを提供していることを説明した。 ◆質疑応答進藤委員光点滅による健康被害の影響範囲を知りたい。武吉全国の約３００局のＣＡＴV で光点滅した番組が放送され、１局の視聴者２名が救急搬送された。大場委員小学校の生徒たちは、番組にとりあげてもらうと、喜んでいるし、励みになっている。保護者にも、普段見られない学校での活動の様子がわかるので、これからも紹介してほしい。大西委員今年のおびひろ平原祭りの盆踊り中継は、山車の間隔が広く空いていてた。山車が通り過ぎた後、実況するスタッフの会話が長時間続き、会話の内容もあまり良くなかった。制約はあると思うが、次回は、もっと山車を順番ではなく、反対側の山車を撮影するなど臨機応変な対応がとれないかといった工夫に期待する。花火大会の中継は、高所から見通せるカメラもあり、とても良かった。進藤委員花火大会の会場は、来場者で混雑しているので、高齢者は来場することが難しい。テレビで見られるのはとても良い。番組「十勝しんや倶楽部」は、大阪っぽいのりでお店が紹介され、楽しく見ているが、文字やテロップ画面が出る時の「ピシッ」の音は少し気になる。学校だいすきは、子供がいる家庭だけでなく夫婦やお年寄りにも地域がわかる番組として価値がある。高校野球中継は、バックスクリーンから打席を撮影しているが、もう少し撮影位置を高くできれば、更に良い。３０周年記念番組で使用する過去のアーカーブは、地域の宝と思っている。山崎委員卒業式番組は、子供が帰省したとき、良く見ている。とても大事な記録になっている。今後、建替えとなる体育館は、思い入れがある市民が多いので、記録番組化を検討願いたい。同様に、過去の市役所庁舎建替え、鉄道高架建設、西５条アンダーパスなどＯＣＴＶの映像も見たい。大西委員昨年、帯広市の成人式で混乱があったが、ＯＣＴＶで中継していた番組を通じ、参加者のモラル向上にもつながったのではないかと感じた。今年の成人式では、混乱はなかった。消費者被害を防止する講座を小、中、高校で開催しているが、毎年、少数の学校でしか開催できない。学校などの了解が得られるなら、番組化してはどうか。３０周年記念番組の販売予定はないか。上野山肖像権が映像内に映っている人々にあるため、販売は難しいので、販売予定は無い。大場委員ＯＣＴＶは、飲食店を紹介する番組を放送しているが、食は元々健康の源なので、十勝らしい食物、エピソード、いろいろな関係者との繋がり、食物の生産者なども紹介すると見ごたえが出てくると考える。大西委員勝毎花火大会は、空中を飛ばす無線カメラを導入してはどうか。上野山以上早速、番組制作担当者へ伝え、検討してゆく。