緑の技法シンポジウム - (財)日本造園修景協会

「緑の技法」シンポジウム
緑の保全と創出、その維持や管理のあるべき姿とその実現に向けての方法
2016年
入場
無料
開場
13:00
3月12日 土 13:30-17:00
会場:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 1063教室
対象:緑の保全や創出、その維持や活用に関心のある方どなたでも
定員:200名(下記、お問い合わせにお申込みください)
第1部 趣旨説明
緑の技法 その多様な展開
講演:輿水 肇(元 明治大学 農学部)
第2部 パネルディスカッション
① 緑の機能評価による保全と創出
渡部 昌之(パシフィックコンサルタンツ株式会社)
② 自然現象の読解、変化予測と緑の生活
佐藤 公俊(一般財団法人 日本気象協会)
③ 緑の地図化 市民協働型の社会共通資本整備に向けて
三橋 弘宗(兵庫県立 人と自然の博物館)
④ 街路の緑化および管理と行政・区民の協働
横田 雅彦(豊島区役所)
⑤ コミュニティガーデンと市民の緑意識
香川 淳 (三鷹市役所)
総合討論
コーディネータ:菊池 佐智子(山梨県富士山科学研究所)
総括
お問い合わせ:「緑の技法」シンポジウム事務局
[email protected]
開催にあたって
緑地工学研究室は約36年の歴史を経ました。その間、ゼミでの討論、卒論、修
論、博論など、研究での議論を通して、緑の保全と創出、その維持や活用につい
て、自然科学だけではなく、人文、社会経済などの視点も加えながらあるべき形
を求め、実現に向けての方法を示してきました。私たちは、それなりの成果を積
み重ねてきたと思っていますが、時代の視点、社会の要請の変化により、さらに
検証を重ねる必要があると思っています。研究室の節目に当たり、これまでの成
果を示し、将来に向けての方向を探るため、「緑の技法」というテーマのもと、
公開ゼミナールのような形でシンポジウムを行い、その成果を取りまとめて発表
(本シンポジウムで発表する研究成果の一部は、JSPS科研費26350024の助成を受けたものである。)
するものです。
講師・パネラー略歴
輿水 肇(こしみず はじめ)
(公財)都市緑化技術機構理事
長。東京大学農学部卒業、同助手
を経て、明治大学農学部専任講師
から専任教授を務めた。植栽基盤
の造成手法、人工地盤の植栽技術
の開発に長年取り組んできた。国
の都市緑化施策の推進、民間の都
市緑化事業に指導助言をしている。
佐藤 公俊(さとう きみとし)緑工1996卒
気象予報士・防災士。1996年、
明治大学農学部農学科卒業、一般
財団法人日本気象協会入社。大学
在学中に第1回気象予報士試験で
資格を取得。2003年からNHKの
気象情報に出演し、現在は平日正
午前を担当、日々より的確なわか
りやすい放送を心がけている。
横田 雅彦(よこた まさひこ)緑工1987卒
1989年、明治大学大学院農学
研究科博士前期課程修了(修士)、
同年豊島区入区、公園緑地課、都
市開発課、交通対策課などを経て、
2013年より道路整備課に勤務。
公務員生活では、区民との関係を
大切にすることをモットーに陰な
がら緑行政を応援している。
菊池 佐智子(きくち さちこ)緑工2002卒
2007年、明治大学大学院農学
研 究 科 博 士 後期 課 程 修了 ( 博 士
(農学))。国土技術政策総合研
究所、東北大学、茨城大学を経て、
2014年より、現職。専門は、環
境緑化工学、環境価値評価。特殊
空間緑化による雨水管理、省エネ
ルギー対策の研究に取り組む。
渡部 昌之(わたなべ まさゆき)緑工2011卒
2011年、明治大学農学部卒業。
2013年、千葉大学大学院園芸科
学研究科修士課程修了。同年4月、
パシフィックコンサルタンツ株式
会社入社。緑の経済評価や管理・
運営体制を研究し、現在は環境影
響評価等の環境政策に関するコン
サルティング業務に携わる。
三橋 弘宗(みつはし ひろむね)緑工1994卒
兵庫県人と自然の博物館主任研
究員ならびに兵庫県立大学自然・
環境研究所講師。1994年、明治
大学農学部農学科卒業。専門は、
保全生態学および河川生態学。環
境情報を駆使して生態系の地図化
を行い、自然再生をはじめ様々な
施策展開に携わる。
香川 淳(かがわ あつし)
緑工1985卒
1987年、明治大学大学院農学
研究科修士課程修了。(財)社会開
発総合研究所を経て三鷹市役所勤
務。2010年より3年間、NPO法人
『花と緑のまち三鷹創造協会』に
派遣され、花と緑のまちづくりに、
市民と協働で取り組む。樹木医、
森林インストラクター、都市鳥研究会会員。
明治大学 駿河台キャンパス
JR:中央線・総武線「御茶ノ
水駅」下車
地下鉄:丸の内線「御茶ノ水
駅」下車
地下鉄:千代田線「新御茶ノ
水駅」下車
地下鉄:三田線・新宿線・半
蔵門線「神保町駅」下車
ともに駅より徒歩5分
お申し込みは、お名前、ご所属、連絡先アドレス(複数の場合は参加人数)をお知らせください(お知らせいた
だいた個人情報は、本シンポジウムの連絡のみに使用させていただきます)。