業務仕様書[PDF:15KB]

平成 28 年度
KoCoRoWeb システム保守・運営委託業務仕様書
本 業 務 で は 、 高 知 県 に お け る 道 路 交 通 情 報 の ポ ー タ ル サ イ ト で あ る KoCoRoWeb
(http://kocoro.org)および道の駅端末に関する円滑な運用のために、当該システムの運営・
保守を行うものである。
1
実施期間
本業務の実施期間は以下に示すとおりとする。
自)平成 28 年 4 月 1 日
至)平成 29 年 3 月 31 日
2
業務の内容
2.1
保守対象機器
本業務において保守対象とする機器は表 1 における道の駅(4箇所)の端末とする。
表-1 保守対象機器一覧
場所
1
南国風良里
2
さめうら
3
633 美の里
4
やす
2.2
機器名
機種
キオスク端末
接続用ルータ
キオスク端末
接続用ルータ
キオスク端末
接続用ルータ
キオスク端末
接続用ルータ
Sony VGC-JS94FS
RTA55i
Sony VGC-JS94FS
RTA55i
Sony VGC-JS94FS
RTA55i
Sony VGC-JS94FS
RTA55i
保守内容
システム保守は、定期的メンテナンスを行うとともに、障害時においては障害切り分け後、
当該障害に対応することとする。以下にその詳細を示す。なお、機器の修復や交換等に関す
る費用は含まないものとする。
2.2.1-1 ホームページの運営・保守
情報提供プログラムのシステムの稼動状況を管理し、障害が発生した場合には
速やかに対応するとともに、業務監督員に報告を行う。以下にその内容を示す。
表-2 システムの保守内容
項目
詳細
頻度
情報コンテンツの定期点検(外部リンク切れの点検)
1 回/週
情報コンテンツの定期点検(ページ内リンクの点検)
1 回/月
コンテンツの更新
リンク切れの更新、バナーの作成、お知らせの更新
随時
セキュリティ保守
ウィルス等に対応する保守・修復
随時
コンテンツの定期点検
2.2.1-2 バージョンアップ及びパッチ適用業務
乙は、甲の指示に基づき、システムを構成するソフトウェアのバージョンアップ及
びパッチ適用を行う場合は、甲が別に定めるプログラム設計書、システム構成情報を
参照のうえ、その適用の可否を判断する。ただし、甲の指示がない場合でも、月に1
回は適用の可否を判断すること。判断の結果、適用可能と判断した場合は作業を行う。
この作業には、動作試験等も含まれるものとする。
適用作業において、追加の費用が発生する場合は甲乙協議の上決定する。
さらに、適用したソフトウェアが動作するシステム環境を整え、納品作業を行い、
その結果を成果物とともに甲に報告する。
適用不能と判断した場合には、その旨を甲に報告する。
2.2.1-3 次期庁内クラウドへの移行
乙は、甲の指示に基づき、次期庁内クラウドへの移行に伴い発生する以下の作業を
実施すること。なお、移行作業の概要については、別紙「移行作業の概要及びスケジ
ュール」を参照すること。
ア
システム停止調整及び停止作業
イ
次期庁内クラウド上での正常稼動確認
2.2.2 端末の保守
道の駅における情報提供端末の設置状況を確認することとする。以下にその内
容を示す。なお、機器そのものに起因する障害が発生した場合は速やかに対応す
ると共に、業務監督員に報告を行う。機器等の交換や修理等に関する費用は別途
とする。
表-3 端末の保守内容
項目
詳細
頻度
道の駅端末予防保全点検(構成機器の稼動・外
観確認、機器の性能・設定確認;システムリソ
機器の定期点検
ース、ログ、システム時計、登録ユーザの確認、 道の駅:1 回/年
ネットワーク設定 UPS バッテリ残量、HDD キー
パ設定時間等)
障害対応
機器の障害に関する原因調査・修復対応
随時
2.2.3 運用サポート
KoCoRo ウェブの運用相談に対応するとともに、本業務における点検方法や点検
項目などについて整理した資料を作成する。また、KoCoRo ウェブのアクセスログ
に関して、主に以下のような項目について、各月の状況を管理し報告する。

サイト全体に対する日別・月別の総アクセス数およびビジット数

サイトの入り口・出口・リンク元・検索ワード

アクセスユーザのドメイン・利用時間帯

コンテンツ別のアクセス数

各道の駅端末の利用状況
2.2.4 その他
必要に応じて、県が用意するウイルス対策ソフトをインストールすること。
2.3 運用保守サービス要件
2.3.1 保守報告書
保守内容を書面(電子メールまたはファックスを含む)により交換するものと
し、メンテナンスレポートとしてまとめ、必要に応じて提示する。
2.3.2 対応時間
平日(土日・祝祭日、受託期間の定める休日を除く)の 8:30∼17:15
※受注期間が定める休日
2.3.3 サポート体制
サポートは、主に以下の委託者の窓口(システム管理者)及び受託者の窓口(ヘ
ルプデスク)を定め、決められた担当者間で書面(電子メールまたはファックス
を含む)により交換することにより実施するものとする。
また、サポート時の体制と緊急時における連絡先を記す。
図-1 サポート手順
2.3.4 オンコールメンテナンス
委託者の問合せ(電子メールまたはファックスを含む)を受けることにより、
ヘルプデスクが保守サービスを開始するものとする。
2.3.5 現地メンテナンス
書面(電子メール及びファックスを含む)及び電話による対応が困難な場合は、
現地に訪問し障害原因の調査及び除去を行う。現地における対応が困難と判断さ
れるものについては、委託者の了承を得たうえで持ち帰り対応することとする。
3
打合せ計画
本業務に係る打合せは受注者が行うものとし、業務着手時 1 回、業務中間時 1 回、業務完
了時 1 回の 3 回とする。
4
成果品の提出
本業務の成果品は以下のとおりとする。
なお、提出する電子媒体については、ウイルス等のチェックを実施しておくこと。
①保守・運営実績報告書(メンテナンスレポート)(正副 2 部)電子媒体 一式
5
②障害対応報告書(対応後、速やかに提出する。
)
一式
③その他担当職員が指示する資料
一式
その他
5.1 業務遂行中、業務計画書の重要な内容を変更する場合、理由を明確にしたうえ、変更
業務計画書を作成し、調査職員へ提出するものとする。
5.2 この仕様書に明記されていない事由については、発注者と受注者が協議して決定する
ものとする。