-成果発表会- 革新的接ぎ木法によるナス科野菜の複合土壌病害総合防除技術の開発 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業-課題番号 25062C トマト、ナス及びピーマン栽培は近年の産地化、施設化に伴う連作により青枯病に加えトマト褐色根腐病、 ナス半身萎凋病、ピーマン疫病などの難防除土壌病害が発生し大きな被害を与えています。しかし、強度な複 合抵抗性を持つ台木品種が育成されていないこともあり、従来の慣行接ぎ木では被害を回避しきれないため、 生産現場では複合土壌病害に対する有効な防除技術の開発が切望されています。本課題では台木品種の抵抗性 を強化した「多段接ぎ木トマト及びナス」、「高接ぎ木ナス及びピーマン」の革新的接ぎ木法による複合土壌 病害総合防除技術の開発を行いました。最終年度に当たり、本研究プロジェクトの研究成果を紹介します。 ○主催 農食事業 25062C コンソーシアム (総括機関:(国研)農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ○日時 2016 年 2 月 10 日(水)13:00-17:30(受付 12:30~) ○場所 食と農の科学館オリエンテーションルーム(http://www.naro.affrc.go.jp/tarh/index.html) ○参集範囲 農業生産者、農業団体、試験研究機関、大学、行政機関、報道関係者など ○参加費及び申込み:無料(定員 60 名)、当日参加も可能ですが、できるだけ事前の参加申込みをお願 い致します。参加希望の方は、事務局まで氏名、所属を記載してメール([email protected]) でお申込みください。 プログラム 13:00-13:10 挨拶 13:10-13:30 プロジェクトの概要 中央農業総合研究センター 中保一浩 13:30-14:00 高接ぎ木ナスの複合土壌病害に対する防除効果と栽培技術 群馬県農業技術センター 池田健太郎・古澤安紀子 14:00-14:30 多段接ぎ木ナスの複合土壌病害に対する防除効果と栽培技術 新潟県農業総合研究所 前田征之・濱登尚徳・佐藤秀明 14:30-15:00 多段接ぎ木トマトの複合土壌病害に対する防除効果と栽培技術 岐阜県中山間農業研究所 熊崎 晃 中央農業総合研究センター 中保一浩 15:00-15:10 休憩 15:10-15:40 高接ぎ木ピーマンの複合土壌病害に対する防除効果と栽培技術 鍛治原寛・西田美沙子 山口県農林総合技術センター 15:40-16:10 圃場の青枯病菌密度に基づく土壌診断 中央農業総合研究センター 井上康宏 16:10-16:40 ナス科野菜台木品種の線虫抵抗性と線虫の青枯病に対する影響 植原健人 中央農業総合研究センター 16:40-17:10 革新的接ぎ木苗の生産と供給体制 ベルグアース株式会社 瓦 朋子・藤川奈那央 17:10-17:30 総合討論 17:30 閉会 ○問い合わせ先(事務局) (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 病害虫研究領域 中保一浩 電話 (029) 838-8931 メール [email protected]
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