会津の子どもたちの夢をかなえるために

会津の子どもたちの夢をかなえるために
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学力向上への効果的な取組
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H28.2.12
福島県学力調査の結果が悪かったな。
どうすればいいのかな。
一人で悩むことはありません。福島県学力調査の目的
は、次のようなことがあげられます。
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自校における課題を明確にする。
→ 結果の分析を行い、校内で共有する。
特に、児童生徒一人一人や領域の落ち込み
自校における指標設定の資料とする。
→ 平成28年度全国学力学習状況調査に生かす。
問題用紙等の返送(3月4日)までに
→ 再度問題を行うなど事後指導に活用する。
これまでの指導法を振り返り、授業改善につなげる。
→ 指導の成果が見られた単元、見られなかった単元
第2回学力向上担当者等研修会(2月5日 新鶴公民
館)の分科会でも、活発な協議が行われ、効果的な取組
についての発表がありました。いくつか紹介します。
習熟度別指導
算数・数学において、個人差が大
きい場合、学習集団を習熟度別に分
けて授業を行った。下位の子どもの
みならず、上位の子どもにも有効で
あった。
朝の時間の活用
読書のみ行っていたが、定着
確認シートを行う日も設定し
た。そして、できない児童生徒
には個別指導を行った。
小中合同の授業参観
週末作文の工夫
条件作文に慣れるためにも、児童生
徒が興味をもちそうなテーマを設定
した。
指導の共通理解を図るために実施。
小学校のきめ細かな指導や中学校教科の
専門性が高い指導など、お互いの良いと
ころを確認し、指導に生かした。
出前授業
学習の手引きを作成
小中連携を考えて作成する。小学校と
中学校のつながりのある学びにより、進
学への不安が少なくなった。
専門的な知識を生かし、教科の
楽しさを味わうことのできる授
業を体験することにより、興味・
関心が高まった。
学力向上グランドデザインを週案に
週案に挟み込み、反省も記入する。常に学力グランドデザインを意識して
授業に取り組む。PDCAサイクルを生かして実践することができた。
担任以外による取り出し指導
外部講師による授業を参観
複数で指導する体制を整えるこ
とにより、全職員で学力向上に取り
組むという意識改革が図られた。
どのように授業改善を図れば
良いのか、イメージの共有化を
図ることができた。
授業構想に定着確認シートを活用
前年度の定着確認シートの問題から、生
徒のつまずきやすいところを事前に把握
し、指導のポイントをおさえて、単元、授
業構想を立てた。
校内研修の在り方の改善
授業改善につながるように、研
究計画や授業研究の在り方などを
見直した。
まだまだ紹介しきれないほど、様々な取組の発表があり、真
剣に協議する姿が見られました。
「目の前の児童生徒の学力を
なんとか高めよう。」という気持ちが伝わってきました。
どの学校でも取り組んでほしいこと
短期的取組
○ フォローアップシートを活用し、落ち込んでいる領域を重点指導する。
○ 授業改善のための「定着確認シート」を活用し、活用問題に慣れる。
長期的取組
○ 現職教育などと関連させ、全職員で授業改善に取り組む。
4月19日には、全国学力・学習状況調査が行われます。
自分の学校の課題への対策を立て、組織で前向きに臨んで
ください。それが、児童生徒の「やればできる」という自
信となり、会津域内の学力向上とともに、会津域内の子ど
もたちの夢の実現につながります。