2016 年 2 月 9 日 NEWS RELEASE 報道関係各位 IHG™、社会貢献活動の発展・強化をめざす「IHG 財団」を発足 国際協力 NGO のケア・インターナショナル UK、英国赤十字社などの 5 団体と連携 ※本ニュースリリースは、2016 年 2 月 4 日に IHG が発表したニュースリリースの抄訳版です 世界有数のホテルグループ、インターコンチネンタル ホテルズグループ(IHG™)は本日、IHG 財団 (IHG Foundation)の発足と、IHG 財団の第 1 期の助成先団体およびそれぞれの活動の詳細につ いて発表しました。独立チャリティ機関として発足する同財団は、コミュニティ単位でのホスピタリティ 人材育成支援、自然災害の被災地への援助、地域コミュニティの開発促進、環境保護の 4 分野を 中心とした助成を展開します。 IHG は長年にわたり、企業の社会的責任を重視する活動に力を入れてきました。IHG 財団は、IHG がこれまでに高い実績と評価を築いてきた各種の社会貢献活動の一層の発展と強化を図ることを 目的として誕生しました。こうした活動の一つである IHG アカデミーでは、世界各地にある IHG の ホテルが地元の教育機関や公共団体などと連携してホスピタリティ業界で活躍できる人材の教育・ 育成を行っています。2015 年に創設 10 周年を迎えた IHG アカデミーは、現在世界 68 か国以上 のグループホテルを通じて 1,200 を超えるプログラムを展開しています。 持続可能性に配慮したホテル運営のためのプログラム、IHG グリーン・エンゲージは、各ホテルに おける二酸化炭素排出量や水およびエネルギーの消費量を自らモニタリングできるようにするシス テムで、2015 年からはグローバルスタンダードとしてグループホテル全体に利用が広がり、着実な 成果を上げています。IHG の災害支援プログラム、IHG シェルター・イン・ア・ストームは、2011 年 の創設以来、これまでに 26 の国々で発生した 66 の自然災害の被災地に対する救援活動を実施、 義援金や物資の提供を行ってきました。 IHG アカデミー、IHG グリーン・エンゲージの両プログラムは、引き続き IHG の各ホテルが主体とな って行われます。一方、従来 IHG シェルター・イン・ア・ストームを通じて実施されてきた災害支援活 動は、IHG 財団に引き継がれ、より規模を広げて被災地向けの活動が行われることとなります。 IHG の最高経営責任者であるリチャード・ソロモンズは、次のように述べています。 「長年にわたり、さまざまな社会貢献活動を企業戦略の基本理念の一環と位置づけてきた IHG で は、IHG アカデミー、IHG グリーン・エンゲージ、IHG シェルター・イン・ア・ストームといった活動に 代表される取り組みを積極的に推進してきました。このたび、IHG 財団の発足によってこうした歴史 に新たな一歩を刻み、広くさまざまな領域に助成を展開できる運びとなりましたことは、弊社にとって 大きな喜びです。助成先に選ばれた各団体には、世界各地に力強く健全で豊かな地域社会を築き 上げていくための支援活動を通じて、IHG がめざす成果を着実に上げていくことが期待されていま す。」 1 IHG 財団の第 1 期助成先 IHG 財団から発表された第 1 期の助成先は、財団が掲げる 4 つの重点領域(ホスピタリティ人材 の育成、災害支援、地域コミュニティ開発、環境保護と持続的発展)から幅広く選定されています。 ケア・インターナショナル UK(CARE International UK) IHG 財団はケア・インターナショナルの緊急シェルターチームと連携し、災害への備えと対応を一層 充実させる取り組みを進めます。世界の要警戒地域で災害への対応力を高め、適切にリスク管理 を行いながら脆弱なポイントを補強することで、生活水準の向上を目指すケア・インターナショナル の活動に、IHG 財団の助成が役立てられます。 グッドウィル・インダストリーズ・インターナショナル(Goodwill Industries International) グッドウィル・インダストリーズ・インターナショナルのオンラインキャリアサービス/メンタリングシステ ム「GoodProspects®」に、IHG 財団の助成によりホスピタリティ・旅行部門の開発・運営・拡充が行 われます。人々が能力をフルに発揮できる環境作りに向けて、ホスピタリティ分野の仕事や求人の 動向についての詳しい情報を提供するとともに、就労を困難にしているさまざまな要因を取り除くこ とをめざすグッドウィルの活動を、IHG 財団が支援します。 青少年キャリアイニシアチブ(YCI:Youth Career Initiative) IHG 財団は YCI に協力して、人身売買の被害者を対象とする自立支援活動を展開します。被害者 への援助や生活に必要なスキルのトレーニング、メンターによる助言、ホスピタリティ業界を含むサ ービス分野への就職を助ける知識・スキルの育成などを通じ、対象者が過去のトラウマを乗り越え て明るい未来を築いていけるよう支えます。 英国赤十字社(British Red Cross) 英国赤十字社は IHG 財団の助成を受け、2015 年 12 月の洪水で被害を受けた英国カンブリア地 方への復興・生活再建プログラムを立ち上げます。プログラムを通じて、2,000 人を超える地域住民 に復興への短期的・長期的支援を展開する予定です。 水鳥湿地トラスト(WWT:The Wildfowl & Wetlands Trust) WWT は、ロンドンで運営している湿地センター(London Wetland Centre)に IHG 財団の助成で環 境保全に配慮した排水システムを建設し、来場者への利便性向上を図ります。湿地が持つさまざま な機能を応用したこの新システムは、周辺の建物に降った雨水を回収する仕組みを持っています。 財団の助成金は、年間約 19 万人の来場者に最新の水源管理技術を紹介する展示の整備にも役 立てられます。 以上 インターコンチネンタル ホテルズグループ(IHG)について インターコンチネンタル ホテルズグループ(IHG)【LON:IHG; NYSE:IHG (ADRs)、本社:英国】は、インターコ ンチネンタル ホテルズ&リゾーツ、キンプトン ホテルズ&レストランツ、HUALUXE(華邑) ホテルズ&リゾーツ、 クラウンプラザ ホテルズ&リゾーツ、ホテル インディゴ、EVEN ホテルズ、ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ、 ホリデイ・イン エクスプレス、ステイブリッジ・スイーツ、キャンドルウッド・スイーツといった幅広いホテルブラン ドを展開するグローバル企業です。 2 IHG は現在、世界の約 100 の国や地域で 5,000 以上のホテルを所有、運営、リース、もしくはフランチャイズ 契約しています。さらに、世界中でおよそ 1,300 ホテルを開発中です。 また、業界初、9,000 万人以上の会員を擁する IHG リワーズクラブは、世界最大のホテル会員組織です。 インターコンチネンタルホテルズグループ PLC は、グループの持ち株会社であり、英国で法人格を取得し、イ ングランドとウェールズに登記しています。世界各地の IHG のグループホテルおよび本部では 35 万人の従 業員が働いています。 IHG では、各種情報の入手や、宿泊予約をインターネット上で行うことができます。各ホテルに関する情報、 及びご予約に関しては、www.ihg.com、また、グループのホテル会員プログラムの IHG リワーズクラブに関し ては、www.ihgrewardsclub.com をご確認ください。 IHG の最新情報については、メディア向けページ www.ihg.com/media のほか、www.twitter.com/ihg、 www.facebook.com/ihg、www.youtube.com/ihgplc をご覧ください。(いずれも英語サイト) IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのウェブサイト URL: www.anaihghotels.co.jp IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのプレスリリースウェブサイト URL: www.anaihghotels.co.jp/corporate/pr 本件に関するお問い合わせ先: IHG・ANA・ホテルズグループジャパン 広報 潮 孝子 Tel: 03 5501 7548 Fax: 03 5501 7580 [email protected] 3
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