第17回Wリーグ プレーオフ・セミファイナル第1戦 記者会見コメント

第17回Wリーグ
プレーオフ・セミファイナル 第1戦
会見要旨
シャンソン化粧品
シャンソン V マジック(1勝0敗)
■チョン・ヘイル ヘッドコーチ
まず、今日は皆が頑張ってくれたので、いい流れでプレーができました。(クォーターファイナ
ル後)準備期間が2日間と短かったですが、ゾーンなどのディフェンス面での確認はできました。
富士通の選手は、町田、篠崎、篠原、長岡、山本と、一人ひとりが日本を代表するレベルの選
手で、個々のレベルはうちの選手よりも上です。これは間違いない。この選手一人一人を守る
というよりは、チームで守る。マンツーマンで守れなければ、普通のマンツーマンではない方法
で守ってみたりと、変化をつけました。リーグ戦1戦目と2戦目の試合映像を振り返って反省し
ましたし、クォーターファイナルの三菱電機戦を参考にして準備し、それを選手が体現してくれ
ました。
■#12 三好 南穂 選手
コートに出ている5人とベンチの選手全員が一つとなって戦えたことが今日の勝因です。元
山・近平選手が出ている時は高さでは勝てないので機動力を生かしたりパス回しを早くしたり、
杉山選手が出ている時は杉山選手の高さを生かしてボールをインサイドにいれてからアウトサ
イドに振らせるなどのメリハリを意識しました。ガードとしてコントロールしきれない部分があっ
たのですが、その時は元山選手が1on1などで攻めてくれて、今日の勝ちにつながったと思い
ます。
■#20 元山 夏菜 選手
出だしはよかったのですが、2Qに流れが悪くなってしまい、後半勝負になりました。短い期
間しか練習できませんでしたが、ゾーンディフェンスが良く効いたことは収穫です。第1戦が大
事というのは皆で話していて、絶対勝ちに行きたいと思っていたので積極的に攻めようという
気持ちがプレーに出ていたと思います。クォーターファイナルが終わってからの2日間で準備
するのは大変で、選手同士で話し合ったりもしましたが、どうなったとしても全員で足を動かし
て守るということを確認しました。ただ、最後は3ポイントを続けて決められてしまったので明日
に向けて修正したいと思います。
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第17回Wリーグ
プレーオフ・セミファイナル 第1戦
会見要旨
富士通レッドウェーブ(0勝1敗)
■BT テーブス ヘッドコーチ
1Qでシャンソンの出だしがかなり良かったと思います。その一方、こちらはターンオーバー
やパスミス、オフェンスリバウンドを取られたりと、リズムが上手く掴めませんでした。シュートが
あまり入りませんでしたが、3-2マッチアップゾーンでの切り替えなど、ディフェンスで我慢する
ことはできたと思います。しかし、前半にオフェンスリバウンドを10本取られたり、ターンオーバ
ーが10個もあったりと、上手く富士通のバスケットを展開できませんでした。それでも、後半は
じめにリードして勝てるチャンスは十分あったと思います。シャンソンのゾーンに対しては、崩せ
る時間帯と崩せない時間帯がありました。準備はしてきましたが、その準備が足りなかった。ま
た、試合前半はディフェンスで我慢できていることが3Qではできず、結局3Qが9-19(シャンソ
ンリード)となってしまい苦しい時間帯でした。(最後の追い上げについては)3ポイントを決めた
ところは良かった。相手にリードされた段階でシュートが決まり始めたので、明日は最初から同
じように攻めたいと思います。
■#10 町田 瑠唯 選手
オフェンスリバウンドとターンオーバーが大きな問題として挙げられると思います。前半は
自分のターンオーバーが多かったので、ボールをもっとしっかりケアして、明日は、パスはもち
ろんのこと、自分の得点ももっと意識して攻めていきたいと思います。
■#15 山本 千夏 選手
相手のゾーンを崩せなかったところ以外は、全て自分達のミスでした。オフェンスリバウンド
を立て続けに取られたり、自分達から崩れてしまいました。個人的にも、ドライブや3ポイントを
もう少し積極的にできたと思うので、明日はもう少し意識してプレーしたいと思います。
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第17回Wリーグ
プレーオフ・セミファイナル 第1戦
会見要旨
JX-ENEOS サンフラワーズ(1勝0敗)
■佐藤 清美 ヘッドコーチ
前半はとても良いディフェンスをしていたと思います。ただ、3Qのところでベンチメンバーを
入れ替えていったときに、ディフェンスもソフトだったし、リバウンドも取れずに流れを相手に渡
してしまったので、明日の試合ではそうならないよう切り替えて行きたいと思います。(今回の
デンソー戦にあたり)今シーズンのデンソーさんとのゲームはすべて勝っているのですが、それ
はもう終わったことなので今日のゲームに集中するようにということを話しました。具体的なプ
レーの指示は練習の中でずっとやっていることですので特別していませんが、ディフェンスをが
んばるということはどのゲームでも言っていることですので改めて確認しました。
■#0 吉田 亜沙美 選手
出だしがとても重かったのですが、その中でも全員がディフェンスの意識を高めてリバウンド
からブレイクという形をとれたというのが今日の勝因だったと思います。しかし後半は私たちの
強さが出ていなかったと思うので、40分間しっかりディフェンスからブレイクという形をとれるよ
うにまた明日切り替えて頑張っていきたいと思います。リバウンドを取った後の走り出し、アップ
テンポの展開に持っていくということが自分たちのペースだと思うので、自分自身も含めてプッ
シュしながらプレーを作っていくというのを意識していましたが、後半にゾーン(のような)ディフ
ェンスを敷かれた時に足が止まってしまいました。自分がドライブで切っていくなどもう少しコン
トロールできたと思いますので、明日はそのあたりを修正していきたいと思います。
■#21 間宮 佑圭 選手
個人的なことになるのですが、もっとコンスタントに、外でも中でも40分通して得点に絡ん
でいくということが今日はできなかったです。自分がチームでもっと軸になるようなプレーとい
うのを40分間通してやらないと、明日の第2戦もデンソーは死に物狂いで来ると思いますし、
これからのファイナルにも影響があるので、どしっと構えてプレーできるようにしないと本当に
足元を救われると思います。これは相手どうこう、ではなく自分自身の問題ですので、しっかり
立て直して明日のコートに立ちたいと思います。
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第17回Wリーグ
プレーオフ・セミファイナル 第1戦
会見要旨
デンソー アイリス(0勝1敗)
■小嶋 裕二三 ヘッドコーチ
前半の入りそのものは良かったのですが、2Qで20-9と相手に点差をつけられてしまいまし
た。後半は少し盛り返しましたが、前半のビハインドが大きく、そこが一番の反省です。流れを
掴みたい時に逆にトランジションで走られたり、ミスの後に走られたりと、その蓄積が徐々に大
きくなっているので、もう一回頑張らなければなりません。短期決戦ですので、オフェンスリバウ
ンドを簡単に取られる、ブレイクを簡単に出される部分を含めたこちらのミスをいかに減らすか。
デンソーの持ち味はリングに向かう強いプレーですが、相手の高さもありますが今日は同時に
気持ちも削がれてしまったので、明日はもう一度やるべきこと、原点にもどった試合をしたいと
思います。
■#8 高田 真希 選手
前半、ノーマークでシュートを打てた場面がありましが、決めることができず、その後自分の
リズムでシュートを打てませんでした。明日へ向けてしっかり切り替えて、シュートを決められる
ように頑張りたいと思います。今日は、ディフェンスでは相手の足を止めることと、オフェンスで
は一つでもファールを奪えるように攻めて行こうと思っていました。結果的には、(渡嘉敷選手
に)20点取られていますし、抑えきれていないところがあるので、シュート前にファールで止め
るなどもう少しできることはあると思います。
■#13伊集選手
40分間通して、ドライブで相手のディフェンスを切ってくことができなかったので、ドライブをも
う少し強くいきたいです。また、途中でつまらないミスを多くしてしまい、点差を広げてしまうきっ
かけになってしまったのでもっと気をつけていきたい。今日のマッチアップが吉田選手でしたの
で、前からしっかり当たって相手のリズムを上手く作らせないようにしたかったのですが上手く
いきませんでした。小嶋HCがおっしゃったように、走られた時間帯があり、そのパスの出所は
吉田選手でした。まだまだ改善点はあると思います。
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