図4 主要国の発電電力量の推移 出典:OECD/IEA ◎一次エネルギー消費と異なり、多くの国で発電電力量は伸び続けている。ただし、欧米など先進国では国に よって横這い、あるいは減少傾向も見られる。 ◎特に近年経済成長の著しい中国やインドで発電電力量が大きな伸びを示している。中国は 40 年弱で約 30 倍になり米国を追い抜いた。また、インドは 25 年間で約 5 倍に増加した。 ◎ロシアでは、ソ連邦崩壊後の経済低迷で電力需要が落ち込み、発電電力量も低下を続けてきたが、近年、若 干上昇傾向を見せている。ドイツも 1990 年の東西統一後、一時的に低下したが、その後上昇に転じている。 ◎フランス、カナダはそれぞれ原子力、水力によって発電した電力の一部を輸出している。ドイツも風力、太 陽光発電などの増大で輸出超過となっている。 海外電力調査会作成
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