平成28年3月期 第3四半期 決算短信

㈱光通信(9435)平成28年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………
2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………
3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……………………………………………………………………………
4
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 …………………………………………………………
4
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 …………………………………………………………
4
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ………………………………………………………
4
3.継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………
4
4.四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………
5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………
7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………
9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………
9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………
9
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………
9
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………
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㈱光通信(9435)平成28年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
<業績の概況>
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)における我が国経済は、アジア新興国経済
の低迷といった景気の下振れリスクがあるもの、政府の経済対策や金融政策などを背景とした、雇用環境の改善と
所得の増加による個人消費の持ち直しなど、緩やかな回復基調を維持しております。
当社グループの属する情報通信分野においては、移動体通信の市場が成熟しつつある中で、相次ぐ仮想移動体通
信事業者(MVNO)の参入や、新料金プランの導入など、各社が幅広いサービス展開をしております。固定通信
の市場においては、光回線の卸売りによる各社のサービス競争が新たな局面を迎えております。
そのような中、当社グループでは、従来のビジネスである商品・サービスの取次ぎ(販売代理店モデル)に加
え、自社開発商材やMVNOサービス、契約後の継続収益の一部を受け取るレベニューシェア型の商品・サービス
(高ストックモデル)の獲得が順調に推移し、将来に亘って得られる安定的な収益源としてのストック利益(※)
を積み上げることができました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が421,214百万円、営業利益が26,096百万円、経常利益
が29,108百万円、税金等調整前四半期純利益が42,810百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が22,012百万円
となりました。
※ストック利益とは、当社が獲得したユーザーによって契約後に毎月支払われる基本契約料金・使用料金・保険料
金から得られる収入から顧客維持コスト、提供サービスの原価等を除いた利益分のこと。通信キャリア、保険会社
などから受け取る場合と、ユーザーから直接受け取る場合とがある。
(単位:百万円)
平成27年3月期
平成28年3月期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
(2014.4.1~2014.12.31) (2015.4.1~2015.12.31)
売
上
増減
増減率(%)
高
404,102
421,214
17,111
4.2
営
業
利
益
18,141
26,096
7,954
43.8
経
常
利
益
22,574
29,108
6,534
28.9
税金等調整前四半期純利益
32,339
42,810
10,471
32.4
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四
半
期
純
利
益
16,340
22,012
5,672
34.7
<当期のセグメント別の状況>
【法人事業】
法人事業におきましては、主な顧客である中小企業層に対してOA機器や環境関連商材、法人向け携帯電話等の
訪問販売や業務効率向上とコスト適正化のご提案、ならびに固定回線やブロードバンド回線などの通信回線サービ
スをコールセンターやweb等にて取次ぎ・販売を行っております。また、インターネットメディア広告の獲得等
による業種別のソリューションサービスやウォーターサーバーの販売も行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、ウォーターサーバー事業においては販路のリストラクチャリングに努
め、効率の良い販路への資源の集中を徹底しました。通信回線サービス事業においては、顧客へのアフターフォロ
ーの充実、電話勧誘方法の見直しなど、販売品質向上に向けた先行投資を行いました。結果として獲得数の伸びは
鈍化しましたが、保有数は増加しており、将来に亘って得られる安定的な収益源としてのストック利益は積み上が
っております。
その結果、当第3四半期連結累計期間の法人事業の売上高は203,037百万円、営業利益は18,827百万円となりま
した。
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【SHOP事業】
SHOP事業におきましては、日本全国で展開する店舗において携帯電話端末や周辺機器、データ通信端末の販
売事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、移動体通信の市場が成熟しつつある中で携帯電話の販売台数は落ち込ん
だものの、MVNOサービスの業績は堅調に推移いたしました。
その結果、当第3四半期連結累計期間のSHOP事業の売上高は198,540百万円、営業利益は7,842百万円となり
ました。
【保険事業】
保険事業におきましては、従来からのコールセンターを中心とした販売網による各種保険サービスのご提案、顧
客基盤を有する企業へのアポインター派遣、店舗およびWEB上での保険の販売、法人向けのコンサルティングサ
ービスを通じた保険代理店事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、前年度に子会社化したリアル店舗とWEBチャネルでの保険販売に強み
を持つ会社との事業シナジーが進み、あらゆる顧客特性に対応した全方位型のチャネル展開ができていることで、
業績は順調に推移しております。
その結果、当第3四半期連結累計期間の保険事業の売上高は22,094百万円、営業利益は3,243百万円となりまし
た。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
前連結会計年度末
当第3四半期連結会計期間末
増減
百万円
百万円
百万円
総資産
負債
393,352
217,840
394,953
212,884
1,601
△4,956
純資産
175,511
182,069
6,557
総資産は、㈱アイフラッグを連結子会社としたことによるのれんの計上等により、前連結会計年度末に比べて
1,601百万円増加の394,953百万円となりました。
負債は、未払金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて4,956百万円減少の212,884百万円となりま
した。
純資産は、資本剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて6,557百万円増加の182,069百万円と
なりました。
(キャッシュ・フローの状況)
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
百万円
百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
19,989
925
3,351
10,740
財務活動によるキャッシュ・フロー
△5,022
△6,833
41,350
47,346
現金及び現金同等物の四半期連結会計期間末残高
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の回収等により、3,351百万円のプラスとなりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却等により、10,740百万円のプラスとなりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により、6,833百万円のマイナスとなりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、、平成27年11月13日付の当社「第2四半期連結業績予想と実績値との差異及び通
期業績予想の修正に関するお知らせ」で公表いたしました通期の連結業績予想に変更はありません。
なお、業績見通し等の将来に関する情報は、現在入手可能な情報から得られた当社経営者の判断に基づいており
ます。
従いまして、これらの業績見通し等に全面的に依拠することはお控えくださるようお願いいたします。
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2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
当第3四半期連結累計期間において、重要な子会社の異動はありません。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
会計方針の変更
(企業結合に関する会計基準等の適用)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号
平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」とい
う。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」
という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等
会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社
の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用とし
て計上する方法に変更しております。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合について
は、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の四半
期連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。加えて、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分
から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前第3四半期連結累
計期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っております。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(3)、連結会計基準第44-5項(3)及び事
業分離等会計基準第57-4項(3)に定める経過的な取扱いに従っており、過去の期間のすべてに新たな会計方針
を遡及適用した場合の第1四半期連結会計期間の期首時点の累積的影響額を資本剰余金及び利益剰余金に加減し
ております。
この結果、第1四半期連結会計期間の期首において、のれん705百万円及び利益剰余金17,472百万円が減少す
るとともに、資本剰余金が16,767百万円増加しております。また、当第3四半期連結累計期間の営業利益が263
百万円、経常利益が111百万円それぞれ増加し、税金等調整前四半期純利益が266百万円減少しております。
3.継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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4.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
リース債権及びリース投資資産
たな卸資産
未収入金
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
のれん
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
- 5 -
当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)
40,643
92,429
10,918
16,129
6,146
2,112
28,003
△1,996
194,388
46,298
90,098
10,397
16,876
8,961
1,879
34,308
△2,982
205,836
18,286
18,986
23,873
3,590
27,464
31,918
6,022
37,941
138,623
404
22,882
△8,697
153,212
198,963
393,352
119,755
413
22,696
△10,676
132,188
189,116
394,953
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(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
1年内償還予定の社債
未払金
未払法人税等
賞与引当金
その他
流動負債合計
固定負債
長期借入金
社債
役員退職慰労引当金
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
新株予約権
非支配株主持分
純資産合計
負債純資産合計
- 6 -
当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)
42,376
38,788
1,604
51,668
12,629
1,772
10,997
159,837
44,366
26,255
10,556
45,458
9,228
1,347
10,108
147,321
16,221
20,132
328
21,320
58,002
217,840
35,863
12,001
345
17,352
65,562
212,884
54,259
5,438
70,728
△8,676
121,750
54,259
21,719
68,027
△5,218
138,787
39,395
57
0
39,453
780
13,528
175,511
393,352
30,226
△84
1
30,143
776
12,361
182,069
394,953
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
投資有価証券売却益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
貸倒引当金繰入額
為替差損
持分法による投資損失
投資事業組合運用損
支払手数料
その他
営業外費用合計
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
段階取得に係る差益
子会社株式売却益
その他
特別利益合計
特別損失
固定資産除売却損
投資有価証券評価損
減損損失
のれん償却額
段階取得に係る差損
その他
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益
404,102
212,203
191,899
173,757
18,141
211
1,622
4,539
1,408
7,782
508
95
-
2,132
192
111
309
3,350
22,574
7,587
1,057
1,661
250
10,557
129
80
77
195
157
152
792
32,339
12,571
2,015
14,587
17,751
1,411
16,340
- 7 -
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
421,214
218,781
202,432
176,335
26,096
250
1,550
2,806
783
5,391
701
410
342
268
-
113
542
2,379
29,108
10,312
3,511
84
876
14,785
256
125
233
372
-
94
1,082
42,810
18,390
578
18,969
23,841
1,828
22,012
㈱光通信(9435)平成28年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
四半期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
四半期包括利益
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益
- 8 -
当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
17,751
23,841
9,023
88
-
△36
9,074
26,826
△9,235
△127
1
35
△9,325
14,516
25,454
1,372
12,703
1,812
㈱光通信(9435)平成28年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自
平成26年4月1日
至
平成26年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
法人事業
SHOP
事業
保険事業
その他
(注)1
計
合計
調整額
(注)2
四半期連結
損益計算書
計上額
(注)3
売上高
外部顧客に対する売
上高
セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
セグメント利益
178,665
216,441
8,836
403,943
159
404,102
-
404,102
768
1,335
179
2,283
-
2,283
(2,283)
-
179,433
217,777
9,015
406,227
159
406,386
(2,283)
404,102
14,077
7,664
961
22,703
13
22,717
(4,575)
18,141
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含ん
でおります。
2.セグメント利益の調整額△4,575百万円は、セグメント間取引消去2百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△4,578百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメ
ントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自
平成27年4月1日
至
平成27年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
法人事業
SHOP
事業
保険事業
計
その他
(注)1
合計
調整額
(注)2
四半期連結
損益計算書
計上額
(注)3
売上高
外部顧客に対する売
上高
セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
セグメント利益
202,253
197,749
21,185
421,189
25
421,214
-
421,214
783
790
909
2,483
-
2,483
(2.483)
-
203,037
198,540
22,094
423,672
25
423,698
(2,483)
421,214
18,827
7,842
3,243
29,913
5
29,918
(3,821)
26,096
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含ん
でおります。
2.セグメント利益の調整額△3,821百万円は、セグメント間取引消去4百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△3,826百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメ
ントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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㈱光通信(9435)平成28年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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