契 件 名 約 書(案) 平成28・29年度国立能楽堂劇場案内等業務 委託者 独立行政法人日本芸術文化振興会(以下「甲」という。)と受託者 (以下「乙」と いう。)との間において、上記の役務(以下「本件役務」という。 )について、次の条項によって 業務委託契約を締結する。 (委託) 第1条 甲は、乙に対し、本件役務を依頼し、乙はこれを受諾した。 (役務) 第2条 乙は、本件役務を、別紙の仕様書に基づいて行うものとする。 (契約期間) 第3条 本契約の期間は平成28年4月1日より平成30年3月31日までとする。 (委託代金及びその支払方法) 第4条 本件役務の委託代金は業務時間区分ごとに次のとおりの単価とする。 (1)1日の業務時間が2時間の場合の委託料 1ポストあたり単価 金 円(税抜き) (2)1日の業務時間が4時間の場合の委託料 1ポストあたり単価 金 円(税抜き) (3)1日の業務時間が8時間の場合の委託料 1ポストあたり単価 金 円(税抜き) (4)業務時間が(1) (2)(3)それぞれの時間を超過した場合の加算額 1ポスト15分あたり単価 金 円(税抜き) 上記単価は、1日1ポスト及び15分あたりの単価とし、制服の調達及びそのク リーニングの費用並びに交通費も上記単価に含まれるものとする。 2 委託代金は月ごとの業務完了検査確認後に支払うものとし、その金額は、前項の各単 価に、当該月で履行した業務区分ごとの委託ポスト数を乗じ、超過時間分を加算した金 額の合計に、消費税額及び地方消費税額を加えた額とする。 3 税法の改正により消費税額及び地方消費税額(以下「消費税等」という。 )の税率が変 動した場合には、改正以降における税率で消費税等相当額を計算する。 4 乙は、月ごとの業務完了検査確認後に、前項に基づき当該委託代金月額を算定したうえで、 請求書を甲の国立能楽堂営業課へ送付するものとする。 5 甲は、請求書を受理した後、30日以内に乙の銀行口座に送金して支払うものとする。 (債権譲渡の禁止) 第5条 乙は、本契約によって生じる権利又は義務の全部若しくは一部を甲の承諾を得た場合を 除き第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、信用保証協会及び中小企業信 用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の4に規定する金融機関に対して譲 渡する場合にあっては、この限りではない。 (施設等の使用) 第6条 甲は、本件役務の遂行に必要な施設及び設備を乙に無償で使用させることができる。 2 乙は、前項の施設及び設備を善良な管理者の注意をもって使用するものとし、故意また は過失によりこれを滅失または毀損した場合、弁償の責めを負うものとする。 (注意義務等) 第7条 乙は、独立行政法人たる甲の特質を理解し、甲の定める服務に関する規定等を遵守し、 甲の秩序、規律、風紀等を乱すことなく、善良な管理者の注意をもって本件役務に専念し なければならない。 (業務完了報告及び検査) 第8条 乙は、月ごとの業務完了後に業務完了報告書を作成し、これを甲の国立能楽堂営業課に 提出するものとする。 2 甲は、業務完了報告書を受領した日から10日以内に、乙が完了した本件役務が契約の 内容に適合しているか否かを検査し、これを確認する。 3 乙が完了した本件役務が契約の内容に適合していない場合は、甲は、乙に対し口頭また は書面により改善要求を行い、乙は、以後の業務履行について適切かつ速やかな改善を図 るものとする。 (契約保証金) 第9条 甲は乙に対し、本契約の締結につき甲の会計規程第26条に基づく契約保証金の納付を 免除する。 (秘密保持) 第 10 条 甲及び乙は、本契約の締結及び本件役務をなすにあたって知り得た相手方の秘密、情報 等を外に漏らし、又は他の目的に利用してはならない。本契約期間終了後においても有効 とする。 (契約の解除) 第 11 条 甲又は乙が、次の各号のいずれかに該当するときは、相手方はこの契約を解除すること ができる。 (1) 乙の責めに帰すべき事由により本契約の履行が不能になったとき。 (2) 本件役務をなす能力を失ったとき。 (3) 相手方の信用又は名誉を傷つける等、相手方との信頼関係が損なわれたとき。 (4) 強制執行、仮差押、仮処分を受け、又は、合併、解散、破産、会社更生、民事再生の申 立てがあったとき。 (5) その他、本契約の条項のいずれかに違反したとき。 (損害賠償) 第 12 条 前条により本契約が解除されたときは、被解除者は、これにより解除者の被った損害を 賠償しなければならない。 (談合等の不正行為他に係る違約金等) 第 13 条 乙は、この契約に関して、次の各号の一に該当するときは、契約金額の10分の1に相 当する額を違約金として甲が指定する期日までに支払わなければならない。 (1) 乙が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下 「独占禁止法」という。 )第3条又は第19条の規定に違反し、又は乙が構成員である事 業者団体が同法第8条第1号の規定に違反したことにより、公正取引委員会が乙又は乙 が構成員である事業者団体に対して、同法第49条第1項に規定する排除措置命令又は 同法第50条第1項に規定する納付命令を行い、当該命令又は同法第66条第4項の審 決が確定したとき。ただし、乙が同法第19条の規定に違反した場合であって当該違反 行為が同法第2条第9項の規定に基づく不公正な取引方法(昭和57年公正取引委員会 告示第15号)第6項に規定する不当廉売の場合など甲に金銭的損害が生じない行為と して、乙がこれを証明し、その証明を甲が認めたときは、この限りでない。 (2) 公正取引委員会が、乙に対して独占禁止法第7条の2第18項又は第21項の規定によ る課徴金の納付を命じない旨の通知を行ったとき。 (3) 乙(乙が法人の場合にあっては、その役員又は使用人)が刑法(明治40年法律第45 号)第96条の6又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95条第1項第1号の規定 による刑が確定したとき。 2 前項の規定は、甲に生じた実際の損害の額が違約金の額を超過する場合において、甲が その超過分の損害につき賠償を請求することを妨げない。 3 乙は、この契約に関して、第1項の各号の一に該当することとなった場合には、速やか に、当該処分等に係る関係書類を甲に提出しなければならない。 (合意管轄) 第 14 条 甲と乙とは、本契約に関する紛争については、東京地方裁判所を第一審管轄裁判所とす ることを合意する。 (協議事項) 第 15 条 この契約書に定めのない事項については、民法その他関係法令に則り、甲、乙誠意をも って協議のうえ解決するものとする。 上記契約の成立を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ各1通ずつを保有す るものとする。 平成28年4月1日 甲 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目18番1号 独立行政法人日本芸術文化振興会 分任契約担当役 国立能楽堂 部長 ○○ ○○ 乙
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