JPMワールド・CB・オープン 第29期決算

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JPMワールド・CB・オープン
決算レポート | 2016年2月
平素は当ファンドをご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
当期は株式市場の上昇を背景にCB市場が概ね堅調に推移した運用状況下、当ファンドの分配方針*に従って、基準
価額の水準、市場動向、残存信託期間などを総合的に勘案した結果、第29期の分配金は、以下の通りお支払いする
ことを決定しましたので、お知らせいたします。
第29期決算分配金
*当ファンドの分配方針について詳しくは投資信託説明書(交付目論
見書)をご覧ください。
40円
(1万口当たり、税引前)
ファンドの運用状況(設定日~2016年2月1日)
設定来の基準価額の推移
<2016年2月1日現在>
25,000
基準価額
20,639円
当期の騰落率 :-6.7%
(税引前分配金再投資)
基準価額
9,439円
純資産総額 202.5億円
20,000
(2015/7/31-2016/2/1)
騰落率
基準価額 (税引前分配金再投資)
基準価額
1年
3年
5年
-3.9%
26.7%
40.9%
設定来
106.4%
15,000
当期の基準価額の変動要因
10,000
5,000
2001/9/28
(設定日)
2006/7/9
2011/4/19
証券要因
-450円
為替要因
-149円
分配金
-40円
信託報酬等
-85円
合計
-723円
2016/1/28
設定来分配金(税引前1万口当たり)の推移
1,500
(円)
設定来分配金合計額
8,140円
(1万口当たり、税引前)
1,000
500
0
02年
03年
04年
05年
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
16年
基準価額は、信託報酬率 年率1.50%+消費税で計算した信託報酬控除後の数値です。騰落率については、基準価額に税引前分配金を再投資して計算してお
ります。また、騰落率は実際の投資家利回りとは異なります。騰落率は、決算日ベースで計算しております。
基準価額の変動要因は弊社独自の見解に基づいて行った試算です。従いまして、実際の基準価額の変動とは必ずしも一致しない場合がございます。証券要因
にはCB以外の有価証券の価格変動要因も含みます。為替要因には為替ヘッジコストが含まれます。小数点以下の数字の影響により、内訳と合計欄が一致しな
い場合があります。
設定来分配金の推移についてはは過去の分配金(税引前)の推移を示したものであり、将来の成果を保証するものではありません。受益者のファンドの購入価
額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価
額の値上がりが小さかった場合も同様です。上記グラフは過去の実績であり、将来の運用成果をお約束するものではありません。
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| 「投資リスク」「留意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。
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第29期(2015年7月31日~2016年2月1日)の市場環境と運用状況について
当該期間の基準価額(税引前分配金再投資)の推移
(円)
23,000
22,000
21,000
20,000
 8月は中国の人民元切り下げをきっかけに、新興
国経済をはじめとする世界経済全体の先行きに対
する不安が広がったことなどを背景に下落
 11月は、欧米の堅調な内需などが市
場の下支えになるも、12月の米国の利
上げ懸念が重石に
 9月は市場の混乱や原油価格の急落を受けて米
国は利上げを見送るも、市場の変動性は高止まり
し、10月に入ると商品市況が落ち着き始め、欧州
の追加緩和期待から反発
 12月に米国は予想通り利上げを実施
し、その後は原油価格の続落や、1月
の中国市場の急落などを受け軟調に
推移
19,000
2015/7/30
2015/9/28
2015/11/27
2016/1/26
(年/月/日)
運用状況
CB
 中国経済の減速に端を発し、商品市況の低迷や、世界経済全体に対する不透明感などを背景とした株安に連動し、CB
の価格は軟調に推移しました。また米国の利上げ開始時期や、開始した後の利上げのペースに対する警戒感も市場に
とって重石となりました。
 原油価格は長期にわたって低迷しており、エネルギーセクターの投資比率を低めに留めたことは奏功しました。また欧州
では金融緩和を継続しており、低金利を享受している不動産セクターなどに注目しました。
 株価連動性*については、幾分引き下げました。市場の変動性の高まりを受けて、株式市場に敏感な銘柄の投資比率を
徐々に下げ、よりバランスの取れた構成にしました。
 地域別では、北米の投資比率を引き下げた一方で、日本は高めを維持しました。米国の投資比率を低めとしたことや、
米国および日本における銘柄選択は奏功しました。
為替
 為替市場ではリスク資産からの逃避志向が鮮明となり、円に資金がシフトし、円は対ドル、対ユーロで上昇しました。欧
州では追加金融緩和の期待が高まったことから、対円でみて、利上げを実施したドルよりユーロの方が大きく下落しまし
た。
 このような相場環境下で、当ファンドは外貨建て資産に対して為替ヘッジをかけていたため、基準価額の下落幅は限定
的となりました。当ファンドの期末時点の外貨建資産に対する為替ヘッジ比率は、ユーロ建て資産は約82%、米ドル建
て資産は約34%、全体では約46%となっています。
* 株価連動性:株式市場の変動に対する感応度を示し、株式型CB(株価との連動性が高く、株式的な特性を持つCB)の保有比率が高いと、ポートフォリオ全体
として株式市場の変動による影響を受けやすくなります。
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今後の市場見通しと運用方針
今後の市場見通し①
先進国の内需の底堅い成長を見込む
 米国で利上げが開始され、今後はそのペースが重要になると考えます。市場は利上げのペースは緩やかであると
見ていますが、もし予想を上回るペースで利上げが実施された場合は、市場の変動性がさらに高まる可能性がある
と思われます。
 欧州企業の利益率は、米国企業と比較して上昇する余地が大きいと考えており、今後の売上の伸びが期待されま
す。世界経済が停滞する場合は期待ほどの伸びが得られない可能性がありますが、収益力のある企業は売上増
加が期待できると見ています。
 日本に関しては、デフレ脱却に向けた日銀の政策の方向性がはっきりとしており、市場の下支え要因になっている
ことから、引き続き日本企業に注目し、投資比率を高めに維持する方針です。
 今後、2015年の企業業績や収益見通しなどが発表されていく中で、2016年に成長が見込まれる企業が明らかにな
るため、銘柄選択がより重要になると考えます。独自の強みを持ち、バリュエーション(価格評価)面で魅力があり、
長期的なキャッシュフローを確保できる企業に注目する投資家にとっては、投資妙味が十分にあると見ています。
今後の市場見通し②
金利上昇時にCBの特徴が優位性を発揮することを期待
 今後も米国の段階的な利上げが予想される中、資金調達コスト引き下げを目論む企業の意向から、2016年はCB
の新規発行が欧州の大企業を中心に増加すると見られます。投資家にとっては分散投資をするにあたっての選択
肢が広がると考えます。
 金利の上昇局面では、株式は債券よりも良好なパフォーマンスを残すことが多いため、債券でありながら株式市場
と連動性があるCBは、金利上昇によるマイナス面を上回るリターンを得られると見ています。足元の利上げ環境下
においても、利上げが可能なのは経済が良好なためであって、CBおよび株式共に良好な見通しを維持できると見
ています。
 原油価格の低迷が続くと債務不履行となるエネルギー関連企業が出てくると予想されますが、CBはハイイールド債
に比べてエネルギーセクターの比率が低く、影響は限定的と考えます。
運用方針
様々な地域や幅広い業種へ投資し、リスク分散を図る
当ファンドの運用においては、引き続き、下値を抑えながらも、株式市場の上昇に伴う価格上昇が期待できる銘柄への
投資機会を捉えていきたいと考えています。また、様々な地域や幅広い業種のCBへ投資することによりリスク分散を
図ります。為替ヘッジについては、当ファンドの基準価額の下振れを抑えることに重点を置き、今後も随時見直しを実
施して調整していく方針です。
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| 「投資リスク」「留意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。
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CB情報発信ウェブサイト「CBスタジオ」のご案内

JPモルガン・アセット・マネジメントでは、ウェブサイト上にCB投資に関する情報をまとめた特設サイト「J.P.
モルガンのCBスタジオ」を開設し、参考情報を掲載しています。

足元の投資環境を踏まえた今後の投資の考え方、CBの魅力と投資のヒント、ファンドの紹介など、知ってお
くと資産運用の幅が広がる情報が満載です。CBを詳しく知りたいという方向けに、「もっと知りたい」コーナー
では、CBの仕組みや入手するのが難しいCB市場の情報もご覧いただけます。

好評をいただいている「知っトク!」シリーズなど、レポートもタイムリーに掲載中です。

今後の投資をご検討いただくうえで、是非参考にしてください。
www.jpmorganasset.co.jp/promotion/cb
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| 「投資リスク」「留意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。
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投資リスク
ファンドの運用による損益はすべて投資者に帰属します。
投資信託は元本保証のない金融商品です。投資信託は預貯金と異なります。
ファンドは、世界各国の転換社債を主な投資対象とし、また、その他の外貨建資産を保有することがありま
すので、金利の変動、株式市場、為替相場、その他の市場における価格の変動により、保有している有価証
券等の円換算した価格が下落した場合、損失を被る恐れがあります。
基準価額の変動要因
ファンドは、主に世界各国のCBに投資しますので、以下のような要因の影響により基準価額が変動し、下落した場合は、損失を被る
ことがあります。下記は、ファンドにおける基準価額の変動要因のすべてではなく、他の要因も影響することがあります。
株価変動リスク
株式の価格は、政治・経済情勢、発行会社の業績・財務状況の変化、市場における需給・流動性による影
響を受け、変動することがあります。CBの価格は、転換先株式の価格変動の影響を受けるため、株式と同
様の要因により、変動することがあります。
信用リスク
CBの発行体の財務状況の悪化や倒産、所在する国家の政情不安等により、元本・利息の支払いが遅れ
たり、元本・利息が支払えない状態になった場合、またはそれが予想される場合には、当該CBの価格が変
動・下落することがあります。
金利変動リスク
金利の変動がCBの価格に影響を及ぼします。一般に、金利が上昇した場合には、CBの価格が下落しま
す。
為替変動リスク
為替相場の変動が投資資産の価値の変動に影響を与えることがあります。ファンドは、為替ヘッジを弾力
的に行いますが、ヘッジを行った場合でも為替変動リスクを完全にヘッジすることはできません。
流動性リスク
CBは市場での売買高が少ない場合があり、注文が成立しないこと、売買が成立しても注文時に想定して
いた価格と大きく異なることがあります。
ファンドの費用
以下の費用を投資者にご負担いただきます。
投資者が直接的に負担する費用
購入時手数料
手数料率は3.24%(税抜3.0%)を上限とします。
詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
(購入時手数料=購入価額×購入口数×手数料率(税込))
信託財産留保額
かかりません。
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用
( 信 託 報 酬 )
日々のファンドの純資産総額に対して年率1.62%(税抜1.50%)がファンド全体にかかります。
信託財産に日々費用計上し、決算日および償還日の翌営業日に信託財産中から支払います。
その他の費用・
手
数
料
1 以下の費用等が認識された時点で、ファンドの計理基準に従い、信託財産に計上されます。
ただし、間接的にファンドが負担するものもあります。
・ 有価証券の取引等にかかる費用(その相当額が取引価格に含まれている場合があります。)
・ 外貨建資産の保管費用 ・ 信託財産に関する租税
・ 信託事務の処理に関する諸費用(下記2のものを除きます。)、その他ファンドの運用上必要な費用
(注) 上記1の費用等は、ファンドの運用状況、保有銘柄、投資比率等により変動し、また銘柄ごとに種類、金額および計算方
法が異なっておりその概要を適切に記載することが困難なことから、具体的に記載していません。さらに、その合計額は、受
益者がファンドの受益権を保有する期間その他の要因により変動し、表示することができないことから、記載していません。
2 純資産総額に対して年率0.0216%(税抜0.02%)をファンド監査費用および信託事務の処理に関する諸費用の一部とみ
なし、そのみなし額を信託財産に日々計上します。ただし、年間324万円(税抜300万円)を上限とします。
なお、上記1・2の費用等の詳細は、請求目論見書で確認することができます。
費用の合計額は、ファンドの保有期間等により変動し、表示することができないことから、記載していません。
(注)本資料における「消費税」および「税」は、消費税及び地方消費税を指します。
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委託会社
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
取扱い販売会社について
※投資信託説明書(交付目論見書)は下記の販売会社で入手することができます。
※登録番号に「金商」が含まれているものは金融商品取引業者、「登金」が含まれているものは登録金融機関です。
※株式会社を除いた正式名称を昇順にして表示しています。
※下記には募集の取扱いを行っていない販売会社が含まれていることがあります。また、下記以外の販売会社が募集の取扱いを
行っている場合があります。
※下記登録金融機関(登金)は、日本証券業協会の特別会員です。
2016/2/1現在
金融商品取引業者等の名称
登録番号
日本証券業
協会
一般社団法人 一般社団法人 一般社団法人
第二種金融商 日本投資顧問 金融先物取引
品取引業協会
業協会
業協会
株式会社 SBI証券
関東財務局長(金商)第44号
○
○
株式会社 SMBC信託銀行
関東財務局長(登金)第653号
○
SMBC日興証券株式会社
関東財務局長(金商)第2251号
○
○
○
○
SMBCフレンド証券株式会社
関東財務局長(金商)第40号
○
○
株式会社 あおぞら銀行
関東財務局長(登金)第8号
○
○
株式会社 池田泉州銀行
近畿財務局長(登金)第6号
○
○
エース証券株式会社
近畿財務局長(金商)第6号
○
株式会社 大垣共立銀行
東海財務局長(登金)第3号
○
○
株式会社 鹿児島銀行
九州財務局長(登金)第2号
○
カブドットコム証券株式会社
関東財務局長(金商)第61号
○
○
クレディ・スイス証券株式会社
関東財務局長(金商)第66号
○
○
○
○
株式会社 新生銀行
関東財務局長(登金)第10号
○
○
株式会社 千葉銀行 ※
関東財務局長(登金)第39号
○
○
株式会社 中京銀行
東海財務局長(登金)第17号
○
株式会社 西日本シティ銀行
福岡財務支局長(登金)第6号
○
○
西日本シティTT証券株式会社
福岡財務支局長(金商)第75号
○
野村證券株式会社
関東財務局長(金商)第142号
○
○
○
○
浜銀TT証券株式会社
関東財務局長(金商)第1977号
○
株式会社 百五銀行
東海財務局長(登金)第10号
○
○
百五証券株式会社
東海財務局長(金商)第134号
○
株式会社 広島銀行
中国財務局長(登金)第5号
○
○
フィデリティ証券株式会社
関東財務局長(金商)第152号
○
ふくおか証券株式会社
福岡財務支局長(金商)第5号
○
株式会社 北海道銀行
北海道財務局長(登金)第1号
○
○
みずほ証券株式会社
関東財務局長(金商)第94号
○
○
○
○
株式会社 三井住友銀行
関東財務局長(登金)第54号
○
○
○
三井住友信託銀行株式会社
関東財務局長(登金)第649号
○
○
○
三菱UFJ信託銀行株式会社
関東財務局長(登金)第33号
○
○
楽天証券株式会社
関東財務局長(金商)第195号
○
○
○
その他
○
※ インターネットバンキング、テレフォンバンキングおよびちばぎんコンサルティングプラザ(千葉・柏・船橋)での取り扱いとなります。
本資料をご覧いただく上での留意事項
本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。当社は信頼性が高いとみなす情報等に基づいて本資料を作成して
おりますが、当該情報が正確であることを保証するものではなく、当社は、本資料に記載された情報を使用することによりお客さまが投資運用を行った結果被った損
害を補償いたしません。本資料に記載された意見・見通しは表記時点での当社および当社グループの判断を反映したものであり、将来の市場環境の変動や、当該意
見・見通しの実現を保証するものではございません。また、当該意見・見通しは将来予告なしに変更されることがあります。本資料は、当社が設定・運用する投資信託
について説明するものであり、その他の有価証券の勧誘を目的とするものではございません。また、当社が当該投資信託の販売会社として直接説明するために作成
したものではありません。
投資した資産の価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客さまが負います。過去の運用成績は将来の運用成果を保証するものではありません。投資信
託は預金および保険ではありません。投資信託は、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。投資信託を証券会社(第一種金融商
品取引業者を指します。)以外でご購入いただいた場合、投資者保護基金の保護の対象ではありません。投資信託は、金融機関の預金と異なり、元本および利息の
保証はありません。取得のお申込みの際は投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面をあらかじめまたは同時にお渡ししますので必ずお受け取り
の上、内容をご確認ください。最終的な投資判断は、お客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
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