□関係各位（一般／高校生以上）問題）おお、健やかなる知性を持つものよ。この問いに隠された答えを見抜け。音を奏でるロこすープが四本掛かる橋。そのロープを擦り音を作り出す“毛”を持つ動物。天から地へ音を伝える木の柱。解説と解答）こま問題文は１４世紀の著作であるダンテ『神曲』地獄篇第九歌を参駒↘ らせん照しています。螺旋状の文字を鏡に映すことにより、上記の問題文が読み取れます。こま「音を奏でるロープ」は弦を、橋は駒を（共に英語でブリッジ）、ばもう毛は弓に使われる馬毛を指します。「天」はバイオリンの表板、「地」こんちゅう表板→ （天）（地）は裏板を例えたもの、「木の柱」は魂柱を指します。裏板→ よって答えは駒、馬、魂柱となります。たたダンテの『神曲』地獄編は世界文学の最高傑作の一つとして讃えられています。『神曲』れんごくは地獄編、煉獄編、天国編の三篇から構成され、ダンテが地獄の過酷な道を下り、煉獄を巡って、最後に天国へ行き着くまでが描かれた１万４２３３行の叙事詩です。 “ヴィーナスの誕生”で有名なボッティチェルリは、このダンテの『神曲』へ敬意を表し、 “地獄の見取り図”絵（ヴァチカン図書館蔵）を創作しました。ダンテが思い描いた恐ろうとろしい地獄の姿を、地中に埋もれた苦しみの漏斗として具体化しています。先日、『ダヴィンチコード』で有名な著者ダン・ブラウンが、新しい著書『インフェルノ』を発表しましたが、この作品はダンテの『神曲』に由来しています。ダヴィンチコードと同様の主人公ラングトン教授はフィレンツェ、ベネチア、イスタンブールなどの都市を舞台に、ある事件の解決の為に美術作品を訪ね回りますが、その中で、この“地獄の見取り図”絵も登場します。2015 年末には映画化も決定しているようです。最後に、 “ウィリー”は弊社の隠れたキャラクターとして、初めて 2015Feb 版ニュースレすみかターに登場しました。イタリア北部のフィエメ渓谷を住処として、バイオリンに適した木材の所在に詳しく、我々を秘密の場所へ導いてくれます。音楽好きな子供たちが大好きです。森には多くの友達がいて、皆、フィエメ渓谷で採取された木材で作られたバイオリンの音を聴くのが大好きです。ストラディバリウスもこのフィエメ渓谷でバイオリン制作用の材料を採取したと言われていますが、私共も楽器用の材料としてばかりでなく、魂柱材料としても、このフィエメ渓谷の高級松材を使用しています。この材料の入手は難しく、入手もウィリーに導かれてのこと、といったストーリーの下、今後も、主に小中学生を対象とした弊社関連記事に登場する予定です。こんちゅう ←魂柱