ソフトボール部通信 緑丘商業高等学校 No.4 ~日本代表として・緑商生として~ ラグビーW 杯で日本は、過去 2 回の優勝を誇る強豪南アフリカに 34─32 で歴史的勝利 を収めました。英紙が「史上最大の番狂わせ」と表現するほどの大金星でした。この試 合後に南ア戦で最多得点 24 得点をマークしたフルバック五郎丸選手がツイッターで呟 いた次の言葉が、注目を浴びました。 〈ラグビーが注目されている今だからこそ日本代表にいる外国人選手にもスポットを。 彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが 日本を背負っている。これがラグビーだ。〉 試合を見た人は外国人選手がなぜ日本代表と疑問に思ったかもしれません。実際に現 在の日本代表は 31 人中 10 人が外国出身者です。その理由として、ラグビーでは以下の ようなルールが定められています。 15 人制ラグビーでは当該国の国籍を持っている選手以外に、 (1)出生地が当該国、(2)両親、祖父母のうち 1 人が当該国出身、(3)当該国で 3 年 以上継続して居住歴がある、のいずれかを満たした場合、代表資格が得られる。 外国人選手が日本代表になる条件が他のスポーツよりそれほど厳しいものではないの が理由です。批判的な声もありますが、主将を務めるリーチ・マイケル選手をはじめ 10 人中 5 人が、日本に帰化しています。祖国の代表を断わって日本を選択した選手もいま す。南ア戦で逆転トライを決めたヘスケス選手は「君が代」を誰よりも大声で熱唱して いました。その姿はまさに日本人でした。 「国籍は違っても日本を背負っている」五郎丸選手のコメントの通りフォア・ザ・チー ムが勝利をもたらしたのだと思います。 緑商ソフト部は、誇りと責任を背負っています。普段の生活・行動に責任があります。 緑商の制服を着崩していませんか? 緑商のユニフォームを着て試合をすることに誇りと思えますか? 式典時に校歌を声高らかに歌っていますか?もう一度些細なことから見直しましょう。 「ソフトボール部員の前に常識ある緑商生であれ」 ~それが一番大事~ 名北地区の県大会出場校(4校)が決定しました。緑商が入ったAゾーンから勝 ち抜いた2校は共に県大会出場を決めました。厳しいゾーンでありましたがこのレ ベルの高校に勝ち抜かないと先はありません。そして「次こそ緑商が!!」と決し て諦めない闘志が必要です。 負けないこと、投げ出さないこと、 逃げ出さないこと、信じ抜くこと ダメになりそうな時、それが一番大事。 大事 MAN ブラザーズバンドのヒット曲「それが大事」 の歌詞です。次こそはと勇気 を持たせてくれる素敵な曲です。 この歌詞にある “負けない事”“投げ出さない事”“逃げ出さない事”“信じ抜く事” 結局一番大事なものは何なのか?という疑問に作詞・作曲の立川さんによれば 「一番大事な事は、信じ抜く事。 次いで、投げださないこと、逃げださないこと、 負けないこと」の順だそうです。信じ抜く事が一番大事な理由は、全ての物事が 信じられないと始まらないからだそうです。また、テレビ番組の中で「自分にとっ て何が大事なのかを考えること」が一番大事と話しました。 まずは自分を信じて、そして仲間を信じて、最後には必ず勝つことを信じて、 一日一日を大切にしましょう。 みんなにとって今、一番大事な事は? 「ソフトボールが一番大事」 全員がその気持ちになっているはず。私はこの事を信じ抜きます。 ~思いは届く~ 雨が降った翌日の休日練習での事です。 1年生マネージャーの小野さん (守山中) が朝早くから学校に来て黙々とグラウンドの水抜きを行ってくれていました。部員 に少しでもグラウンドで練習してほしい一心で行動してくれたのだと思います。 その姿は、部員にもグラウンドにいる神様にも伝わっています。 小石を拾ったり、大切にグラウンドを整備することで、きっと神様がこちらに微笑 んでくれると思います。練習メニューの最後は必ずグラウンドに向かって反省をし ています。一日を振り返り、「今日もありがとうございました」と感謝の気持ちで 締めましょう。最後は神頼みの時がきっときます。
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