水槽付き消防ポンプ自動車の海外援助に伴う譲渡について昨年、伊勢原市で用途廃止いたしました水槽付き消防ポンプ自動車を日本外交協会へこのたび譲渡いたしまして、今後は日本外交協会を通じて開発途上国に寄贈され海外で活躍いたします。日本外交協会の「リサイクル援助事業」では、１９９７年の開始以降、６０カ国へ８００台以上の車両を寄贈されており、その約半分がいわゆる消防車で、寄贈先の開発途上国では、消火栓がほとんど存在しない、機能しないことが常態で開発途上国にあってはできるだけ大きい水槽が付いた消防車がほしいということになります。今回寄贈いたします水槽付きポンプ自動車は６，０００ℓの水槽を積載しているポンプ自動車です。この車両はＮＯｘＰＭ法の有効期限が切れ、対策地域での運用ができなくなった車両ではありますが海外では運用することができる国があります。今後も援助対象国から国際協力団体を通じて要望があれば援助対象国の消防力の向上や日本の国際貢献に寄与していきたいと考えております。過去の主な国際援助平成２６年度４０ｍ級はしご車を一般社団法人日本外交協会に寄贈消防団ポンプ自動車を公益財団法人日本消防協会に寄贈平成１６年度消防ポンプ自動車を日本消防協会に寄贈平成１５年度水槽付き消防ポンプ自動車・高規格救急車を日本消防協会に寄贈平成１４年度消防ポンプ自動車・小型動力ポンプ付き積載車４台を日本消防協会に寄贈今回寄贈する水槽付き消防ポンプ自動車の諸元平成１２年３月（初年度登録）～平成２７年３月まで本署にて運用（１５年経過）車体日野自動車ＫＣ－ＦＳ４ＦＭＥＡ車体の形状キャブオーバー型車両総重量水槽乗車定員６名１８，７３０㎏排気量２０，７８１㏄６，０００ℓ ポンプＡ－２級寄贈する事業団体一般社団法人日本外交協会ダブルシート水槽付消防ポンプ自動車引渡式について開催日時平成２８年２月２２日（月）午後１時３０分～午後２時００分開催場所伊勢原市下谷１，４９１出席者日本外交協会理事長池浦様・森田様髙山市長・消防長・消防署長・警防救急課長消防職員伊勢原市消防署南分署引渡式次第進行・号令１市長あいさつ２日本外交協会理事長（池浦泰宏様・ｲｹｳﾗﾔｽﾋﾛｻﾏ）あいさつ３市長から理事長へ車両鍵贈呈４理事長から市長へ感謝状贈呈５記念撮影６引渡式終了警防救急課長