本宿小学校 本宿町三本松入14-1 TEL 48-2504 FAX 48-3154

平成27年度 校長室だより
第 31 号
本宿小学校
本宿町三本松入 14-1
TEL
48-2504
FAX
48-3154
H28.2.26
18日(木)
,今年度最後の親子読書が行われました。まず,それぞれの学級
で読み聞かせをしていただきました。その後,1年間読み聞かせをしてくださっ
た「さくらの会」の方々に感謝する会を行いました。代表の子供がお礼の言葉を
述べ,学級のみんなでまとめた感謝の手紙の冊子をお渡ししました。記念写真を
撮ったり,リコーダーの演奏を行ったりした学級もありました。
その後,
「さくらの会」の皆様の反省会にご一緒させていただき,お一人お一
人のお話をお聞きすることができました。
「うまく読むことができるだろうか」
「どんな本を選んだらよいのだろうか」と不安を抱えながらの読み聞かせだった
そうです。しかし,そんな不安も「さくらの会」の仲間と相談し合ったり,励ま
し合ったりすることで,乗り越えることができたというお話がありました。また,
このごろは,家庭でスマートホンやテレビなどで過ごすことが多く,お子さんへ
の読み聞かせをしたり,絵本を読んだりすることが少なくなったという話題もあ
りました。親子読書の活動があるからこそ,絵本を読んだり,お子さんと図書館
に行ったりする機会があるというお話もお聞きしました。継続年数が一番長い方
は,9年間も続けてくださっています。本年度は新たに2名の方々が新規会員と
なられました。朝の大変お忙しい中,家事や仕事をやりくりしてくださり,子供
たちのために,読み聞かせや図書館整備を行ってくださったことに深く感謝申し
上げます。本当にありがとうございました。
17日(水)
,5年生が総合的な学習の時間の学習「障
害のある方の気持ちを考えよう」で学区在住の視覚障
害者石川智美さんのお話を聞く会を行いました。石川
さんは冒頭で「私は全盲です。生まれつきではなく,
途中で目が見えなくなりました。事故や病気で,だれ
にでも見えなくなってしまうという可能性はあると思
います。今の生活は楽しいです。楽しいことを見つけ
てきました。子育てもしています。みんなのお母さん
たちと同じようになるために努力をしています」と力
強く語られました。
それから,子供たちからたくさんの質問をさせてい
ただきました。障害があると分かったときの気持ちや,
普段の生活の中で困ることなどもお聞かせくださいま
した。石川さんが「実は,私はミシンをやっています」
とご自身で作られたティッシュケースを見せながら話
されたとき,子供たちから驚きの声があがりました。
他にもいろいろな種類のビーズを使って携帯ストラッ
プも作られているそうです。そして,普段の生活で使
用している視覚障害者のための機械や道具も紹介して
くださいました。終始明るく元気に話をされる石川さ
んのお姿に,困難があって
も乗り越えようとする強い
意思と,前向きに生きよう
とするパワーを感じました。
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22日(月)
,第3回学校関係者評価委員会を開催し
ました。今回は学校評議員の皆様と本校の役職で行い
ました。次のような内容で行いました。
○本年度の教育活動の状況報告
・主な行事と授業研究について
・学校アンケート結果から
・校内環境整備について
状況報告に対して,
「子供たちが感動できる活動の継
続が大切」
「中国 培根小学校児童との交流はとても意
義のある体験だった。今後も交際交流の機会があると
よい」
「食育の面からも給食の残菜は少なくしたい」
「安
全面に力を入れてくださっているが,子供たち自身が
安全に関心をもつ指導をしてほしい」などご意見をい
ただきました。最後にご助言をいただきました。
・子供たちの挨拶への意識が向上しているのはよい。
・地元の工場見学の実施を検討してほしい。
・英語の力が向上した。さらなる向上に期待する。
・下校時の店舗でのトイレ使用をなくしたい。
・中学校での本宿っ子のリーダー性に期待している。
・学校アンケート結果による課題に対して改善を。
学校評議員の皆様からいただきましたご示唆を来年
度の教育活動につなげてまいりたいと思います。なお,
学校アンケート結果は,来年度4月のPTA総会にて
ご報告させていただきます。