平成27年度 地域における権利擁護システム構築セミナー 開催要綱 1.目 的 高齢化の進行や障がい者の地域移行の推進などにより、地域における権利擁護支援を取り巻く状況が 大きく変化する中、こうした方々が地域で安心して自立した生活を送るためには、判断能力や生活の状 況を踏まえた多様な支援が求められる。 特に、地域において権利擁護を推進するためには、市町村行政の責務として成年後見制度を中心とす る公的な権利擁護の取組みと、地域における小地域ネットワーク活動等の福祉活動から日常生活自立支 援事業、そして市民後見人や法人後見等の様々な支援を、効果的に切れ目なく提供できるよう総合的な 支援体制が必要であり、道内でもその体制の構築が広がりつつある。 そこで本セミナーでは、地域における権利擁護体制を理解し、地域で作り上げられた切れ目のない一 連した権利擁護体制が、地域でどのように展開されているのかについて、権利擁護センター等の実際の 取組みをとおして、地域状況に応じた包括的な支援システムの仕組みを学ぶとともに、市町村行政や社 協が協働して取り組んで行くべき今後の方向性について考え、そこに関わる支援者のスキルアップを図 ることを目的とします。 2.主 催 社会福祉法人 北海道社会福祉協議会 3.後援(予定) 北海道 4.と き 北海道市長会 北海道町村会 平成28年3月22日(火)10:20~15:30(受付9:50~) 5.と こ ろ 北海道自治労会館 6.参 加 対 象 市町村(福祉担当者) 市町村社会福祉協議会等の担当職員 7.定 150名 員 8.参 加 費 無 4F ホール(札幌市北区北 6 条西 7 丁目/TEL 011-747-1457) 料 9.プログラム 時 間 内 9:50~10:20 受 付 10:20~10:30 開 会 10:30~12:00 (90 分) 講義「 地域に求められる権利擁護とは 」 地域の権利擁護を推進するためには、市町村行政に求められる成年後見制度を中 心とする公的な権利擁護の取組みと、地域における小地域ネットワーク活動等の福 祉活動から日常生活自立支援事業、そして市民後見人や法人後見等の様々な支援を、 効果的に切れ目なく提供できるような総合的な支援体制とする仕組みの確立が必要 です。 ここでは、地域住民の生活を支えるための権利擁護システムを構築するために必 要な視点について学びます。 講師:鈴木 12:00~13:00 容 休憩 敏彦 氏(和泉短期大学 児童福祉学科 教授) 時 間 13:00~15:30 (150 分) 内 容 実践報告「地域における権利擁護システムの実際 ~切れ目なく繋がる支援~」 これからの権利擁護システムでは、地域住民などによる見守りや支えあいから、 専門的な地域支援体制やセーフティネットの事業等、重層かつ切れ目のない一連し た支援体制の確立が求められています。 各地における実際の取組みをとおして、地域状況に応じた包括的な支援システム の仕組みづくりについて学び、市町村行政や社協が協働して取り組んで行くべき今 後の方向性について考えます。 報告者 ①【社協における権利擁護の取組み】 土屋 ひとみ 氏(弟子屈町社会福祉協議会 総務係長) ②【権利擁護センターの設立に向けた取組み】 風間 公彦 氏(北広島市社会福祉協議会 主査) ③【権利擁護センターの実際】 鈴木 康悦 氏(帯広市社会福祉協議会 事務局次長/ 帯広市成年後見支援センター「みまもーる」所長) コーディネーター:藤田 裕行(北海道社会福祉協議会 事務局長) 15:30~ 閉会 10.申込先(問合せ先) 別紙「参加申込書」により、FAXまたは郵送のいずれかの方法でお申込ください。 北海道社会福祉協議会 生活支援部 権利擁護課 〒060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目 北海道社会福祉総合センター(担当:日置) TEL 011-241-3978(担当課直通) / FAX 011-251-6156 11.申込締切 平成28年3月11日(金)※定員に達した場合は締切日前でも受付を締め切る場合があります。 12.個人情報の取り扱いについて 申し込みにあたり集約した氏名等の個人情報は、セミナーの運営管理のみに使用します。 13.会場案内図 サツエキ Bridge 三井ガーデン ホテル札幌 ※会場となる北海道自治労会館 には駐車場はありません。 公共交通機関を利用するか、周 辺の有料駐車場をご利用くだ さい。 ※本セミナーは、介護従事者確保総合推進事業(キャリアパス支援研修事業)補助金を受けて実施しています。
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