岩手大学平泉文化研究センター教員公募要領１．公募の目的平泉文化研究センターは平成 24 年 4 月に、平泉の世界遺産登録に際し、課題とされた平泉文化遺産の「普遍的・世界史的意義」の解明を目的に、国内唯一の平泉に関する研究拠点として設立されました。現在、当センターはこの目的実現のため考古学・文献学・教育地域貢献の三研究部門を中心に、出土文物の理化学的分析に基づく国際比較や庭園遺構等の土壌分析など文理融合を含む学際的な研究を推進しております。ついては、当センターの研究の第一の特徴である文理融合的な東アジア考古学研究を維持・推進してゆくために、下記２の職務内容を担当する教員１名を採用し、平泉文化研究センターの体制強化・拡充を目指します。２．職務内容（１）平泉文化の東アジアにおける国際的意義についての研究の企画、実施に関すること。 ①平泉庭園群のアジア庭園史における意義についての調査研究に関すること。 ②中国等における関係遺跡の調査（自然科学分析を含む）の企画・実施に関すること。 ③平泉文化の学際的研究（特に東アジア考古学分野との）の統括及び連絡調整に関すること。 ④その他平泉文化の学際的研究に関すること。（２）平泉文化研究センターの運営に関すること。 ①平泉文化の普遍性に関する国際理解の進展に関すること。 ②その他平泉文化研究センターの運営に関すること。（３）上記（１）に関わる授業の担当（教養教育科目「地域関連科目」、「文化科目」ほか）。３．所属岩手大学平泉文化研究センター４．職名・人員教授又は准教授１名５．任期任期は５年とし、再任はしません。（任期の末日は、満６５歳に達した日以後における最初の３月３１日を超えないものとします。） ※岩手大学教員の任期に関する規則において、この適用を受けて採用された教員については、任期満了後、本学として特に任期の定めのない教員としての採用が必要な場合には、業績審査等により、任期の定めのない教員とすることができる旨の規定を設けています。６．給与等年棒制とし、年棒の１２分の１の額を毎月支給します。７．応募資格（１）上記２の職務内容について十分な知識と熱意を有し、経験を生かせる者。（２）東アジア考古学及び平泉文化に関する研究業績、調査業績を有する事が望ましい。（３）考古資料への自然科学分析について知識を有すること。（４）中国諸機関との共同研究に関する企画力、判断力、交渉力を有すること。（５）東アジアの庭園遺跡に関する識見を有すること。（６）博士の学位を有する者または研究上の業績がこれに準ずると認められる者。（７）国籍は問わないが、日本語を母語としない場合は職務内容を遂行するに足る十分な日本語能力を有する者。８．採用予定年月日平成２８年度のなるべく早い時期９．応募書類（用紙は、別刷等を除き、原則としてＡ４版を使用してください。）（１）履歴書（様式は任意（市販可）、写真貼付、学歴は高校卒業から記載、E-mail アドレス記載）（２）教員個人調書・・・・・・・・・・・別記様式１（３）教育研究業績書・・・・・・・・・・別記様式２（４）研究業績のうち主要著書・論文合わせて 10 編以内（コピーでも可）。ただし、必要に応じて、追加して論文・著書の提出を求める場合があります。（５）上記２の職務内容についての抱負（ 2000 字程度、書式は自由。）（６）応募者について問い合わせができる方の氏名と連絡先（２名以内）・・・・別記様式３ ※応募書類に含まれる個人情報は、採用者の選考及び採用後の必要手続きに使用するものであり他の目的では使用しません。１０．選考方法（１）第１次選考書類審査（２）第２次選考面接（旅費及び宿泊費は自己負担） ※岩手大学は男女共同参画を推進しています。業績及び資格等に係わる評価が同等と認められる場合には女性を優先的に採用します。産前産後休暇、育児休業及び介護休業を取得していた場合（性別は問わない）には、選考の過程で考慮します。両住まい手当制度や子育て・介護中の研究者に対する支援策等については岩手大学ホームページ（www.iwate-u.ac.jp/gender/）をご覧ください。１１．応募期間平成２８年３月１１日（金）１７時必着１２．応募書類送付先（１）応募書類提出先〒０２０－８５５０盛岡市上田三丁目１８－８岩手大学研究推進課内岩手大学平泉文化研究センター教員候補者選考委員会委員長藪敏裕（２）問い合わせ先研究交流部研究推進課総括・企画グループ TEL:０１９－６２１－６５８０ FAX:０１９－６２１－６９９５ E-mail：[email protected] 応募書類は、封筒表に「平泉文化研究センター教員応募書類在中」と朱書きし、上記提出先に簡易書留で郵送してください。なお、応募書類は、返却しません。