平成28年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

 平成28年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
上場会社名
コード番号
ANAホールディングス株式会社
9202
URL http://www.anahd.co.jp/
平成27年10月28日
代表者
(役職名) 代表取締役社長
問合せ先責任者
コーポレートコミュニケーション室
(役職名)
(氏名)原
グループ総務・CSR部長
上場取引所 東
(氏名)片野坂
真哉
雄三
TEL 03-6735-1001
四半期報告書提出予定日
平成27年11月12日
配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有 四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
1.平成28年3月期第2四半期の連結業績(平成27年4月1日~平成27年9月30日)
(1)連結経営成績(累計)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高
(注)包括利益
営業利益
百万円
911,223
854,822
28年3月期第2四半期
27年3月期第2四半期
(百万円未満切捨て)
28年3月期第2四半期
%
6.6
9.1
経常利益
百万円
86,786
57,941
%
49.8
33.8
31,747百万円 (△45.0%)
百万円
82,983
48,079
親会社株主に帰属する
四半期純利益
%
百万円
%
72.6
53,974
50.9
50.8
35,774
78.2
27年3月期第2四半期
57,731百万円 (205.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
円 銭
-
-
1株当たり
四半期純利益
円 銭
15.44
10.25
28年3月期第2四半期
27年3月期第2四半期
(2)連結財政状態
総資産
28年3月期第2四半期
27年3月期
(参考)自己資本
2.配当の状況
純資産
百万円
2,319,849
2,302,437
自己資本比率
百万円
821,606
803,552
28年3月期第2四半期
816,630百万円 %
35.2
34.7
27年3月期
1株当たり純資産
円 銭
233.54
228.45
798,280百万円
年間配当金
第1四半期末
第2四半期末
第3四半期末
期末
合計
円 銭
円 銭
円 銭
円 銭
27年3月期
-
-
-
4.00
28年3月期
-
-
28年3月期(予想)
-
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無 3.平成28年3月期の連結業績予想(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
売上高
営業利益
経常利益
通期
百万円
1,790,000
%
4.5
百万円
115,000
%
25.6
百万円
90,000
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無 円 銭
4.00
5.00
%
34.1
5.00
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属
する当期純利益
百万円
%
52,000
32.5
1株当たり
当期純利益
円 銭
14.88
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無 新規 -社 (社名)
、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 ② ①以外の会計方針の変更 : 無 ③ 会計上の見積りの変更 : 無 ④ 修正再表示 : 無 (注)詳細は、添付資料P.7「2.サマリー情報(注記事項)に関する事項(3)会計方針の変更・会計上の見
積りの変更・修正再表示」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
28年3月期2Q
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数(四半期累計)
3,516,425,257株
27年3月期
28年3月期2Q
19,748,859株
27年3月期
28年3月期2Q
3,495,731,893株
27年3月期2Q
3,516,425,257株
22,069,782株
3,491,126,791株
※自己株式数については、当四半期連結会計期間末にANAグループ従業員持株会信託口が保有する当社株式
13,465千株を含めて記載しております。
※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
この四半期決算短信は、金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続の対象外であり、この四半期決算短信の開示
時点において、金融商品取引法に基づく四半期連結財務諸表に対するレビュー手続は終了しておりません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………
2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………
6
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……………………………………………………………………………
7
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 …………………………………………………………
7
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 …………………………………………………………
7
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ………………………………………………………
7
3.継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………
7
4.四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………
8
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………
8
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………
10
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
四半期連結包括利益計算書
10
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
12
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………
13
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………
15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………
15
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………
15
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………
15
- 1 -
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
連結経営成績
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
(億円)
売上高
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
(億円)
前年同期比
増減率
(%)
8,548
9,112
6.6
航空事業
7,422
7,880
6.2
航空関連事業
1,089
1,144
5.1
旅行事業
890
884
△0.6
商社事業
613
715
16.8
その他
155
161
3.9
△1,622
△1,675
-
579
867
49.8
518
811
56.5
航空関連事業
52
42
△18.6
旅行事業
27
28
1.3
商社事業
18
30
66.0
7
6
△9.3
△45
△52
-
経常利益
480
829
72.6
親会社株主に帰属する四半期純利益
357
539
50.9
セグメント間取引
営業利益
航空事業
その他
セグメント間取引
※ 下記(注)1、2、3参照。
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日(以下、「当第2四半期」という。))のわ
が国経済は、一部に弱さも見られるなかで、総じてみれば、個人消費の底堅い動きや、設備投資に持ち直しの動き
が見られる等、緩やかな回復基調が続きました。先行きについては、中国を始めとするアジア新興国の景気が下振
れする等、景気を下押しするリスクがあるものの、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待され
ております。
このような経済情勢の下、航空事業を中心に増収となったことから売上高は9,112億円となり、営業利益は867億
円、経常利益は829億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は539億円となりました。
以下、当第2四半期におけるセグメント別の概況をお知らせいたします。
セグメント別の概況
◎航空事業
売上高7,880億円(前年同期比6.2%増)
営業利益811億円(同56.5%増)
事業規模の拡大や訪日需要を取り込んだ国際線旅客を中心に収入が増加したこと等から、売上高は前年同期
比6.2%増となり、営業利益は前年同期比56.5%増となりました。
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<国内線旅客>
項
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
目
旅客収入
旅客数
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
前年同期比
増減率
(%)
(億円)
3,458
3,532
2.1
(人)
21,675,761
21,551,174
△0.6
座席キロ
(千席キロ)
30,647,207
30,307,342
△1.1
旅客キロ
(千人キロ)
19,293,687
19,433,018
0.7
(%)
63.0
64.1
1.2
利用率
※ 下記(注)3、4、6、10、11、15参照。
国内線旅客は、北陸新幹線の開業に伴う競争環境の変化に加え、7月以降に発生した台風による欠航の影響
等により、旅客数は前年同期を下回りましたが、需要動向に応じて各種運賃を柔軟に設定し増収に努めたこと
等から、収入は前年同期を上回りました。
路線ネットワークでは、伊丹空港において低騒音ジェット機での発着が可能となる「低騒音機枠」を活用
し、サマーダイヤから伊丹=函館線を再開した他、福岡=宮崎線を増便しました。なお、北陸新幹線の開業に
伴う競争環境の変化に対応して、羽田=富山・小松線の機材を小型化することで需給適合を推進し、利用率の
改善をはかりました。また、需要が高まる7月以降、羽田=沖縄線の深夜便を始めとする沖縄発着路線を増便
する等、需要の取り込みに努めました。
営業面では、各種「旅割」運賃の水準をきめ細かく見直した他、夏のキャンペーンキャラクターに「三代目
J Soul Brothers from EXILE TRIBE」を起用する等、需要喚起に努めました。
サービス面では、7月より手荷物をよりスムーズにお預けいただけるよう、羽田空港において日本初となる
自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」の導入を開始しました。
<国際線旅客>
項
旅客収入
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
目
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
前年同期比
増減率
(%)
(億円)
2,357
2,596
10.1
(人)
3,591,327
4,062,846
13.1
座席キロ
(千席キロ)
24,718,281
26,333,732
6.5
旅客キロ
(千人キロ)
18,025,581
19,984,546
10.9
(%)
72.9
75.9
3.0
旅客数
利用率
※ 下記(注)3、5、6、10、11、15参照。
国際線旅客は、北米路線のビジネス需要が好調に推移したことに加え、全方面からの旺盛な訪日需要を取り
込んだこと等により、旅客数・収入ともに前年同期を上回りました。
路線ネットワークでは、6月より成田=ヒューストン線を新規開設し、米国南部や中南米へのアクセス利便
性を活かしたビジネス需要の取り込みに努めました。また、9月より成田=クアラルンプール線を新規開設し
たことに加え、6月以降、成田=シンガポール・バンコク線を増便し、アジア・北米間における乗り継ぎ利便
性の向上をはかった他、7月より成田=ホノルル線を増便し、需要の取り込みをはかりました。
営業面では、日本・海外発ともに各種割引運賃を設定した他、海外市場においては、ANAブランドととも
に日本の魅力を伝えるプロモーションに継続して取り組み、需要喚起に努めました。また、スター・ウォーズ
に登場するキャラクターをデザインした特別塗装機を発表する等、グローバルな知名度の向上に努めました。
サービス面では、一部路線においてイスラム教徒向けにハラール認証を受けた機内食メニューをより充実さ
せました。
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ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
<貨物>
項
国内線
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
目
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
前年同期比
増減率
(%)
(億円)
161
155
△3.7
有効貨物トンキロ (千トンキロ)
963,755
953,800
△1.0
貨物輸送重量
(トン)
236,361
228,843
△3.2
貨物トンキロ
(千トンキロ)
236,862
230,324
△2.8
郵便収入
(億円)
17
17
0.3
郵便輸送重量
(トン)
15,689
15,701
0.1
郵便トンキロ
(千トンキロ)
15,446
15,282
△1.1
(%)
26.2
25.8
△0.4
(億円)
597
583
△2.4
有効貨物トンキロ (千トンキロ)
2,742,592
2,957,913
7.9
貨物収入
貨物重量利用率
国際線
貨物収入
貨物輸送重量
(トン)
428,283
396,181
△7.5
貨物トンキロ
(千トンキロ)
1,801,780
1,702,003
△5.5
郵便収入
(億円)
26
32
22.0
郵便輸送重量
(トン)
17,251
15,984
△7.3
郵便トンキロ
(千トンキロ)
76,484
66,650
△12.9
(%)
68.5
59.8
△8.7
貨物重量利用率
※ 下記(注)3、6、7、8、9、12、13、14、16参照。
国内線貨物は、航空貨物需要が伸び悩むなか、4月より予約販売システムを導入し、貨物代理店へ空きスペ
ース情報をリアルタイムに提供することで、需要の取り込みに努めました。また、7月以降の旅客便の増便に
合わせた需要の取り込みをはかりましたが、円安の影響により国際線から転送される貨物が減少したこと等か
ら、輸送重量・収入ともに前年同期を下回りました。
国際線貨物は、アジア発北米向けの自動車関連部品等の三国間輸送貨物や、沖縄貨物ハブを活用したエクス
プレス貨物を取り込みました。また、8月よりルフトハンザカーゴAGとの航空貨物共同事業(ジョイントベ
ンチャー)の対象に欧州発日本向けの一部路線を追加した他、9月より成田-バンコク-ジャカルタ-成田線
を新規開設し、需要の取り込みに努めました。しかしながら、日本発貨物や、円安の影響を受けた欧米発日本
向け貨物が伸び悩んだこと等から、輸送重量・収入ともに前年同期を下回りました。
<その他>
航空事業におけるその他の収入は961億円(前年同期801億円、前年同期比19.9%増)となりました。なお、
航空事業におけるその他には、マイレージ附帯収入、バニラ・エア㈱の収入、機内販売収入、整備受託収入等
が含まれています。
バニラ・エア㈱では、航空券発売開始時期を早期化し需要の取り込みをはかったことに加え、香港政府観光
局との共同キャンペーンを実施する等、需要喚起に努めました。また、バニラエア航空券を購入できる旅行会
社数を拡大する等、利便性の向上をはかりました。当第2四半期における輸送実績は、旅客数は896千人(前
年同期比57.2%増)、座席キロは1,724,432千席キロ(同57.0%増)、旅客キロは1,495,010千人キロ(同
82.3%増)、利用率は86.7%(前年同期差12.0%増)となりました。
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ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
◎航空関連事業
売上高1,144億円(前年同期比5.1%増)
営業利益42億円(同18.6%減)
羽田空港や関西空港における旅客の搭乗受付や手荷物搭載等の空港地上支援業務の受託が増加したこと等に
より、売上高は前年同期比5.1%増となりましたが、貨物の取扱量が減少したこと等から、営業利益は前年同
期比18.6%減となりました。
◎旅行事業
売上高884億円(前年同期比0.6%減)
営業利益28億円(同1.3%増)
国内旅行は堅調に推移したものの、海外旅行が伸び悩んだ結果、売上高は前年同期比0.6%減となりました
が、海外旅行商品の原価の抑制等により、営業利益は前年同期比1.3%増となりました。
国内旅行は、主力商品の「ANAスカイホリデー」において、沖縄及び北海道方面を中心に取扱高が増加した
ことに加え、ダイナミックパッケージ「旅作」では、沖縄及び関西方面の取扱高が増加したこと等により、売
上高は前年同期を上回りました。
海外旅行は、主力商品の「ANAハローツアー」において、円安の影響に加え、欧州におけるテロの影響を受
けて取扱高が減少したこと等から、売上高は前年同期を下回りました。
なお、訪日旅行については、台湾・中国からの旺盛な訪日需要を取り込んだこと等により、取扱高は前年同
期を上回りました。
◎商社事業
売上高715億円(前年同期比16.8%増)
営業利益30億円(同66.0%増)
リテール部門や食品部門及び航空・電子部門の売上が好調であったこと等から、売上高は前年同期比16.8%
増となりました。
リテール部門では、中国・アジアを中心とした訪日旅客数の増加等により、空港物販店「ANA FESTA」や空
港免税店「ANA DUTY FREE SHOP」の販売が好調であったこと等から、売上高は前年同期を上回りました。食品
部門では、主力商品であるバナナの値上げや加工食品の取扱量の増加に加え、前期より開始したアジアへの輸
出販売が好調に推移したこと等から、売上高は前年同期を上回りました。また、航空・電子部門では、半導体
組み立て受注が好調に推移した他、航空機部品の受注が増加したこと等により、売上高は前年同期を上回りま
した。
◎その他
売上高161億円(前年同期比3.9%増)
営業利益6億円(同9.3%減)
建物・施設の保守管理事業が好調に推移したこと等により、売上高は前年同期比3.9%増となりましたが、
不動産事業における事業費の増加等により、営業利益は前年同期比9.3%減となりました。
(注) 1.セグメント内の内訳は内部管理上採用している区分によっています。
2.各セグメントの売上高はセグメント間の売上高を含み、営業利益はセグメント利益に該当します。
3.上記の金額には、消費税等は含みません。
4.国内線旅客実績にはアイベックスエアラインズ㈱、㈱AIRDO、スカイネットアジア航空㈱及び㈱スターフライヤーとのコードシ
ェア便実績を含みます。
5.国際線旅客実績には、平成27年2月1日までのヴァージンアトランティック航空とのコードシェア便実績を含みます。
6.国内線、国際線ともに不定期便実績を除きます。
7.国内線貨物及び郵便実績には、㈱AIRDO、スカイネットアジア航空㈱、オリエンタルエアブリッジ㈱及び平成27年4月1日から
の㈱スターフライヤーとのコードシェア便実績及びエアラインチャーター便実績を含みます。
8.国内線深夜貨物定期便実績を含みます。
9.国際線貨物及び郵便実績には、コードシェア便実績、エアラインチャーター便実績、ブロック・スペース契約締結便実績及び地
上輸送実績を含みます。
10.座席キロは、各路線各区間の有効座席数(席)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。
11.旅客キロは、各路線各区間の旅客数(人)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。
12.有効貨物トンキロは、各路線各区間の有効貨物重量(トン)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。なお、旅客便につい
ては、床下貨物室(ベリー)の有効貨物重量に各区間距離を乗じています。また、床下貨物室の有効貨物重量には、貨物・郵便
の他、搭乗旅客から預かる手荷物搭載の有効搭載重量も含まれております。
13.貨物トンキロ及び郵便トンキロは、各路線各区間の輸送重量(トン)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。
14.貨物重量利用率は、貨物トンキロと郵便トンキロの合計を有効貨物トンキロで除した数値です。
15.バニラ・エア㈱の実績は含みません。
16.バニラ・エア㈱は貨物・郵便の取扱いをしておりません。
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(2)財政状態に関する説明
◎財政状態
資産の部は、時価評価により投資有価証券が減少した一方で、現預金等を中心とした流動資産の増加等によ
り、総資産は前期末に比べて174億円増加し、2兆3,198億円となりました。
負債の部は、社債の発行及び新規借入による資金調達の実施、発売済航空券の未決済勘定の増加の一方で、社
債の償還、借入金の返済により、前期末に比べて6億円減少し、1兆4,982億円となりました。なお、有利子負債
は、前期末に比べて393億円減少し、7,805億円となりました。
純資産の部は、繰延ヘッジ損益が減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金
の増加等により、純資産合計は前期末に比べて180億円増加し、8,216億円となりました。この結果、自己資本比
率は35.2%となりました。
詳細は、P.8 「4.四半期連結財務諸表 (1) 四半期連結貸借対照表」をご参照ください。
◎キャッシュ・フローの状況
当第2四半期の税金等調整前四半期純利益830億円に減価償却費等の非資金項目、営業活動に係る債権・債務
の加減算を行った結果、営業活動によるキャッシュ・フローは1,711億円の収入となりました。
投資活動においては、航空機・部品等の取得及び導入予定機材の前払いによる支出や譲渡性預金への預入れが
あったことから、投資活動によるキャッシュ・フローは1,230億円の支出となりました。これらの結果、フリ
ー・キャッシュ・フローは481億円の収入となりました。
財務活動においては、社債の発行、長期借入による資金調達を行う一方で、社債の償還、借入金の返済、配当
金の支払いを行ったことから財務活動によるキャッシュ・フローは564億円の支出となりました。
以上の結果、当第2四半期末における現金及び現金同等物は、前期末に比べて80億円減少し、2,008億円とな
りました。
詳細は、P.13 「4.四半期連結財務諸表 (3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書」をご参照くださ
い。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想の見直しは現時点では行っておりません。
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2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
会計方針の変更
(企業結合に関する会計基準等の適用)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」とい
う。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」
という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等
会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社
の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用とし
て計上する方法に変更しております。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合について
は、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の四半
期連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。加えて、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分
から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前第2四半期連結累
計期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っております。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)
及び事業分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期
首時点から将来にわたって適用しております。
これによる損益に与える影響はありません。
3.継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
- 7 -
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
4.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び営業未収入金
有価証券
商品
貯蔵品
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
航空機(純額)
機械装置及び運搬具(純額)
工具、器具及び備品(純額)
土地
リース資産(純額)
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
長期貸付金
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
繰延資産
資産合計
43,901
144,321
278,692
9,065
54,305
33,216
129,468
△185
692,783
113,604
873,662
26,955
10,108
51,813
12,918
206,148
1,295,208
85,250
117,027
4,350
34,835
73,282
△1,046
228,448
1,608,906
748
2,302,437
- 8 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結会計期間
(平成27年9月30日)
63,965
140,830
309,270
10,200
56,736
39,286
112,437
△221
732,503
110,472
926,698
28,669
9,902
51,812
11,628
152,586
1,291,767
88,029
110,187
4,353
39,783
53,583
△1,040
206,866
1,586,662
684
2,319,849
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び営業未払金
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
1年内償還予定の社債
リース債務
未払法人税等
発売未決済
賞与引当金
資産除去債務
その他
流動負債合計
固定負債
社債
長期借入金
リース債務
繰延税金負債
賞与引当金
役員退職慰労引当金
退職給付に係る負債
資産除去債務
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
非支配株主持分
純資産合計
負債純資産合計
182,198
200
138,263
65,000
6,566
26,179
120,449
29,920
81
97,821
666,677
75,000
514,403
20,399
2,779
2,118
529
160,562
744
55,674
832,208
1,498,885
318,789
282,209
189,353
△5,269
785,082
30,684
5,279
3,855
△26,620
13,198
5,272
803,552
2,302,437
- 9 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結会計期間
(平成27年9月30日)
188,491
235
88,913
30,000
5,990
28,396
139,682
24,973
29
107,465
614,174
105,000
529,760
20,617
1,491
576
157,668
751
68,206
884,069
1,498,243
318,789
282,521
229,350
△4,792
825,868
22,430
△10,416
4,257
△25,509
△9,238
4,976
821,606
2,319,849
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
販売手数料
広告宣伝費
従業員給料及び賞与
貸倒引当金繰入額
賞与引当金繰入額
退職給付費用
減価償却費
その他
販売費及び一般管理費合計
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
資産売却益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
為替差損
資産売却損
資産除却損
退職給付会計基準変更時差異の処理額
その他
営業外費用合計
経常利益
854,822
657,904
196,918
44,521
3,695
16,244
61
3,460
1,446
6,802
62,748
138,977
57,941
387
550
1,079
1,514
2,543
6,073
7,065
1,510
504
1,985
3,074
1,797
15,935
48,079
- 10 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
911,223
670,294
240,929
49,824
4,719
17,788
67
4,102
1,680
7,847
68,116
154,143
86,786
371
1,414
1,989
299
3,723
7,796
5,939
2,457
34
2,405
-
764
11,599
82,983
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
特別利益
固定資産売却益
退職給付制度改定益
その他
特別利益合計
特別損失
投資有価証券評価損
特別退職金
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益
法人税等
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益
390
9,945
193
10,528
222
30
252
58,355
22,154
36,201
427
35,774
- 11 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
-
-
90
90
-
28
28
83,045
28,849
54,196
222
53,974
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
四半期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
四半期包括利益
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益
36,201
6,608
12,989
78
1,733
122
21,530
57,731
57,331
400
- 12 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
54,196
△8,195
△15,427
315
1,178
△320
△22,449
31,747
31,538
209
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益
減価償却費
固定資産売却損益(△は益)及び除却損
有価証券売却損益及び評価損益(△は益)
貸倒引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益(△は益)
特別退職金
退職給付制度改定益
売上債権の増減額(△は増加)
その他債権の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
発売未決済の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
特別退職金の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
関係会社の清算による収入
貸付けによる支出
貸付金の回収による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
58,355
64,846
585
106
△99
2,103
△937
7,065
△332
30
△9,945
△320
△4,002
9,906
26,357
△15,380
138,338
1,267
△7,282
△1,507
△8,563
122,253
△201,600
168,410
△130,610
26,190
△18,479
△909
0
△68
99
750
△156,217
- 13 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
83,045
67,108
2,140
△50
30
△1,103
△1,785
5,939
△58
28
3,604
12,229
6,302
19,233
7,534
204,196
2,216
△6,249
△28
△28,975
171,160
△196,210
137,500
△112,599
67,728
△14,666
△4,856
101
736
△46
53
△744
△123,003
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
前第2四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
社債の発行による収入
社債の償還による支出
リース債務の返済による支出
自己株式の純増減額(△は増加)
配当金の支払額
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高
- 14 -
(単位:百万円)
当第2四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
65
149,998
△127,592
14,921
△5,261
717
△10,467
△263
22,118
83
△11,763
240,935
32
63,761
△97,746
29,847
△35,000
△3,632
787
△13,977
△514
△56,442
210
△8,075
208,937
1,593
-
230,765
200,862
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ
前第2四半期連結累計期間(自
平成26年4月1日
至
平成26年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント
航空
事業
売上高
航空関連
事業
(1) 外部顧客への売上高
商社
事業
計
690,283
24,282
84,503
51,033
850,101
51,942
84,666
4,546
10,285
151,439
742,225
108,948
89,049
61,318
1,001,540
51,862
5,268
2,783
1,827
61,740
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
旅行
事業
セグメント利益
その他
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
セグメント利益
四半期連結
損益計算書
調整額
合計
(注1)
(1) 外部顧客への売上高
(単位:百万円)
(注2)
計上額
(注3)
4,721
854,822
-
854,822
10,831
162,270
△162,270
-
15,552
1,017,092
△162,270
854,822
741
62,481
△4,540
57,941
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、施設管理、ビジネスサポ
ート他の事業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去及び全社費用等であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 15 -
ANAホールディングス株式会社(9202) 平成28年3月期 第2四半期決算短信
Ⅱ
当第2四半期連結累計期間(自
平成27年4月1日
至
平成27年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント
売上高
航空
航空関連
旅行
商社
事業
事業
事業
事業
計
(1) 外部顧客への売上高
738,324
23,977
83,906
59,703
905,910
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
49,758
90,508
4,591
11,892
156,749
計
788,082
114,485
88,497
71,595
1,062,659
81,189
4,290
2,819
3,032
91,330
セグメント利益
(単位:百万円)
四半期連結
その他
(注1)
調整額
(注2)
合計
損益計算書
計上額
(注3)
売上高
(1) 外部顧客への売上高
5,313
911,223
-
911,223
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
10,840
167,589
△167,589
-
計
16,153
1,078,812
△167,589
911,223
672
92,002
△5,216
86,786
セグメント利益
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、施設管理、ビジネスサポ
ート他の事業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去及び全社費用等であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 16 -