地区医師会長からの一言 - 東京都医師会

06
都医からのお知らせ ほか
07
地区医師会長からの一言
10
尾 会長は挨拶の中で、﹁記
の結果をご遺族に説明。その
の後、院内調査を実施し、そ
全調査機関︶に報告する。そ
ら、第三者機関︵日本医療安
調された。
と自治体との強固な連携が強
があった。特に地域の医師会
について、詳しく明快な説明
Q 地域包括ケアシステム構
結果を第三者機関に報告する ︻質疑応答︼
義務がある。昨年十月一日に
し て の 活 動 状 況 が 報 告 さ れ のポイントについて。
のは地元の医師会と自治体で
方々に東京都医師会の活動を
た。相談件数は増加している。 A 東 京 都 は 潤 沢 な 医 療 資 源 ある。しかし、現状はそれぞ
る。最近、医師会活動の記事
地域包括ケアシステムを構築
普及・促進するための取り組 ため地域特性に見合った形の
Q 医療事故調査制度を今後、 なりの地域格差がある。その
足の問題も考えていく必要が
が大切である。また、人材不
る。進捗が評価できる仕組み
れの自治体がバラバラであ
が目に付くようになった。こ
みについて。
があるのが特徴。しかし、か
れは地域医療現場から国民の
7
17
28
そのうち医療機関から医療事故調査・支援センターへ
報告された件数
2
3
2
7
①医療事故報告判断
(具体的な判断と一般的な考え方を含む)
2
3
9
14
②医療事故報告手続き
0
0
0
0
③院内調査(支援の相談を含む)
1
2
6
9
④センター調査
0
0
0
0
⑤再発防止について
0
0
0
0
⑥遺族など医療機関以外からの相談
1
1
0
2
⑦その他
0
1
2
医療・看護、介護、リハビリ
A 東 京 都 は 勤 務 医 が 多 く、 し な け れ ば な ら な い。 ま た、 ある。
意 義 の あ る こ と と 信 じ て い ︻質疑応答︼
理解していただくことは大変
携が必要なため、中核となる
制度が発足してから三カ月間 築 の 事 業 を 進 め て い く 際 に、 などさまざまな専門分野の連
天木理事
健康を守る声を多方面に発信
4
3
ある。制度に対する関心と認
相談件数
識は、勤務医と開業医との間
で差が感じられる。また道府
県の会員と都の会員でもこの
制度に対する認識の違いがあ
り、日本全体の流れが今ひと
合計
し、周知徹底してきた証だと 他の道府県とは異なる地域で
思う﹂と述べた。
1 医療事故調査制度
︵小林弘幸理事︶
医療に起因する予期しない つ 読 み 切 れ な い 部 分 が あ る。
死亡のケースのみを調査対象 制度が発足する前に、東京都
とし、報告と死因究明、ご遺 医師会は各地区医師会に説明
族への説明を行う制度が設け してきたが、発足してから半
られた。そこで都医では二年 年間以上経過する平成二十八
前から医療事故調査制度ワー 年六月頃までに、制度を実施
キンググループの委員会を設 し て い る 現 場 の 状 況 を 含 め
置し、協議を重ねた。まず、﹁死 て、今一度検証しなければな
︵平川博之理事︶
2 地域包括ケアシステム
亡事例が起きたときにその事 らない。
例が制度の対象になるのかど
うか﹂が問題になる。そこで、
院内調査支援窓口を立ち上
げ、三百六十五日・二十四時
超高齢社会で激変する国民
間体制で医療事故調査制度
ワーキンググループの委員等
医療を守る対応策の大きな柱
12 月
主な相談内容
※複数計上可
※その他の具体的内容は︵ ︶内に記載
(第三者機 (相談窓口
関と誤認) の確認)
ふれあいポスト
会長
が対応している。症例が制度
11 月
平成 27 年
05
者 会 見 を 通 し て 報 道 関 係 の の医療事故調査等支援団体と 東京都の特性に合わせた実施
「医療事故調査制度」
「地域包括ケアシステム」について説明
である地域包括ケアシステム
10 月
医療事故調査等支援団体としての活動状況
みどりの広場 ほか
尾 会長 日本医科大学特別講義 ほか 04
EWS
02
東京都医師会 〒100–0003 千代田区一ツ橋1–2–2 住友商事竹橋ビル13 階 TEL.03–6256–0256 ㈹ 定価■ 1 部 75 円
都医
発行所■公益社団法人
の対象であることが決まった
平川理事
K-MIX(かがわ遠隔医療ネットワーク)視察 03
ニュース
底流/地区医師会長連絡協議会報告
600
01
Vol.
定例記者会見 第 4 回
尾
小林理事
平成28年2月15日/毎月1回15日発行
紙
報
情
ぶ
結
を
会
師
医
と
師
医
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第600号
都 医 ニュース
平成28年2月15日
1
池上梅園
定 例 記 者 会 見 第 4 回( 1 2 月 1 7 日 開 催 )
東京都の検視・検案体制の
今後について
催する。特別講演として、末
研修等を行う医療トレーニン
四 階 は 救 急 蘇 生、 介 護 実 習、
ても利用できる。帰宅困難者
二 階 は 三 百 席 程 度 の ホ ー ル。
四 百 人 収 容、 三 日 間 の 備 蓄。
患克服への取り組み」が行わ
超高齢化を迎える東京は、さ したいと考えている。
松誠 日本医療研究開発機構
らに独自の体制が必要であ
そ の キ ー ワ ー ド は、
( 一 ) 理 事 長 に よ る「 A M E D の
る。監察医制度を全都に展開 永続性ある死因究明体制のシ ミッション:難病・未診断疾
して、永続性のあるシステム ス テ ム 作 り、
(二)監察医制
の事業計画、収支予算等につ
で開催する。平成二十八年度
検案医不在の日野市におい の質の向上、である。
(六)東京都医師会第二八五
て、慈恵第三病院の法医学教 四 終わりに
回(臨時)代議員会について
室の先生と警視庁・東京都が
正確な死因究明は、人間の
三月二十四日(木)午後二
試験的に検視・検案を始めた。 尊厳を守る医師としての最後 時よりベルサール飯田橋駅前
平成二十五年度に特定接種
の先行登録を行ったが、三月
く特定接種の登録について
対策特別措置法の規定に基づ
(二)新型インフルエンザ等
グセンター・シミュレーショ
いて報告がなされる。平成二
一日よりインターネット上で
れる。
問題として片づけるのではな
今年三月まで運用してその可 の使命である。東京都だけの
十七年度の事業報告等は六月
稼動する「特定接種管理シス
度 の 全 都 展 開、
(三)検案医
く、日本の問題であると捉え
の代議員会で行う。また、日
を作ることである。
ている。生まれてくるのも死
医代議員および日医予備代議
医制度の全都展開」「検案医の質の向上」
がキーワードとなる。
大規模災害・テロ発生時や 否を検討する。
一 はじめに
書は人間の尊厳を守る根本で
日本全国で法医学医 、 病 理 あ る 。 こ の こ と を 真 に 理 解 し 多 死 社 会 ・ 薬 物 中 毒 、 虐 待 死 三 今 後 の 体 制 づ く り
東京都の検視・検案体制を
学医を目指す医師が減 少 し て て い る 人 は ど れ ぐ ら い い る の の 増 加 等 に は 現 行 の 監 察 医 務
院 体 制 で は 対 応 し き れ な い。 永続性あるシステムとして構
(参考)
るので、ご協力いただきたい。
憩室として利用できる。
ティールームは会議前後の休
ン ラ ボ。 八 階 の コ ミ ュ ニ
んでいくのも自分の意思では
テム」による登録が実施され
東京都の検視・検案体制を永続性あるシステムとして構築す
いる現実がある。また 、 検 案 で あ ろ う か 。
員の選出が行われる。
るためには、
「永続性ある死因究明体制のシステム作り」「監察
医不足・質の不均一は解決す 二 東京都の現状(二十三区 多摩・島しょ地域では検案医 築するために、現在検討中で ない。生き方を考えるのと同
べき問題である。さらに、二 は監察医制度の下に監察医務 の高齢化により、検案医不在 あることを理解していただき じように、死に方を考える時
ジの感染症情報について
「 安 ら か に 亡 く な (七)
〇一七年度から開始される臨 院が活動し、多摩・島しょ地 地域が出現した。日野市、稲 たい。今後、都内十三大学の 代 で あ る。
東京都医師会ホームペー
床研修医制度の改革で、総合 域では東京都と契約した検案 城市、府中市である。西東京 法医学教室の協力体制や検案 り死亡診断書に老衰と書かれ
イドラインが改定された。新
施行され、行動計画およびガ
市、東久留米市、町田市等で 医の質の向上も考える必要が るのもよし、検案されて死ぬ
ンフルエンザ情報」を「感染
診療専門医が導入され る 。 し 医 が 活 動 し て い る )
症情報」に変更し、関係機関
幅広い情報が得られるよ
新型インフルエンザ等対策
う、トップページにある「イ 特別措置法が平成二十五年に
かし、専門の技術と専 門 の 教
東京都において、その検視・ も 検 案 医 の 高 齢 化 が 進 ん で ある。そして、監察医務院の こともよし」としたい。ただ
規模拡大も必要である。死体 し、せめて死んであの世に行
育 を 受 け た 基 礎 系 の 法 医 学 検 案 体 制 が 危 機 に 瀕 し て い い る。
民生活および国民経済の安定
型インフルエンザが発生した
に寄与する事業を行う事業者
へのリンクを掲載した。
ころである。医師であれば誰 基づき設置された、東京都死 る 医 師 の 部 会( 仮 称 )」 で 検 変更には政令改正も必要とな
これからも地区医師会の先 ◎地区医師会からの報告
でも死亡診断書・死体検案書 因究明推進協議会で問題解決 案 医 育 成 の 講 習 会( 基 礎 編、 る。死因究明推進協議会でこ 生方のご協力をいただき、実 (一)中央ブロック
日本全国では、日本医師会 解剖保存法の後に施行された くなら、正確な死因をぶら下
医、病理学医の育成は ど う な る 。 死 因 究 明 等 推 進 計 画 ( 平
るのであろうか。不透明なと 成二十六年六月閣議決定)に が進める「警察活動に協力す 監察医制度を展開する地域の げて行きたいと思っている。
を書くことができる。そして、 を検討している(昨年十一月 上級編)を開催している。し れらの問題を検討して、しっ りある制度にしたいと考えて (二)城東ブロック
の従業員や、新型インフルエ
ホールで都民公開講座「健康 体としての活動状況について (六)多摩ブロック
三月二十一日(月・祝)都 依頼した。
る。がん対策としては、がん ランドを開催する。
(四)城南ブロック
検診の受診率を高める。さら
ま た、 二 月 二 十 一 日( 日 ) 医で開催する。
に タ バ コ 対 策 が 重 要 で あ る。 午 後 一 時 三 十 分 よ り イ イ ノ ( 四 ) 医 療 事 故 調 査 等 支 援 団 (五)城北ブロック
月二十三日の代議員会終了後
登録が必要となる。
る事業者は、厚生労働省への
される。特定接種の対象とな
接種より前に特定接種が開始
務員を対象に、基本的に住民
ンザ等対策の実施に携わる公
場合に、医療の提供または国
(森久保雅道)(三)城西ブロック
かし、人口千三百万人を抱え、 かりした死因究明体制を構築 いる。
保険診療での禁煙外来の四条
ているかを把握する必要があ
件の一つにブリックマン指数
昨年十月一日より実施され (七)大学ブロック
都市東京 ― 生活習慣におけ
た。三ヶ月間で相談件数は二 ◎その他
予防接種のヒヤリ・ハット
の報告があった。随時報告を
る。現在東京都にある医療資
値があるが、これをぜひ除外
ソラマチでキッズホスピタル について
源 や、 全 国 か ら の 交 通 網 に
して欲しい。厚生労働省も除 ( 二 ) 東 京 都 地 域 医 療 構 想 策 十八件あり、その内容が分析 ( 一 ) 都 医 会 館 建 設 の 進 捗 状
骨子案が提示された。医療圏
沿った患者の流れを活用した
定に係る「地域ごとの意見聴 された。今後の経過は随時報
ごとに現状がどのようになっ
グランドデザインを描いてい
外することで検討しているよ
ついて
る禁煙 ―」を開催する。
く。東京都の特徴である、高
うである。
て日本を代表する有数の大病 ◎都医からの伝達事項
を開催する。
に代議員を対象とした内覧会
について
会館の一階は災害時には帰
宅困難者の受け入れ場所とし
ドおよび都民公開講座の開催
三月十二日(土)午後二時
二月七日(日)午前十時三 ( 三 ) 平 成 二 十 七 年 度 第 三 回
十 分 よ り 東 京 ス カ イ ツ リ ー 東京都JMAT研修会の開催 三十分より東京都医師会で開
する委員の推薦を依頼した。 記念講演会について
構想区域ごとに意見聴取の 医師会功労賞表彰式及び医学
院と多数の特定機能病院を最 ( 一 ) キ ッ ズ ホ ス ピ タ ル ラ ン
場を設け、協議を行う。参加 研究賞・グループ研究賞受賞
大限に活用する。一方、五疾
域医療構想に関して保 健 医 療 よ っ て は 他 の 医 療 圏 と の 連 携
況について
度医療・先進医療機能におい
取の場」参加者の推薦依頼に 告される。
今後の日程は、
三月に竣工、
( 五 ) 平 成 二 十 七 年 度 東 京 都 六月四・五日に引っ越し、六
計 画 推 進 委 員 会 が 開 催 さ れ、 も視野に入れて病床を確保す
正確な死亡診断書・死体検案 に中間報告書が出された)。
平成 28 年 1 月 15 日(金)
尾㟢治夫会長から新 春 の 挨 病 五 事 業 に お い て 医 療 圏 ご と
拶があった。一月十三 日 に 地 に 完 結 さ せ る 方 向 と 、 疾 病 に
地区医師会長
連絡協議会報告
2
平成28年2月15日
都 医 ニュース
第600号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
(かがわ遠隔医療
ネットワーク)
への展開も始めた。この中に
タイ・インドネシアなど海外
でに登録のある患者頭書きの づくりに大変心強い確証が得
は、複数の病院・診療所にす と一致しており、今後の制度
ろが多く、必要に応じ応用さ
得文書なども参考になるとこ
は電子母子手帳や電子糖尿病 「 名 寄 せ 」 作 業 に 対 し、 サ ー られた。また、各種の同意取
手 帳 な ど の P H R( Personalバー運用者側の手数を要しな
:個人の健康記 い 仕 組 み を 作 っ た こ と で あ
Health Record
録)も含まれており、世界的 る。この作業は、医師会内の せ て い た だ く お 許 し も 得 ら
れた。
に多大な費用がかかり、延々 る都内全域を網羅する医療連
東京都医師会が目指してい
PHRへの流れをリードし
と補助金あるいは接続医療機 携システムの核となる病院間
な E M R( Electric Medical事務局が運用せねばならぬ仕
: 電 子 カ ル テ ) か ら 組みだと永年のシステム維持
Record
ている。
このように、K MIXを 関からの会費収入を頼りにし 連携については、都医ニュー
─
─
した。K MIXの利点を見
核にして病院間、病院 診療 た運用を続けなければならな ス 一 月 号 の「 底 流 」 で 詳 述
─
所、医療 介護、医療 薬業、 い。K MIXでは医師会内
─ ─
医療 歯科医療などをネット で の 担 当 者 は 僅 か 一 名 で あ 習い、東京都の実情に合わせ
─
ネットワークを介し た 病 診 電 子 処 方 箋 ネ ッ ト ワ ー ク を 始
とも周産期電子カルテの全国
田総合病院グループの病院群
センターは岩手県遠野市や亀
となっていることが理解でき への負担がかからない。これ
は、十五年近くの歴史が基礎 だけの作業で済み、医師会側
手帳などへのきめ細かい展開 いくつかの候補から選択する
お薬手帳・糖尿病手帳・母子 一度行えば他医療機関からは
ワ ー ク 化 し て い る ほ か に も、 り、名寄せ作業は登録病院が
知を集めていく所存である。
り前」となるよう、今後も衆
報・医療記録が「明日の当た
トワークで結ばれる医療情
た柔軟な構築を目指し、ネッ
(目々澤 肇)
連携を実現している香 川 県 医 め 、 二 十 二 年 に 医 薬 連 携 事 業
師会における、K MIX(か に発展させた。さらに、マイ
の 現 況 を 視 察 し た。 K M I 会 保 障 カ ー ド ( 仮 称 ) の 制 度
先 生( 現 香 川 大 学 名 誉 教 授 ・ 医 療 再 生 計 画 を 活 用 し て 電 子
MIXプラス」をスタート
日本遠隔医療学会会長 ) が 始 カ ル テ 共 有 強 化 を 行 っ た 「 K
めた「周産期電子カル テ ネ ッ
式が一月六日、江東区有明の プター五機、消防艇八艇が出 数救助などの演技
守り地域と協力助け合い」を か ら は 猪 口 副 会 長 が 出 席 し
東 京 ビ ッ グ サ イ ト で、「 身 を 動し盛大に開催された。都医 が披露された。
テーマに消防隊員ら二八〇〇 た。高橋淳消防総監は「世界 消防庁音楽隊の演
在の医師資格証につな が る 規
転送規格の「HL7」 や 、 現
病院の診療情報を閲覧できる
ンターと接続され、情報提供
ネットVPNによりデータセ
り、地区診療所群はインター
消防演技は、姉妹友好都市の
奏と女性隊員で編
インドネシア・ジャカルタの
一安全な都市東京を
を行い、舛添都知事 演技に始まり、消防学校生に
救助隊員も加わって行われ
成されたカラー
はオリンピック・パ よる小隊躁練、小学生による
た。震災に有効であった消防
目指し職員一丸とな
消防少年団パレード、各種徒
ガーズ隊の華麗な
ラリンピックに向け
行放水車等によるNBC対策
学車・屈折放水塔車・無人走
としてレガシーを作
ろう」と話した。ま た。また毎年恒例の「江戸消
消 火 活 動 が 特 徴 的 で あ っ た。
最後ははしご車がはしごを伸
防記念会」による伝統のはし
トル、
十一本のはしご上で
「は
た新規結成されたエ
か ら の 人 命 救 助、 ゴ
飛行と空中停止飛行
東京直下型地震を想定した
れた。
幕 を 閉 じ た。
よる一斉放 水 で 盛 り 上 げ て
行われ、見事な編隊 し ご 乗 り 」 の 妙 技 が 披 露 さ ば し、 ポ ン プ 車 と 消 防 艇 に
キュー隊の発足式が
ア ハ イ パ ー レ ス ご乗りでは、高さ六・五メー
ど の 機 械 部 隊 の 行 進 と 続 い ヘリコプターの活用、大型化
「 世 界 一 安 全 な 都 市 列部隊の行進、大型消防車な
り取り組む」と訓示
パレードは東京
JGN(高精細動画伝 送 ) 方 に 付 随 す る 医 療 連 携 シ ス テ ム
ダーの異なる電子カル テ 同 士 d g e 」 が ほ と ん ど で あ り 、
の連携を含んだ四国4 県 電 子 ネ ッ ト ワ ー ク 形 成 に お け る 異
カルテネットワーク実 証 実 験 ベ ン ダ ー 間 接 続 の 困 難 は な
が行われた。十二年に は 「 か か っ た と い う 。 情 報 提 供 病 院
は、 I P
VPNによって
(K MIX)」として、画像
データセンターと接続され相
が わ 遠 隔 医 療 ネ ッ ト ワ ー ク で あ る 中 核 病 院( 十 五 病 院 )
系を中心とした連携シ ス テ ム
格「HPKI」への対 応 も 済
ようになっている。
なお、香川県にあるデータ
ませた。十九年には地 域 I C
をスタートしている。その後、 互 の 医 療 情 報 を 共 有 し て お
─
T利用を目指した「ド ク タ ー
コム」を開発し、二十 年 に は
江戸消防記念会による伝統のはしご乗り
には、XML規格によ る ベ ン 士 通 の 「 H u m a n B r i
式で開始されていた。 十 一 年 は 、 香 川 大 学 を 始 め と し て 富
香川県における電子カルテ
新春恒例の東京消防庁出初 人と消防車一四三台、ヘリコ ンドラによる多人 一斉放水をバックにはしごを伸ばすはしご車
消防隊員ら2800人が参加し盛大に開催
県のモデル事業として 原 量 宏 て い た 。 二 十 四 年 に は 、 地 域
Xはその出自を、平成 十 年 に 設 計 に 向 け た 実 証 事 業 も 行 っ
─
初はインターネットで は な く
28
─
トワーク」に求められ る 。 当 し て い る 。
─
平成 年 東京消防庁出初式
展開を行っており、ラオス・ た。東京都医師会が学ぶべき は当会が目指している方向性
を視察して
が わ 遠 隔 医 療 ネ ッ ト ワ ー ク ) ナンバーカードの前身たる社
─
視察報告
K-MIX
─
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第600号
都 医 ニュース
平成28年2月15日
3
メインテーマ
会場
開催期日
日常診療での不整脈治療
脳卒中に対する新しい治療戦略
病的肥満の治療
新規糖尿病薬、SGLT2阻害薬の
特性と使い方
6/16( 木 )
13:00~
16:30
レビー小体型認知症
―日常臨床における重要性―
7/14( 木 )
13:00~
16:30
COPDの最新治療
7/21( 木 )
13:00~
16:30
小児のワクチンの最新知識
9/8( 木 )
13:00~
16:30
9/15( 木 )
13:00~
16:30
10/13( 木 )
13:00~
16:30
11/10( 木 )
13:00~
16:30
スタチンを凌ぐLDLコレステロー
ル低下薬、PCSK-9阻害薬:
そのメカニズムと臨床成績
1/19( 木 )
13:00~
16:30
食道疾患の最新治療
2/16( 木 )
13:00~
16:30
フレイルについて
3/9( 木 )
13:00~
16:30
尿失禁の診断と治療
本講座の開催日等は変更となる場合がございます。最新の情報に
ついては本会ホームページをご覧ください。
都医 HP・E メール
■ インターネット ホームページアドレス
http://www.tokyo.med.or.jp
■ Eメールアドレス [email protected]
を見下すような医療はよくな
会を設置し、約一年間の準備 いる。
委員会の中に災害医療研修部
名が参加
平成 年度 第2回
東京JMAT研修会
い、あくまでも対等な立場で
期 間 を 経 て 開 催 に 至 っ た が、
月十五日に日本医科大学の三 とんどであるのに対し、東京
応 の 原 則、 東 京 都 の 災 害 医 はなく看護師や事務職、行政
講義は尾㟢会長の「皆さん とが特徴(全国では八割)で
年生に講義が行われた。
を知っていますか?」という 未満の中小病院であり、地域
容を誇り、全国に広まりつつ
検案など、質の高い豊富な内
四十名の受講者を含め総勢五
ことを目指している。今回は
は二〇二五年問題という言葉 あり、病院の七割が二〇〇床
問 い か け で 始 ま っ た。「 高 齢 医療の中で大きな役割を果た
予定としている。
視野に入れた活動を継続する
さらなる充実を図り、上梓を
直しており、来年度に向けて
テキストや研修内容を検討し
た め、 部 会 に お い て は 毎 回、
修参加を目指している。その
医師会員、医療従事者等の研
も伝達講習の形式で、幅広い
さらには地区医師会において
け で は な く ブ ロ ッ ク 別 開 催、
本研修会は東京都医師会だ
れた。
け・ 範 た る も の と 自 負 し て はなく活発な意見交換が行わ
あ る J M A T 研 修 会 の 先 駆 十六名が参加し、講義だけで
また、現在は八割が病院で
医学生たちは普段の講義で
要 で あ る、 と 力 説 し た。「 患 うに感じられた。
学生のうちから培うことが必 き、大変感銘を受けているよ
ニケーションできる能力を医 の 現 場 の 声 を 聞 く こ と が で
上で、相手の顔を見てコミュ 聞くことができない地域医療
を探っていく」と語り、その
て欲しいことはどんなことか のではないか、と問いかけた。
話でその人を推し量り、治し 族に看取られる方が望ましい
者さんを診察するときには会 けられるよりは苦しまずに家
る医療が必要である。私が患 らは病院で最後まで治療が続
で見守っていくために、支え 増える可能性があり、これか
病を抱えた患者さん達を地域 えるため、在宅での看取りが
診ることはできない。各種疾 五年には死亡者数がさらに増
齢者を大学病院でいつまでも 看取られる時代だが、二〇二
会復帰が遅れる、そうした高
になってから病気になると社 していることを強調した。
営・ 他 組 織 と の 連 携、 mass-医療救護所を運営する上での
、 検 視 ・ 他職種連携や共通認識を得る
gathering medicine
療 体 制、 医 療 救 護 拠 点 の 運 からも参加者を募り、実際の
ど ま ら ず、 災 害 現 場 医 療 対 が、本年度は医師会員だけで
従 来 の ト リ ア ー ジ 訓 練 に と 担当理事を中心に実施された
昨年度は地区医師会の防災
患者さんの訴えを聞くべきで
研修内容については、救急
開催となった。
始され、今回で通算四回目の
目的に平成二十六年度より開
に行動規範を共有することを
いて、その質を高めるととも
たJMAT医療救護活動につ
いて重要な役割が再認識され
研修会は、東日本大震災にお
AT研修会が開催された。本
成二十七年度第二回東京JM
日、東京都医師会において平
平成二十七年十二月二十
医師会員ほか看護師や事務職など
27
都は九割が民間病院であるこ
諸外国では公立の病院がほ
東京都医師会長が医 学 生 へ う 大 学 病 院 で の 講 義 が 野 中 前 に 始 め ら れ た 。 本 年 は 尾 㟢 会 あ る と 述 べ た 。
尾﨑会長 ■
日本医科大学特別講義
新宿明治安田生命ホール
13:00~
16:30
者さま」と言いつつ患者さん
5/12( 木 )
地域医療について語る 、 と い 会 長 に よ り 平 成 二 十 三 年 四 月 長 に 継 承 さ れ 、 新 年 早 々 の 一
56
]
平成 28 年度 東京都医師会主催
「日本医師会生涯教育講座」スケジュール
[
4
平成28年2月15日
都 医 ニュース
第600号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
林 和彦
等の外部講師の積極的な活用
医やがん専門医、がん経験者
育を行うに当たっては、学校
えさせたりするようながん教
通して健康と命の大切さを考
的な知識を伝えたり、がんを
行う。昨年からは授業時間を
などに関してグループ学習を
性、がん患者へのアプローチ
習慣の改善やがん検診の重要
に( 写 真 )
、子ども達は生活
重要性について伝えるととも
の先生方とも連携を進め、よ
であるが、今後は地区医師会
高等学校でも授業を行う予定
る 中 野 区 の 小 学 校 や 中 学 校、
内の他校のみならず、隣接す
しきりである。今年は新宿区
晴らしい内容ばかりで、感心
たがん教育を展開していき
た い。
向上が期待されている。
学校における
がん教育の取り組み
東京女子医科大学 がんセンター長
二週連続の二単位にして、グ
あ り、 風 が 無 け れ ば 暖 か く
り地域や学校の実情に応じ
を勧めている。また、今後は
ろん授業後の感想も、とても
急速に高齢化が進行するわ 予防に必要な注意を払うよう での教育の在り方を含め、健 が ん 教 育 に 参 加 す る 医 師 の ループ学習の時間を増やして
が国において、死因の第一位 努める」と定められ、その公 康教育全体の中でがん教育を 確 保 が 大 き な 課 題 で あ る と いるが、授業中の発言はもち
はがんであり、その累 積 罹 患 布 後 は 官 民 を 挙 げ て 国 民 へ の ど の よ う に す る べ き か 検 討 さ れ て い る 。
リスクは男性六十二% 、 女 性 さ ま ざ ま な 啓 発 活 動 が 行 わ れ し 、 検 討 結 果 に 基 づ く 教 育 活
東 京 女 子 医 科 大 学 病 院 で 小学生とは思えないような素
四十六%にも達し(国 立 が ん た 。 に も か か わ ら ず 、 検 診 受 動 の 実 施 を 目 標 と す る 」 と し は 、 が ん セ ン タ ー 活 動 の 一 環
研究センター二〇一一 年 デ ー 診 率 の 推 移 や 各 種 調 査 の 結 果 た 。 文 部 科 学 省 で は 、 平 成 二 と し て 平 成 二 十 五 年 六 月 か ら
『「がん教育」の在り方に関す ん教育の実施に関する検討を
タ )、 国 民 の ほ ぼ 三 人 に 一 人 から判断する限り、国民の意 十 六 年 度 か ら 有 識 者 に よ る 地元の新宿区教育委員会とが
ががんにより命を落と し て い 識 改 革 は 十 分 で は な い 。
る。がんはもはや国民 病 で あ
そこで第二次のがん対策推 る検討会』を設置するととも 開始し、同年十二月から区立
り、国にとっても重要 な 政 策 進 基 本 計 画 ( 平 成 二 十 四 年 六 に 報 告 書 を ま と め 、 平 成 二 十 落 合 第 一 小 学 校 に お い て モ デ
課題である。がん対策 基 本 法 月 策 定 ) で は 、 よ り 早 期 か ら 七 年 度 か ら は 全 国 の モ デ ル 校 ル 授 業 を 開 始 し た 。 こ の 授 業
( 平 成 十 八 年 六 月 公 布 ) 六 条 の啓発を念頭に学校における でさまざまな取り組みを開始 では学級担任、養護教員、が
都直下地震の際の首都機能
されていたが、日本専門医機構の
設立により専門医の質のさらなる
知ってますか?
日本専門医機構
プログラムの評価・認定を統一的
に行う中立的な第三者機関。専門
統一性や専門医の質の担保が懸念
産 業 医 と し て 担 う べき・ 留 意 す べき ポ イ ン ト、 事 業
所 内 の 連 携 す べき 職 種 と 連 携 内 容、 事 業 者 や 事 業 所 ス
出 務 時 間 が 極 め て 限 ら れ、 多 忙 な 嘱 託 産 業 医 の た め
のQ&A。
問い合せ先:
03-3525-8294
(産業医学振興財団)
度において、専門医の認定と養成
ストレスチェック実務
Q&A 編集委員会 編
医については今まで各学会が独自
「都医ニュースを見た」
2017年4月から始まる専門医制
嘱託産業医のための
ストレスチェック実務 Q&A
に運用していたため、認定基準の
で 2割引き!
に は、「 国 民 は、 が ん に 関 す がん教育の重要性と必要性を している。さらに同報告書で ん 専 門 医 が 三 位 一 体 と な っ
こから沖縄特攻へ行ったと
地 内 に も 桜 が 咲 き、 春 は 周
な り ま す。 歩 道 の 外 側 に は
囲の緑との対照が大変美し
桜 の 木 が あ り、 ま た そ の 敷
役 所、 立 川 警 察 署、 災 害 医
移 転 地 に な っ て い ま す。 そ
戦 後 米 軍 に 接 収 さ れ、 昭
療 セ ン タ ー、 防 災 館 等 の 公
いです。
の 他、 立 川 拘 置 所、 立 川 市
和五十二年返還されまし
共 施 設 が 建 っ て い ま す。 そ
のことです。
る正しい知識を持ち、がんの 明 言 し、「 五 年 以 内 に、 学 校 は、学校においてがんの専門 て、がんの予防や早期発見の
立川駅北口より西に歩い
て十分位のところにありま
場 が 設 置 さ れ た と こ ろ で、 た。 昭 和 五 十 八 年、 昭 和 天
軍飛行第五連隊の立川飛行
皇御在位五十年事業で記念
す。 元 々 は 大 正 十 一 年 に 陸
戦争末期にはここより鹿屋
TEL:03-3377-0811
で、結構日差しが
は葉が落ちるの
大震災発生時には緊急車
に な っ て お り、 災 害 時 に は
(立川市医師会・香取公明)
秋は色付き、冬 頼もしい道路になります。
状況です。
陽に当たるという 昭 和 記 念 公 園 は 広 域 避 難 所
続き、交差点で太 両 専 用 道 路 に な り、 そ ば の
でもずっと木陰が
りの大木で、真夏 る人、さまざまです。
年以上経ったかな る 人、 二 人 で 話 し な が ら 走
は、植樹され二十 人、 か な り の ス ピ ー ド で 走
(百六十一頁+DVD)
価格▼二、二〇〇円(税別)
発行▼公益財団法人産業医学振興財団
この内容で二、二〇〇円+税はお買い得!
リーの制度関連書式」が収録されている。
付録のDVDには「指針」
「実施マニュアル」
「行政Q&
A」
「 報 告 書・意見 書 作 成マニュアル」
「カスタマイ ズフ
も対応できるものとなっている。
て あ る の で、 通 読、 必 要 に 応 じ た 拾 い 読 み の ど ち ら に
タッフ への ア ド バ イ ス の 仕 方 な ど、 実 務 に 必 要 な 内 容
歩道は自転車通路と区別
の 真 ん 中 を、 南 北 に ほ ぼ 直
趣 味 の 散 歩
公 園 に な り、 そ の 東 側 は 首
自転車通勤にも
ウォーキングにも
基 地、 知 覧 基 地 に 行 き 、 そ
費 用▶無料・匿名
が平易簡潔に書かれている。
http://www.tmsks.jp
線で二キロメート さ れ て お り、 自 転 車 で 通 勤
② インターネット予約(携帯電話のみ可)
ル、幅八十メート さ れ る 方 も 結 構 い ま す。 安
[土・日]午後1時〜4時30分
ルの中央南北道路 心 し て 歩 け る の で、 健 康 の
場 所▶東京都南新宿検査・相談室
渋谷区代々木2-7-8
東京南新宿ビル3F
(JR新宿駅南口 徒歩3分)
制 度 の 概 要 と 実 施 の 流 れ に 始 ま り、 結 果 の 通 知、 面
接 指 導、 就 業 上 の 措 置、 集 団 分 析、 全 体 の 評 価 ま で、
[土・日]午後1時〜4時30分
嘱 託 産 業 医 の 直 面 す る 問 題 を 七 十 一の Q & A に ま と め
日 時▶
[月〜金]午
後3時30分〜7時30分
が 通 っ て い ま す。 た め か、 大 き く 手 を 振 り な
エイズ検査・相談
両脇の歩道の並木 が ら 歩 く 人 や ゆ っ く り 走 る
申 込▶① 電話予約
[月〜金]午後3時30分〜7時
97
秋の木漏れ日の歩道
立川中央南北道路
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第600号
都 医 ニュース
平成28年2月15日
5
都 医 ニュース
第600号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
ふれあい ポスト
新宿区医師会
平成28年2月15日
各地区会報から
中山健児
富士山
用事があって博多を訪れました。
写真は博多に向かう飛行機の中で撮影した富士山の写真です。
窓の外に、大好きな富士山が見えていました。富士山は本当に美しい山
です。登ってみようとは毛ほども思いませんが、いろいろな所から眺める
富士山には心惹かれます。
中でも空の上から見える富士山は本当に美しいです。
福岡に行く時は富士山の北側を通ることが多いので、座席は左の窓際を
選びます。沖縄便は富士山の海側を通ることが多いので、座席は右側の窓
際を選ぶことにしています。
練馬区医師会
(新宿区医師会会誌 第634号より抜粋)
関根 憲
鉄道模型を楽しむ ~メルクリンの世界~
診察室には自らの宝物の1つとして、小さな木の箱が置いてある。その
屋の隅から隅まで敷き詰めた線路上で、メルクリンを快適に、スイッチひ
中には、ある人との思い出が一杯詰まっており、今まで頂いた年賀状や手
とつで動かせたらどんなにいいだろうと思いながら、以前、おじさんの自
紙がたくさん入っている。
宅で見せて頂いた地下室に広がっていたメルクリンワールドが脳裏に甦り、
時は、およそ40年も前のことである。私が小学校3年生のとき、生まれ
是非とも同じような自分の夢の世界を実現したいと強く願うようになった。
てはじめて母の実家がある広島へ一人旅した折、たまたま新幹線の隣の席
そこで、数年前まで入院施設として使っていた2部屋分を改良して、専門
に座られたのが、当時の日産自動車の専務であった太田寿吉氏であった(以
業者とも何回となく打ち合わせをして、ついに素敵なジオラマが最近、よ
降、おじさんと呼ぶ)。以前から、電車に乗って出かけることはもちろん、
うやく完成した。ヨーロッパの景色をイメージし、鉄橋やトンネルも作り、
電車を見に行くことも大好きであったが、ちょうどその頃、叔父がドイツ
同時に2台の機関車を走らせることができる。週に何回か、診療終了後に、
に赴任していた関係で、お土産としてもらったメルクリンの模型機関車の
その部屋で、わくわくしながらメルクリンを自由自在に走らせている。
セットに夢中になっていた。新幹線は朝7時発のひかり1号で、出発して間
時間に追われ、効率を求められる現代では、ブルートレインもほとんど
もなく、私は持っていた機関車のカタログを読み始めた。すると、おじさ
姿を消し、近々、上野と札幌を走る北斗星も廃止される予定となっており、
んが、
「機関車が好きなのか」
「おじさんもメルクリンという機関車を走らせ
寂しいことである。
て楽しんでいるよ」と話しかけてきた。私も、うれしくなり、
「煙を出す機関
時間をかけて行く鉄道の旅は、心を豊かにしてくれる素晴らしいひとと
車は恰好いいね」
「信号機や踏切は、このようにセットしたらいいね」などと
きである。
楽しく話し合ったことや、その時買っていただいたジュースをおいしく飲
晩年は是非、そうした旅をゆっくりと楽しみたいと思っているが、現在
んだことなど、昨日のことのように懐かしく思い出される。とにかく、初
は毎日がバタバタしていて、それは叶わないことである。ささやかな楽し
めての一人旅であったので、駅のホームまで祖母が迎えに来てくれること
みとして、童心に帰って模型機関車にはまっている今日この頃である。も
になっていたが、広島まで無事に着けるかどうか不安で仕方なかった私に
ちろん、おじさんも天国から一緒に楽しんでくれているに違いない。
とって、メルクリンに関しての楽しい談義は、その不安を忘れさせるのに
十分であると同時に、これで広島まで無事に行けるという自信がついたの
であった。おじさんとは京都でお別れとなったが、印象的であったのか、
後日、おじさんがわざわざ私の小学校に訪ねてこられたのには驚いた。校
長先生から呼び出された時には、何か悪いことでもしたのかと思い、ドキ
ドキしたことを覚えている。それ以降、年賀状も含め、事あるごとにお祝
いや励ましの手紙も数多く頂戴し、企業のトップという多忙の中にあって
も、色々と暖かく我が子のように見守って頂いたことは、一生忘れられな
い思い出でもあり、心から感謝している。
そのおじさんが、2年前に99歳で亡くなった。昨年、娘さんから連絡が
あり、もし良かったら、残っている遺品の中にメルクリンがあるので持っ
て行ってほしいとのことで、市ヶ谷にあるご自宅に伺い、いくつかの機関
車や客車、貨車などを持ち帰った。以前から集めていた機関車もかなりの
数になっていたので、持ち帰った分も含めると相当数になった。広めな部
(練馬区医師会だより 第564号より抜粋)
6
都 医 ニュース
平成28年2月15日
無 声 拝 聴
感染研村山庁舎レベル4(BSL4)施設に
人と世間の健康とは
INFORMATION
問合先
シンポジウム 医療における公平性と医薬品産業の果たす役割
京都大学大学院薬学研究科 医薬産業政策学講座事務局
TEL/FAX:075-753-9273
日時▶ 2 月 27 日(土)15 時∼19 時
会場▶丸ビルホール(千代田区丸の内 2-4-1 丸
京都医師会副会長)、宇波弘貴(財務省主計局主
3342-6705)
プログラム 1 ▶「学術及び臨床研究発表」東
京内科医会会員発表
プログラム 2 ▶教育講演①「COPD の最新
の治療」 講師:木田厚瑞(日本医科大学 特任教
授、日本医科大学呼吸ケアクリニック 所長)②「生
活習慣病と認知症」講師:羽生春夫(東京医
(公財)日本国際医学協会事務局
世田谷区上馬 1-15-3 MK 三軒茶屋ビル 3F
TEL:03-5486-0601 FAX:03-5486-0599
E-mail:[email protected]
URL:http://www.imsj.or.jp/
日時▶ 3 月 17 日(木)18 時∼20 時
場所▶学士会館 2 階 202 号室(千代田区神田錦町 3-28〈駐車場無料〉TEL:
東京内科医会 TEL:03-6256-0414
宿 1-9-1 明 治 安 田 生 命 新 宿 ビ ル B1F TEL:03-
第423回 国際治療談話会例会「医療分野
における情報通信技術
(ICT)
ソルーション」
問合先
問合先
東京内科医会 第29回 医学会
日時▶ 3 月 12 日(土)14 時 30 分∼18 時 20 分
会場▶新宿明治安田生命ホール(新宿区西新
(文責:寺田千草)
計官)
ビル 7 階)
【第 2 部】パネルディスカッション
【第 1 部】講演
〔座長〕西村周三(医療経済研究機構所長)/
〔基調講演〕柿原浩明(京都大学教授)/〔講 〔パネリスト〕川渕孝一、佐藤敏信、土居丈
演〕川渕孝一(東京医科歯科大学教授)/〔発 朗、柿原浩明
言〕鈴木邦彦(日本医師会常任理事)、古川俊 申込方法▶①氏名、②所属、③連絡先(E-mail
治(参議院議員・TMI 総合法律事務所・慶応義塾 も し く は 電 話 番 号 )を 明 記 の 上、E-mail
大学教授)/〔講演〕土居丈朗(慶應義塾大学教 で お 申 し 込 み く だ さ い。 事 務 局 E-mail:
授)、佐藤敏信(日本医師会総合政策研究機構・ [email protected]
元厚生労働省健康局長)/〔発言〕近藤太郎(東 参加費▶無料(要申し込み・多数の場合は抽選)
︶
お知らせ
東京都医師会
感染症予防検討委員会
2015 年 8 月 7 日、国立感染症研究所村山庁舎の高度安
全試験検査施設(BSL4)が一種病原体を取り扱うことの
できる施設として指定された。海外では 19カ国で 40カ
所以上の BSL4 施設が整備されているが、主要先進8カ
国(G8)中では日本のみがBSL4施設が稼働していない
状況であった。
一種病原体とはエボラウイルスやラッサウイルス等
の一類感染症病原体を指す。特にエボラ出血熱は2014
年に西アフリカで流行後、他の国や地域へと感染拡大
し、日本においても輸入感染疑い事例があったのは記
憶に新しいが、我が国ではエボラウイルスの遺伝子検
査はできても、ウイルスの培養検査をすることはでき
なかった。
近年グローバル化が進み、海外で流行する感染症が
日本に持ち込まれることを避けられない中で、日本国
内での新興・再興感染症の発生および流行に備え、健
康危機管理対策や研究推進の必要性が高まっている。
東京都では 2020 年にオリンピック・パラリンピック
競技大会を控えており、新興・再興感染症をはじめと
する感染症対策の体制整備が開催都市としての重要な
課題となっている。国内で一類感染症の感染が疑われ
る患者が発生した場合、国立感染症研究所で病原体検
査が行われるため、同研究所との連携、検査連絡体制
の整備が重要である。
今後、一類感染症についても、検査法の開発、新た
な治療薬やワクチン開発等に係る研究が進み、感染症
から国民の生命、健康に寄与することを期待したい。
今まで半年以上も何事もなかった処方について、今回診療報
酬審査で査定されてきた。確かにこの肝臓の薬は一日三回一グ
ラムずつと決まってはいるが、患者さんは﹁昼は内服できない
ことが多い﹂と、度々その処方について﹁今日は余ってる﹂と
言われる。元来しっかりと脂肪肝であるのに仕事上の付き合い
は避けられないとも。内服薬が効いているのかいないのかの判
断すら曖昧になる。ならばと思い、内服の一回の量を二グラム
とし朝晩の二回に減らしてみた。すると正常化とはいかないま
でも、少し改善したな? と思えるようになり︵もしかしたら小
生がギャーギャーわめいたせいで生活習慣を少し見直してくれ
ほくそ笑んでいたところに今回の至りである。
﹁用量が超えてい
たのかもしれないが⋮︶
、薬価も安いし、これで暫くは良し! と、
ました﹂
。
閑話休題、今年は診療報酬の改定の年に当たる︵高齢者への
一律三万円の支給の予算がないため?︶
。医療費は全体で大きく
マイナス改定となるとのこと。医科本体はプラスになるとの話
だが、高度先進医療が保険収載されるようで、こちらも開けて
びっくり玉手箱! とならないか危惧している。
さ て、 先 の 患 者 さ ん と の や り と り に は ま だ 少 し 続 き が あ る。
ちょうどタイミングよく受診に来られたので、今回の査定の話
をしてみたが⋮﹁体重を減らせとか生活習慣を見直せとか簡単
に言うけど、そんなことができるならここに来てないよ。だい
たい医療費だって、働いた俺らの収入から出てるんだろ!﹂と。
一理あるとタジロギながら、
﹁だから健康になれば診療所での支
︵坪田 淳︶
払いも無くなるし、給料も増えるかもしれない!﹂と言い返し
てはみたものの⋮う∼ん、悩ましい。
都医からの
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第600号
感 染 症 豆 知 識︵
7
03-3292-5936)
科大学高齢診療科 主任教授)
共催▶東京内科医会、東京都医師会、日本
臨床内科医会、ノバルティスファーマ株式
会社
参加方式▶自由参加制
会場整理費▶ 3,000 円
取得単位▶日本内科学会認定総合内科専門
医更新単位 2 単位(申請中)、日本医師会生
涯教育制度 3.5 単位(CC6・14・18・45・46・
65・68)
東京都医師国保組合からのお知らせ
一般社団法人 イノベーション・デザイン・ラボ理事)
会費▶会員 5,000 円、非会員 6,000 円、学生 2,000 円
取得単位▶:日医生涯教育制度 1.5 単位取得予定(CC3・9・84)、
(公財)日本薬剤師研修センター認定薬剤師制 1 単位
平成28年度 慈恵医大月例セミナー
お届けは、事由の発生から14日以内に届け出るよう、国民健康保険法施行規則により定められています。
資格喪失届が必要な例
東京都医師会の会員でなくなったとき
定められた地域外に転出したとき
従業員が退職したとき
社会保険に加入したとき
家族が世帯分離したとき
死亡したとき
…など
被保険者変更届が必要な例
定められた地域内で住所が変わったとき
氏名が変わったとき
…など
申込・問合先
資格喪失および変更の届出について
慈恵医大生涯学習センターまたは慈恵医師会
TEL:03-3433-1111(内線 2634・2636)
開催日・内容▶① 4 月 9 日(土)
「睡眠薬のアップデート」伊藤 洋(精神
神経科教授)② 5 月 14 日(土)
「片頭痛について」平井利明(神経内科助教)
*必要な書類は地区医師会・大学医師会にあります。詳しくは組合までお問い合わせください。
*年金事務所へのお届けは 5 日以内となっておりますのでご注意ください。
お届け 漏れのないよう、 お願 いいたします!
詳しくは、東京都医師国保組合までお問い合わせください。☎
司会▶谷口郁夫((公財)日本国際医学協会理事)
開会挨拶▶石橋健一((公財)日本国際医学協会理事長)
〔第 1 部〕講演▶①「ドコモの医療における取組について」有田浩之(株
式会社 NTT ドコモ メディカル ICT 推進室室長)②「日本における ICT 医療」
高尾洋之(東京慈恵会医科大学 先端医療情報技術研究講座准教授)
〔第 2 部〕感想▶「デザインとイノベーション」飯島ツトム(コ・ワークス・
03-3270-6433(資格収納係)
③ 6 月 11 日(土)
「B 型・C 型ウイルス性肝炎の病態と治療」穗苅厚史(消
化器・肝臓内科准教授)④ 7 月 9 日(土)
「腰痛・肩こりと脊椎疾患」谷 諭(脳
神経外科教授)⑤ 9 月 10 日(土)
「早期消化管癌に対する内視鏡診断治療
「喘息と COPD に
の最前線」炭山和毅(内視鏡科教授)⑥ 11 月 12 日(土)
「日常
ついて」中山勝敏(呼吸器内科准教授)⑦平成 29 年 3 月 11 日(土)
診療に役立つ認知症の基礎知識」忽滑谷和孝(精神神経科准教授)
注)一部変更する場合があります
時間▶ 16 時∼18 時 場所▶慈恵大学病院 中央棟会議室(8 階)
取得単位▶日医生涯教育制度 2 単位
新宿区西新宿 1-9-1
( TEL : 03-3342-6705 )
抗加齢医学の 最 前 線
座長 東京都医師会理事
友 安 茂
加齢が最大のリスクファクター
白内障、老視、ドライアイなど、
変 性、 糖 尿 病 網 膜 症、 緑 内 障、
化 ス ト レ ス 制 御( 過 剰 な 酸 化
限(代謝に介入する)、
(二)酸
基 本 的 に は、( 一 ) カ ロ リ ー 制
にはさ ま ざ ま な も の が あ る が、
いる。我々が有する遺伝子の数
が棲んでおり、エネルギー源で
依存している。「腸内フローラ」
の一〇〇〇倍の遺伝子に大きく
り、我々の生命現象全般は、こ
阻害薬(シタグリプチン)の
有用性と安全性について 』
小野薬品工業株式会社 学術部
『 糖尿病治療におけるチーム医療のすすめ 』
日本臨床内科医会推奨 VTR
監修:後藤由夫
製品紹介 『 糖尿病患者におけるDPP4
なピースになると思われる。
ズルを完成させるための、新た
範な疾患発症基盤のジグソーパ
い る。
「 腸 内 フ ロ ー ラ 」 は、 広
で修飾可能な“体質〟となって
渡されるが、その後の生活環境
とみなせ、主に母から子に受け
は、 我 々 に 外 装 さ れ た「 臓 器 」
提供している。
「腸内フローラ」
瘍など広い疾患群の発症母地を
伊藤 裕 先生
イアイを例として解説したい。
はドライアイであるため、ドラ
能な概念であるが、自分の専門
科のすべての加齢疾患に応用可
ローチの最前線を紹介する。眼
おけるアンチエイジングアプ
三領域それぞれについて眼科に
そこで今回の講演では、この
坪田一男 先生
慶應義塾大学医学 部 眼 科 学 教 室 教 授
になっているものは多い。一方
ストレス を抑制する)、そして、
は二万程度、一方腸内細菌が有
あるATP産生に必要な、酸素、
の多様性の維持は、健康寿命の
東 京 都 医 師 会
小野薬品工業株式会社
共催
坪 田 一 男 先生
裕 先生
慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 教授
日本医師会生涯教育制度 3.5 単位
カリキュラムコード 4、
9、
11、
36、
73、
75、
76
日本内科学会認定
総合内科専門医更新単位 2 単位
午後1時30分〜4時30分
場 所 新宿明治安田生命ホール
講 演
日 時 平成28年3月10日
(木)
伊 藤
で、加齢の研究が進み、眼疾患
アンチエイジングの介入方法
するという動きが出てきた。
眼科における抗加齢医学
眼疾患の八〇%以上は加齢に
を 個 別 に 治 療 す る の で は な く、
アンチエイジングという大きな
流れの中で眼疾患を予防、治療
外界との接触面である、皮膚、
鼻腔から始まる気道、そして口
する遺伝子は二〇〇〇万であ
エネルギー物質の体内への取り
延伸に不可欠であり、一方その
ラ」として大きな脚光を浴びて
におよぶ細菌
込み、および外界からの異物侵
擾乱は、代謝内分泌、免疫アレ
~
入への防御を制御している。と
ルギー、精神神経疾患、悪性腫
などには、
腔から始まり肛門に至る消化管
腸内フローラと抗加齢医学
域 だ。
(三)ごきげんに生きる〝 Happy
〟の三領
People Live Longer
関係すると言われる。加齢黄斑
学術映画 午後 1 時 00 分〜1 時 30 分
くに、お花畑のように広がる腸
1014
内 細 菌 の 世 界 は、「 腸 内 フ ロ ー
1013
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第600号
都 医 ニュース
平成28年2月15日
9
日本医師会生涯教育講座
都 医 ニュース
第600号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
医師と医師会を結ぶ
情報紙
平成28年2月15日
都医 EWS
ニュース
2016
Vol.
600
地区医師会長からの一言
公衆衛生、防災の砦としての
医師会を目指して
玉川医師会長 吉本一哉
玉川医師会は創立63年を迎え、都内では中堅の医師会として
所を開設し、救急対応に当たります。地域内の災害拠点病院であ
活動しております。現在の中町に医師会館が建てられたのは昭和
る関東中央病院にも積極的な支援を表明していただき、重症者は
なり、武田前会長の平成22年に大規模リフォームが行われ、新
の救護訓練を区民の方を交えて実施しています。
この会館の設計者は前工学院大学教授の波多江健郎先生です
が、このうち玉川地域には7か所があり、代表的なものとしてオ
48年でした。老朽化に加えエレベーターがなく、使い勝手も悪く
生医師会館として生まれ変わっています。
病院、軽傷者などの初期救急は医師会で担当するべく、区と合同
現在世田谷区には23か所の広域避難場所が指定されています
が、この建物を作るにあたって文章を残されています。それは「こ
リンピック馬術競技が行われる馬事公苑一帯、アメリカの事前
の運営いかんにかかっていると思う。しかし、このセンターがま
位置する多摩川河川敷が挙げられます。これらには多くの区民が
の建物が将来どのような形で生き延び、生き残っていくかは今後
すます悪化する環境の中に生きる住民の自衛の砦となれば、その
目的の大部分を達成しえたことになるだろう」というもので、昭
キャンプに指定された大蔵運動場・砧公園一帯や川崎市との境に
一時的に集まり、そこでも何らかの支援体制の構築が求められま
す。そこで医師会では薬剤師会、歯科医師会と密に協力体制を取
和49年に書かれています。わたしは波多江先生がこの時期にす
り、作業分担を行って災害時の体制を取るべく連携を取っていま
しております。そこで常日頃より医師会館を公衆衛生の砦と思い、
師会員には緊急時の連絡から集合までの流れをうまくできるよう
でに公衆衛生の概念をもって設計されたことに驚きを感じ、尊敬
日々医師会業務を続けています。
医師会事業の大きな柱である公衆衛生の向上は、昨今の特定健
診や予防接種など多岐にわたりますが、複雑化し多くの医師や事
す。短時間に救護体制を確立することは訓練でも難しく、今後医
繰り返しの練習が欠かせないと思います。
現在の医師会は、よりソフトな考えで様々な事案を乗り越える
必要があります。近隣病院の研修医や学生の地域医療研修に開業
務方の協力なしでは遂行することができません。東京都医師会の
医の役割を理解していただくことで、仕事の役割分担から連携の
診療所は会館建設当初より始まりました。初めは土日の診療のみ
ある世田谷区医師会とも話し合いの時間を増やし、世田谷区内で
知名度も向上し多くの区民に利用されています。
玉川医師会は和を重んじながら運営するようにと先輩諸先生よ
指導の下、理事、会員の協力で順調に行えています。玉川医師会
でしたが、平成15年からは平日夜間の小児診療も始め、現在は
東日本大震災の記憶は新しいものですが、これを機に防災のさ
らなる充実化が多くの自治体や医師会でも構築されてきました。
玉川医師会は、世田谷区と協力して公立学校に5か所の医療救護
流れを示してより良い病診連携を目指します。また兄弟医師会で
同じ価値観で地域医療ができるよう心がけています。
り教示を受けており、今後とも皆様の御協力のもと事業を進めて
まいります。どうぞよろしくお願いいたします。
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