平成２８年２月２４日東北経済産業局東北地域における産業復興の現状と今後の取組～５年を振り返って～東北経済産業局では、東日本大震災から５年目を迎えるにあたり、これまでの復旧・復興に係る状況や産業振興の現状、今後の取組についてとりまとめましたので公表します。＜要旨＞東日本大震災の発生から５年目を迎える東北地域の産業の現状をみると、全体としては、震災後大きく落ち込んだ鉱工業生産や小売店販売額は、ほぼ震災前の水準に回復しているものの、沿岸被災地域や福島県避難指示区域では未だに回復が遅れています。このような状況のもと、今後共、震災からの早期復興のために、ハード面での復旧にとどまらず、新商品の開発や販路開拓等といったソフト面での支援を充実させ、産業としての活力を回復・向上させることが必要です。東北経済産業局としては、関係省庁、自治体等と連携しつつ、被災地の産業再生は、震災復興の重要な柱であることから、次のような取り組みを進めることとしています。 ①沿岸被災地域における水産加工業等の広域連携・海外展開に向けた支援 ②震災復興ツーリズムに係る支援を通じた交流人口の拡大に係る取組 ③復興加速化のための経営支援ネットワークの形成＊説明資料東北地域における産業復興の現状と今後の取組～５年を振り返って～（本発表資料のお問い合わせ先）東北経済産業局地域経済部東日本大震災復興推進室長小林学担当：船田、岸下、山本、石川電話：０２２－２２１－４８１３（直通）等