平成 27 年度 水産試験場研究発表会

平成 27 年度 水産試験場研究発表会
日時 : 平成 28 年 2 月 29 日(月)
場所 : 水産試験場 (本場) 研修室
開催趣旨
本県水産業を取り巻く状況は、貧酸素水塊の発生等による漁場生産力の低下、干潟・藻
場等の喪失に伴う水産生物生育場の減少、さらには魚価の低迷など社会情勢を含め、依然
として厳しいものとなっています。しかしながら、伊勢・三河湾や渥美外海という特徴あ
る漁場を有し、消費を担う大都市圏に多様な水産物を迅速に供給できる地理的な優位性も
備えています。これら利点を十分に生かしながら厳しい現状を克服することにより、将来
にわたり県民に新鮮で安全な水産物を供給するとともに、次世代へ美しく豊かな海を継承
していく必要があります。そのためには、地域の特性を活かした独創的・革新的な技術開
発を推進するとともに、これら技術の連携により水産業の一層の振興と漁業経営の安定化
を図ることが不可欠となっています。
この研究発表会では、平成 23 年度から 27 年度までに達成すべき目標を定めた「愛知県
農林水産業の試験研究基本計画 2015」に掲げた 4 つの重点目標からいくつかの試験研究の
成果を報告し、目標の達成度、今後の展望などについて幅広く討論します。
プ ロ グ ラ ム
1
開
会(13:00∼)
2
あいさつ
3
趣旨説明
4
記念講演 海面の部
(1)伊勢・三河湾の開発事業 ·································· 13:05∼13:35
場長:井野川仲男
(2)未利用水産資源の有効利用の取組 ·························· 13:35∼14:05
副場長:岩田靖宏
5
研究発表 海面の部
(1)渥美外海における海況の長期変動 ··························· 14:05∼14:35
海洋資源グループ:大古田達也
(2)ノリのバリカン症発生原因の解明と対策の試み ·············· 14:35∼15:05
栽培漁業グループ:松村貴晴
[ 休
6
憩 15:05∼15:15]
記念講演 内水面の部
(1)アユ人工種苗の特性評価 ··································· 15:15∼15:45
公益財団法人 愛知県水産業振興基金:河根三雄
7
研究発表 内水面の部
(1)天然アユ資源の有効活用と遡上量予測 ······················ 15:45∼16:15
内水面養殖グループ:冨山
実
(2)金魚の新しい用途の開発(水泡眼の可能性と特許取得) ······ 16:15∼16:45
観賞魚養殖グループ:荒川純平
7
総合討論(16:45∼17:00)
8
閉
会(17:00)