平成 27 年度神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校 不祥事ゼロプログラム 神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校は、不祥事の発生をゼロにすることを目的と して、次のとおり不祥事ゼロプログラムを定める。 1 実施責任者 神奈川県立小田原総合ビジネス高等学校不祥事ゼロプログラムの実施責任者は校長と し、副校長及び教頭がこれを補佐する。 2 目標及び行動計画 次の項目について、「職員啓発資料」や独自作成資料を活用し、毎月の職員会議にお ける事故・不祥事防止研修及び校内研修を実施して職員の事故防止意識高揚に努める。 また、朝の打ち合わせでは随時報道資料等を活用して継続的な啓発活動を展開すると ともに、日常的に職員による身近なヒヤリハットや些細な気づきに目を向けて、お互い が声掛けや注意喚起ができる環境づくりを進める。さらに、校外講師による不祥事防止 研修会を実施し、県民の視点に立った事故防止意識の確立を図る。 事故・不祥事防止重点目標 ① ア 業務執行体制 目標 神奈川県職員行動指針に則り、県民の負託に応え事故が未然に防止できるような業 務執行体制の確立を図る。特に、テスト問題作成・管理、成績処理、調査書・成績 証明書、成績通知書等の発行における事故を未然に防止する。 イ 行動計画 神奈川県職員行動指針や職員啓発資料をもとに所属教職員全員を対象にした職場 研修を実施する。また、テスト問題の余裕を持った作成と点検による誤りや不適 切な表現の根絶、成績処理業務のミスの根絶及び各種証明書・調査書等の正確な 作成と適切な交付体制の構築と事故防止のために、「問題作成点検及び成績に関 する点検マニュアル」「調査書点検マニュアル」を必要に応じて修正・追加し、 徹底履行する。あわせて、職場研修資料を用いて研修を実施し、ミスの根絶を 目指す。 ② 個人情報等管理・情報セキュリティ対策 ア 目標 個人情報の流出を未然に防止するとともに、適切な取り扱いに留意する。あわせ て、携帯電話、電子メール、USB メモリ等記録媒体の不適切な使用を厳に慎み、事 故を防止する。 イ 行動計画 個人情報・重要情報管理に係る校内研修を実施し、デジタル情報、紙媒体の情報 ともに、個人情報保護の意識を高め、事故の起こらない職場づくりに努める。 1 ③ 体罰、不適切指導 ア 目標 身体的なものだけでなく、言葉による威嚇や挑発を含めた体罰を、教育現場から 根絶・一掃する。 イ 行動計画 問題発生時の生徒に対する教員の対応方法やシステムについて検証し、体罰や不 適切な指導を根絶するための校内体制について職員意識の統一を図る。また気づ いたことを指摘しあう環境の醸成に努める。平成 27 年度においても、所属教職員 全員を対象にした職場研修を実施する。 ④ セクハラ、わいせつ行為及びパワーハラスメント ア 目標 生徒に対するセクハラ、わいせつ行為等と受け取られることがないように、生徒 指導時など生徒と接触するときに注意を徹底するとともに、職員間のセクハラも 防止する。またパワーハラスメントについての職員の意識向上を図る。 イ 行動計画 所属教職員全員を対象にした職場研修を実施するとともに、セクハラ、パワハラに ついて、校内で管理職等に相談しやすい体制を構築し、ストレスコントロールを意 識した日常的な環境改善に努める。 ⑤ 経理処理(公費、私費、現金管理) ア 目標 公費会計、私費会計、現金管理に係る事故が発生することを未然に防ぎ、適正な 経理処理を行う。 イ 行動計画 平成 23 年度版の私費会計基準に則った会計運営を全職員に周知し、それぞれ定め られた手続きを励行する。平成 27 年度当初に私費会計ハンドブックを作成し職場 研修を実施するとともに適切な執行処理を進める。 ⑥ 交通事故防止、酒酔い、酒気帯び運転防止 ア 目標 酒気帯び運転や飲酒運転を根絶するとともに交通ルールを遵守することにより、 交通事故を未然に防止する。 イ 行動計画 飲んだら運転しない、運転する人に酒を勧めない、という原則を徹底するととも に交通法規を遵守する。 ⑦ 公務外非行 ア 目標 公務外非行を未然に防止する。 イ 行動計画 2 公務員としての自覚を促し、公務外行動に係るコンプライアンス意識の向上を図る とともに、年度当初に所属教職員全員を対象にした職場研修を実施する。また、若 手職員に対し、情報交換会を実施する。 3 検証 (1)第1回検証 2に規定する行動計画について、平成 27 年 10 月初旬までに実施状況を確認し、未実 施があった場合は、平成 27 年 12 月末までに補完措置を講ずる。また、各目標達成に 向けて行動計画を修正する必要がある場合は、必要な修正を行う。 (2)第2回検証 2に規定する行動計画について、平成 28 年2月初旬までに実施状況を確認し、未実施 があった場合は、平成 28 年2月中に補完措置を講ずる。また、各目標達成に向けて行 動計画を修正する必要がある場合は、修正を行う。 (3)最終検証 2に規定する行動計画について、平成 28 年3月初旬に実施状況を確認するとともに、 各目標達成について、学校としての自己評価を行う。その結果、新たな目標設定(各目 標の修正を含む。)が必要な場合は、新たな目標設定を行ったうえで、平成 28 年度にお ける小田原総合ビジネス高等学校不祥事ゼロプログラムに反映させる。 4 事務局 プログラムはPTA及び学校評議員等の意見も踏まえつつ、職員全員参加のもとで策 定し、実行の具体的手続きについては、事故防止会議がこれを行う。 5 プログラムの公表 策 定 され た プ ログ ラム 及 び 検証 結 果 につ いて は 学 校ホ ー ム ペー ジ上 で 公 表す るも のとする。 以上 3
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