将来返上に係る事務の変更点について・担当者様宛

平 成 28 年 2 月 25 日
事務ご担当者様
東京都報道事業厚生年金基金
将来返上に係る事務の変更点について
拝啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は当基金の事業運営にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、このたび、代行返上(将来返上・過去返上)に係る事業主の皆様・加
入員の皆様・労働組合の必要同意を得ることができ、将来返上について、平成
28 年 2 月 18 日 に 開 催 さ れ ま し た 第 94 回 代 議 員 会 に て 承 認 を 得 る こ と が で き
ました。
つきましては、将来返上に伴う事務の変更点を下記のとおりご案内いたしま
すので、ご確認の程よろしくお願い申し上げます。
また末筆ながら、皆様には同意書の取りまとめにご協力、ご支援を賜りまし
たことを厚く御礼申し上げます。
敬具
記
1.代行部分に相当する掛金の納付先変更について
平 成 28 年 4 月 分 ( 平 成 28 年 5 月 31 日 納 付 期 限 ) の 掛 金 よ り 、 代 行 部 分
に 相 当 す る 掛 金( 1000 分 の 32)は 、現 行 支 払 っ て い る 厚 生 年 金 保 険 料 と 合 算
して国(年金事務所)に納付することとなります。
新しい掛金率は、同封の「標準給与と掛金の表」をご確認ください。
なお、これまで基金に納めていた代行部分に相当する掛金を国(年金事務
所)へ振り替えるだけであり、事業所様の負担総額(国及び基金)は将来返
上の前後で変更ありません。
2.適用関係について
(1)当基金へのご提出が不要となる届書について
将 来 返 上 に よ り 当 基 金 へ の ご 提 出 が 不 要 と な る 届 出 書 は 、次 の 通 り で す 。
( 年 金 事 務 所 ・ 健 康 保 険 組 合 に は 引 き 続 き ご 提 出 が 必 要 で す 。)
【ご提出が不要となる届書】
開 始 年 月 日 が 平 成 28 年 4 月 1 日 以 降 の
・産前産後休業取得者申出書
・産前産後休業取得者(変更・終了)届
・育児休業等取得者申出書
終 了 年 月 日 が 平 成 28 年 4 月 1 日 以 降 の
・育児休業等取得者終了届
こ れ ま で は 産 前 産 後 及 び 育 児 休 業 時 に 代 行 部 分 に 相 当 す る 掛 金( 1000 分
の 32) が 免 除 さ れ ま し た が 、 将 来 返 上 に よ り 平 成 28 年 4 月 以 降 、 年 金 事
務所において一括して免除されることとなります。
このことに伴い、産前産後・育児休業中の方の基金の育児休業時の掛金
免 除 は 、 平 成 28 年 3 月 を も ち ま し て 終 了 す る こ と と な り ま す 。 こ の 掛 金
免除終了についての事業所様からの届出は不要です。
なお、産前産後及び育児休業終了時の標準報酬月額変更届は、これまで
と同様に提出が必要です。
(2)適用帳票について
適用帳票については、将来返上に伴う変更は予定しておりません。
た だ し 、一 部 の 年 金 事 務 所 に お い て 、各 種 届 出 の 加 入 員 の 種 別 を 、5( 基
金 加 入 の 男 性 ) 及 び 6( 基 金 加 入 の 女 性 ) か ら 、 1( 基 金 未 加 入 の 男 性 ) 及
び 2( 基 金 未 加 入 の 女 性 ) に 変 更 し て 提 出 す る よ う 依 頼 さ れ る 場 合 が あ り
ます。
その際には、大変お手数ではございますが、年金事務所の指示に従い、
お使いの各種届出の加入員の種別を 1 及び 2 に訂正いただいた上でご提出
くださいますようお願い申し上げます。
3.給付関係について
年金及び一時金の請求手続きについては、将来返上後も今までと変更あ
りません。
資格喪失した方には、基金から請求手続きに関するご案内等の書類をご
自宅へ送付いたします。
4.その他
将 来 返 上 の 認 可 に よ り 年 金 事 務 所 か ら 以 下 の「 厚 生 年 金 基 金 脱 退 通 知 書 」
が送付されますが、これは、年金事務所の事務処理の関係上、送付される
ものであり、貴事業所が厚生年金基金から脱退したことをお知らせするも
のではありませんのでご留意ください。
以上