「低未利用資源活用等農商工等連携支援事業補助金」 補足説明資料 1.農商⼯等連携について 【農商⼯等連携とは】 ○「中⼩企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律(農商⼯等連携促進法)」(平成 20年7⽉施⾏)に基づく⽀援。 ○中⼩企業者と農林漁業者が連携し、互いの経営資源(技術・販路等)を活⽤し、新事業活動(新商品・新 サービスの開発等)を⾏うことにより、需要の開拓を図る。 【事業スキーム】 国 (北海道経済産業局または北海道農政事務所) 【基本⽅針】 主務⼤⾂(農林⽔産⼤⾂、経済産業⼤⾂等)が 農商⼯等連携事業計画・⽀援事業計画の認定基準等を策定。 計画申請 計画認定 中⼩企業者等 【農商⼯等連携事業計画】 基本⽅針を踏まえ、中⼩企業者(商⼯業者に限る)と農林 漁業者が共同で新商品の開発等に取り組む事業計画を作成。 農商⼯等連携事業計画の主な要件 ①中⼩企業者と農林漁業者が有機的に連携して実施する事業であること ②それぞれの経営資源を有効に活⽤すること ③新商品若しくは新役務の開発、⽣産・提供⼜は需要の開拓を⾏うものであ ること ④中⼩企業の経営の向上かつ農林漁業者の農林漁業経営の改善が実現 すること 計画申請 計画認定 ⼀般社団・財団法⼈、NPO法⼈ 【農商⼯等連携⽀援事業計画】 基本⽅針を踏まえ、⼀定の要件を満たす⼀般社団・財団 法⼈⼜はNPO法⼈が、農商⼯等連携事業に取り組む事 業者等に対する指導・助⾔等の⽀援を⾏う計画を作成。 農商⼯等連携⽀援事業計画の主な要件 計画期間内に5件以上の農商⼯等連携事業の形成を実現させること、 ⼜は5件以上の農商⼯等連携事業に対する指導・助⾔を⾏うことにより、 中⼩企業者及び農林漁業者が掲げた⽬標以上の成果を実現させること 1 2.認定事業者への⽀援措置 ●ふるさと名物応援事業(低未利⽤資源活⽤等農商⼯等連携⽀援事業) 中⼩企業者と農林漁業者とが有機的に連携し、それぞれの経営資源を有効に活⽤して⾏う新商品・ 新サービスの開発、販路開拓等を⽀援します。 制度概要 補助対象者 農商⼯等連携促進法に基づく農商⼯等連携事業計画の認定を受けた代表者 対象経費 試作・開発費、販路開拓費、謝⾦、旅費 etc 補助率 2/3以内 補助上限額 (下限額) 500万円(下限額 100万円) 応募先 北海道経済産業局産業部農商⼯連携課 備考 公募期間の詳細は、以下の問い合わせ先までお問い合わせください。 問い合わせ先 北海道経済産業局産業部農商⼯連携課 TEL:011-736-9706 ●上記の補助⾦のほか、6次化ネットワーク交付⾦(農⽔省)、政府系⾦融機関による低利融資、農 業改良資⾦等(無利⼦融資)の特例、信⽤保証の特例が活⽤可能。 2 3.農商⼯等連携事業の認定件数 ◆農商⼯等連携事業計画の認定件数(都道府県毎)◆ ◆農商⼯等連携事業計画◆ 認定件数 経産局 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 度 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 計 度 15 14 16 20 43 45 27 26 22 29 14 16 12 10 19 20 9 4 177 184 度 度 度 度 度 度 4 2 3 3 6 6 6 5 2 8 4 3 13 12 12 14 9 8 20 15 14 11 7 3 8 8 10 7 4 2 4 0 6 2 5 2 1 8 7 9 4 6 7 6 2 11 6 2 1 1 2 2 1 0 64 57 58 67 46 32 計 53 64 156 123 90 49 57 73 20 685 55 53 8 11 210 沖縄県 20 13 9 10 10 鳥取県 5 ◆農商⼯等連携⽀援事業計画◆ 12 17 17 9 11 14 23 認定件数 経産局 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 度 北海道 東北 関東 中部 近畿 九州 計 0 0 3 0 0 2 5 度 0 0 0 1 0 0 1 度 0 1 0 0 0 0 1 度 2 0 4 0 1 0 7 度 1 0 0 0 1 0 2 度 0 0 0 0 0 0 0 度 0 0 0 0 0 0 0 度 1 0 0 0 0 0 0 計 4 1 7 1 2 2 17 長崎県 4 6 67 24 20 11 4 89 12 18 95 13 4 13 3722 18 18 22 5 10 11 514 17 914 19 13 13 11 107 5 81 53 56 10 18 12 14 9 15 813 713 11 17 10 13 811 11 33 25 6 11 10件以上 東京都 22 1~9件 大阪府 14 (平成28年2⽉3⽇時点) 3 4.農商⼯等連携促進法による認定事例 JA本別町産の⼤納⾔⼩⾖等を使⽤した新 ⾷感和菓⼦の開発、販売 JA本別町と連携し、とかちブランドとして市場で⾼い評 価を受けている本別町産の⼤納⾔⼩⾖等を使⽤した 新⾷感の和菓⼦を開発。 【連携体】中:(有)ほんだ菓⼦、農:JA本別町 北海道産有機⼩⻨を⽤いた有機JAS認証 パンの開発、販売 道内の北海道産有機JAS認証⼩⻨を主原料とし、有 機JAS認証を取得した⼯場で、北海道初の有機JAS 認証マークを表⽰したパンを販売。 【連携体】中:シロクマ北海⾷品(株)、農:⽥中哲夫 新品種果実「ワインベリー」を⽤いたスイーツの 開発、販売 新品種果実「ワインベリー」(品種登録出願申請中) を⽤いた新たな函館スイーツを開発し、北海道新幹線 開業に向けた⽬⽟商品として販売。 【連携体】中:(有)末廣軒、はこだてSinアグリファーム(株)、農:北井⾥佳 ⽣⾷⽤スイートコーンの⾃動収穫機の開発に よる収穫作業の効率化 ⽣⾷⽤スイートコーンの⾃動収穫機を開発し、これまで の⼿もぎから収穫能⼒が⼤幅に向上、作業⼈員の省⼒ 化を実現。 【連携体】中:オサダ農機(株)、農:(有)北幸農園 4
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