取扱説明書 - Fujitsu

T101-1930-01
富士通モバイルコミュニケーションシステム
取扱説明書
上手にお使いいただくために
このたびは、
「富士通モバイルコミュニケーションシステム」をお
買い上げいただき、ありがとうございました。ご使用の前に、この
説明書をよくお読みのうえ、
「富士通モバイルコミュニケーション
システム」のさまざまな機能をご活用くださいますよう、お願い申
し上げます。なお、この説明書は大切にご保存ください。
本マニュアルには、
「外国為替及び外国貿易管理法」に基づく特定技術が含まれています。
したがって、本マニュアルまたはその一部を輸出する場合には、同法に基づく許可が必要とされます。
発行元の許可なくこの説明書の記載内容を複写、転写することを禁止します。
All Rights Reserved, Copyright © 富士通株式会社 2000-2010
正しく安全にお使いいただくために
まえがき
このたびは、
「富士通モバイルコミュニケーションシステム」をお買い上げいただき、ありがとうございました。
本書では、特に機種を指定しない限り、下記システムを総称し「富士通テレフォニーシステム」と表記します。
本書では、特に機種を指定しない限り、下記システムを「大容量テレフォニーシステム」と称します。
・Enterprise Communication Server IP Pathfinder Center Server2/Center Server RM 2
・Enterprise Communication Server IP Pathfinder Center Server/Center Server RM
・Fujitsu Enterprise Communication Server ES3300i・force
本書では、特に機種を指定しない限り、下記システムを「小容量テレフォニーシステム」と称します。
・Enterprise Communication Server IP Pathfinder S
・SIP IP テレフォニーシステム IP Pathfinder RM10S-GSM
・SIP IP テレフォニーシステム IP Pathfinder RM10S-GSML
・SIP IP テレフォニーシステム IP Pathfinder RM10S-GSML2
・Fujitsu Enterprise Communication Server ES200
・Fujitsu Communication System CS100
本説明書にはコードレス電話機を使っていただく方、システムを管理される方を対象に、
「富士通モバイルコミュニケ
ーションシステム」の機能とその使用方法について説明しています。
また、本説明書には当製品を安全に使用していただくための重要な情報が記載されています。
当製品を使用する前に、本説明書を熟読してください。特に本説明書に記載されている「安全上の注意事項」を良く読
み、理解した上で当製品を使用してください。
本書で説明するコードレス電話機は FC741C4E、FC741E2E です。それ以外の機種については、使用するボタン、デ
ィスプレイ表示等が異なる場合があります。詳しくはお買い上げいただいた販売店におたずねください。
また、本説明書は当製品の使用中、いつでも参照できるように大切に保管してください。
富士通は、使用者および周囲の方に人身損害や経済的損害を与えないために細心の注意を払っています。本説明書に
したがって当製品を使用してください。
コードレス電話機の充電器や接続装置(親機)の取扱いについては、コードレス電話機に添付の説明書、および接続
装置に添付の説明書をお読みください。
警告表示について
本説明書では、お客様および周囲の方の身体や財産に損害を与えないために、以下の警告表示をしています。内容を
よく理解してから本文をお読みください。
危険
「 危険」とは、正しく使用しない場合、死亡する、または重傷を負うような切迫した
危険があることを示しています。
警告
「 警告」とは、正しく使用しない場合、死亡する、または重傷を負うことがあり得る
ことを示しています。
注意
「 注意」とは、正しく使用しない場合、軽傷または中程度の傷害を負うことがあり得
ること、当該製品自身またはその他の使用者などの財産に、損害が生じる危険性があ
ることを示しています。
留 意
「留意」とは、正しく使用しない場合、当製品や接続された機器が破壊されたり、デー
タ等のソフトウェア資産やその他の財産が破壊されたりする危険性があることを示し
ています。
重 要
「重要」では、効率的な使い方等、使用者にとって価値のある情報を示しています。
I
正しく安全にお使いいただくために
安全上の注意事項目次
次項の「安全上の注意事項」には、以下のような項目に応じて発生することが予想される危険性について記載されて
います。全ての項目を熟読するとともに、これから使用および作業する項目については、その都度、その項目をお読み
ください。
使用方法について
掲載ページ
・コードレス電話機の電池パックの注意······································································Ⅲ,Ⅴ,Ⅶ,Ⅸ
・ACアダプタの注意·······························································································Ⅲ
・使用環境の注意 ·····································································································Ⅳ,Ⅵ,Ⅷ
・予想される誤った使い方の注意 ···············································································Ⅳ,Ⅵ,Ⅷ
・分解・改造の禁止··································································································Ⅳ,Ⅷ
・接続機器の注意 ·····································································································Ⅳ
・ACアダプタおよび配線ケーブル類の注意································································Ⅳ
・電源の注意············································································································Ⅴ
・充電器の取り扱いの注意·························································································Ⅴ,Ⅶ,Ⅸ
・雑音について ········································································································Ⅷ
・通話可能範囲について····························································································Ⅸ
・傍受の可能性について····························································································Ⅸ
・その他··················································································································Ⅸ
保守・点検について
・点検(保守者)の制限・禁止···················································································Ⅴ
・点検・清掃について·······························································································Ⅶ
・製品移動・設置場所の変更······················································································Ⅶ
異常時の処理について
・不良や異常のままでの使用禁止 ···············································································Ⅵ
・異常時のとるべき処理····························································································Ⅵ
保管時の処理について
・保管の制限・禁止··································································································Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ
・再使用時の注意 ·····································································································Ⅷ
廃棄時の処理について
・製品廃棄時の注意··································································································Ⅷ
・コードレス電話機の電池パックの注意······································································Ⅸ
II
正しく安全にお使いいただくために
安全上の注意事項
コードレス電話機(子機)
、接続装置(親機)および充電器(以下これらを機器類と称します)について以下の注意事
項をお守りください。尚、以下の注意事項を無視して誤った取り扱いをすると、使用者および周囲の方の身体や財産等、
および環境破壊による第三者の身体や財産等に予期しない損害を生じるおそれがあります。
危険
(1)使用方法について
コードレス電話機の
電池パックの注意
・コードレス電話機に使用する電池には以下の内容が書かれたラベルが貼付されています。
電池取り扱い時はラベルの内容を良くお読みください。
詳しくは「ラベルについて」の項をご覧ください。
警告文
・指定の機器以外では使用しないで下さい。
・専用充電器以外では充電しないで下さい。
・ショート、火中投入、分解、改造しないで下さい。
警告対象者
お客様
保守工事者
・絶対に火の中に投げ入れたり、加熱しないでください。液漏れ、発熱、破裂の原因とな
ります。
・指定の電話機以外の機器に使用しないでください。
・充電には必ず専用の充電器を使用してください。
・+と-を逆にして使用しないでください。液漏れ、発熱、破裂の原因となります。
・+と-を針金等の金属類で接続したり、接触したりしないでください。
また、金属性のネックレスやヘアピン等と一緒に持ち運んだり、保管しないでください。
火災、けが、故障の原因となります。
・針を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりしないでください。
・直接ハンダ付けしないでください。液漏れ、発熱、破裂の原因となります。
・電池パックには、危険を防止するための保護装置が組み込まれています。分解や改造は
しないでください。
・電池パックを直接、電源コンセントに接続しないでください。発熱や破裂の原因となり
ます。
・万一、電池パック内部の液が眼に入った時は、失明の恐れがあります。こすらず、すぐ
にきれいな水で洗ったあと、直ちに医師の治療を受けてください。
・引火、爆発の恐れがある場所への持込みおよびその場所での使用を避けてください。
AC アダプタの注意
・コードレス電話機に使用する AC アダプタは、指定したものを使用してください。指定
品以外のものを使用すると、発熱、破裂させる原因となります。
ACアダプタ FC741CG5A または FC741CG5AE (FC741C4E 用)
FC741CG6A または FC741CG6AE (FC741E2E 用)
III
正しく安全にお使いいただくために
警告
(1)使用方法について
使用環境の注意
・電子機器が誤動作したりするなど影響を与える可能性があります。
注意いただきたい電子機器の例:補聴器、ペースメーカ、その他医療用電子機器、火災
報知器、自動ドア、その他自動制御機器など。
・引火・爆発の恐れがある場所での使用および充電をしないでください。機器類は防爆型
ではありません。プロパンガス、ガソリン等、引火性ガスの発生する場所では絶対に使
用および充電しないでください。機器類の電源を必ず切ってください。
・屋外で使用していて、雷が鳴り出したら、使用を中止し、直ちに安全な場所に避難して
ください。
・ふろ場や加湿器のそばなど、湿度の高いところでは設置および使用しないでください。
(湿度 20~80%の範囲で使用しないでください。
)
予想される誤った
使い方の注意
・安全のため、運転中の使用はおやめください。また、歩行中での使用もおやめください。
交通事故、転倒などの原因となります。
・そばに花びん、植木鉢、コップ、化粧品、薬品や液体の入った容器、または小さな金属
類を置かないでください。こぼれたり、中に入った場合、火災、感電、故障の原因とな
ります。
・濡れた手で機器類を操作したり、電池パックを交換しないでください。雨天、降雪中、
海岸・水辺での使用は特にご注意ください。
・液体をかけたり、液の中につけたりしないでください。火災、感電、故障の原因となり
ます。
・指定した電池パックおよび充電器を使用してください。
・機器類の開口部から内部にクリップやホッチキスの針等の異物を差し込んだり落とし込
んだりしないでください。火災、感電、故障の原因となります。
・機器類に殺虫剤やヘアースプレー等がかからないようにしてください。火災、感電、故
障の原因となります。
分解・改造の禁止
・機器類を分解・改造しないでください。また、中古品をオーバーホールなどによって再
生して使用しないでください。法律で禁止されており火災、感電、故障の原因となりま
す。
接続機器の注意
・機器類に改造された機器を使用しないでください。火災、感電、故障の原因となります。
・機器類に仕様で許されている構成品以外の機器を接続しないでください。火災、感電、
故障の原因となります。
AC アダプタおよび配
線ケーブル類の注意
・ACプラグおよびコードや配線ケーブルを傷つけたり、破損したり、加工したりしない
でください。火災、感電、故障の原因となります。
・ACプラグおよびそのコードや配線ケーブルを熱器具に近づけないでください。コード
の被覆が溶ける等して火災、感電、故障の原因となります。
・ACプラグおよびそのコードや配線ケーブルの上に重い物や燃えやすい物を置かないで
ください。コードが傷つく等して火災、感電、故障の原因となります。
・ACプラグのコードや配線ケーブルは折り曲げたりしないでください。コードが傷つき
火災、感電、故障の原因となります。
・ACプラグおよび配線ケーブルを抜くときは必ずACプラグおよびケーブルプラグを持
って抜いてください。コードをひっぱらないでください。コードが傷つき火災、感電、
故障の原因となります。
・ACプラグや配線ケーブルに機器類を接続する場合は該当機器の種類を間違えないよう
にしてください。火災、感電、故障の原因となります。
・ACプラグおよびそのコードや配線ケーブルを濡らさないようにしてください。火災、
感電、故障の原因となります。
・濡れた手で機器のACプラグおよびそのコードや配線ケーブルを抜いたり触れたりしな
いでください。火災、感電、故障の原因となります。
・ACプラグはコンセントに確実に差し込んでください。ACプラグの刃に金属などが触
れると火災、感電、故障の原因となります。
IV
正しく安全にお使いいただくために
・ACプラグは機器専用のものを使用してください。守らないと火災、感電、故障の原因
となります。
・タコ足配線はやめてください。守らないと、火災、感電、故障の原因となります。
電源の注意
・表示された電源電圧以外の電圧で使用しないでください。火災、感電、故障の原因とな
ります。
コードレス電話機の
電池パックの注意
・水や海水につけたり、濡らしたりしないでください。発熱やサビの原因となります。
・液漏れしたり、変色、その他今までと異なることに気づいたときは使用しないでくださ
い。
・不要になった電池パックを一般のゴミと一緒に捨てないでください。不要になった電池
パックは、端子にテープなどを貼り絶縁してから、下記の「富士通リサイクルシステム」
をご利用になるか、または廃棄専門業者に直接依頼してください。
<本製品の廃棄・リサイクルについて>
法人・企業のお客様が本製品を廃棄・リサイクルされる場合は、
「富士通リサイクルシス
テム」をご利用ください。詳しくは、下記の当社 Web サイトから「IT 製品の処分、リ
サイクル」をクリックして、法人、企業のお客様向けのご説明をお読みください。
http://jp.fujitsu.com/
・所定の充電時間を越えても充電が終了しない場合は、充電をやめてください。
・電池パックを電子レンジや高圧容器にいれると、発熱、破裂、発火、故障の原因となり
ます。
・万一、電池パック内部の液が皮膚や衣類に付着したときは、皮膚に傷害を起こす恐れが
あります。直ちにきれいな水で洗い流してください。
充電器の取り扱いの
注意
・充電器やACプラグを濡れた手でさわらないでください。感電、故障の原因となります。
・濡れた手でACプラグを抜き差ししないでください。
・充電端子に水滴のついたまま充電しないでください。火災、故障の原因となります。
・AC100Vの家庭用電源以外では、絶対に使用しないでください。
・テーブルタップや分岐コンセント、分岐ソケットを使用した、タコ足配線はしないでく
ださい。
・電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、
ねじったり、束ねたりしないでください。また、重い物をのせたり、加熱したりすると
電源コードが破損します。電源コードが傷んだらお買い上げの販売店等へご連絡くださ
い。
・ACプラグはコンセントに確実に差し込んでください。ACプラグの刃に金属などが触
れると火災、感電、けが、故障の原因となります。
・近くに雷が発生した時は、電源コードには絶対に触れないでください。感電の恐れがあ
ります。
・絶対に充電器の充電端子を指輪、ヘアピン、クリップなどの金属片で接触させないでく
ださい。プラスとマイナス端子がショートして、発熱、故障の原因となります。
・充電器の内部に金属類や燃えやすいものなどの異物を差し込んだり、落としたりしない
でください。万一、異物が入ったりした場合は、ACプラグをコンセントから抜いてお
買い上げの販売店等へご連絡ください。
・電池パックは必ず付属のものを使用しそれ以外のものは絶対に使用しないでください。
(2)保守・点検について
点検(保守者)の
制限・禁止
・内部の点検・修理はお買い上げの販売店に依頼してください。ご自分で行うことは、法
律で禁止されており、また感電、けが、故障の原因となります。
(3)異常時の処理について
不良や異常のままで
の使用禁止
・ACプラグおよびそのコードや配線ケーブルが傷んだら(芯線の露出、断線等)
、お買い
上げの販売店に交換を依頼してください。そのまま使用すると火災、感電、故障の原因
となります。
V
正しく安全にお使いいただくために
異常時のとるべき処理
・万一、機器類の内部に水などが入った場合は、充電器ではACプラグをコンセントから
抜き、コードレス電話機ではコードレス電話機の電源スイッチを切り、接続装置ではシ
ステムの電源スイッチを切って、お買い上げの販売店にご連絡ください。そのまま使用
すると火災、感電、故障の原因となります。
・万一、異物が機器類の内部に入った場合は、充電器ではACプラグをコンセントから抜
き、コードレス電話機ではコードレス電話機の電源スイッチを切り、接続装置ではシス
テムの電源スイッチを切って、お買い上げの販売店にご連絡ください。そのまま使用す
ると火災、感電、故障の原因となります。
・万一、煙が出ている、へんな臭いがする場合は、充電器ではACプラグをコンセントか
ら抜き、コードレス電話機ではコードレス電話機の電源スイッチを切り、接続装置では
システムの電源スイッチを切って、お買い上げの販売店にご連絡ください。
・万一、機器類を倒したり、落としたり、キャビネットを破損した場合は、充電器ではA
Cプラグをコンセントから抜き、コードレス電話機ではコードレス電話機の電源スイッ
チを切り、接続装置ではシステムの電源スイッチを切って、お買い上げの販売店にご連
絡ください。そのまま使用すると火災、感電、故障の原因となります。
注意
(1)使用方法について
使用環境の注意
・窓を締め切った自動車の中、直射日光の当たるところ、温度の高いところに置かないで
ください。内部の温度が上がり、火災や故障の原因となることがあります。
・熱器具に近づけないでください。機器自体が溶けることがあります。
・調理台のそばなど油飛びする場所や湿気の多い場所、ほこりの多い場所に置かないでく
ださい。故障の原因となります。
・本電話機のアンテナの先端が目にささらないようにご注意ください。
・ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に置かないでください。また、機
器類の上に重い物を置かないでください。バランスがくずれて倒れたり、落下してけが、
故障の原因となります。
・機器類の上に乗らないでください。ひび割れや故障の原因また倒れたりしてけが、故障
の原因となることがあります。
・アンテナを持たないでください。雑音が増えたり、故障の原因となります。
・超音波加湿器を使用する場合は、水は必ず純水器をとおしたものを使用してください。
不純物の混じった水を使用すると機器類に推積物が付着することがあり火災、感電、故
障の原因となります。
・機器類はジュウタンやカーペットのような静電気の発生しやすい物の上に置かないでく
ださい。火災、感電、故障の原因となります。
・機器類は極度に温度の高いところ、低いところ、温度変化の大きいところに置かないで
ください。火災、感電、故障の原因となります。
(温度 5~35℃の範囲で使用してくださ
い。
)
・機器類は硫黄ガスや車の排気ガス等、特殊ガスが当たる場所に置かないでください。火
災、感電、故障の原因となります。
・機器類は海風が当たる場所に置かないでください。火災、感電、故障の原因となります。
予想される誤った
使い方の注意
・機器類の上に物を置かないでください。落ちてきたり、倒れたりして火災、感電、けが、
故障の原因となります。
・機器類の周辺に倒れやすい物を置かないでください。落ちてきたり、倒れたりして火災、
感電、けが、故障の原因となります。
・機器類の壁掛け使用時は落下にご注意ください。火災、感電、けが、故障の原因となり
ます。
・機器類は振動・衝撃の多い場所に置かないでください。落ちたり、倒れたりして火災、
感電、けが、故障の原因となります。
・機器類は通路に設置しないでください。人がつまづいたりして、けが、故障の原因とな
ります。
VI
正しく安全にお使いいただくために
コードレス電話機の
電池パックの注意
充電器の取り扱いの
注意
・充電方法については、コードレス電話機の取扱説明書をよくお読みください。
・電池パックの充電温度範囲は、5℃~35℃です。この範囲外で充電したり使用すると、
液漏れ、発熱、性能低下、寿命停止の原因となります。
・火のそば、ストーブのそばや炎天下など高温になる場所での使用、充電、放置は避けて
ください。液漏れ、発熱、性能低下、寿命停止の原因となります。
・お買い上げ後、初めて使用する際にサビや発熱、その他異常があると思われたときは、
使用しないでお買い上げの販売店にご連絡ください。
・幼児の手の届くところへは置かないでください。
・電池パックは乳幼児の手の届かないところに保管してください。また、使用する際にも、
乳幼児が充電器や使用機器から取り外さないように注意してください。
・長時間(一日以上)の充電はしないでください。電池の劣化の原因となります。
・電池パックを使用しない場合は、電話機からはずし、乾燥していて、温度の低いところ
に保管してください。また、長時間使用しない場合は、電池パックを全て使い切った状
態で保管してください。
・布や布団でおおったり、包んだりしないでください。熱がこもり、火災、故障の原因と
なることがあります。風通しのよい状態でご使用ください。
・充電器のACプラグを抜くときは、必ずACプラグを持って抜いてください。
電源コードを引っ張るとコードが傷つき、火災、感電、けがの原因となります。
・ぐらついた台の上に重い物を置かないでください。バランスがくずれて倒れたり、落下
してけが、故障の原因となります。
・お手入れの際は安全のためにACプラグをコンセントから抜いてください。水滴がつい
たら乾いた布で拭き取ってください。
(2)保守・点検について
点検・清掃について
製品移動・設置場所の
変更
・機器類に水滴がついたら乾いた布で取ってください。放置すると火災、感電、故障の原
因となります。
・機器類が汚れたら、柔らかい布で乾拭きしてください。ベンジン、シンナー等の有機溶
剤は避けてください。機器が腐食・溶解等して火災、感電、故障の原因となります。
・機器類の設置場所の床清掃剤は水性ワックスを使用してください(油性厳禁)
。守らない
と火災、感電、故障の原因となることがあります。
・コードレス電話機の充電用端子や充電器の充電端子が汚れていると、充電できない場合
があります。このようなことがないように、これらの端子部分をときどき乾いた綿棒な
どで掃除するようにしてください。洗浄液などは使用しないでください。
・接続装置を設置場所変更等で移動する場合はお買い上げの販売店にご相談ください。
・ご自分で取り外しの作業をされると火災、感電、けが、故障の原因となります。
(3)保管時の処理について
保管の制限・禁止
再使用時の注意
・接続装置を保管するとき(長期間使用しないとき)はお買い上げの販売店にご相談くだ
さい。ご自分で取り外しの作業をすると火災、感電、故障の原因となります。
・機器類を保管するとき(長期間使用しないとき)は、コードレス電話機の電源スイッチ
を切り、充電器のACプラグをコンセントから抜いてください。また、コードレス電話
機から電池パックも取り外してください。守らないと火災、感電、故障の原因となりま
す。
・機器類を保管するときは、人通りのない場所に保管してください。人がつまづいたりし
てけが、故障の原因となります。
・機器類を保管する場所では、保管機材の回りにスペースを設けてください。このスペー
スがないと出し入れするときにつまづいたり、倒したりしてけが、故障の原因となります。
・保管されていた機器類を再び使用する場合はお買い上げの販売店に点検及び設置の依頼
をしてください。そのまま使用を開始すると火災、感電、けが、故障の原因となります。
VII
正しく安全にお使いいただくために
(4)廃棄時の処理について
製品廃棄時の注意
・コードレス電話機を廃棄するときは、電池パックをコードレス電話機につけたまま廃棄
しないでください。電池は必ずコードレス電話機より外してください。守らないと液漏
れ等により環境を破壊し、ご自身あるいは第三者の身体や財産に損害を与える原因とな
ることがあります。
・電池パックをはずしたコードレス電話機およびその他の機器類を廃棄する時は、勝手に
処分しないでください。廃棄時は下記の「富士通リサイクルシステム」をご利用になる
か、または廃棄専門業者に直接依頼してください。
<本製品の廃棄・リサイクルについて>
法人・企業のお客様が本製品を廃棄・リサイクルされる場合は、
「富士通リサイクルシス
テム」をご利用ください。詳しくは、下記の当社 Web サイトから「IT 製品の処分、リ
サイクル」をクリックして、法人、企業のお客様向けのご説明をお読みください。
http://jp.fujitsu.com/
留 意
(1)保管時の処理について
保管の制限・禁止
・機器類を保管するときは、設置時と同じ環境条件の場所(例:湿度が低い所)で保管し
てください。守らないと故障の原因となります。
重 要
(1)使用方法について
予想される誤った
使い方の注意
使用環境の注意
分解・改造の禁止
雑音について
・接続装置を数台並べた場合、アンテナ同士を並行にしてください。互いに接触等してい
ると使用できない場合があります。0.6m以上離してください。
・複数のコードレス電話機や他のコードレス電話機を近接して設置すると互いに電波の影
響を受けてしまい使用できなくなる場合があります。約 0.5m以上離してください。
誤動作、通話切れ、雑音の原因となりますので以下の事項をお守りください。
・機器類を強磁界に影響されるところに置かないでください。
・機器類の近くでラジオ、テレビ等を使用しないでください。
(システムから 5m、電話機・オプション機器から 0.5m、ラジオ・テレビから 2m以上
離すようにしてください。
)
・機器類の近くには電子レンジ、工業用ミシン、高周波ウエルダー等の高周波を発生する
ものを置かないでください。
・送信所、無線設備間接地域では使用できない場合があります。
・機器類と複写機(あるいはレーザープリンタ等)を併設する場合は、密着設置すること
は避け、距離をおいてください。
・コードレス電話機や接続装置に外部アンテナを付けたり、内部の改造などは法律で禁じ
られています。分解や改造をされますと修理をお引き受けできませんのでご注意くださ
い。
・コードレス電話機は電波を使っていますので、通常の電話機に比べ雑音を受けやすく聞
き取りにくいことがあります。テレビやラジオ、蛍光灯、OA機器などの電気機器のそ
ばで使用すると雑音を受けたり、与えたりすることがありますので、確認の上ご使用く
ださい。雑音が入ったときには、子機の向きや、お話している場所を変えることによっ
て改善される場合があります。
VIII
正しく安全にお使いいただくために
通話可能範囲について
傍受の可能性について
コードレス電話機の
電池パックの注意
充電器の取り扱いの
注意
その他
・接続装置と子機の間の電波の届く範囲は室内で半径約 50mです。建物の構造によっては
天井・床・壁などに電波が反射し、お互いに干渉して弱まり、この範囲内であっても雑
音が入ったり、発信操作が受け付けられなかったりする場合があります。あらかじめ通
話可能範囲を確認の上ご使用ください。
・コードレス電話機はビットスクランブル方式によって傍受されにくくなっていますが、
電波を使用しているため通常の手段を越えた方法によって第三者が悪意をもって特殊手
段を講じた場合には、盗聴を完全に防ぐものではありません。このような場合には有線
電話機を使うなど十分配慮してお使いください。
・コードレス電話機に使用する電池パックは、専用のものを使用してください。
電池パック FC741BP5 または FC741BP5E (FC741C4E 用)
FC741BP5 または FC741BP5E (FC741E2E 用)
※電池パックは FC741C4E/FC741E2 とも共通です。
・電池パックの使用条件により、寿命が近づくにつれて電池パックが膨らむ場合がありま
すが、破裂・火災等につながる問題はありません。
・電池パックの膨れは、短時間の充電/放電を繰り返したり、高温になる場所で充電を行
ったり、保管したりすると、膨れの進行を早めてしまいますのでご注意ください。
・電池パックをより長くご使用いただくには、充電回数は 1 日 1 回程度にすることをお奨
めします。
・急速充電を行うため、充電中は充電器やコードレス電話機があたたかくなりますが異常
ではありません。
・電池残量なしの場合、コードレス電話機を充電器に置いても着信ランプがすぐに点灯(赤)
しないことがありますが、充電自体は開始されています。ランプが点灯するまで最大 10
分程度かかることがあります。
・着信ランプで表示する充電状態と電池残量表示が一致しない場合があります。
・コードレス電話機は電波を使用しているため、電話をかけたり受けたりするのに多少時
間がかかります。
・通話中にボタンを押したときなど瞬間的に雑音や音切れが発生することがありますが、
故障ではありません。
・使用しているうちに、以前と比べてつながりにくくなった場合や、通話途切れが発生し
やすくなった場合は、お買い上げの販売店に連絡をしてください。
・コードレス電話機や電池パックなどに無理な力がかかるような場所に置かないでくださ
い。多くのものがつまった荷物の中に入れたり、衣服のポケットに入れて座ると、ディ
スプレイ、電池パック、内部基板などの破損、故障の原因となり、保証の対象外となり
ます。
(2)保管時の処理
保管の制限・禁止
・機器類を長時間使用しないときは、必ず保管の処置をとってください。
・機器類を保管するときは梱包されていた箱に保管してください。梱包箱は捨てずに保管
しておいてください。
(3)廃棄時の処理について
コードレス電話機の
電池パックについて
・コードレス電話機で使用している電池パックはリチウムイオン電池で寿命は約 1 年です。
長時間充電してもすぐに電池がなくなる場合には、別売の新しい電池とお取り替えくだ
さい。
・取り出した電池パックは、短絡(ショート)防止のために、端子を絶縁テープで貼る等
の対策を講じた後、乾電池等の他の電池と混ぜないようにしてください。
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用等の一般的用途を想定して設計・製造されているものであり、原子力
核制御、航空機飛行制御、航空交通管制、大量輸送運行制御、生命維持、兵器発射制御など、極めて高度な安全性が要
求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフテ
ィ用途」という)に使用されるよう設計・製造されたものではございません。お客様は、当該ハイセイフティ用途に要
する安全性を確保する措置を施すことなく、本製品を使用しないでください。ハイセイフティ用途に使用される場合は、
当社のサービス取扱所またはお買い求めになった販売店までご相談ください。
IX
正しく安全にお使いいただくために
ラベルについて
当製品には下図のようなラベルが貼付けされてあります。ラベルは絶対にはがさないでください。また汚れてメッセ
ージ等が見えにくくなった場合はお買い上げの販売店にご連絡ください。
以下のラベルはお客様および工事保守者を対象としています。
充電器および電池パックには下図のようなラベルが貼付けされています。
電池パック
電池パックに関する留意事項
1)電池パックの寿命について
電池パック寿命の目安は約1年です。但し、1日1回の充電となる使い方にすることで、より長くご使用いた
だくことができます。ご利用されている PHS 電話機本体の電池蓋部分に膨らみ事象の発生、又は満充電にして
も通話時間/待受時間が初期の半分程度に感じられる場合は、早めの電池パック交換をお勧めします。
2)電池パックの安全性について
電池パックの寿命が近づくにつれ、PHS 電話機本体の電池蓋部分に膨らみが発生いたしますが、電池パックの
特性によるもので、故障・不具合ではございません。電池パックの膨らみが発生しても、電池パック内の安全
機構により、破裂・発火等の危険はありません。
3)ご留意事項
電池パックは未使用状態でも寿命が短くなりますので、交換用に電池パックをご購入いただく際は、必要数だ
けをお求めくださるようお願いします
4)電池パックを長くご使用いただくには<ご参考>
通話終了ごとに PHS 電話機を充電器へ置く使い方では、充電器に置くたびに充電が行なわれる為、電池パック
の寿命が短くなります。PHS 電話機も個人携帯電話機のように常時携帯し 1 日 1 回、充電器で充電するような
使い方をすることで、電池パックをより長くご使用いただくことができます。
X
こんなことができます
自由自在のコードレス
軽量・コンパクト、移動に便利です。
ピックアップ
離れた席から
応答できます。
アッドオン
内線待合せ※
3人で会議通話
ができます。
話し中の相手の電話が
終わると自分の電話を
呼び出してくれます。
※小容量テレフォニーシステムではご利用できません。
1
目 次
正しく安全にお使いいただくために
●まえがき ··············································································································································Ⅰ
●警告表示について··································································································································Ⅰ
●安全上の注意事項目次 ···························································································································Ⅱ
●安全上の注意事項··································································································································Ⅲ
●ラベルについて·····································································································································Ⅹ
お使いになる前に
●はじめに ··············································································································································· 4
●用語について········································································································································· 5
●各部の名称とはたらき ···························································································································· 7
●ディスプレイ表示について ······················································································································ 8
●ご使用前に知っておいていただきたいこと ································································································ 9
さあ使ってみましょう
●電話機をかけるには········································································ <発信> ········································ 12
●電話を受けるには··········································································· <着信> ········································ 15
●保留するには················································································· <簡易保留>·································· 17
●話し中に相手をダイヤルして転送するには ········································ <コールバックトランスファー>······ 18
●保留番号を指定して保留するには····················································· <コールパーク>···························· 19
●グループで保留するには ································································· <グループ保留>···························· 21 ※1
電話をかけるときの便利な使いかた
●短縮ダイヤルでかけるには ······························································ <短縮ダイヤル>···························· 23
●予約サービスなどを利用するには····················································· <シグナルチェンジ>······················ 26
電話を受けるときの便利な使いかた
●呼出音が鳴っている他の電話に応答するには····································· <ピックアップ>···························· 27
●自分にかかってきた電話を自動的に他の内線に転送させるには············ <可変不在転送>···························· 29
●一定時間内に応答できなかったとき、他の内線に転送させるには········· <応答遅延転送>···························· 33
相手が話し中のときの便利な使いかた
●相手が話し中のとき、下1桁の数字を変えて他の内線を呼び出すには
···································································································· <リセットシフトコール> ··············· 35 ※2
●相手の内線が話し中のとき、空いたことを知るには···························· <内線待合せ>······························· 36 ※2
●通話中の電話に割り込むには··························································· <コールウェイティング> ··············· 38 ※2
2
目 次
通話中の便利な使いかた
●3者で会議通話を行うには ······························································ <アッドオン>······························· 40
●上位PBXの内線へ転送するには····················································· <外線フッキング>························· 42
こんな使いかたもできます
●子機を持たずに話すには ································································· <ヘッドセット通話>······················ 43
●メールボックスに伝言が登録されたら··············································· <音声サービス連携>······················ 45
●発信するだけで専用電話機への着信に応答するには···························· <専用電話機連携>························· 46 ※3
子機の便利な機能
●もう一度同じ相手にかけるには························································ <リダイヤル>······························· 47
ほかに知っておきたいこと
●電話機の鳴りかた································································································································· 48
索引(サービス機能概要一覧)
●機能の意味がわからないとき、この章を参照してください ········································································ 49
注)※1 ES3300 i・force では、ご利用になれません。
※2 小容量テレフォニーシステムでは、ご利用になれません。
※3 大容量テレフォニーシステムでは、ご利用になれません。
3
お使いになる前に
はじめに
●この取扱説明書の使いかた
この取扱説明書は、実際に電話機を使っていただく方、システムを管理される方を対象に書かれています。
「さあ使っ
てみましょう」で、まず電話機に慣れていただき、続いて「電話をかけるときの便利な使いかた」
「電話を受けるときの
便利な使いかた」
「通話中の便利な使いかた」など、より便利な機能を覚えていただいて、このシステムを十分に活用し
ていただけるような構成になっています。
●操作の説明をお読みになる前に
・局線はNTTの電話回線を使用しているものとして説明してあります。
・
「特番」は一例を示しています。システムによって変えることもできます。
特
番:各種サービスを利用するときに押す番号で、サービスに決められた番号です。
・本システムのサービス機能については、巻末をご覧ください。
・内線クラスにより各種サービス機能が利用できない子機もあります。
・富士通テレフォニーシステムの機種によっては利用できないサービスがあります。
4
お使いになる前に
用語について
この取扱説明書で使用します用語について以下に説明します。
項
用
語
意
味
1
特番
各種サービスを利用するときに押す番号で、サービスにより決められた番
号です。
2
局線
日本電信電話(NTT)と契約して使っている通常の電話回線のことです。
3
中継線
事業所と事業所を結ぶ線で、通話した時間、回数に関係なく定額料金で使
用できる電話回線です。通話量の多い事業所間での使用をお勧めします。
電話をつなぐ方式の違いにより、個別線信号方式、共通線信号方式の2つ
にわけられます。
4
専用線
中継線と同意語として用いられます。
5
個別線信号方式
6
共通線信号方式
7
DP信号
8
PB信号
9
PBX
10
上位PBX
1つのチャネルで電話の制御および通話を兼ねて通信する方式です。LD
回線、OD回線等があります。
電話の通話および制御を別々のチャネルに分けて通信する方式です。1つ
の制御チャネルを複数の通話チャネルで共用できます。
No.7共通線、ISDN中継線等があります。
電話をかけるときの信号の一種で、この信号をダイヤルパルス(略してD
P信号)といいます。また、この信号を使っている電話線をDP回線とい
います。
電話をかけるときの信号の一種です。プッシュボタン信号ともいいます。
プッシュホンサービス等受ける場合この信号でおこないます。
一般的には 100 台以上の電話機がつながっている構内交換機のことをいい
ます。また、この交換機につながっている電話機をPBX内線ということ
もあります。
PBX内線に自局を接続した場合、このPBX内線を提供するPBXを自
局から見て、上位PBXといいます。
11
接続装置
子機とPBXをつなげる装置です。ランプによって充電完了を知らせます。
12
子機
コードレス電話機のことです。接続装置と無線で情報を送受信します。
13
充電器
14
ダイレクトインライン
子機の内蔵電池を充電するための装置です。ランプによって充電完了を知
らせます。
局線の着信方式のひとつで、局線から着信があると、あらかじめ決められ
た内線電話機のベルを直接鳴らして着信を知らせる方式です。
5
お使いになる前に
項
用
語
15
ダイヤルイン
16
付加番号ダイヤルイン
17
可変短縮ダイヤル
18
固定短縮ダイヤル
19
内線クラス
20
フッキング
21
呼出音
22
第2発信者
6
意
味
局線の着信方式のひとつで、あらかじめ内線電話機に内線番号とNTTの電
話番号を付与します。NTTの電話番号をダイヤルすると対応させた内線電
話機が呼び出されます。回線1本に複数の電話番号を契約できるので回線使
用効率を高めることができ、経済的です。
局線の着信方式のひとつで、電話番号をダイヤルした後、つづいて内線番号
をダイヤルすることにより、直接内線を呼び出せる方式です。
短い番号を押すだけで、よくかける相手を簡単に呼び出すことができます。
個々の電話機から自由に番号登録ができます。
短い番号を押すだけで、よくかける相手を簡単に呼び出すことができます。
全員で共通に使える番号で、システム管理者が番号登録を行います。個人で
勝手に変更はできません。
電話機ごとにかけることができる相手先や地域を限定するために決められた
ものです。
例 乙クラス
:内線、専用線にしかかけられない一番制限の多いクラス。
甲クラス
:局線にかけられるが、市内までしかかけられないクラス。
超特甲クラス:国際電話もかけられる制限のないクラス。
通話中の回線に切断信号を送出することです。上位PBXに送出して各種サ
ービスを利用したり、転送したりするときに使います。
電話がかかってきたときに鳴る音(着信音)
、および電話をかけたときに相手
を呼び出していることを知らせる音です。
通常の内線発信音とは異なり、通話中に転送や何かほかの操作をしようとし
たときに聞こえる音のことです。
お使いになる前に
各部の名称とはたらき
7
お使いになる前に
ディスプレイ表示について
8
お使いになる前に
ご使用前に知っておいていただきたいこと
●マルチゾーンとエリア
(ゾーンとは)
ゾーンとはコードレス電話機と接続装置の間で
電波が到達して通話ができる範囲のことです。
コードレス電話機がどのエリアに移動しても使用できます。
(マルチゾーンとは)
コードレス電話機を持って移動する範囲が広範
囲にわたり、ひとつのゾーンの通話可能範囲を
超える場合は、このようなゾーンを複数設け、
それらのどのゾーンにいても通話ができるよう
構成する必要があります。
このように構成された複数のゾーンをマルチゾ
ーンといいます。
(エリアとは)
コードレス電話機がマルチゾーン内のどこにい
ても着信を受けられるようにするために、常に
コードレス電話機の位置を管理する必要があり
ます。この管理を位置登録管理といいます。
本システムは位置登録管理を複数のゾーン単位
で行います。この複数のゾーンの範囲をエリア
といいます。
また複数のエリアによって構成された通話可能範囲をサービスエリアといいます。
≪ゾーンから他のゾーンへ移動するとき・・・≫
[通話中のとき]
移動するとき「プップップッ・・・」という音が鳴り、約2秒間通話が途切れます。
→相手には音は聞こえません。
その後、再び通話ができます。
保留中や発信時に「トゥルルル・・・」という呼出音を聞いている最中にも、他のゾーンへ移動することができます。
(小容量レガシーシステムでは上記の状態において他のゾーンに移動できませんのでご注意ください。
)
●無線関連の留意事項
1)PHSは、無線を使用しているため受信信号がエラーになる場合があります。
このため、まれに、通話中にノイズが発生したり、発信、着信に失敗する場合があります。
2)PHS端末で通話しながら移動する場合、あるいは、自席に移動してきて、最初に通話をしたような場合に、通話
が2秒程度無音になる場合がありますが、これは、通話状態を良好に保つためにPHSのアンテナを切り替えるこ
とにより発生するもので、ハンドオーバーと呼ばれる動作です。
(PHSの仕様)
3)PHSアンテナから受信する電波状態が良好なサービスエリアの外では、通話の途切れ、あるいは、通話の切断が
発生したり、発信、着信に失敗する場合があります。
また、サービスエリアの外での使用状況は、端末の機種により異なる場合があります。
9
お使いになる前に
4)当社製のPHS端末(FC741C4E/FC741E2E)をウィルコムの回線契約を行ない、公衆PHS端末をして利用
することは可能ですが、利用時、電波環境(電波の変動が大きい場合等)により、通話途切れ、通話の切断が発生
したり、発信、着信に失敗する場合があります。
ウィルコムの回線を利用する場合は、ウィルコムブランドのPHS端末を使用することを推奨します。
(当社のPHSシステムに接続可能な機種については、お買い上げいただいた販売店におたずねください)
5)周囲で稼働しているPHSシステムからの外来電波により、PHSシステムが干渉を受け、通話途切れ、通話の切
断が発生したり、発信、着信に失敗する場合があります。
この場合は、PHSアンテナの増設等の対策が必要になります。
また、新たに、周囲でPHSシステムが稼働した場合に、この外来電波により干渉を受ける場合がありますが、こ
の場合も、PHSアンテナの増設等の対策が必要になります。
●警報について
・コードレス電話機をご使用中、警報音が鳴る場合があります。以下に従って対応してください。
[通話中のとき]
電池がなくなりかけているとき
ディスプレイ表示
「ピピピ」という警報音が鳴ります。
充電してください
→1 分以内に通話を終えてコードレス電話機を充電器へ戻してください。
・警報音が鳴ってから 1 分後に通話が切れてしまいます。
[待ち受け状態のとき]
電池のなくなりかけている場合と、サービスエリア外に出ている場合があります。
電池がなくなりかけているとき
ディスプレイ表示
充電してください
「ピピピ」という警報音が鳴ります。
サービスエリア外に出たとき
コードレス電話機がサービスエリア外に出たとき、圏外ピクトがディスプレ
イに表示されます。
またこの状態では開始ボタンを押しても、コードレス電話機はご使用になれません。
圏外ピクトが消える場所まで戻ってご使用ください。
ディスプレイ表示
圏外
5/11 (木)
10:45
●自動切断機能について
コードレス電話機から電話をかけるとき、開始ボタンを押してからしばらくの間(約 15 秒)ダイヤル入力をしないと自
動的に切断となり、待ち受け状態となります。
10
お使いになる前に
●待ち受け状態のときのディスプレイ表示について
待ち受け状態のとき、電波の状態をディスプレイに表示します。
ディスプレイ表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
PBX
250
5/11 (木)
10:45
PBX
250
5/11 (木)
10:45
PBX
250
5/11 (木)
10:45
PBX
250
5/11 (木)
10:45
電波の状態が良好なことを表します。
電波の状態がやや弱いことを表します。
電波の状態が弱いことを表します。
電波の状態が非常に弱いことを表します。
電波が届いていないことを表します。
●サービスエリア外または電源切断のときの着信について
・コードレス電話機がサービスエリア外にいるときや電源を切っているときに着信が
あると、相手にはその旨をトーキーで通知することもできます。
・音声サービスユニットと連携している時は、相手の伝言を録音することもできます。
サービスエリアに戻ってきた時や電源を入れた時には
ピクトを点灯して伝言がある
ことを知らせます。
(
「メールボックスに伝言が登録されたら<音声サービス連携>」の項
をご覧ください。
)
ディスプレイ表示
圏外
5/11 (木)
10:45
・
ピクトを使ったサービスが可能なコードレス電話機は限られています。サービス可能な機種についてはお買い上げ
いただいた販売店におたずねください。
・予めシステムやコードレス電話機から転送先を登録することにより、サービスエリア外や電源を切っているときに着信
があると、他の内線/局線/中継線に自動的に転送することもできます。
(
「一定時間内に応答できなかったとき、他の
内線に転送させるには<応答遅延転送>」の項をご覧ください。
)
●ダイヤルや特番の「*」使用について
ダイヤルや特番に「*」を使用したい場合は、必ず開始ボタンを押して内線発信音を聞いてからダイヤル操作を行ってく
ださい。
ダイヤルや特番を押して後に開始ボタンを押すと、
「*」が送信されない場合があります。
11
さあ使ってみましょう
電話をかけるには
<発信>
局線発信
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
局線発信特番(たとえば 0 )を押します。
0
相手の電話番号を押します。
(例:044-777-1111 にかけるとき)
開始ボタンを押します。
00447771111
0447771111
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
0447771111
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●操作1で開始ボタンを押してから、局線発信特番+相手の電話番号という順に操作することもできます。
(尚、このとき操作3は不要です)
12
さあ使ってみましょう
中継線発信
操作前の表示
中継線発信特番(たとえば 7 1 1 )を押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
711
相手の内線番号を押します。
(例:2000 にかけるとき)
7112000
開始ボタンを押します。
7112000
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
2000
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●操作1で開始ボタンを押してから、中継線発信特番→相手の内線番号という順に操作することもできます。
(尚、このとき操作3は不要です)
●中継線の信号方式が共通線信号方式の場合、相手の中継線番号と内線番号がディスプレイに継続して表示され
ます。
13
さあ使ってみましょう
内線発信
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
相手の内線番号を押します。
(例:210 にかけるとき)
210
開始ボタンを押します。
210
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
210
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●操作1で開始ボタンを押してから、相手の内線番号という順に操作をすることもできます。
(尚、このとき操作2は不要です)
14
さあ使ってみましょう
電話を受けるには
<着信>
局線着信
[局線から直接の着信・・・ダイレクトインライン、ダイヤルイン、付加番号ダイヤルイン]
操作前の表示
「ピピピピ・・・」という呼出音が鳴ります。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
NTT2322
■着信ランプが赤の点滅
開始ボタンを押して話します。
NTT2322
●他の電話機で呼出音が鳴っているとき、自分の子機から応答することができます。
(
「呼出音が鳴っている他の
電話に応答するには<ピックアップ>の項をご覧ください。
)
[局線表示盤に着信しているとき・・・分散中継台]
操作前の表示
「トゥルルル」と局線表示盤に着信があります。
特番(たとえば 8 )を押します。
開始ボタンを押して話します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
PBX
250
5/11 (木)
10:45
■局線表示盤の局線ラン
プが速い点滅
8
NTT2322
15
さあ使ってみましょう
内線着信
内線から着信を受けるとき。
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
着信
「ピピピピ」
「ピピピピ」と呼出音が鳴ります。
221
■着信ランプが赤の点滅
相手の内線番号が表示されます。
開始ボタンを押して話します。
211
●他の電話機で呼出音が鳴っているとき、自分の子機から応答することができます。
(
「呼出音が鳴っている他の
電話に応答するには<ピックアップ>の項をご覧ください。
)
中継線着信
中継線から着信をうけるとき。
操作前の表示
「ピピピピ」
「ピピピピ」と呼出音が鳴ります。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
センヨウ711
相手の内線番号が表示されます。
開始ボタンを押して話します。
センヨウ711
●他の電話機で呼出音が鳴っているとき、自分の子機から応答することができます。
(
「呼出音が鳴っている他の
電話に応答するには<ピックアップ>の項をご覧ください。
)
●中継線の信号方式が共通線信号方式の場合、相手の中継線番号と内線番号がディスプレイに表示されます。
16
さあ使ってみましょう
保留するには
<簡易保留>
こんなときに便利
●話し中に調べものをしたりするときなど、
ちょっと持ってもらうとき。
操 作
[保留するとき]
操作前の表示
NTT2322
通話中に
保留ボタンを押します。
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
通話していた相手は保留されます。
●電源/終了ボタンは押さず、そのままにしておきます。
●小容量テレフォニーシステムでは、第2発信音が約 10 秒間聞こえた後、話中音が約 20 秒間聞こえ、再び保留
した相手との通話に戻ります。
●大容量テレフォニーシステムでは、第2発信音が約 10 秒間聞こえた後、話中音となり話中音が継続します。
(通話には戻りません。
)保留を解除すれば通話に戻ります。
[自分が保留した相手と再び通話するとき]
操作前の表示
保留中
保留ボタンを押して話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
NTT2322
PBX
250
5/11 (木)
10:50
17
さあ使ってみましょう
話し中に相手をダイヤル
して転送するには
<コールバックトランスファー>
こんなときに便利
●話し中に他の階の人、遠くに離れた人に電話を転送す
るとき。
操 作
操作前の表示
NTT2322
局線と通話中
保留ボタンを押します。
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
通話していた相手は保留されます。
転送先の内線番号を押します。
(例:相手内線番号 211)
211
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら転送する事を伝えます。
電源/終了ボタンを押します。
211
PBX
250
5/11 (木)
10:50
(保留していた相手と、転送先の通話になります)
●操作2で相手内線が話し中のとき、リセットシフトコールを使用することができます(
「相手が話し中のとき、
下 1 桁の数字を変えて他の内線を呼び出すには<リセットシフトコール>の項をご覧ください。また、この機
能は小容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
)
。また再度保留ボタンを押すと、保留していた局
線との通話に戻ります。再度別の内線に転送する場合は、操作1からやり直してください。
●転送先通話後、もう一度保留中の相手と話すには保留ボタンを押します。以降保留ボタンを押すことにより、
繰り返し交互に通話することができます。
(チェンジオーバー機能)
●転送先を呼び出し中、相手が応答する前に電源/終了ボタンを押し、転送することもできます。転送先が一定
時間(初期の状態では 30 秒になっています。
)応答しない場合は転送した人に呼返しがあります。開始ボタン
を押すだけで呼び返しに応答できます。
(小容量テレフォニーシステムでは呼び返しがありません。
)
18
さあ使ってみましょう
保留番号を指定して保留
するには<コールパーク>
こんなときに便利
●通話中に相手を保留して、近くの人に声をかけて電話にで
てもらうとき。
保留または近くの人にでてもらうときは、コールパークサ
ービスの保留番号を指定して行います。
操 作
[保留するとき]
操作前の表示
NTT2322
通話中に
保留ボタンを押します。
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
通話していた相手は保留されます。
特番(たとえば 1 3 0 )を押します。
130
保留番号を押します。
(例:保留番号を 100 とします)
130100
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●コールパークができないときは話中音が聞こえます。この時は保留ボタンを押すと、もとの通話に戻りますの
で、再度1の操作から行い保留番号を変更してもう一度やり直してください。
●保留番号の桁数は最大4桁まで設定できます。保留番号の桁数を変更されるときは、お買い上げいただいた販
売店にご相談ください。
●一定時間以上(初期の状態では 30 秒になっています)応答がないときは呼び返しがあります。開始ボタンを
押すだけで呼び返しに応答できます。
19
さあ使ってみましょう
操 作
[自分が保留した相手と再び通話するとき]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
コールパーク登録中
特番(たとえば 1 3 0 )を押します。
130
保留番号を押します。
(例:保留番号を 100 とします)
開始ボタンを押して話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
[近くの人にでてもらうとき]
「○○さん!保留番号 100 番で電話にでてください。
」と保留番号を知らせます。
操作は、上記の[自分が保留した相手と再び通話するとき]と同じです。
20
130100
NTT2322
PBX
250
5/11 (木)
10:50
さあ使ってみましょう
グループで保留するには
<グループ保留>
(この機能は ES3300 i・force ではご利用になれません。
)
こんなときに便利
●通話中に相手を保留して、同じグループ内の他の人に声
をかけて電話にでてもらうとき。
グループ保留するとき
操 作
操作前の表示
NTT2322
通話中に
保留ボタンを押します。
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
通話していた相手は保留されます。
特番(たとえば 1 9 )を押します。
電源/終了ボタンを押します。
19
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●グループ保留ができないときは話中音が聞こえます。この時は保留ボタンを押すと、もとの通話に戻ります。
●保留番号1のみ保留ができます。
●一定時間以上(初期の状態では 30 秒になっています)応答ができないときは呼び返しがあります。開始ボタ
ンを押すだけで呼び返しに応答できます。
21
さあ使ってみましょう
自分が保留した相手と再び通話するとき
操 作
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 1 0 )を押します。
開始ボタンを押して話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
10
NTT2322
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●保留番号1以外の保留番号に応答するときは、2の操作で特番の後に続けて保留番号を押します。
[同じグループの人にでてもらうとき]
「○○さん!転送します。
」とグループ保留を知らせます。
操作は、上記の[自分が保留した相手と再び通話するとき]と同じです。
22
電話をかけるときの便利な使いかた
短縮ダイヤルでかける
には<短縮ダイヤル>
こんなときに便利
●よく使う番号を登録しておき、短縮した番号で電
話をかける時。
短縮ダイヤルには、可変短縮ダイヤルと固定短縮
ダイヤルの2種類があります。
可変短縮ダイヤル
登 録
各グループごとにあるいは、電話機ごとに短縮番号を登録します。
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 1 7 )を押します。
17
短縮番号を押します。
(例:03 番とします)
1703
登録する相手番号を押します。
(例:局線発信特番(たとえば0)+0447771111 のとき)
開始ボタンを押します。
300447771111
0447771111
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
●可変短縮ダイヤルでは、相手番号の先頭部分を登録し、後半を発信の都度ダイヤルすることができます。
例)
0-044-777-××××
短縮ダイヤルで登録 ダイヤルします
●操作4のあと、確認音を聞く前に切断(操作5)すると、登録できません。
23
電話をかけるときの便利な使いかた
●登録できる番号は最大 20 桁まで、0~9、*、ポーズが登録可能です。
(ポーズは#で行います。・・・通常は
システムが自動的にポーズをとります。ポーズが必要となるのは、一部の国際電話などです。
)
(小容量テレフ
ォニーシステムではポーズの登録はできません。
)
●同じ短縮番号へ登録することにより、以前に登録した相手番号は、新しい番号に置き換わります。
発 信
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 5 )を押します。
5
短縮番号を押します。
503
(例:03 番とします)
開始ボタンを押します。
0447771111
「タタタ タタタ」という短縮ダイヤル発信音が聞こえます。
続いて「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
登録されている番号を先頭よりディスプレイに表示します。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
0447771111
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●操作1で開始ボタンを押してから、特番+短縮番号という順に操作することもできます。
(尚、このとき操作3は不要です。
)
24
電話をかけるときの便利な使いかた
固定短縮ダイヤル
発 信
だれでも使用でき、システム共通の短縮番号を登録します。
短縮番号の登録・変更は電話機からはできません。
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 6 )を押します。
6
短縮番号を押します。
6123
(例:123 番とします)
開始ボタンを押します。
0447771111
「タタタ タタタ」という短縮ダイヤル発信音が聞こえます。
続いて「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
登録されている番号を先頭よりディスプレイに表示します。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
0447771111
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●固定短縮ダイヤルでは、相手番号の先頭部分を登録し、後半を発信の都度ダイヤルすることができます。
例)
0-044-777-××××
短縮ダイヤルで登録 ダイヤルします
●操作1で開始ボタンを押してから、特番+短縮番号という順に操作することもできます。
(尚、このとき操作3は不要です)
25
電話をかけるときの便利な使いかた
予約サービスなどを利用
するには
<シグナルチェンジ>
こんなときに便利
●銀行の貯金残高照会、入金通知/照会を行うとき。
●証券会社の株価照会、株式売買などを行うとき。
●航空券の予約などを行うとき。
使用する局線が回転ダイヤル回線であってもプッシ
ュボタンサービスが利用できます。
操 作
操作前の表示
0447771111
局線と通話中
局線と通話中必要な番号を押します。
1234
(自動的に PB 信号を送ります。例:1234 とダイヤル)
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●サービスは座席予約、銀行の残高照会、メールシステム等にアクセスする場合に利用されます。
●会議通話中、簡易保留後、コールバックトランスファー時には PB 信号の送出はできません。
●PB 信号送出中状態では、割り込みサービスは禁止されます。
26
電話を受けるときの便利な使いかた
呼出音が鳴っている他の
電話に応答するには
<ピックアップ>
こんなときに便利
●他の内線に着信した電話を自分の電話機で応答する
とき。
操作
[同一グループ内のとき・・・ピックアップ]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
他の電話機に着信
特番(たとえば 1 2 )を押します。
開始ボタンを押して話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
12
301
PBX
250
5/11 (木)
10:50
27
電話を受けるときの便利な使いかた
[他グループ内のとき・・・グループピックアップ]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
他の電話機に着信
特番(たとえば 1 6 1 )を押して着信している電話のピック
アップグループ番号を押します。
16101
(例:グループ番号を「01」とするとき)
開始ボタンを押して話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
301
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●ピックアップグループ番号“01”に着信した例です。
小容量テレフォニーシステムではグループ番号は1~63(最大 63 グループ)です。
大容量テレフォニーシステムではグループ番号は 0~9(最大 10 グループ)です。
IP Pathfinder Center Server /Center Server RM、IP Pathfinder Center Server2 /Center Server RM2
では、グループ番号は 00~99(最大 100 グループ)とすることも可能です。
28
電話を受けるときの便利な使いかた
自分にかかってきた電話を
自動的に他の内線に転送さ
せるには<可変不在転送>
こんなときに便利
●不在時に自分にかかってきた電話を代理の人や会議
室などゾーン外の離席先に着信転送したいとき。
自分の席から登録・解除する場合と離席先から登
録・解除する場合の2つの方法があります。
コードレス電話機から転送先を登録・解除するとき
登 録
操作前の表示
特番(たとえば 1 1 1 )を押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
111
転送先の内線番号を押します。
(例:205 に登録します)
開始ボタンを押します。
111205
205
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
●登録後の自分のコードレス電話機への着信は、転送先の電話機に着信します。
●登録中も通常どおり発信できます。
(発信音は通常と異なり第2発信音となります)
●全ての着信呼(内線/局線/中継線)に適用されます。
29
電話を受けるときの便利な使いかた
解 除
席へ戻ったときは、忘れずに解除します。
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 1 5 1 )を押します。
151
開始ボタンを押します。
151
「ププププ」という確認音が聞こえます。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
電源/終了ボタンを押します。
可変不在転送を登録している内線に、電話をかけたとき
発 信
たとえば、電話をかけた内線 250、可変不在転送を登録している内線を 201、転送先の内線を
205 とします。
[電話をかけた内線(250)]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
相手の内線番号を押します。
(例:内線番号 201 にかけます)
開始ボタンを押します。
「プー」という転送音又はトーキーメッセージが聞こえます。
続いて「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
201
205
実際に着信した内線
相手が出たら話します。
(相手は転送先の内線 205 となります)
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
●操作2のトーキーメッセージはトーキー装置が実装されているときのみ聞こえます。
30
205
PBX
250
5/11 (木)
10:50
電話を受けるときの便利な使いかた
着 信
[可変不在転送を登録した内線(201)]
着信表示はありません。
[転送先の内線(205)]
操作前の表示
呼出音が鳴ります。
PBX
205
5/11 (木)
10:45
着信
250
電話をかけた内線
■着信ランプが赤の点滅
開始ボタンを押して話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
250
PBX
205
5/11 (木)
10:50
31
電話を受けるときの便利な使いかた
離席先のコードレス電話機から登録・解除するとき
登 録
(この機能は小容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
)
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 1 5 3 )を押します。
153
転送元の内線番号を押します。
153201
(例:転送元の内線番号が 201 のとき)
開始ボタンを押します。
201
「ププププ」という確認音が聞こえます。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
電源/終了ボタンを押します。
●登録後は、転送元の電話機への着信は、登録操作したコードレス電話機に全て着信します。
解 除
席へ戻る前に、忘れずに、解除します。
操作前の表示
特番(たとえば 1 6 5 )を押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
165
転送元の内線番号を押します。
(例:転送元の内線番号が 201 のとき)
開始ボタンを押します。
165201
165201
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
32
PBX
250
5/11 (木)
10:45
電話を受けるときの便利な使いかた
一定時間内に応答できなか
ったとき、他の内線に転送さ
せるには<応答遅延転送>
こんなときに便利
●通常は本人が応答し、手をはなせない仕事をしていると
きなど、となりの人へ転送したいとき。
着信後一定時間呼び出しても応答しないときは、転送先
の電話機を呼び出します。
登 録
操作前の表示
特番(たとえば 1 1 3 )を押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
113
転送先の内線番号を押します。
(例:転送先の内線番号を 205 とします)
開始ボタンを押します。
113205
205
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
●登録中も通常どおり発信できます。
●全ての着信呼(内線/局線/中継線)に適用されます。
●子機がサービスエリア外や電源を切っている時に、かかってきた電話も転送することができます。
●小容量テレフォニーシステムで、子機がサービスエリア外や電源を切っている時および話し中の時に、かかっ
てきた電話を転送する場合は、1の操作で話中/応答遅延転送を登録してください(応答遅延転送と違う特番
です。
)
また、このとき2の操作で内線番号のかわりに、短縮ダイヤル発信特番+短縮番号を登録することにより、短
縮番号に登録されている局線/中継線の相手番号へ転送することができます。
(局線/専用線へは話中のみ転
送されます。短縮ダイヤル発信特番は、
「短縮ダイヤルでかけるには<短縮ダイヤル>」の操作 1「可変短縮ダ
イヤル発信/固定短縮ダイヤル発信」で使用する特番のことです。
)
●小容量テレフォニーシステムの場合は転送先に子機を登録した場合、子機が着信可能状態の時のみ転送されま
す。
33
電話を受けるときの便利な使いかた
解 除
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 1 5 2 )を押します。
152
開始ボタンを押します。
152
「ププププ」という確認音が聞こえます。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
電源/終了ボタンを押します。
応答遅延転送を登録している内線に、電話をかけたとき
発 信
たとえば、電話をかけた内線 250、応答遅延転送を登録している内線を 201、転送先の内線を
205 とします。
[電話をかけた内線(250)]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
相手の内線番号を押します。
(例:内線番号 201 にかけます)
開始ボタンを押します。
201
201
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
内線番号 201 が不応答(約 30 秒後)のため、
「プー」という転送音が聞こえます。
転送先の内線に切り替えて呼び出します。
引き続いて「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
205
実際に着信した内線
相手が出たら話します。
(相手は転送先の内線 250 となります)
205
●着信した内線が不応答で、転送先の内線に切り替える時間は、標準設定値 30 秒となっていますが、変更する
ことができます。変更する場合はお買い上げいただいた販売店にご相談ください。
●転送先の内線(205)の操作は、
「自分にかかってきた電話を自動的に他の電話に転送させるには<可変不在転
送>」の「着信」操作の項をご覧ください。
34
相手が話し中のときの便利な使いかた
相手が話し中のとき、下1桁
の数字を変えて他の内線を呼
び出すには<リセットシフトコール>
(この機能は小容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
)
こんなときに便利
●相手の内線が話し中なので、近くの人にかけたいとき。
電話をかけなおす必要はありません。
操 作
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
相手の内線番号を押します。
(例:内線 201 にかけるとき)
開始ボタンを押します。
201
201
「ツツー ツツー」という話中音が聞こえます。
内線番号の下1桁をかえて押します。
(例:202 にかけなおすとき2を押します)
202
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
202
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●リセットシフトコールは続けて何度でも利用できます。
35
相手が話し中のときの便利な使いかた
相手の内線が話し中のとき、
空いたことを知るには
<内線待合せ>
(この機能は小容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
)
こんなときに便利
●話し中の相手の電話が終わりしだい電話をかけたいとき。
相手の電話が終わると、自動的に自分の電話を呼び出します。
操 作
操作前の表示
201
内線を呼び出したとき相手が話し中
保留ボタンを押して、特番(たとえば 1 1 5 )を
押します。
115
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
相手内線が空くと「ピピ、ピピ」
「ピピ、ピピ」という
呼返音が鳴ります。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
着信
201
■着信ランプが赤の点滅
開始ボタンを押します。
201
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
201
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●登録中も通常どおり発信、着信ができます。
(発信音は通常と異なり第2発信音となります)
●登録したあと、10 分以上たっても相手の通話が終わらない場合、または呼び返しに応答しない場合は自動的
に登録が解除されます。尚、解除時間は変更することが可能なので、変更する場合はお買い上げいただいた販
売店にご相談ください。
36
相手が話し中のときの便利な使いかた
解 除
電話をしなくても用事が済んだときは解除します。
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
特番(たとえば 1 5 5 )を押します。
155
開始ボタンを押します。
155
「ププププ」という確認音が聞こえます。
電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
37
相手が話し中のときの便利な使いかた
通話中の電話に割り込むには
<コールウェイティング>
(この機能は小容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
)
こんなときに便利
●急用なので通話している相手(内線)と話したいとき。
操 作
たとえば内線 201 と内線 202 が通話中のとき、
内線 200 から内線 201 にコールウェイティング
をする場合を示します。
[コールウェイティングする内線(250)]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
内線番号を押します。
(例:内線 201 にかけるとき)
開始ボタンを押します。
201
201
「ツツー ツツー」という話中音が聞こえます。
急用なので通話している内線へコールウェイティングします。
保留ボタンを押して、特番(たとえば 1 8 2 )を
押します。
182
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
●内線クラスによってはコールウェイティングすることができない電話機もあります。
38
201
PBX
250
5/11 (木)
10:50
相手が話し中のときの便利な使いかた
着 信
[コールウェイティングされた内線(201)]
操作前の表示
202
通話中
「プー」という割り込み音が約 0.5 秒聞こえ、その後
「トル トル トル」という着信表示音が聞こえます。
保留ボタンを押します。
202
250
(通話している相手には、保留音が聞こえます)
割り込み者と話します。
250
割り込み者と通話が終わった後、保留ボタンを押します。
202
(保留中の相手との通話に戻ります)
●着信表示音は、被割り込み者とその通話相手にそれぞれ聞こえます。
●操作4で、割り込み者が切断しなければ割り込み者は保留され、被割り込み者は元の通話に戻ります。その後、
保留ボタンを押す毎に割り込み者及び前の通話相手との2者通話を交互に繰り返します。
39
通話中の便利な使いかた
3者で会議通話を行うには
<アッドオン>
こんなときに便利
●2人で通話中、加わってもらう相手を呼び出して、3人で
話したいとき。
会議通話での相手の2人は、局線/内線/中継線のいずれ
でもかまいません。
操 作
[内線と通話中、他の内線に加わってもらうとき]
操作前の表示
201
通話中
保留ボタンを押して、特番(たとえば 1 3 1 )を
押します。
131
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
(通話していた相手には、保留音が聞こえます)
3人目の内線番号を押します。
(例:会議に加わってもらう3人目の人の内線番号を 202 とするとき)
202
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
3人目の人と話します。
202
保留ボタンを押します。
202
3者で話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
40
PBX
250
5/11 (木)
10:50
通話中の便利な使いかた
操 作
[局線又は中継線と通話中、他の内線に加わってもらうとき]
操作前の表示
NTT2322
局線と通話中
保留ボタンを押して、特番(たとえば 1 3 1 )を
押します。
131
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
(通話していた相手には、保留音が聞こえます)
3人目の内線番号を押します。
(例:会議に加わってもらう人の内線番号を 202 とするとき)
202
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
3人目の人と話します。
202
保留ボタンを押します。
202
3者で話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:50
41
通話中の便利な使いかた
上位PBXの内線へ転送す
るには<外線フッキング>
こんなときに便利
●上位PBXの内線等との通話を保留し、上位PBXの他内
線等に転送できます。
操 作
操作前の表示
PBX2322
上位PBXの内線と通話中に
登録/キャッチボタンを押します。
PBX2322
「ツツー ツツー」という第2発信音が聞こえます。
転送先の内線番号を押します。
2422
(例:相手番号が 2422 のとき)
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら転送することを伝えます。
電源/終了ボタンを押します。
2422
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●操作2で、もう一度通話ボタンを押すと、もとの通話に戻ります。
●小容量テレフォニーシステムではあらかじめフッキングタイミングのデータ変更が必要です。
42
こんな使いかたもできます
子機を持たずに話すには
<ヘッドセット通話>
こんなときに便利
●ひんぱんに電話を使うとき。
●両手がふさがっているとき。
発 信
ヘッドセットを子機のヘッドセットジャックに接続します。
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
局線発信特番(たとえば 0 )を押します。
0
相手の電話番号を押します。
(例:044-777-1111 にかけるとき)
00447771111
開始ボタンを押します。
0447771111
相手が出たら話します。
0447771111
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●操作1で開始ボタンを押してから、局線発信特番+相手の電話番号という順に操作することもできます。
(尚、このとき操作3は不要です)
●子機専用のヘッドセットを使用してください。
43
こんな使いかたもできます
着 信
局線からの着信に応答します。
操作前の表示
「トゥルルル」という呼出音が鳴ります。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
NTT2322
■着信ランプが赤の点滅
開始ボタンを押して、話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
●内線及び、中継線着信も同様に操作します。
44
NTT2322
PBX
250
5/11 (木)
10:50
こんな使いかたもできます
メールボックスに伝言が
登録されたら
<音声サービス連携>
こんなときに便利
●伝言が登録されたことを確認できます。
操 作
子機の電源が切れている時に伝言がメールボックスに登録されたとします。
操作前の表示
電源ボタンを押して電源を入れます。
メールボックスユニットのアクセス番号を押します。
(例:アクセス番号が 290 のとき)
290
開始ボタンを押します。
290
音声ガイドに従って操作し、自分宛の伝言を聞きます。
290
●操作 1 以外にも、発信、着信および呼出しエリアを移動した時、伝言が登録されていれば が点灯します。
また、全ての伝言が聞き終わっていれば、 を消灯します。
●子機がサービスエリア外や電源を切っている時に、かかってきた電話をメールボックスに自動的に転送するこ
ともできます。
●メールボックスの詳しい操作方法については「Voice Mail サービス使用手引書」
「音声サービスユニット取扱説
明書」
「伝言サービス取扱説明書」をご覧下さい。
●この機能をご使用になるには、別途音声サービスユニットが必要となります。
●この機能が利用できるコードレス電話機についてはお買い上げいただいた販売店におたずねください。
45
こんな使いかたもできます
発信するだけで専用電話機への
着信に応答するには
<専用電話機連携>
(この機能は大容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
)
こんなときに便利
●専用電話機に着信している時にコードレス電話機から発信するだけで、その
電話機に応答できます。
●専用電話機で通話中にコードレス電話機から発信するだけで、その通話に割
り込めます。
注)専用電話機とは小容量テレフォニーシステム専用に作られた有線式電話機
のことです。専用電話機の種類についてはお買い上げいただいた販売店にお
問い合わせください。
操 作
[専用電話機の着信に応答するとき]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
専用電話機(内線 2000 番)に内線 210 番から着信中に
開始ボタンを押して、話します。
210
●発信操作のみで応答できる専用電話機は予めデータ設定で登録しておきます。
(本設定により通話の切り替え(割り込み)も有効となります)
1台のコードレス電話機につき専用電話機は1台のみ登録できます。
●中継台からの着信以外の着信(局線/中継線/内線)に応答できます。
●電波状況等の条件により応答できない場合があります。
[専用電話機で通話中にコードレス電話機に通話を切り替えるとき]
操作前の表示
PBX
250
5/11 (木)
10:45
専用電話機(内線 2000 番)で内線 210 番と通話中に
開始ボタンを押して、話します。
2000
通話相手(内線 210 番)-専用電話機-コードレス電話機の三者通話中となります。
専用電話機の受話器を戻して話しを続けます。
210
●専用電話機が内線、局線、中継線との二者通話中のみに操作できます。
●専用電話機と中継台またはISDN内線が通話中にコードレス電話機に通話を切り替えることはできません。
●専用電話機が伝言サービスユニットによる通話録音中にコードレス電話機に通話を切り替えることはできません。
●割り込み予告音は送出することはできません。
●電波状況等の条件により切り替えできない場合があります。
●コードレス電話機が通話中に専用電話機に通話を切り替えたい場合は、通常の割り込みサービスとなります。
但し、データ設定により専用電話機の受話器を上げるだけでコードレス電話機の通話に割り込むことができま
す。割り込みサービスについては小容量テレフォニーシステムの取扱説明書をご覧ください。
46
子機の便利な機能
もう一度同じ相手にかけ
るには<リダイヤル>
こんなときに便利
●最後にかけた10件までの相手を選択してもう一度呼
び出すとき。
操 作
操作前の表示
リダイヤルボタンを押します。
PBX
250
5/11 (木)
10:45
発信履歴(01)
(例:最後にかけた番号が 2000 のとき)
2000
リダイヤルボタンもしくは変換ボタン(▼)を押すたびに、
一つ前の番号が表示されます。
開始ボタンを押します。
2000
「トゥルルル」という呼出音が聞こえます。
相手が出たら話します。
通話が終わったら、電源/終了ボタンを押します。
2000
PBX
250
5/11 (木)
10:50
●最後にかけた相手の電話番号(局線/内線/中継線番号)を 10 件まで自動的に記憶します。
●記憶できる相手の電話番号は1件につき最大 24 桁です。
47
ほかに知っておきたいこと
電話機の鳴りかた
(1)電話がかかってきたとき、聞こえる音
音の名称
鳴りかた
呼 出 音
(局線着信)
呼出音
(内線、中継線着信)
こんなときに鳴ります
ピピピピピピピピ ピピピ
ピピピピピ・・・
ピピピピ ピピピピ・・・
呼 返 音
(リコール)
ピピ、ピピ、ピピ、ピピ・・・
局線から着信があったとき聞こ
えます。
内線及び中継線から着信があっ
たとき聞こえます。
通話を長時間保留したとき、ま
たは待合せで内線が空きになっ
たとき聞こえます。
●子機の設定により、鳴りかたを変えることができます。
(2)電話をかけるとき、受話器から聞こえる音
音の名称
鳴りかた
こんなときに鳴ります
局線発信音
ツ――――― ・・・
発 信 音
ツーツーツー・・・
呼 出 音
トゥルルル トゥルルル
話 中 音
ツー ツー ツー
短ダ送出音
タタタ タタタ タタタ・・・
第2発信者
ツツー ツツー ツツー・・・
確 認 音
ププププ・・・
着信表示音
トル トル トル・・・
NTTから送出される発信音で
局線発信したとき聞こえます。
開始ボタンを押したとき聞こえ
ます。
相手を呼び出しているとき聞こ
えます。
接続装置と接続できなかったと
き、存在しない番号をダイヤル
したとき、相手が話中のとき聞
こえます。
短縮ダイヤル発信時のダイヤル
送出中のとき聞こえます。
保留ボタンを押したとき聞こえ
ます。
登録、解除が完了したとき聞こ
えます。
コールウェイティングで割り込
まれたときの呼出中に聞こえま
す。
(3)その他
音の名称
こんなときに鳴ります
チャネル切替音
プップップッ
電池残量警報
(待ち受け中)
ピ――――― ・・・
電池残量警報
(通話中)
48
鳴りかた
ピピピ
子機が他のゾーンに移動しよう
としたとき聞こえます。
待ち受け状態のとき、電池がな
くなりかけているとき聞こえま
す。
通話中、または何か操作をした
ときに電話がなくなりかけてい
ると受話器から聞こえます。
索引(サービス機能概要・・・五十音順)
索引(サービス機能概要一覧)
サービス名
説
明
ページ
二人の通話にさらに一人加え三人で通話できます。
いずれか一人の切断で二者通話
にもどります。
40
一定時間に応答しなかったとき、他の内線に自動的に転送します。
33
音声サービスユニットと連携して伝言がメールボックスに登録されたことを通知
します。
45
接続されている回線にフッキング信号を送出します。
42
局線・中継線に対して内線または内線グループごとに短縮ダイヤル発信ができま
す。短縮ダイヤルの登録、変更は電話機からできます。
23
着信を自動的に他の内線に転送します。
29
通話中の相手を保留することができます。
17
グループ
ピックアップ
他のピックアップグループに着信している電話のグループ番号を指定してピック
アップします。
28
グループ保留
同じグループ内で保留することができます。※1
21
局線・中継線へ発信するとき、全内線共通に登録された短縮ダイヤルで発信ができ
ます。
通話中の内線に割込音を送出し、
被割込者の操作により割込者と被割込者の二者通
話を行うことができます。※3
25
通話中の相手を他の電話機へ転送できます。
18
保留番号を指定して保留したり、保留解除することができます。
19
通話中に自動的にPB信号を送出することができます。
26
発信するだけで専用電話機の着信に応答することができます。※2
46
相手が話し中のとき、空き次第呼び返します。これに応答すると相手を呼び出しま
す。※3
36
着信のあった内線と同一グループであれば、どの電話機でも応答できます。
27
話し中のとき、
一桁の数字をダイヤルすることにより前のダイヤルの末尾一桁を変
更した内線を呼び出します。※3
35
最後にダイヤルした 10 件までの相手番号を自動的に呼び出します。
47
アッドオン
応答遅延転送
音声サービス連携
外線フッキング
可変短縮
ダイヤル
可変不在転送
簡易保留
固定短縮
ダイヤル
コール
ウェイティング
コールバック
トランスファー
コールパーク
シグナルチェンジ
専用電話機連携
内線待合せ
ピックアップ
リセットシフト
コール
リダイヤル
38
※1 ES3300i・force ではご利用になれません。
※2 大容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
※3 小容量テレフォニーシステムではご利用になれません。
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 MEMO 
富士通株式会社
富士通モバイルコミュニケーションシステム
取扱説明書
平成 22 年 2 月 第 1 版発行
お
お買い上げ年月日
年
客
月
様
メ
モ
日
会社名
お買い上げ
TEL
会社名
取付工事
TEL
工事担当者
おぼえのため記入しておかれると便利です。
All Rights Reserved, Copyright © 富士通株式会社 2000-2010
製品改良のため仕様やデザインの一部を予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
T101-1930-01