平成28年 第1回定例会 質問項目 小 倉 りえこ 議員 (自民党議員団) 1 商店街振興について ⑴ 商店街の役割と存続について ア 区が考える商店街の役割はどのようなものか。 イ 商店街を維持する重要性についてどう考えるか。 ⑵ 地元商店街利用による商店街振興について 地元の方々に地元商店街を利用してもらうという原点にもう一度着目した商店街振興策に ついてどう考えるか。 2 地域医療について ⑴ 小児初期救急医療の充実について みなと子ども救急診療室の診療実績と、区における小児初期救急医療の充実に向けた今後 の取り組みについてどう考えるか。 ⑵ 港区がん対策推進アクションプランについて ア 港区がん対策推進アクションプラン策定の背景と、その中でも特にがん治療において区 内に5つあるがん拠点病院との連携についてどう考えるか。 イ 区が提供するがん治療に関する情報に臨床研究や治験の情報を加えることが、区民のが ん教育や医療の質の向上に繋がると考えるが、がん患者への情報提供の質と量についてど う考えるか。 3 港区ワールドフェスティバルの位置づけについて ア 港区ワールドフェスティバルの意義と効果はどのようなものか。 イ 港区ワールドフェスティバルを文化プログラムの一環に位置づけることについてどう考 えるか。 4 教育について ⑴ 継続性のある一貫教育について 中学校通学区域を単位とするアカデミーを設けているものの、継続性のある指導が行われ ていない可能性についてどう考えるか。 ⑵ 公立中学校の語学教育方針について 5 その他 -1- 鈴 木 たかや 議員 (自民党議員団) 1 幼稚園・小学校について ⑴ 幼稚園に入れない児童の対応について ⑵ 赤羽幼稚園、赤羽小学校の建て替えの規模について ⑶ 赤羽幼稚園、赤羽小学校での芝浦港南地域の児童の受け入れについて ⑷ 小学校の建て替えの順番の変更について ⑸ 用地の考え方について 2 今後の区の方向性について ⑴ 今後の自治体間連携について 人口構造を踏まえた今後の自治体間連携について ⑵ 20年後の区の状況について 人口30万人の区の状況について 3 教育について ⑴ 実社会の教育について 民主主義、選挙、公的年金等の教育について ⑵ 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けての教育委員会の取り組みについて 歴史、文化を正しく教えることについて 4 地域包括ケアシステムについて ⑴ 港区らしい仕組みづくりについて 地域・関係機関の声を反映することについて 5 自転車シェアリングの今後の展開について 6 防災協定について ⑴ 区の現状について ⑵ 今後の方向性について 7 電力の自由化について 8 その他 -2- 井 筒 宣 弘 議員 (自民党議員団) 1 港区財政運営方針の改定について ⑴ 改定のねらいについて ⑵ 新方針の方向性について 2 港区政70周年について ⑴ 区長としての思いと記念事業に向けた意気込みについて ⑵ 総合支所制度について ⑶ 今後の総合支所の果たすべき役割について 3 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会について ⑴ 区が負担する関係整備費用の見込みについて ⑵ 「おもてなし」の実現について ⑶ 絆を深める取り組みの検討について ⑷ モニュメントの設置について ⑸ 湾岸地域のまちづくりビジョンについて 4 港区観光協会と港区内の料理飲食業組合との連携について 2者と連携した新たな観光施策について 5 客引き行為等の防止に関する条例について 制定の方向性について 6 マンション建て替えの支援策について 既存不適格マンションの建て替え支援策について 7 障害者施策の推進について 就業者や観光客等に対する障害者施策について 8 青少年の健全育成と保護施策について 共生社会を構築していくための施策について 9 子どもの貧困対策について 実態調査を踏まえた今後の施策の展開について 10 高齢者対策について 11 その他 -3- 横 尾 俊 成 議員 (みなと政策会議) 1 みなとタウンフォーラムの改善施策について 2 区に寄せられた意見に対する取り組みの進捗状況の見える化について 3 参画と協働をより進める、NPOなどの力を生かしたまちづくりについて 4 協働事業提案制度について 5 シティマネージャー制度の導入について 6 障がい者やLGBTの方々などの当事者の視点を生かしたまちづくりについて 7 区が福祉先進区を目指すことについて 8 区でコミュニティFMを開設することについて 9 実効性のある避難所運営訓練について 10 帰宅困難者対策に事業者の力を借りることについて 11 将来世代とつくる東京オリンピック・パラリンピック競技大会について 12 子育てママを応援するための取り組みについて 13 区におけるWi-Fiの提供地域の拡大について 14 ごみの数量調査と海ごみ対策を港区発で実施することについて 15 NPOなどと連携した主権者教育・政治教育の充実について 16 自治基本条例の制定について 17 その他 清 家 あ い 議員 (みなと政策会議) 1 区政運営について ⑴ 行政需要の急増と事業整理の必要性について ⑵ 新たな財政運営方針の策定について ⑶ 税収の構造変化の分析について ⑷ データ共有について 2 安全・安心について ⑴ 犯罪の抑制について ⑵ 防災対策について 3 行政組織について ⑴ 職員人事について ⑵ 職員の人材育成とワーク・ライフ・バランスについて -4- 4 人口問題への対応について ⑴ 子育て支援について ⑵ 保育園義務教育化について ⑶ 少子化対策について ⑷ 高齢者福祉について 5 教育について ⑴ 国際バカロレアについて ⑵ 教育委員会制度について ⑶ インクルーシブ教育について 6 障害者差別解消法の施行に伴う区の取り組みについて ⑴ 苦情解決機関の設置について ⑵ 障害児保育の推進について 7 共存社会の実現について ⑴ 地域コミュニティの創出、協働のあり方について ⑵ マンション住民への対応について ⑶ 格差是正について 8 まちづくりについて ⑴ 湾岸部の取り組みについて ⑵ 老朽化マンション対策について 9 自治体間連携について 理念と期待される効果について 10 東京オリンピック・パラリンピック競技大会について 文化プログラムについて 11 その他 池 田 たけし 議員 (公明党議員団) 1 所信表明について 2 将来を見据えた区の財政運営方針について ⑴ 区の財政に対する考え方について 将来を見据えたとき、区長が考える港区の財政はどうあるべきか。 ⑵ 財政運営の展開について 将来課題を先取りした財政運営をどのように展開していくのか。 -5- 3 特別区都市計画交付金のあり方ついて 特別区都市計画交付金の拡充に向けてどのように主張していくのか。 4 民泊の導入について 検討課題が多くあり、区民の生活の安全・安心が保たれる事が肝要と考えるが、区の考えを 伺う。 5 区有地の活用について 豊岡第二児童遊園、旧伊豆健康学園などの低・未利用地について 6 認知症高齢者グループホームの利用者負担の軽減策について ⑴ 低所得者への負担軽減策について 低所得者への認知症高齢者グループホームの利用者負担軽減策の取り組みについて、検討 していく必要があるのでは。 7 障害者差別解消法の施行を踏まえた区の取り組みについて 8 高齢者の就労支援について ⑴ 港区シルバー人材センターの体制強化について ⑵ 働き方の仕組みづくりについて 地域の課題に対応した高齢者の働き方を応援する仕組みづくりが必要では。 9 都営青山北町アパートの開発整備について ⑴ 都営住宅建て替え並びに民活事業区域について 児童遊園や広場などの施設管理は、住民や近隣の安全・安心の観点から適切な管理体制と すべき。 ⑵ 沿道一体開発を検討する区域について 沿道一体開発事業は決定したものを公表するのでなく、周辺住民の要望、意見を組み入れ た計画となるよう東京都と協議を進めるべき。 10 屋根つきのバス停留所の整備について 「ちぃばす」の停留所を屋根つきの停留所として整備していくべき。その際、広告つきとし て有効活用すること。 11 白金二丁目旧東京都職員住宅跡地の活用について 旧東京都職員住宅跡地の活用について、積極的に東京都に働きかけていくべき。 12 その他 -6- ちほぎ みき子 議員 (公明党議員団) 1 女性や生活者の視点を取り入れた防災対策を根付かせることについて 女性の活躍推進を背景に、女性が地域防災の担い手となり、根付いていく仕組みづくりを。 2 災害時における動物救護について ア 動物救護に特化したマニュアル作成を。 イ わかりやすい周知・啓蒙について 3 みなとタバコルールについて ⑴ 喫煙場所の整備について ア 指定喫煙場所の整備計画の前倒しにおける具体策について イ 家賃や地代への助成制度など、実効性のある取り組みを。 4 子どもの命を守る教育の充実について ⑴ 安全教育について 時代に適応した指導について ⑵ 心肺蘇生教育について AEDを使った講習実施の現状と今後の取り組みについて 5 その他 いのくま 正一 議員 (共産党議員団) 1 格差拡大の区政推進を改め、住み続けられる区政へ転換することについて ⑴ 港区の現状について 財政が豊かで人口が増えていても、盤石の港区などとは言えないと思う。本来の自治体の あり方は、お金持ちも、中間所得者層も、低所得者層も安心して普通に住めることが一番の 安全・安心ではないか。 こうした港区の現状について、区長の見解を求める。 ⑵ 巨大開発を抜本的に見直すことについて 巨大開発を抜本的に見直し、庶民が住める港区政に転換するべき。特に、市街地再開発事 業への補助金の支出を中止すべき。 ⑶ その他 2 港区借上住宅事業の継続・充実と家賃助成制度復活について ⑴ 借上住宅について 中間所得者層と低所得者層が安心して住めるように、借上住宅事業を継続し拡充するべき。 -7- ⑵ 家賃助成制度を復活することについて ア 低・中間所得世帯への家賃助成について イ 高齢者、障害者への家賃助成制度を実施するべき。 ⑶ その他 3 マイナンバー(社会保障・税番号)制度の凍結・中止について ⑴ 制度の凍結・中止について 矛盾と問題点が次々と浮き彫りになる中、本格運用を加速するのでなく、マイナンバー制 度は凍結・中止し、廃止への検討を行うことが必要である。国に凍結・中止を求めるべき。 ⑵ その他 4 リニア中央新幹線事業を白紙撤回させることについて ア 安全面、経済面、技術面、環境面など、総合的に考えれば、あまりにも無謀な事業であ る。国とJR東海などの関係機関に白紙撤回を求めるべき。 イ その他 5 羽田空港の新航路案撤回について ア 騒音被害や安全面からも新航路案の撤回を国に要求すべき。 イ その他 6 白金・白金台地域への「ちぃばす」運行について ア 既に運行実施している千葉県柏市での取り組みは、道路の狭い白金・白金台地域には大 いに参考になる。柏市での「かしわ乗合ジャンボタクシー」の取り組みを参考に、導入 に向けた具体的な検討を進めるべき。 イ その他 7 その他 風 見 利 男 議員 (共産党議員団) 1 戦争法=安保関連法について ⑴ 安倍政権は昨年の9月19日未明、多くの国民、圧倒的多数の憲法学者、歴代の元内閣法 制局長官、元最高裁所長官と判事等が、憲法違反と指摘した戦争法案(安保関連法案)を強 行しました。戦争法=安保関連法は、内容も、やり方も、二重の憲法違反であり、廃止する しかありません。 日本国憲法第99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、 この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と憲法の遵守義務を定めています。区長も憲法第 99条で定める「憲法を尊重し擁護する義務」を負っていると思いますが、区長の認識につ いてお伺いします。 -8- ⑵ 戦争法案=安保関連法案によって、自衛隊が、米軍と一緒に地球の裏側までも出動できる 根拠になるもので、集団的自衛権を行使するものです。 廃止を求める国民の運動はますます広がり、戦争法=安保関連法の反対は世論調査でも過 半数を超えています。 集団的自衛権の行使は、憲法上許されないことです。戦争法=安保関連法は憲法違反であ ることは明白です。区長として、どう認識されているのか。 ⑶ 昨年の第4回定例会で、2000万人を目標とする「戦争法の廃止を求める統一署名」へ の賛同を求めましたが、区長は、「特定の法律に対する賛否を表す署名をすることは考えて いない」と拒否。今まで、区長は介護保険はじめ、声を上げてきています。 区民の生命と財産を守るべき区長として、非核平和都市宣言をしている港区の長として、 率先して署名し、区民に憲法を守る立場を発信すること。 ⑷ その他 2 消費税大増税の実施中止について ⑴ 来年4月の消費税率10%への増税にはまったく道理がありません。「軽減税率」導入は、 食料品などの税率を8%に据え置くだけで、下がるわけではありません。 10%に増税した場合、年間で1世帯当たり62,000円程度、1人当たり27,000円程度と、 大きな負担増となります。 区内の中小企業の景況は、消費税率が5%から8%に引き上げられた一昨年4月から6月 期以降、昨年1月から3月期を除き、業況DIは2桁のマイナスで、 業況は「悪い」が続 いています。 消費税増税実施の道理も環境にもないことは明らかです。区民の暮らし、地域経済を守る ため、消費税率10%への大増税を中止するよう国に申し入れること。 ⑵ その他 3 都営青山北町アパート(通称:北3団地)の建て替えについて ⑴ 東京都は今年の1月19日、北3団地全体の建て替え計画(「北青山三丁目まちづくりプ ロジェクト」)を発表しました。23日には、居住者説明が行われました。 建て替え計画は、敷地の4分の3を民間の開発に提供、都営住宅の敷地は4分の1にしか 過ぎません。居住者や都営住宅に住みたいと願う人たちのためではなく、民間開発計画のた めといっていいものです。 区長は東京都への回答で「従前の戸数(586戸)を確保されたい」と要請しましたが、 東京都は、現在住んでいる約300戸しか建てようとしません。 南側の敷地(1号館から13号館・25号館)の南側に20階建ての都営住宅を建て(保 育園、児童館を含む)、残る半分を民間に貸し付ける計画です。民間に貸すのでなく、そこ にもう一棟の都営住宅を建設するよう、実現まで粘り強く要請すること。 -9- ⑵ 区長名で東京都に提出した要求を実現するため、区議会として東京都に意見書を提出する よう、議長にお願いします。 ⑶ 入居者のほとんどが高齢者世帯、高齢者のみの世帯です。引っ越しが現実のものとなり、 要らない家具をどうする、引っ越しの準備などができそうもない等々、高齢者の悩みは深刻 です。 移転に関する様々な心配事に親身になって相談する相談窓口を設置すること。 ⑷ その他 4 災害時避難行動要支援者登録制度について ア 87歳の一人暮らしの方の例です。身寄りも近くにいないため、登録者から外れると困 ると、区に電話したところ、「要介護1・2では対象になりません」との返事。心配で夜 も眠れないとの相談がありました。 新しい制度では要介護3以上が対象で、「65歳以上の高齢者のみの世帯」は対象外と なりました。 制度のパンフレットには、対象外になる方には、「登録要件に準ずる状況にある場合に は、お手数ですが、お問い合わせください。」となっています。相談があった場合には パンフレットに記載ある「(1)から(6)には、該当しません。登録の対象とはなり ません。」ではなく、相手の立場に立って相談に乗ること。 イ その方の状況、生活実態をみた上で「準ずる状況にある」との判断を柔軟に行うこと。 ウ その他 5 特別養護老人ホームの待機者をなくすことについて ⑴ 特別養護老人ホームの2016年度(平成28年度)前期入所申し込みが1月末で締め切 られました。入所希望者は393名もいます。 区は、南麻布四丁目に特別養護老人ホーム100床を含む複合施設を計画していますが、 開設時期は2020年(平成32年)3月と4年も先になります。特別養護老人ホームの待 機者をなくすために ア 南麻布四丁目の計画を前倒しすること。 イ 今回購入予定の南青山一丁目用地を活用し、青山地域初の特別養護老人ホームを建設す ること。 ⑵ その他 - 10 - 6 未来を担う子どもたちのために、園庭のある保育園建設について ⑴ 私立認可保育園が33園ありますが、そのほとんどが園庭のないビルの一室を利用した保 育園です。 区は、園庭やプール遊びのできない私立認可保育園に対し、プール遊びや外遊びができる よう区有施設を活用して場所を提供し、支援していく事業を昨年から行っていますが、実際 に利用してみて、利用時間が重なり、炎天下に子どもを連れて移動しなければならない等々、 課題が出ています。 保育園の整備については、園庭のある認可保育園とすべきです。 ⑵ その他 7 シルバーカーの支給について ア 高齢者が買い物や散歩などで外出することは、健康維持にとって大事なことです。その 際、買い物した物を運ぶための利用、また途中で休憩するための椅子として利用ができる 優れものがシルバーカーです。シルバーカーを介護保険の福祉用具に入れるよう国に要請 すべき。 イ 高齢者の健康維持のための支援策として、現物支給することや購入費用の助成を行なう こと。 ウ その他 8 ベンチのあるまちづくりについて ⑴ 高齢者が外出する際、「所々にベンチがあると外出しやすいので何とかベンチを設置して ほしい」との声が寄せられています。 高輪地区総合支所の地区版計画事業から港区基本計画事業となりました。 ア バリアフリー推進の観点から、「ベンチのあるまちづくり」として推進すること。 イ 国道、都道にも設置するよう要請すること。 ウ 全国の75自治体と結んでいる「間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定」 を生かし、高齢者や交通弱者に喜ばれる施策と、地球環境を守る施策と一緒に進めること ができます。「ベンチのあるまちづくり」を積極的に進めること。 ⑵ その他 - 11 - 9 精神障害者にも心身障害者福祉手当の支給を ⑴ 障害者権利条約第4条は、「障害者に対する差別となる既存の法律、規制を修正する」こ となどを規定しています。憲法第14条は、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、 信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別さ れない。」と定めています。 今年4月には、障害者差別解消法が施行されます。港区では、障害のある人も、住み慣れ た地域で安心して暮らし続けられるようにと、障害者福祉推進基金を創設します。実施のい い機会です。 ア 精神障害者への差別はやめ、福祉手当を支給すべきです。 イ 65歳以上で新たに心身障害者福祉手当に該当する場合も対象にすること。 ⑵ その他 10 「ながら見守り連携事業」への参加について ⑴ 東京都は、昨年の7月21日、東京都庁で、一般社団法人東京都信用金庫協会、日本郵便 株式会社東京支社と「ながら見守り連携事業」に関する協定を締結。12月18日には、セブン イレブン・ジャパンとの間で協定を締結しました。 市区町村については、「市区町村と協議し、各店舗で実施できるように」となっています。 港区も「高齢者の見守り」に加えて、「ながら見守り協定」締結に向けた協議を早急に行 うこと。 ⑵ その他 11 服部時計店の創業者、服部金太郎氏が所有していた大邸宅の保存について ⑴ 白金二丁目にある服部時計店の創業者である服部金太郎氏の5,000坪といわれる大邸 宅が、シンガポールの大手不動産デベロッパーに売却されました。大邸宅は、大正・昭和に 活躍した建築家・高橋貞太郎氏の設計によるものです。 高橋氏が手がけた1928年建設の学士会館は登録有形文化財、同年建設の前田侯爵邸洋 館は重要文化財に指定されています。 服部邸は、雑誌や本の写真を見る限り、文化財的な価値を強く感じる建物です。 埋蔵文化財の試掘調査にあたって、事業者が近隣に挨拶に来た際、「建物は残す旨」の話 をしているとの情報があります。 ア 専門家による建物の調査ができるよう、要請すること。 イ 貴重な建築物として、保存方を要請すべきです。 ⑵ その他 - 12 - 12 どの子も教育を受ける機会を確保するための給付型奨学金制度創設について ⑴ 日本は経済協力開発機構(OECD)の分類でも「高授業料・低補助」に分類されていま す。同じように「高授業料・低補助」に分類されているチリでは所得の低い世帯を対象に、 国立・私立ともに授業料の無償化を決定。全学生の30%以上、約20万人に適用されます。 韓国は2008年から生活保護受給者から低・中所得者層へと給付型奨学金制度を拡大し ています。 ドイツでは、半額給付・半額貸与が原則で、総額140万円を超える分は返済が免除され ます。日本とは大違いです。 ア 港区としても、経済的理由で進学をあきらめざるを得ない若者を支援するために、給付 型の奨学金制度を早急に創設すること。 イ 港区奨学資金に関する条例では奨学生が高等学校等に入学した場合は、入学祝い金とし て2万円が支給されます。大学生も同様に入学祝い金を支給すること。 ウ 現在返済中の人については、収入状況を勘案し、返済免除の適用を拡大すること。 ⑵ その他 13 学校トイレの改善について ア 今の子どもたちは洋式トイレで育っています。小学校に入るまで「和式トイレを見たこ ともなかった」という子どももいます。 学校に洋式トイレをもっと増やすと同時に、和式トイレのしゃがみ方、バランスのとり 方など、楽しく伝えて、子どもたちがどちらのトイレでも安心して排泄できるようにす ることが必要です。 小学校低学年を対象にしたある調査によると、学校のトイレでうんちをしない(我慢す る)子どもは41%もいます。 小学校で和式トイレの使い方や排泄の大切さを教えること。 イ 文部科学省の「トイレ発!明るく元気な学校づくり!!―学校トイレ改善の取組事例集 ―」では、世田谷区や葛飾区などの先進的な取り組みが紹介されています。 豊島区では、3年計画で公立小・中学校の全てのトイレを洋式に置き換えるための予 算を計上しました。 これらを参考に毎日使う児童・生徒、教職員の意見も聞き、建て替えや大規模改修時 などと先送りせず、学校トイレ改善年次計画を立て改修に取り組むこと。改修にあたっ ては、文部科学省の補助金も活用すること。 ウ その他 - 13 - 14 学校プールへの温水シャワーの設置について ⑴ 温水シャワーがついていない学校は少数になっています。小学校で18校中8校、中学校 で10校中2校です。プール始めの時期、終わりの時期などは、かなり冷えるときがありま す。全ての学校の児童・生徒が安心してプールに入れるようにする責任があります。 早急に、各学校の状況を調べ、学校の意見を良く聞き、学校の状況に見合うやり方で、設 置を進めること。 ⑵ その他 15 その他 玉 木 まこと 議員 (街づくりミナト) 1 港区まちづくりマスタープランについて ⑴ JR東日本羽田空港アクセス線について 田町駅から羽田空港へ直結できるようにすべきだが、区長の考えは。 ⑵ 田町駅と都心部のアクセスについて JR東日本羽田空港アクセス線や田町駅周辺開発を踏まえ、田町駅と都心部とのアクセス を向上すべきだが、区長の考えは。 2 港にぎわい公園づくり基本方針(素案)について ⑴ 民間参入のための規制緩和について 国土交通省や東京都の方針を踏まえ、都心らしいにぎわいをより積極的に港区から打ち出 すべきでは。 3 共通投票所について 4 その他 - 14 -
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