東北管区内における 交通死亡事故の特徴について (平成 27 年中) 東北管区警察局 目 1 次 平成 27 年中の交通事故発生状況 1頁 (2) 交通事故発生状況の推移 2頁 (3) 月別死者数の推移 3頁 (4) 県別死者数の推移 3頁 2 (1) 交通事故発生件数・死者数・負傷者数の推移(昭和 24 年~平成 27 年) 平成 27 年中の死亡事故の特徴 (1) 年齢層別死者の状況 4頁 (2) 状態別死者の状況 5頁 ア 自動車乗車中死者の特徴 6頁 イ 自動二輪乗車中死者の特徴 8頁 ウ 原付乗車中死者の特徴 10 頁 エ 自転車乗車中死者の特徴 11 頁 オ 歩行中死者の特徴 12 頁 (3) 昼夜別死亡事故の発生状況 13 頁 (4) 時間帯別死亡事故の発生状況 14 頁 (5) 曜日別死亡事故の発生状況 15 頁 (6) 地形別・路線別死亡事故の発生状況 16 頁 (7) 事故類型別死亡事故の発生状況 17 頁 (8) 第1当事者(車両)の法令違反別死亡事故の発生状況 19 頁 (9) 飲酒別死亡事故の発生状況 21 頁 (10) 薄暮時間帯の交通事故発生状況 22 頁 (11) 高齢者(65 歳以上)被害の交通事故発生状況 23 頁 ア 高齢死者数の推移 23 頁 イ 高齢者の状態別死者数の推移 23 頁 ウ 高齢歩行中死者の行動類型別の状況 24 頁 エ 薄暮時間帯の高齢者の死亡事故発生状況 24 頁 1 平成 27 年中の交通事故発生状況 平成 27 年中の東北管区内における交通事故の発生状況については、次のとおりです。 ○ 発生件数 30,529 前年比 ○ 死者数 358 前年比 ○ 負傷者数 37,855 前年比 ○ 30 日以内死者数 408 前年比 件(1日平均 83.6 件) -1,864 件 (-5.8%) 人(1日平均 0.98 人) -11 人 (-3.0%) 人(1日平均 103.7 人) -2,457 人 (-6.1%) 人(1日平均 1.12 人) -4人 平成 27 年中の交通事故による死者数は、358 人で2年連続の減少となり、交通事故発生件 数及び負傷者数も、12 年連続で減少した。 (1) 交通事故発生件数・死者数・負傷者数の推移(昭和 24 年~平成 27 年) 1600 80,000 70,000 1400 ( 死 者 数 人 発 生 件 数 ・ 50,000 負 傷 者 40,000 数 37,855 件 30,529 ・ 人 30,000 60,000 1200 ) 1000 ( 800 ) 死者数 (24時間以内) 600 20,000 400 10,000 358 200 0 年 死者数 -1- 発生件数 負傷者数 (2) 交通事故発生状況の推移 昭和 24 年 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 平成 元 年 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 注 発生件数 (人) 指数 1,683 … 2,298 … 2,626 … 3,401 … 4,177 … 5,468 … 6,187 … 7,391 … 9,055 … 10,240 … 11,719 … 13,798 … 16,504 … 17,561 … 20,920 … 23,606 … 23,967 … 23,941 49 30,342 62 38,483 79 45,411 93 48,324 99 50,505 103 48,876 100 41,963 86 34,705 71 32,505 67 29,614 61 30,565 63 34,091 70 35,068 72 35,313 72 34,940 71 37,187 76 38,366 78 36,867 75 37,509 77 37,549 77 36,880 75 37,610 77 38,353 78 39,198 80 39,516 81 40,535 83 42,878 88 43,141 88 44,126 90 45,884 94 48,682 100 50,173 103 51,412 105 55,291 113 57,316 117 57,568 118 58,149 119 58,115 119 56,863 116 53,692 110 50,548 103 45,286 93 43,643 89 41,623 85 39,034 80 38,741 79 36,420 75 32,392 66 30,529 62 負傷者数 (人) 指数 1,435 … 1,915 … 2,546 … 2,726 … 3,313 … 4,308 … 4,978 … 5,778 … 7,468 … 8,644 … 10,217 … 11,874 19 13,213 21 14,465 23 17,110 27 19,913 31 22,369 35 29,129 46 37,275 59 48,381 76 58,395 92 62,798 99 65,811 103 63,606 100 54,297 85 44,943 71 41,740 66 38,053 60 38,242 60 42,354 67 44,500 70 43,321 68 44,338 70 45,401 71 46,822 74 44,856 71 45,358 71 45,153 71 44,513 70 45,455 71 46,490 73 47,418 75 47,736 75 48,994 77 51,495 81 51,943 82 52,942 83 54,714 86 57,964 91 59,579 94 63,154 99 69,521 109 72,677 114 73,293 115 74,025 116 73,987 116 72,326 114 67,839 107 64,267 101 56,672 89 54,714 86 52,189 82 48,730 77 48,525 76 45,569 72 40,305 63 37,855 60 死者数 (人) 指数 292 20 329 23 327 22 348 24 357 24 462 32 468 32 453 31 503 34 539 37 649 44 700 48 795 54 771 53 801 55 891 61 839 57 1,108 76 1,080 74 1,154 79 1,364 93 1,364 93 1,398 96 1,461 100 1,332 91 1,006 69 1,031 71 892 61 803 55 812 56 795 54 746 51 731 50 782 54 739 51 726 50 732 50 793 54 755 52 872 60 899 62 894 61 930 64 919 63 926 63 880 60 905 62 925 63 850 58 823 56 799 55 817 56 786 54 804 55 695 48 665 46 631 43 527 36 566 39 448 31 438 30 436 30 388 27 374 26 374 26 369 25 358 ← 死者数が300人台となった最後の年 ← 死者数が過去最悪の年 ← 昭和34年以来43年ぶりの600人台 ← 昭和33年以来48年ぶりの500人台 ← 昭和31年以来52年ぶりの400人台 ← 昭和28年以来58年ぶりの300人台 25 1 昭和 34 年までは、軽微な被害事故(8日未満の負傷、2万円以下の物的損害)は含まない。 2 昭和 40 年までの件数は、物損事故を含む。 3 指数は、昭和 47 年を 100 とした値である。 -2- (3) 月別死者数の推移 上半期 下半期 年間 月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年 計 計 合計 平成17年 38 38 44 57 52 45 274 46 70 66 60 71 44 357 631 18年 30 28 47 40 31 39 215 34 45 48 49 67 69 312 527 19年 40 40 46 46 46 38 256 52 68 51 40 47 52 310 566 20年 27 27 39 35 36 31 195 34 45 38 51 46 39 253 448 21年 28 31 24 23 37 37 180 40 39 41 45 49 44 258 438 22年 25 19 23 35 32 38 172 33 43 51 47 39 51 264 436 23年 22 35 33 25 26 31 172 26 41 43 41 34 31 216 388 24年 23 32 29 30 25 30 169 31 29 46 25 35 39 205 374 25年 20 23 23 29 28 29 152 28 38 29 34 49 44 222 374 26年 36 24 25 28 24 23 160 36 25 31 43 34 40 209 369 過去10年平均 28.9 29.7 33.3 34.8 33.7 34.1 194.5 36 44.3 44.4 43.5 47.1 45.3 260.6 455.1 27年 26 16 20 22 28 27 139 33 31 37 37 34 47 219 358 増減数 -10 -8 -5 -6 4 4 -21 -3 6 6 -6 0 7 10 -11 増減率 -27.8 -33.3 -20.0 -21.4 16.7 17.4 -13.1 -8.3 24.0 19.4 -14.0 0.0 17.5 4.8 -3.0 1日あたり 0.8 0.6 0.6 0.7 0.9 0.9 0.8 1.1 1.0 1.2 1.2 1.1 1.5 1.2 1.0 死者数 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 1日当たりの死者数は、平成27年における1日当たりの死者数である。 ○月別死者数の推移 50 45 47 40 過去10年平均 35 37 33 30 25 28 26 20 20 15 37 31 27 34 22 16 10 ( ) 人 5 0 1月 2月 3月 4月 5月 26年 6月 27年 7月 8月 9月 10月 過去10年(16~25年)平均 11月 12月 (4) 県別死者数の推移 23年 青 岩 宮 秋 山 福 24年 25年 26年 森 手 城 田 形 島 54 66 67 57 50 94 59 83 64 42 37 89 48 72 88 48 39 79 54 64 83 37 44 87 管区計 388 374 374 369 ※ 赤色:前年比減 青色:前年比増 ※ 人口は平成 26 年 12 月末の総務省統計を使用 -3- 27年 人口 10 万人当り 40 80 66 38 57 77 358 10.6 21.4 12.0 11.4 17.2 14.6 14.5 2 平成 27 年中の死亡事故の特徴 (1)年齢層別死者の状況 死者数を年齢別にみると、 死者数 198 人 39 人 28 人 27 人 構成率 55.3 10.9 7.8 7.5 65 歳以上(高齢者) % 50 歳代 % 30 歳代 % 60~64 歳 % の順に多い。 また、高齢死者は、平成 18 年から 10 年連続で、過半数を占めている。 平成 26 年と比較すると、65 歳以上(前年比-12 人、-5.7%)が大幅に減少し、30 歳~39 歳 (前年比 11 人、64.7%)が最も増加した。 ○ 年齢層別死者数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 状態別 15歳以下 16~19歳 24 23 9 22 10 15 7 15 11 18 11 9 8 11 6 10 10 10 7 9 5 13 -2 -28.6 4 44.4 1.4 3.6 21 57 20~24歳 16~24歳 25~29歳 30~39歳 42 65 24 43 23 45 21 31 34 49 19 27 18 33 16 18 27 45 13 23 13 22 14 28 18 29 13 25 9 19 8 25 12 22 15 21 16 25 14 17 11 24 11 28 -5 -1 -3 11 -31.3 -4.0 -21.4 64.7 3.1 6.7 3.1 7.8 26 37 46 65 40~49歳 50~59歳 60~64歳 65~74歳 42 81 51 126 41 62 40 107 46 79 33 100 33 71 33 81 31 41 41 99 30 44 35 87 33 48 32 69 36 43 30 77 27 38 39 71 29 31 36 90 26 39 27 63 -3 8 -9 -27 -10.3 25.8 -25.0 -30.0 7.3 10.9 7.5 17.6 62 48 53 50 75歳以上 175 171 203 156 134 165 131 65歳以上 301 278 303 237 233 252 200 合 計 631 527 566 448 438 436 388 高齢者構成率 47.7 52.8 53.5 52.9 53.2 57.8 51.5 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 130 207 374 55.3 131 202 374 54.0 120 210 369 56.9 135 198 358 55.3 15 12.5 -12 -5.7 -11 -3.0 - - 37.7 55.3 100.0 - 77 66 57 - ( ) ○ 年齢層別死者数(構成率%) 100人 ○ 年齢別死者数の推移 303 301 90 300 278 16~24歳 6.7% 25~29歳 3.1% 30~39歳 7.8% 65歳以上 55.3% 252 70 237 人 233 250 60 200 50 207 202 210 198 30 10 0 50~59歳 10.9% 60~64歳 7.5% 39 27 150 26 24 11 100 5 200 40 20 40~49歳 7.3% 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 65歳以上 15歳以下 16~24歳 25~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~64歳 -4- 高 齢 者 ( ) 80 15歳以下 1.4% 増減数 増減率 構成率 指数 (2)状態別死者の状況 死者数を状態別にみると、 死者数 154 136 28 28 11 1 自動車乗車中 歩 行 中 自転車乗用中 自動二輪車乗車中 原付車乗車中 そ の 他 の順となっている。 平成 26 年と比較すると、 増減数 -30 + 8 + 1 - 4 +14 自動車乗車中 歩 行 中 原付車乗車中 自転車乗車中 自動二輪車乗車中 人 人 人 人 人 人 構成率 43.0 38.0 7.8 7.8 3.1 0.3 % % % % % % 人 人 人 人 人 増減率 -16.3 + 6.3 +10.0 -12.5 +100.0 % % % % % となっている。 ○ 状態別死者数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 状態別 自 動 車 乗 車 中 311 226 246 191 185 191 154 151 175 184 154 23 24 47 17 19 29 25 14 37 歩 行 中 194 182 199 152 164 166 140 そ の 他 1 1 3 3 0 0 0 合 計 695 665 631 527 566 448 388 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 158 0 374 121 2 374 自 動 二 輪 車 乗 車 中 原 付 車 乗 車中 自 転 車 乗 用中 35 44 46 25 36 57 28 32 58 35 22 45 21 26 42 22 20 37 14 10 32 28 11 28 128 136 1 1 369 358 指数 43.0 50 増減数 増減率 構成率 -30 -16.3 14 100.0 1 10.0 -4 -12.5 7.8 3.1 7.8 80 25 61 8 6.3 38.0 0 0.0 0.3 -11 -3.0 100.0 70 100 52 ○ 状態別死者数(構成率%) ○ 状態別死者数の推移 ( ) その他 0.3% 350 60 自動車 乗車中 43.0% 40 28 28 200 154 11 20 自転車 乗用中 7.8% 150 原付乗 車中 3.1% 自動二 輪車乗 車中 7.8% 0 136 1 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 自動二輪車乗車中 その他 -5- 原付車乗車中 自動車乗車中 自転車乗車中 歩行中 100 ( ) 自 転 車 300 乗 車 中 ・ 250 歩 行 者 人 人 ア 自動車乗車中死者の特徴 死者数(人) 増減数(人) 増減率(%) 154 -30 -16.3 (ア) 自動車乗車中死者を年齢層別にみると、 死者数 構成率 高 齢 者 (65 歳 以 上 ) 69 人 44.8 % 中 高 年 層 (30 歳 ~ 64 歳 ) 60 人 39.0 % 若 年 者 層 (16 歳 ~ 29 歳 ) 22 人 14.3 % こ ど も 層 (15 歳 未 満 ) 3 人 1.9 % の順に多い。 平成 26 年と比較すると、全ての年齢層で減少している。 ○ 自動車乗車中の年齢層別死者数の推移 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 69 11 26年 15歳以 下 4 16歳~ 24歳 14 25歳~ 29歳 11 27年 3 13 11 2.4 13.8 8.0 ( ) 13 人 3 22~26年平均 21 14 15 30歳代 40歳代 50歳代 10 20 14 15 12.8 18.0 10 18 60歳~ 64歳 21 65歳以 上 86 21 10 69 24.0 17.8 74.2 (イ) 次に、月別死者をみると、8、9月の 17 人が最も多く、2、11 月の7人が最もい。 平成 26 年と比較すると、8月が+3人と最も増加し、7月が-10 人と最も減少し た。 全体では、上半期 68 人(前年比-21 人、減少率-23.6%)、下半期 86 人(前年比-9 人、 減少率-9.5%)と下半期の構成率が 55.8%と高く、上半期が大幅に減少しているのに対 し、下半期は小幅な減少となった。 ○自動車乗車中の月別死者数の推移 30 25 20 15 15 14 10 10 ( ) 7 14 12 17 17 16 15 10 7 5 人 0 26年 1月 15 2月 13 3月 14 4月 17 5月 16 6月 14 7月 24 8月 14 9月 15 27年 15 7 14 10 12 10 14 17 17 15 7 16 11.2 11.8 15.0 14.0 16.6 15.2 16.0 16.4 11.8 14.0 18.0 22~26年平均 11.0 -6- 10月 11月 12月 11 11 20 (ウ) 自動車乗車中の乗車位置別にみると、 死者数 構成率 運 転 席 119 人 77.3 % 助 手 席 15 人 9.7 % そ の 他 20 人 13.0 % となっている。 平成 26 年と比較すると、同乗中(助手席、その他)の死者が 35 人(前年比-18 人、 -66.0%)で、大幅に減少している。 ○ 自動車乗車中乗車位置別の死者数の推移 年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 状態別 運 転 席 149 108 117 134 131 119 -12 -9.2 指数 77.3 80 助 手 席 そ の 他 19 23 24 22 17 17 20 21 25 28 15 20 -10 -40.0 -8 -28.6 9.7 13.0 79 87 計 191 154 151 175 184 154 -30 -16.3 100.0 81 合 増減数 増減率 構成率 (エ) 死者数をシートベルト着用別にみると、 死者数 構成率 着 用 88 人 57.1 % 非 着 用 54 人 35.1 % 不 明 10 人 6.5 % 適 用 除 外 2 人 1.3 % となっており、平成 26 年と比較すると、着用率が 0.6 ポイント上昇している。 当事者別での非着用死者の構成率は、 非着用 第 1 当 事 者 40人 第 2 当 事 者 4人 そ の 他 12人 と、第1当死者の非着用率が高くなっている。 当事者別構成率 38.5% 28.6% 33.3% ○ 状態別死者数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 状態別 着 非 不 合 用 157 着 98 132 用 152 119 111 明 2 9 3 27年 増減数 増減率 構成率 指数 56 94 114 103 100 96 100 104 88 -16 -15.4 57.1 95 2 52 3 56 -17 -23.3 36.4 37 10 3 42.9 6.5 500 70 1 83 5 52 2 73 2 73 7 計 311 226 246 191 185 191 154 151 175 184 154 -30 -16.3 100.0 非着用死者構成率 48.9 52.7 45.1 49.7 37.8 43.5 33.8 34.4 41.7 39.7 36.4 - ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 3 非着用者には、適用除外者2名を含む。 -7- - - 50 74 イ 自動二輪車乗車中死者の特徴 死者数(人) 増減数(人) 増減率(%) 28 +14 +100.0 (ア) 自動二輪車乗車中の死者を年齢層別にみると、 死者数 50 歳代 8 人 30 歳代 5 人 40 歳代 4 人 60~64 歳 4 人 構成率 28.6 17.9 14.3 14.3 % % % % の順に多く、30 歳から 64 歳の中高年層で全体の 75%を占めている。 平成 26 年と比較すると、50 歳代(前年比+6人、+300.0%)が大幅増加した。 ○ 二輪車乗車中の年齢層別死者数の推移 ( ) 人 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 8 5 4 4 3 3 1 26年 0 16歳 ~ 24歳 2 4 3 2 60歳 ~ 64歳 0 27年 0 3 1 5 4 8 4 3 0.0 2.4 2.6 3.6 5.4 2.0 1.4 2.8 15歳 以下 22~26年平均 25歳 ~ 29歳 2 30歳 代 40歳 代 50歳 代 65歳 以上 1 (イ) 月別にみると、下半期の7月から9月に発生が集中し、9月が8人で、最多であった。 平成 26 年と比較すると、最も増加したのは9月(前年比+4人)であった。 ○ 二輪車乗車中の月別死者数の推移 9 8 8 7 7 6 5 5 4 2 3 2 2 2 2 ( ) 人 1 0 26年 27年 22~26年平均 1月 1 2月 1 3月 1 4月 3 5月 4 6月 2 7月 4 8月 2 9月 4 10月 11月 1 2 12月 0 0 0 0 0 2 2 7 5 8 2 2 0 0.6 0.4 0.6 1.4 2.8 2.2 2.8 4 3.6 2 1.4 0.6 -8- (ウ) 曜日別にみると、日曜が 13 人(46.4%)と、約半数を占めた。 平成 26 年と比較すると、最も増加したのは日曜(前年比 10 人)であった。 ○二輪車乗車中の曜日別死者数の推移 16 14 13 12 10 8 6 2 4 ( ) 人 3 3 2 1 2 0 4 26年 日 3 月 2 火 1 水 0 木 3 金 1 土 4 27年 13 2 2 3 3 1 4 22~26年平均 6.4 2.6 1.6 1.8 2.2 1.8 3.8 (エ) 自動二輪車乗車中の死者を当事者別にみると、 死者数 第1当事者 23 人 第2当事者 4 人 そ の 他 1 人 と、第1当事者が8割以上を占めている。 -9- 構成率 82.1 % 14.3 % 3.6 % ウ 原付乗車中死者の特徴 死者数(人) 増減数(人) 増減率(%) 11 +1 +10.0 (ア) 原付乗車中死者を年齢層別にみると、 死者数 構成率 65 歳以上 8 人 72.7 % 16 歳~24 歳 1 人 9.1 % 30 歳~29 歳 1 人 9.1 % 40 歳~49 歳 1 人 9.1 % の順に多く、65歳以上の高齢者が圧倒的に多い。 ○ 原付乗車中の年齢層別死者数の推移 15 10 8 5 ( ) 人 1 0 0 15歳以 下 0 26年 27年 22~26年平均 1 0 16歳~ 24歳 1 25歳~ 29歳 0 0 1 0 30歳代 40歳代 50歳代 0 0 0 60歳~ 64歳 0 65歳以 上 9 0 1 0 1 0 0 1 8 0.0 1.8 0.0 0.4 0.4 0.8 1.6 12.4 (イ) 月別死者をみると、12 月の3人が最も多く、次いで6月、8月が2人であった。 ○ 原付乗車中の月別死者数の推移 4 3 3 2 2 2 1 1 1 1 1 () 人 0 26年 1月 0 2月 0 3月 0 4月 1 5月 1 6月 1 7月 0 8月 0 9月 0 10月 2 11月 3 12月 2 27年 1 0 0 0 1 2 1 2 0 1 0 3 0.2 0.4 2 1.6 0.8 2.2 2.2 1.6 1.4 1.8 2 1.2 22~26年平均 - 10 - エ 自転車乗用中の死者の特徴 死者数(人) 増減数(人) 増減率(%) 28 -3 -9.7 (ア) 自転車乗用中死者を年齢層別にみると、 死者数 構成率 65 歳以上 19 人 67.9 % 60 歳~64 歳 2 人 7.1 % と高齢者が圧倒的に多い。 平成 26 年と比較すると、65 歳以上(前年比-5 人、-20.8%)が最も減少している。 ○ 自転車乗車中の年齢層別死者数の推移 ( ) 25 人 19 20 15 10 5 0 1 2 25歳 ~ 29歳 0 2 2 2 30歳 代 40歳 代 50歳 代 26年 0 16歳 ~ 24歳 0 0 1 2 60歳 ~ 64歳 4 27年 0 1 2 0 2 2 2 19 1.4 2.2 0.0 0.6 1.8 2.0 3.6 24.6 15歳 以下 22~26年平均 65歳 以上 24 (イ) 月別の死者数をみると、10 月の5人が最も多く、下半期に全体の 60.7%が発生し ている。 平成 26 年と比較すると、上半期(前年比-3人、-21.4%)、下半期(前年比-1 人、-5.6%)と上半期の減少率が高い。 ○ 自転車乗車中の月別死者数の推移 7 6 5 5 4 4 3 1 3 2 2 2 ( 1 1 1 ) 人 3 3 3 0 26年 27年 21~25年平均 1月 2 2月 0 3月 1 4月 4 5月 3 6月 4 1 1 1.8 0.6 0 3 4 2 3 2 2.4 3 3 3.8 - 11 - 7月 4 8月 1 9月 4 10月 6 11月 3 12月 0 1 2 5 3 3 3.4 4.4 6 3.8 2.2 オ 歩行中の死者の特徴 死者数(人) 増減数(人) 増減率(%) 136 +7 +5.4% (ア) 歩行中死者を年齢別にみると、 死者数 98 人 10 人 8 人 8 人 構成率 2.1 % 7.4 % 5.9 % 5.9 % 65 歳以上 60 歳~64 歳 50 歳代 30 歳代 の順に多い。 平成 26 年と比較すると、65 歳以上が前年比 10 人(11.2%) 、30 歳代が前年比5人 (+166.7%)と増加し、16 歳~24 歳が前年比-6人(-75.0%)減少している。 ( ) ○ 歩行中の年齢層別死者数の推移 (65歳以上) 人 120 14 10 12 8 10 8 2 4 ( ) 人 2 60 3 40 2 0 26年 3 16歳 ~ 24歳 8 27年 2 2 3 8 5 8 10 4.6 3.2 2.2 5.6 5.2 12.2 10.0 15歳 以下 22~26年平均 (イ) 80 5 6 98 100 8 25歳 ~ 29歳 1 30歳 代 40歳 代 50歳 代 3 5 9 60歳 ~ 64歳 11 20 26年 0 89 27年 98 21~25 年平均 99.8 月別死者をみると、11 月、12 月が突出しており、3月、8月の6人が最少となって いる。 平成 26 年と比較すると、上半期に-3人(-5.5%)減少するも、下半期は 10 人 (13.5%)増加し、下半期の構成率が 61.8%と大きい。 ○ 歩行中の月別死者数の推移 30 25 25 22 20 14 15 9 10 8 9 6 9 11 8 9 6 5 ( ) 人 0 26年 1月 20 27年 9 22~26年平均 12.0 2月 11 3月 10 4月 5 5月 5 6月 4 7月 5 8月 4 9月 9 10月 11月 12月 21 17 18 8 6 9 9 11 8 6 9 14 22 25 14.2 10.4 9.4 7.4 6.6 7 9.4 14.4 15.8 17.2 19 - 12 - (3)昼夜別死亡事故の発生状況 死亡事故件数(352 件)を昼夜別にみると、 件 数 構成率 昼 間 183 件 52.0 % 夜 間 169 件 48.0 % で、昼間発生の事故件数が、夜間発生の事故件数を上回った。 平成 26 年と比較すると、 増減数 増減率 昼 間 -1 件 -0.5 % 夜 間 -4 件 -2.3 % と、昼夜ともに減少している。 ○ 昼夜別死亡事故件数の推移 ( 350 件 ) 300 250 183 200 150 169 100 50 0 17年 18年 19年 20年 21年 22年 昼間件数 23年 24年 25年 26年 27年 夜間件数 ○ 昼夜別死者数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 状態別 昼 件 夜 計 数 合 夜の構成率 27年 増減数 増減率 構成率 指数 328 250 273 218 217 216 207 180 220 184 183 278 261 276 220 195 210 169 183 141 173 169 -1 -0.5 52.0 55.8 -4 -2.3 48.0 60.8 606 511 549 438 412 426 376 363 361 357 352 -5 -1.4 100.0 58.1 45.9 51.1 50.3 50.2 47.3 49.3 44.9 50.4 39.1 48.5 48.0 - 昼 347 258 282 226 237 218 216 死 夜 284 269 284 222 201 218 172 者 計 631 527 566 448 438 436 388 数 合 夜の構成率 45 51 50.2 49.6 45.9 50.0 44.3 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 - 13 - - - 104.6 188 229 213 186 -27 -12.7 52.0 53.6 186 145 156 172 16 10.3 48.0 60.6 374 374 369 358 -11 -3.0 100.0 56.7 49.7 38.8 42.3 48.0 - - - 106.6 (4)時間帯別死亡事故の発生状況 死亡事故件数を時間帯別にみると、 件 数 16 時 ~ 18 時 53 件 14 時 ~ 16 時 46 件 18 時 ~ 20 時 42 件 の順に多い。 平成 26 年と比較すると、 6時 ~ 8時(前年比-12 件、-36.4%) が最も減少し、 14 時 ~ 16 時(前年比+12 件、+35.3%) 構成率 15.1 % 13.1 % 11.9 % が最も増加した。 ○ 時間帯別死亡事故件数 53 60 46 36 40 42 36 29 22 20 21 22 19 14 12 ( ) 件 0 平成26年 0~2 14 2~4 17 4~6 18 6~8 33 平成27年 12 22 14 21 22 36 36 46 53 42 29 19 15.8 15.6 23.0 30.8 30.4 39.6 34.8 37.2 52.4 52.6 25.8 18.6 22~26年平均 8~10 10~12 12~14 14~16 16~18 18~20 20~22 22~24 23 35 35 34 52 48 27 21 ○ 時間帯別死亡事故件数の推移 時間 0~2 2~4 4~6 6~8 8~10 10~12 12~14 14~16 16~18 18~20 20~22 22~24 合 計 1日平均 年 平成17年 31 39 47 37 56 49 47 69 74 78 46 33 606 1.7 18年 26 34 26 38 41 51 31 39 88 61 38 38 511 1.4 19年 22 33 36 48 46 38 41 52 72 84 36 41 549 1.5 20年 13 16 28 27 35 45 34 55 52 65 41 27 438 1.2 21年 22 11 27 35 31 38 25 47 69 51 32 24 412 1.1 22年 22 17 28 34 27 46 38 38 62 54 33 27 426 1.2 23年 15 16 29 34 30 43 33 35 50 58 20 13 376 1.0 24年 20 17 16 24 40 28 24 37 47 68 24 18 363 1.0 25年 8 11 24 29 32 46 44 42 51 35 25 14 361 1.0 26年 14 17 18 33 23 35 35 34 52 48 27 21 357 1.0 27年 12 22 14 21 22 36 36 46 53 42 29 19 352 1.0 増減数 -2 5 -4 -12 -1 1 1 12 1 -6 2 -2 -5 増減率 -14.3 29.4 -22.2 -36.4 -4.3 2.9 2.9 35.3 1.9 -12.5 7.4 -9.5 -1.4 構成率 3.3 6.1 3.9 5.8 6.1 10.0 10.0 12.7 14.7 11.6 8.0 5.3 97.5 ※ 増減数(率)は、平成25年と比較した値である。 - 14 - (5)曜日別死亡事故の発生状況 死亡事故件数を曜日別にみると、 件 数 木 曜 日 61 件 月 曜 日 55 件 火 曜 日 51 件 の順に多い。 平成 26 年と比較すると、 金曜日(前年比-16 件、-27.1%) が大幅に減少し、 月曜日(前年比+8件、+17.0%) が大幅に増加した。 構成率 17.3 % 15.6 % 14.5 % ○ 曜日別死亡事故件数 80 61 60 55 50 51 44 48 43 40 20 ( ) 件 0 平成26年 月 47 火 53 水 51 木 52 金 59 土 47 日 48 平成27年 55 51 44 61 43 50 48 52.0 53.2 51.6 53.8 55.6 56.2 54.2 22~26年平均 ○ 曜日別死亡事故件数の推移 曜日 月 火 水 木 年 平成17年 82 87 87 83 18年 60 68 73 85 19年 74 84 65 84 20年 68 59 65 57 21年 58 59 43 61 22年 67 59 56 63 23年 43 55 57 56 24年 48 53 45 47 25年 55 46 49 51 26年 47 53 51 52 27年 55 51 44 61 増減数 8 -2 -7 9 増減率 17.0 -3.8 -13.7 17.3 構成率 15.2 14.1 12.2 16.9 ※ 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 - 15 - 金 84 80 66 60 69 56 53 65 45 59 43 -16 -27.1 11.9 土 日 90 82 88 75 58 64 57 54 59 47 50 3 6.4 13.9 合 計 93 63 88 54 64 61 55 51 56 48 48 0 0.0 13.3 606 511 549 438 412 426 376 363 361 357 352 -5 -1.4 97.5 1日平均 1.7 1.4 1.5 1.2 1.1 1.2 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 (6)地形別・路線別死亡事故の発生状況 ア 死亡事故件数を地形別にみると、 非 市 街 地 市 街 地 と、非市街地が上回っている。 平成 26 年と比較すると、 件 数 220 件 132 件 構成率 62.5 % 37.5 % 増減数 増減率 非 市 街 地 -12 件 -8.3 % 市 街 地 +139 件 +65.2 % と、非市街地の発生が減少し、市街地での発生が大幅に増加し、非市街地の比率が高くな り、逆転している 。 イ 路線別では、 一 般 国 道 市 町 村 道 主 要 地 方 道 の順に多い。 平成 26 年と比較すると 件 数 144 件 97 件 46 件 構成率 40.9 % 27.5 % 13.1 % 増減数 -19 件 -11 件 増減率 -34.5 % -10.2 % 県 道 市 町 村 道 が減少した一方で、 主 要 地 方 道 +23 件 +100.0 % 国 道 +5 件 +3.6 % が増加し、特に市街地の主要地方道での発生が大幅に増加している。 ○ 地形別・路線別死亡事故件数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 地形別・路線別 増減数 増減率 構成率 指数 一般国道 100 77 82 64 51 51 34 58 48 43 42 -1 -2.3 11.6 42 市 主要地方道 29 36 37 36 31 36 20 25 25 7 21 14 200.0 5.8 72 県道 18 17 31 23 15 22 18 23 18 26 15 -11 -42.3 4.2 83 街 市町村道 79 77 63 66 61 61 62 43 48 62 47 -15 -24.2 13.0 59 高速道路 0 1 0 0 0 0 1 1 1 1 2 1 100.0 0.6 地 その他 2 1 2 2 1 2 1 3 7 5 5 0 0.0 1.4 250 小計 228 209 215 191 159 172 136 153 147 144 132 -12 -8.3 36.6 58 一般国道 143 120 125 100 97 106 94 83 86 96 102 6 6.3 28.3 71 主要地方道 74 47 65 46 49 47 43 39 29 16 25 9 56.3 6.9 34 非 県道 33 40 31 29 18 18 28 17 24 29 21 -8 -27.6 5.8 64 市 市町村道 97 85 87 52 67 67 53 47 50 46 50 4 8.7 13.9 52 街 高速道路 15 7 14 11 13 9 14 18 11 15 13 -2 -13.3 3.6 87 地 その他 16 3 12 9 9 7 8 6 14 11 9 -2 -18.2 2.5 56 小計 378 302 334 247 253 254 240 210 214 213 220 7 3.3 60.9 58 一般国道 243 197 207 164 148 157 128 141 134 139 144 5 3.6 39.9 59 主要地方道 103 83 102 82 80 83 63 64 54 23 46 23 100.0 12.7 45 合 県道 51 57 62 52 33 40 46 40 42 55 36 -19 -34.5 10.0 71 市町村道 176 162 150 118 128 128 115 90 98 108 97 -11 -10.2 26.9 55 高速道路 15 8 14 11 13 9 15 19 12 16 15 -1 -6.3 4.2 100 計 その他 18 4 14 11 10 9 9 9 21 16 14 -2 -12.5 3.9 78 小計 606 511 549 438 412 426 376 363 361 357 352 -5 -1.4 97.5 58 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 - 16 - (7)事故類型別死亡事故の発生状況 ア 死亡事故件数を類型別にみると、 人 対 車 両 事 故 車 両 相 互 事 故 車 両 単 独 事 故 自転車対車両事故 の順に多い。 平成 26 年と比較すると、 件 数 132 109 87 19 件 件 件 件 構成率 37.5 31.0 24.7 5.4 % % % % 増減数 増減率 人 対 車 両 事 故 +7 件 +5.6 % 車 両 相 互 事 故 -2 件 -1.8 % 自転車対車両事故 -7 件 -26.9 % 車 両 単 独 事 故 -5 件 -5.4 % と、人対車両事故が増加し、その他の事故が減少した。 イ 死亡事故件数を小類型別にみると、 件 数 構成率 人対車両事故の横断中 89 件 24.7 % 車両相互事故の正面衝突 57 件 15.8 % 車両単独事故の工作物衝突 54 件 15.0 % の順に多い。 平成 26 年と比較すると、 車両単独 路外逸脱(前年比-8件、-25.8%) 自転車対車両 出会い頭(前年比-7件、-43.8%) が大幅減少した一方で、 車両単独 転倒(前年比+6件、+200.0%) 人対車両 背面歩行中(前年比+5件、+71.4%) 人対車両 横断中(前年比+5、+29.6%) が増加した。 - 17 - ○ 事故類型別死亡事故件数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 事故類型別 横 横断歩道(含付近) 44 39 51 42 28 43 38 36 断 そ の 他 87 94 90 71 78 81 55 81 人 中小 計 137 131 133 141 113 106 124 117 対 対面通行中 1 1 1 0 0 0 0 0 車 両 背面通行中 2 1 1 2 1 1 0 1 そ の 他 53 44 52 34 48 40 44 36 小 27年 増減数 増減率 構成率 指数 37 53 90 27 57 84 35 54 89 8 29.6 -3 -5.3 5 6.0 9.7 15.0 24.7 80 62 65 0 8 4 -4 -50.0 1.1 400 0 27 7 26 12 27 5 71.4 1 3.8 3.3 7.5 600 51 計 193 177 187 177 162 147 168 154 117 125 132 正 面 衝 突 109 78 85 62 62 50 50 56 69 55 57 追 7 5.6 36.6 68 2 3.6 15.8 52 突 22 18 18 18 18 14 13 12 11 17 11 -6 -35.3 3.0 50 頭 67 45 54 58 35 41 30 25 26 23 27 4 17.4 7.5 40 車 追越・追 抜時 両 す れ違 い時 相 互 左 折 時 右 折 時 5 1 6 1 4 0 4 1 2 1 4 0 6 0 2 1 1 1 1 2 1 0 0 0.0 -2 -100.0 0.3 0.0 20 0 0 2 0 0 1 0 0 0 0 0 1 1 100.0 0.3 - 23 15 19 16 14 10 11 8 9 8 6 -2 -25.0 1.7 26 15 7 6 3 5 10 7 9 8 5 6 1 20.0 1.7 40 計 242 172 186 162 138 129 117 113 125 111 109 -2 -1.8 30.2 45 頭 時 22 2 33 2 34 1 24 2 19 2 19 0 17 3 14 2 15 0 16 1 9 1 -7 -43.8 0 0.0 2.5 0.3 41 50 出 そ 会 の 小 他 自 転 車 対 車 両 出 左 右 折 時 そ の 他 小 計 工作物衝突 1 20 45 87 4 12 51 65 5 15 55 82 1 13 40 58 2 14 37 52 4 9 32 70 2 22 44 50 1 7 24 43 3 16 34 45 4 5 26 52 3 6 19 54 -1 -25.0 1 20.0 -7 -26.9 2 3.8 0.8 1.7 5.3 15.0 300 30 42 62 車 両 単 独 路 外 逸 脱 26 31 19 18 16 19 15 16 23 31 23 -8 -25.8 6.4 88 駐車車両 衝突 2 2 4 3 3 1 4 5 1 4 1 -3 -75.0 0.3 50 転 5 5 8 6 7 8 6 4 5 3 9 6 200.0 2.5 180 他 6 2 0 計 126 105 113 1 1 1 0 4 5 2 0 -2 -100.0 0.0 0 86 79 99 75 72 79 92 87 -5 -5.4 24.1 69 1 3 1 3 0 6 3 5 2 66.7 1.4 83 612 509 541 466 419 408 407 363 361 357 352 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 -5 -1.4 97.5 58 そ 小 会 折 倒 の 列 車 6 4 0 合 計 - 18 - (8)第1当事者(車両)の法令違反別死亡事故の発生状況 死亡事故を第1当事者の主な法令違反別にみると、 件 数 構成率 漫 然 運 転 69 件 19.1 % 脇 見 運 転 49 件 13.6 % などの安全運転義務違反が 212 件(構成率 58.7%) 、その他の違反では、通行区分・追越し 違反が 44 件(構成率 12.2%) 、歩行者妨害等が 25 件(構成率 6.9%)の順に多い。 平成26年と比較すると、 歩行者妨害(前年比+12 件、+92.3%) 通行区分・追越し(前年比+9件、+25.7%) が増加し、 安全運転義務違反(前年比-29 件、-12.0%) 交差点安全進行(前年比-13 件、-54.2%) が減少し、発生が無かった 酒酔い運転(前年比+2件) が2件発生した。 ○ 主な法令違反別死亡事故件数の推移 350 件() 80 安 全 運 転 義 務 件 60 ( ) 300 44 40 25 250 11 11 8 212 5 2 20 0 17年 18年 安全運転義務 最高速度 歩行者妨害等 過労運転 19年 20年 21年 22年 23年 24年 信号無視 優先通行妨害 一時不停止(含む踏切) - 19 - 25年 26年 27年 通行区分・追越し 交差点安全進行 酒酔い運転 200 1 ○ 第1当事者の法令違反別死亡事故件数の推移 年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 法令違反別 27年 増減数 増減率 構成率 指数 信 号 無 視 通 行 区 分 ・ 追 越し 14 66 12 46 14 46 14 34 7 23 9 23 7 24 6 34 16 38 9 35 8 44 最 44 22 11 47 13 15 31 14 34 23 13 20 11 5 25 16 11 22 7 9 13 7 5 19 6 5 12 8 0 24 11 5 11 3 37.5 5 500.0 -13 -54.2 3.0 1.4 3.0 25 23 100 32 36 26 32 24 23 25 26 13 16 21 17 20 11 20 14 20 14 13 10 25 11 12 92.3 1 10.0 6.9 3.0 78 31 19 4 56 17 6 43 15 2 37 16 2 41 13 2 36 10 1 47 4 2 24 3 1 30 3 1 39 0 4 41 2 1 31 2 200.0 -3 -75.0 -10 -24.4 0.6 0.3 8.6 11 25 55 93 94 19 70 90 94 109 17 20 78 80 20 91 86 16 89 81 13 85 80 13 72 73 10 68 49 10 79 53 7 69 49 6 -10 -12.7 19.1 -4 -7.5 13.6 -1 -14.3 1.7 74 52 32 41 28 1 26 31 3 24 13 1 41 20 3 26 21 11 31 29 3 20 25 3 29 24 4 32 24 5 24 25 8 高 速 度 優 先 通 行 妨害 交 差 点安 全 進行 歩 行 者 妨 害等 一時不停止(含 む踏 切) 酒 酔 い 運 転 過 労 運 転 運 転 操 作 安 全 運 転 義 務 漫 然 運 転 脇 見 運 転 動静不 注視 59 89 800 332 284 327 257 293 288 265 233 223 241 212 そ の 他 違 反 25 13 12 8 3 6 14 15 13 3 14 違 反 不 明 1 0 7 0 1 2 0 6 10 10 8 -29 -12.0 58.7 11 366.7 3.9 -2 -20.0 2.2 64 56 800 606 511 549 438 412 426 376 363 361 357 352 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、10年前の平成17年を100としたものである。 -5 -1.4 97.5 58 安 全 速 度 そ 小 合 の 他 計 計 - 20 - -8 -25.0 1 4.2 3 60.0 57 67 6.6 6.9 2.2 安全不 確認 39 28 4 -1 -11.1 2.2 9 25.7 12.2 (9)飲酒別死亡事故の発生状況 原付以上運転者(第1当事者)の飲酒別死亡事故の状況は、 件 数 構成率 飲 酒 あ り 18 件 5.4 % 飲 酒 な し 313 件 93.4 % 調 査 不 能 4 件 1.2 % となっている。 平成 26 年と比較すると、 飲 酒 あ り(前年比+2件、+12.5%) 飲 酒 な し(前年比-13件、-4.0%) と、 『飲酒あり』が増加し、 『飲酒なし』が減少した。 ○ 原付以上運転者(第1当事者)の飲酒別死亡事故件数の推移 100 499 飲 酒 な 400 し 500 445 ( ) 396 386 386 349 331 件 50 45 326 324 ( ) 飲 酒 あ り 313 件 300 45 38 32 32 200 19 19 18 16 18 100 0 0 18年 19年 20年 21年 22年 23年 飲酒あり 24年 25年 26年 27年 飲酒なし ○ 原付以上運転者(第1当事者)の飲酒別死亡事故件数の推移 年 法令違反別 18年 19年 20年 酒 酔 い 17 15 14 酒 気帯 び( 0.25以 上) 21 19 12 飲 酒 気帯 び( 0.25未 満) 1 2 4 酒 基 準 以 下 3 1 2 あ 検 知 不 能 3 1 0 り 小 計 45 45 38 飲酒あり構成率 9.1 8.3 8.7 飲 酒 な し 445 499 396 調 査 不 能 7 1 1 合 計 497 545 435 ※ 1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、平成18年を100としたものである。 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 11 7 1 8 20 1 5 7 3 5 11 2 6 14 1 0 9 1 0 0 32 7.6 386 1 419 3 0 19 4.7 386 2 407 2 2 32 8.4 349 1 382 0 0 19 5.4 331 2 352 1 1 18 5.2 326 1 345 4 2 16 4.6 324 5 345 - 21 - 1 12 2 3 0 18 5.4 313 4 335 増減数 増減率 構成率 指数 1 100.0 3 33.3 1 100.0 0.3 3.6 0.6 5.9 57.1 200.0 -1 -25.0 -2 -100.0 2 12.5 - - -13 -4.0 3 300.0 -10 -2.9 0.9 0.0 5.4 1.6 93.4 1.2 100.0 100.0 0.0 40.0 59.0 70.3 57.1 67.4 (10)薄暮時間帯の交通死亡事故の発生状況 ア 薄暮時間帯交通死亡事故の昼夜別の推移 薄暮時間帯の死者数の昼夜別状況をみると 件 数 薄暮(前) 14 件 薄暮(後) 41 件 小計 55 件 となっており、薄暮(後)時間帯死者の比率が高い。 平成 26 年と比較すると、 増減数 薄暮(前) -1 件 薄暮(後) +1 件 小計 ±0 件 と、ほぼ横ばいの状況にある。 構成率 4.7 % 13.8 % 18.5 % 増減率 -6.7 % +2.5 % ±0.0 % ○ 薄暮時間帯の昼夜別故死者数の推移(各年12月末) 24年 25年 26年 167 212 13 8 昼 3.6% 2.2% 180 220 夜(薄暮を除く) 141 102 薄暮(後) 42 39 夜 薄暮(後)の構成率 11.6% 10.8% 183 141 薄暮計 55 47 薄暮の構成率 15.2% 13.0% 注1 薄暮は、日没の前後1時間。 2 薄暮の統計は平成24年から実施。 169 15 4.2% 184 133 40 11.2% 173 55 15.4% 昼(薄暮を除く) 薄暮(前) 薄暮(前)の構成率 27年 155 14 4 .7 % 169 87 41 1 3 .8 % 128 55 1 8 .5 % 増減数 -14 -1 -15 -46 1 -45 0 3.1% 増減率 -8.3% -6.7% -8.2% -34.6% 2.5% -26.0% 0.0% 20.2% イ 薄暮時間帯の月別交通死亡事故発生状況 薄暮時間帯の月別の死者数の状況をみると、11 月中の構成率が 29.4%、1月中の構成率 が 28.0%と高く、8~9月中は 10%を下回っている。 過去3年比と比較すると、4月、9~10 月が大幅に減少した一方、1月、11~12 月の晩 秋から年末年始にかけて増加している。 ○ 月別薄暮死亡事故の発生状況 12 10 30.0% 8 6 4 12.5% 14.3% 10.0% 7 2 0 1月 35.0% 29.4% 28.0% 17.8% 11.1% 11.1% 12.1% 9.7% 8.3% 2 2 3 3 3 4 2月 3月 4月 5月 6月 7月 H27薄暮計 13.5% 5 10 8 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 3 3 8月 9月 10月 11月 12月 0.0% 3年平均薄暮計 - 22 - H27事故率 3年平均事故率 (11)高齢者(65 歳以上)被害の交通事故発生状況 ア 高齢死者数の推移 高齢死者数は、 死者数 198人 構成率 55.3% と、200 人を下回ったが、構成率は、平成 22 年以降6年連続で 50%を越えている。 ○ 高齢死者数の推移(過去10年) 1100 1000 900 800 700 600 500 400 300 200 100 695 665 60.0% 631 301 278 303 55.0% 566 527 448 237 233 252 20年 21年 22年 50.0% 388 374 374 369 358 200 207 202 210 198 23年 24年 25年 26年 27年 45.0% 40.0% 35.0% 30.0% 17年 18年 19年 高齢死者数 全死者数 高齢者率 イ 高齢者の状態別死者数の推移 高齢死者数を状態別にみると 件 数 構成率 歩 行 中 98 件 49.5 % 自動車乗車中 69 件 34.8 % 自転車乗車中 18 件 9.1 % 原付車乗車中 9 件 4.5 % の順となっており、特に歩行中は、全歩行中死者の 72.1%を高齢者が占めている。 平成 26 年と比較すると、 増減数 増減率 歩 行 中 +10 件 +11.4 % 自動車乗車中 -17 件 -19.8 % 自転車乗車中 -7 件 -28.0 % 原付車乗車中 ±0 件 ±0.0 % と、歩行中が増加し、自動車乗車中、自転車乗車中が減少している。 ○ 高齢者の状態別死者数の推移(過去10年) 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 歩 対面歩行中 10 4 5 5 7 0 行 背面歩行中 11 8 14 9 10 6 中 小計 21 12 19 14 17 6 6 横断歩道上 18 22 20 22 13 22 5 横 横断歩道付近 18 6 17 6 5 11 歳 断 横断歩道橋付近 0 0 1 1 0 2 以 中 その他 64 79 74 57 68 67 上 小計 100 107 112 86 86 102 その他 11 12 15 6 13 18 計 132 131 146 106 116 126 注1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、平成17年を100とした場合の平成27年の値である。 - 23 - 2 12 14 20 10 0 43 73 8 95 2 7 9 19 11 0 59 89 7 105 4 3 7 16 13 0 41 70 8 85 7 5 12 12 7 0 45 64 12 88 3 8 11 18 8 0 44 70 16 97 増減数 増減率 構成率 -4 -57.1% 3 60.0% 11.3% -1 -8.3% 6 50.0% 1 14.3% 0 72.2% -1 -2.2% 6 9.4% 4 33.3% 16.5% 9 10.2% - ウ 高齢歩行中死者の行動粒径別の状況 高齢歩行中死者の行動類型別にみると 件 数 横 断 中 70 件 歩行進行中 11 件 そ の 他 18 件 の順となっており、横断中が7割を越えている。 平成 26 年と比較すると、 増減数 横 断 中 +6 件 歩行進行中 -1 件 そ の 他 +4 件 と、横断中が増加している。 構成率 72.2 % 11.3 % 16.5 % 増減率 +9.4 % -8.3 % +10.2 % ○ 高齢者の状態別死者数の推移(過去10年) 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 歩 対面歩行中 10 4 5 5 7 0 行 背面歩行中 11 8 14 9 10 6 中 小計 21 12 19 14 17 6 6 横断歩道上 18 22 20 22 13 22 5 横 横断歩道付近 18 6 17 6 5 11 歳 断 横断歩道橋付近 0 0 1 1 0 2 以 中 その他 64 79 74 57 68 67 上 小計 100 107 112 86 86 102 その他 11 12 15 6 13 18 計 132 131 146 106 116 126 注1 増減数(率)は、平成26年と比較した値である。 2 指数は、平成17年を100とした場合の平成27年の値である。 2 12 14 20 10 0 43 73 8 95 2 7 9 19 11 0 59 89 7 105 4 3 7 16 13 0 41 70 8 85 7 5 12 12 7 0 45 64 12 88 3 8 11 18 8 0 44 70 16 97 増減数 増減率 構成率 -4 -57.1% 3 60.0% 11.3% -1 -8.3% 6 50.0% 1 14.3% 0 72.2% -1 -2.2% 6 9.4% 4 33.3% 16.5% 9 10.2% - エ 薄暮時間帯の高齢者の交通死亡事故発生状況 (ア) 薄暮時間帯の高齢死亡数の推移 薄暮時間帯の高齢死者数の状況を昼夜別にみると 件 数 構成率 薄暮(前) 8 件 20.5 % 薄暮(後) 31 件 79.5 % 小計 39 件 となっており、日の入り後の薄暮(後)の構成率が約8割を占めている。 平成 26 年と比較すると、 増減数 増減率 薄暮(前) ±0 件 ±0.0 % 薄暮(後) -1 件 -3.1 % 小計 -1 件 -2.5 % と、ほぼ横ばいの状況にある。 ○ 薄暮時間帯における高齢死者数の推移 薄暮(前) 薄暮(後) 小 計 薄暮構成率 24年 25年 26年 27年 7 6 8 34 28 32 41 34 40 74.5% 72.3% 72.7% 8 31 39 7 0 .9% - 24 - 増減数 増減率 構成率 0 0.0% 20.5% -1 -3.1% 79.5% -1 -2.5% 100.0% - (イ) 薄暮時間帯における高齢死者の状態別の状況 死者数を状態別にみると、 死者数 歩 行 中 31 人 自動車乗車中 3 人 自転車乗用中 3 人 自動二輪車乗車中 2 人 の順となっており、歩行中の約8割を占めている。 平成 26 年と比較すると、 増減数 歩 行 中 +7 人 自動車乗車中 -6 人 自転車乗用中 -3 人 自動二輪車乗車中 +2 人 構成率 79.5 7.7 7.7 5.1 増減率 +29.2 % -66.7 % -50.0 % - と、歩行中被害が増加し、自動車乗車中が減少している。 ○ 薄暮時間帯における高齢死者の状態別の状況 H24 自動車乗車中 二輪車乗車中 自転車乗車中 歩 行 中 そ の 他 計 H25 2 2 5 32 0 41 H27 H26 7 0 2 25 0 34 9 0 6 24 1 40 - 25 - 3 2 3 31 0 39 % % % % 増減数 増減率 構成率 -6 -66.7% 7.7% 2 5.1% -3 -50.0% 7.7% 7 29.2% 79.5% -1 -100.0% 0.0% -1 -2.5% 100.0%
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