2.教育普及事業 ●平成26年度 教育普及事業 実績報告 交通科学館では開館以来、乗り物・交通に対する興味を喚起し、知的欲求を満たす場として 数多くの事業を実施してきました。平成26年度も、乗り物や交通が私たちの生活にとってご く身近なものであることを感じ取っていただけるような事業を実施しました。 (1) ア 教室事業 はじめの工作教室 小学校1・2年生の児童を対象とした工作教室です。色をぬったり、はさみで切ったりす るなど、簡単に作業出来るものに取り組み、作る楽しさや工作物を完成させる面白さを経験 することができるようになっています。 実施回数 2回 イ 参加人数 144人 チャレンジ工作教室 小学校3年生から6年生の児童を対象とした工作教室です。モーターやスクリュー、ぜん まいばねなどを使って動くものを製作します。また、製作する過程を通して、動く仕組みに ついても理解することができるようになっています。 実施回数 8回 ウ 参加人数 460人 小学生工作教室 小学校1年生から6年生の児童を対象とした工作教室です。動くものの製作を中心として 実施しました。また、動力を使わないで動くもの、電池や磁石を使って動くものなどにも取 り組み、様々な題材を紹介することができるようにしました。 実施回数 36回 参加人数 1,681人 エ ちびっこ教室 幼児から小学校低学年の児童を対象とした工作教室で、紙コップや牛乳パックなど身近な 材料を利用して簡単に製作に取り組むことができる工作教室です。材料費は一律50円と し、企画から準備、事業実施(工作指導)まで一貫してボランティアの方々によって運営され ていることが、主な特徴です。ボランティアの方々との打合せと技能向上を目指して、年3 回 研修会も実施しています。 実施回数 37回 参加人数 9,718人 また、特別企画である「ウィンターフェスティバル2015」、「開館20周年記念大感 謝祭」の実施に合わせて、別途「ちびっこ教室」を開催し、より多くの方々に工作に親しん でいただけるようにしました。 教室名 オ 実施回数 参加人数 「ウィンターフェスティバル 2015」ちびっこ教室 2回 960人 「開館20周年記念大感謝祭」ちびっこ教室 2回 944人 大人の工作教室 乗り物や交通及び科学や技術への興味と関心を高めることを目的として、木工作品の製作 を中心とした工作を実施しています。小さなお子様の同伴でも参加することができるよう に、ボランティアの方々による託児サービスも実施し、好評を博しました。 実施回数 7回 参加人数 58人 カ 乗り物テクノ教室 小学校5・6年生の児童から中学校の生徒を対象として、乗り物の仕組みや原理などを、 工作や実習を通して学ぶことができる教室です。テーマに合わせて、企業や学校などから講 師をお招きしました。 実施回数 3回 キ 参加人数 92人 科学工作教室 小学校1年生から6年生の児童とその保護者を対象として、工作をしながら科学に親しみ を持ってもらう教室を企画し、実施しました。 実施回数 12回 ク 参加人数 4,196人 みんなで工作 幼児から小学校低学年の児童を対象とした工作教室です。紙コップや牛乳パックなど、身 近にある素材を活用して製作に取り組む、簡単な工作教室を実施しました。工作に興味や関 心を持っていただけるようにしました。 実施回数 11回 参加人数 2,674人 (2) ア 教室以外の事業 乗り物セミナー 大人を対象に、乗り物や交通をキーワードとしたテーマを設定し、講演会形式の講座やフ ィールドワークを開催しました。講師には、各分野において最先端で活躍しておられる専門 家をお招きしました。 実施回数 参加人数 3回 イ 70人 サイエンスショー 乗り物や交通といった分野に限定せず、広く科学の原理や法則について学ぶことができる ような科学実験を実施しました。科学実験を通して体験することにより、科学の原理や法則 をより分かりやすく、より楽しめるようにしました。 実施回数 77回 ウ 参加人数 3,688人 ビークルシアター(映画会) 乗り物や交通に関する映画フィルムやDVDの上映を行いました。 実施回数 100回 参加人数 2,410人 また、開館20周年記念事業として、別途「鉄道記録映画上映会」を開催し、長編や大人 向けの作品にも親しんでいただけるようにしました。 事業名 開館20周年記念事業「鉄道記録映画上映会」 実施回数 8回 参加人数 152人 エ ビークルお楽しみステージ 子どもを対象に、音楽会や人形劇などを企画し、実施しました。 実施回数 7回 オ 参加人数 1,013人 ビークルランド 幼児を対象とし、乗り物を扱ったおもちゃで遊べる広場を開設しました。ボランティアの 方々によって運営されています。 実施回数 24回 カ 参加人数 4,444人 こども鋳物教室 公益社団法人日本鋳造工学会中国四国支部の協力のもと、こども鋳物教室を開催しまし た。地場産物である鋳造作業を体験することを通して、鋳造作業の過程を理解ししていただ くとともに、ものづくりや工業技術への興味や関心を持っていただけるようにしました。 実施回数 参加人数 2回 キ 80人 アストラムラインぬり絵大会 幼児から小学校低学年の児童を対象とした大会で、アストラムラインのイラストに好みの色 やデザインを載せていただき、春の開館記念行事において展示しました。オリジナルのデザ インに挑戦することで、アストラムラインに対する愛着をあらためて感じていただきまし た。 実施回数 1回 参加人数 160人 ク 平日学校団体受け入れ事業 遠足や校外学習などで来館された学校団体を対象に、工作教室やサイエンスショー、アス トラムラインの車両基地見学などを実施しました。 メニュー 学校数 車両基地見学 ケ 参加人数 50校 3,416人 工作教室 8校 373人 サイエンスショー 2校 34人 交通環境学習 1校 111人 職場体験学習受入 中学校におけるキャリア・スタート事業の実施にともない、安佐南区の中学校を中心に職 場体験学習を受け入れました。 受入学校数 人数 4校 コ 10人 学芸員実習・インターン受入 大学において学芸員資格を取得するための実習生ならびにインターンを、本館でも受け入 れました。 受入学校数 2校 人数 19人 サ 出前事業 学校の授業や公民館の地域向け事業の一環として、館外における工作教室やサイエンスシ ョーなどを実施しました。 区分 シ 回数 参加人数 特別支援学校 1回 3人 公民館 1回 26人 その他 2回 155人 クラフトフェア 館内のミュージアムショップ「ショップV」で販売している工作材料を活用して取り組 む、簡単な工作教室を実施しました。 実施回数 1回 ス 参加人数 42人 ライブラリー運営 乗り物や交通に関する書籍や雑誌を、手に取って自由に見たり読んだりすることができま す。また、ビデオブースにおいては、子ども向けに用意した交通や乗り物のビデオを視聴す ることができます。 ビデオブース 貸出件数 3,381件 参加人数 7,717人 セ ボランティア活用事業 これまでに培ってこられた知識や経験を事業の企画・運営に活用いただけるように機会づ くりや環境づくりなどを進め、ちびっこ教室やビークルランド、大人の工作教室の託児にご 協力いただいた。 ボランティア研修会回数 参加人数 3回 (3) ア 21人 特別企画など 「ウインターフェスティバル2015」 成人の日を含んだ3連休の1月10日(土)から12日(月)の期間を「ウインターフェ スティバル2015」と銘打ち、お楽しみステージや、工作教室、体験乗車会を実施し、楽 しんでいただきました。 イベント来館者数 5,861人 イ 開館記念事業「開館20周年記念大感謝祭」 3月18日の開館記念日近くの休日を利用し、3月21日(土)から22日(日)の期間を 「開館20周年記念大感謝祭」と銘打ち、広島市消防音楽隊演奏会やアストラムラインくん との写真撮影会、工作教室など、多彩なイベントを企画し、楽しんでいただきました。 イベント来館者数 4,466人 ウ アストラムライン車両基地見学会 普段立ち入ることの出来ないアストラムラインの車両基地を、一般入館者の方に見学して いただく企画です。 実施回数 10回 エ 参加人数 481人 交通環境学習 地球温暖化の現状や、その原因と対策などを中心とした環境学習、アストラムラインの車 両基地見学(アストラムラインをもとにした環境学習)、CNGバスを活用した乗車マナー学 習と環境学習、公共交通機関の乗車体験などを、地元の小学校、国土交通省中国運輸局、広 島県バス協会、広島電鉄株式会社のご協力のもと、交通環境学習として実施しました。 実施回数 交通環境学習 オ 1回 参加人数 111人 スカイレール見学会 交通科学館開館20周年記念事業の一環として、広島近郊の交通機関であり、世界で唯一 のスカイレールの見学会を実施しました。 実施回数 2回 参加人数 17人
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