第3四半期決算短信

日新商事㈱(7490) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………
2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………
3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……………………………………………………………………………
3
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 …………………………………………………………
3
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 …………………………………………………………
3
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ………………………………………………………
3
3.継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………
3
4.四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………
4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………
4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………
6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
四半期連結包括利益計算書
6
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………
8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………
8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………
8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………
8
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日新商事㈱(7490) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、各種財政政策や金融政策のもと企業収益は緩やかな回復基調
で推移いたしました。一方で海外経済は、米国や欧州では全体的に持ち直しの動きが続いているものの、中国をは
じめとする新興国の景気下振れが懸念され、依然として不透明な状態が続いております。
石油製品販売業界におきまして、国内石油製品需要は、ガソリンや軽油が前年同期並みに推移したものの、電力
用需要の減少によりC重油が低調に推移し、暖冬による暖房需要の始まりの遅れにより灯油の販売が減少したこと
で、燃料油の販売数量は前年度を僅かに下回りました。国内石油製品価格は、第1四半期中旬にかけて緩やかに上
昇したものの、その後は原油価格が世界経済の先行き不透明感や供給過剰感を背景に下落したため下降基調で推移
し、前年同期と比べ大きく低下いたしました。
このような状況下、当第3四半期連結累計期間の当社グループ業績は、石油関連事業におきまして、燃料油の販
売価格が低下したこと等により、売上高は47,762,224千円、前年同期比11.8%の減収となりました。しかしなが
ら、前年同期は厳しかった石油製品の販売環境に改善がみられたことや、太陽光発電設備の販売が引き続き収益寄
与したこと等により、営業利益は304,423千円、前年同期比322.0%の増益、経常利益は486,358千円、前年同期比
84.2%の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、268,745千円、前年同期比106.5%
の増益となりました。
セグメント別及び部門別の状況は次のとおりであります。
<石油関連事業>
(直営部門)
直営部門につきましては、前年度にセルフ化や運営継承したSS(サービスステーション)の寄与により、燃料
油の販売数量は増加いたしました。しかしながら、原油価格の下落に伴い販売価格が低下したことにより、売上高
は16,673,786千円、前年同期比14.8%の減収となりました。
(卸部門)
卸部門につきましては、一部販売店の運営するSSが閉鎖されたことにより、燃料油の販売数量が減少し、売上
高は6,989,501千円、前年同期比24.1%の減収となりました。
(直需部門)
直需部門につきましては、産業用燃料の販売拡大に努め、火力発電所向けC重油や船舶向けA重油の販売数量が
増加いたしました。しかしながら、燃料油の販売価格が原油価格の下落に伴い低下したことにより、売上高は
17,023,030千円、前年同期比4.6%の減収となりました。
(産業資材部門)
産業資材部門につきましては、石油化学製品は原料製品の販売数量が減少したものの、農業資材の販売や物流資
材の取り扱いが増加したことにより増収となりました。一方、ペットボトル飲料は、既存の法人向け飲料の販売が
減少したことにより、減収となりました。その結果、売上高は3,355,552千円、前年同期比1.2%の増収となりまし
た。
(その他部門)
その他部門につきましては、液化石油ガス販売で前年同期に比べ販売価格が大きく低下したこと等により、売上
高は2,445,233千円、前年同期比17.4%の減収となりました。
<外食事業>
外食事業につきましては、ケンタッキーフライドチキン店は、前年度に新設した店舗の寄与により増収となりま
した。一方、タリーズコーヒー店は、嗜好品への節約志向が継続したことにより減収となりました。その結果、売
上高は812,952千円、前年同期比6.4%の増収となりました。
<不動産事業>
不動産事業につきましては、既存物件の稼働率はほぼ前年同期並みに推移いたしましたが、売上高は412,536千
円、前年同期比0.7%の減収となりました。
<その他>
日新諏訪太陽光発電所につきましては、計画通りに進捗し、冬季の天候が前年度に比べ良好だったため、売上高
は49,630千円、前年同期比3.0%の増収となりました。
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(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
(総資産)
総資産は、前連結会計年度末に比べ、212,199千円増加し、26,004,925千円となりました。これは、商品及び製
品が126,093千円減少したものの、受取手形及び売掛金が179,107千円、投資有価証券及び関係会社株式が205,544
千円増加したことなどによるものです。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べ、33,716千円減少し、8,412,218千円となりました。これは、前受金が346,668
千円、借入金が439,168千円増加したものの、支払手形及び買掛金が855,131千円減少したことなどによるもので
す。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ、245,915千円増加し、17,592,706千円となりました。これは、主にその他
有価証券評価差額金が134,689千円増加したことなどによるものです。
この結果、1株当たり純資産は前連結会計年度末と比べ、36.56円増加し、2,615.41円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成28年3月期の連結業績予想につきましては、平成27年5月11日に公表いたしました業績予想から修正いたし
ました。詳細につきましては、平成28年2月9日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
会計方針の変更
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)、「連結財務諸表に関する会計基
準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号
平成25年9月13日)等を第1四半期連結会計期間から適用し、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分か
ら非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前第3四半期連結累計
期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っております。
3.継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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4.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
商品及び製品
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
土地
その他(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
その他
流動負債合計
固定負債
社債
長期借入金
繰延税金負債
役員退職慰労引当金
退職給付に係る負債
資産除去債務
その他
固定負債合計
負債合計
1,369,331
7,770,928
1,048,107
556,487
△11,579
10,733,274
2,783,739
5,550,339
971,558
9,305,636
201,810
3,915,287
896,554
816,982
△76,820
5,552,004
15,059,451
25,792,726
2,361,995
625,000
78,881
228,383
11,450
1,284,118
4,589,828
700,000
1,337,500
472,608
36,403
641,413
96,487
571,693
3,856,106
8,445,934
- 4 -
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)
1,349,398
7,950,036
922,013
454,710
△9,691
10,666,466
2,810,182
5,550,339
1,062,418
9,422,940
188,183
4,037,138
980,247
777,074
△67,125
5,727,335
15,338,459
26,004,925
1,506,863
691,664
70,814
102,823
6,500
2,142,429
4,521,095
300,000
1,710,004
521,440
36,403
651,715
97,545
574,013
3,891,123
8,412,218
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前連結会計年度
(平成27年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
純資産合計
負債純資産合計
3,624,000
3,281,625
9,728,799
△643,397
15,991,027
1,309,303
19,161
27,299
1,355,764
17,346,791
25,792,726
- 5 -
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)
3,624,000
3,281,625
9,876,466
△643,397
16,138,694
1,443,992
△8,647
18,666
1,454,011
17,592,706
26,004,925
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
その他
営業外費用合計
経常利益
特別損失
減損損失
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益
54,128,274
49,274,708
4,853,566
4,781,424
72,142
2,519
100,192
10,902
109,901
223,515
20,852
10,773
31,626
264,031
29,912
29,912
234,118
57,897
46,052
103,949
130,169
130,169
- 6 -
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
47,762,224
42,666,952
5,095,271
4,790,847
304,423
2,287
110,710
9,447
100,134
222,580
25,051
15,595
40,646
486,358
34,260
34,260
452,097
144,169
39,182
183,352
268,745
268,745
日新商事㈱(7490) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
四半期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整額
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
四半期包括利益
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益
130,169
199,741
6,930
△9,994
923
197,601
327,771
327,771
-
- 7 -
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
268,745
134,478
△27,808
△8,632
210
98,247
366,993
366,993
-
日新商事㈱(7490) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ
前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
石油関連
事業
外食事業
不動産事業
外部顧客への売
52,900,449
上高
764,217
売上高
セグメント間の
内部売上高又は
振替高
計
セグメント利益又
は損失(△)
-
-
52,900,449
764,217
84,046
△23,366
調整額
(注)2
四半期連結
損益計算書
計上額
(注)3
48,175 54,128,274
-
54,128,274
48,669
△48,669
-
48,175 54,176,944
△48,669
54,128,274
341,603 △269,460
72,142
その他
(注)1
計
415,432 54,080,099
48,669
48,669
464,102 54,128,768
278,489
合計
339,168
-
2,434
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、売電事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△269,460千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない総務、経理等管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自
Ⅱ
平成27年4月1日 至
平成27年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
石油関連
事業
外食事業
不動産事業
外部顧客への売
46,487,104
上高
812,952
売上高
セグメント間の
内部売上高又は
振替高
計
セグメント利益又
は損失(△)
-
-
46,487,104
812,952
322,697
△14,822
計
412,536 47,712,593
37,909
37,909
450,446 47,750,503
248,078
調整額
(注)2
四半期連結
損益計算書
計上額
(注)3
49,630 47,762,224
-
47,762,224
37,909
△37,909
-
49,630 47,800,134
△37,909
47,762,224
565,001 △260,577
304,423
その他
(注)1
555,953
-
9,047
合計
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、売電事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△260,577千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない総務、経理等管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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