〝暑さ寒さも彼岸まで〟…。

 〝 暑 さ寒 さも 彼 岸 ま で〟 …。
2月 は沖 縄 ・奄 美 で1901年 2月 12日 以 来 115年 ぶりに雪 を、久 米 島 で1977年
2月 17日 以 来 39年 ぶりに、名 護 で観 測 史 上 初 めてみぞれをそれぞれ観 測 したそう
です。さらに、25日 前 後 は冷 え込 みが強 まり、東 ・西 日 本 と沖 縄 ・奄 美 のアメダスを
含 む74地 点 で統 計 開 始 以 来 の日 最 低 気 温 の低 い記 録 を更 新 し、3地 点 でタイ記 録
となりま した 。それで も 来 月 はお 彼 岸 がや ってきま す。
お彼 岸 になると暑 さも寒 さも和 らぐということから、『どんな困 難 な事 態 でも、あるときを
過 ぎると、峠 を越 える。それまであきらめずに耐 えれば、解 決 する。』というような心 に沁
みる意 味 が あるよ うです 。
そんな 意 味 を 持 つ お 彼 岸 には 、お 墓 参 り やお 仏 壇 にお 供 え 物 を
しま す。 春 のお 彼 岸 に は 牡 丹 の 花 にち なん だ『牡 丹 餅 (ぼたも ち)』
が、 秋 のお 彼 岸 には 萩 の 花 にちな んだ『お 萩 ( おはぎ)』を お 供 えし
ま すが、こ れは 小 豆 の 赤 色 が 邪 気 を 払 う 効 果 があ ると される 食 品
だったから です。
こ の 小 豆 は 秋 に収 穫 される
ので、 取 れたての 小 豆 が 使 える
秋 は 皮 ご と 使 った 粒 あ んに、 冬
を 越 し た 春 は 硬 く なった 皮 を 取 り
≪牡 丹 ≫
こ しあんにし て 作 って
いま した。よ って、「 牡 丹 餅 」はこ しあ ん、「 御 萩 」 は 粒
≪萩 ≫
あんなの です。
粒 あ んは小 豆 の 皮 を 破 らな いよう に 小 豆 の 形 を
残 し て 炊 き 上 げたあ んこ で、こ し あんは 柔 らかく 煮 た
小 豆 を つ ぶ して 裏 ご しし 、 豆 の 皮 を 取 り 除 いて いま す 。
こ の作 り 方 の 違 いに よって 、カリ ウム の 量 は “ こ しあん” 1 00g に 60㎎、“ 粒 あん” 1 0 0g に
158㎎と 3 倍 近 く 粒 あんのカ リウム が 多 い のです。
お供 えした『 お 萩 』も 『 牡 丹 餅 』 、 お 彼 岸 の7 日 間 毎 日 食 べ る
必 要 はあ りま せ ん。 正 確 に はお 彼 岸 の 中 日 に 食 べ るものだ そう
ですが、 一 番 大 事 なの は 気 持 ちです 。 今 年 は 春 分 の 日 が 日 曜
日 です 。 今 は 季 節 に 関 係 なく『 お 萩 』も『 牡 丹 餅 』 も 選 べ るので 、
透 析 日 に 合 わ せて、“こ しあん”“ 粒 あん” で 選 んだ り、 中 日 に こ
だわらずに 中 日 を ず らして 召 し 上 がって も よいでし ょう 。さら には、
きなこ や 青 のりや 黒 ご ま を の トッ ピングに も 注 意 しておきま しょう 。
食 べて いけな いものは ありま せん。 でも、 食 べる量 は 間 違 えな いよう にしま しょ う ネッ
 お料 理 教 室 のご案 内 !
お待 たせしま した ! 今 年 もお 料 理 教 室 が 始 ま りま す! ま ず
3月 ~ 4 月 は 魚 の 木 の 芽 焼 きからは じめま す! 是 非 、ご 参 加
下 さ いま せ