は、破産手続き開始の

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紳士服販売 ⿅児島
㈲SPICE
破産手続き開始
㈲ SPICE(資本⾦300万円、⿅児島市東千⽯町
19-11、代表緒方浩和氏)は、破産手続き開始の決定を
受けた。
当社は、平成17年に紳⼠服販売を目的に設⽴された
もので、紳⼠服のほかアクセサリーなども取り扱ってい
た。しかし⼤手量販店の相次ぐ進出に客⾜をさらわれ減
収を余儀なくされ、人員の削減などで再建を図っていた
が奏功せず平成26年に事業を停⽌し、今回の措置とな
った。
負債総額は約4500万円内外が⾒込まれる。
破産管財人は川総合法律事務所、⿅児島市鴨池 2-6-1、
099-230-7580)
⻘果物卸 熊本
㈱キャンププロダクツ
自己破産申請準備中
㈱キャンププロダクツ(資本⾦1,200万円、熊本
市南区富合町莎崎 362-2、仮代表岩城美穂子氏)は、
自己破産申請の準備に入った。
当社は、平成18年に⻘果物卸業を目的に設⽴された
もので、地元生産者からトマトやニンジンなどを仕入れ
福岡など⼤都市圏に出荷し、ピーク時には年商約4億円
内外を挙げていた。しかし近年は販売業者間の競争によ
り仕入れ値が⾼騰、さらに燃料などの経費のかさみもあ
り収益性の確保にも苦慮、今後の⾒通しも⽴たないこと
から、今回の措置となった。
負債総額は現在精査中である。
代理人は、原彰宏弁護⼠(熊本市中央区紺屋全町 2-1、
津留⼭村法律事務所、096-312-8511)
精米 福岡
㈲エバーグリーン九州
破産手続き開始
㈲エバーグリーン九州(資本⾦300万円、福岡県筑
紫野市永岡 920-1、代表船津博氏)は、破産手続き開
始の決定を受けた。
当社は、平成13年に農産物の検査事業を目的に設⽴
されたもので、その後米穀卸売会社の精米事業を引き継
ぎ、⾷品商社などを対象に販売、ピーク時には年商約7
億円内外を挙げていた。しかし関連会社から引き継いだ
多額の債務が⾜かせとなり収益性を圧迫、資⾦繰りが逼
迫しついに事業の計測を断念、今年4⽉までに弁護⼠に
事後処理を⼀任していた。
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破産管財人は熊谷喜昭弁護⼠(福岡市中央区⼤手門
1H-12 徳永 松崎 ⻫藤法律事務所 092-781-5881)
太陽光発電システム
福岡
ワンエナジー㈱
破産手続き開始
ワンエナジー㈱(資本⾦600万円、福岡市東区⾺出
5-40-11、代表藤巻淳⼀氏)は、破産手続き開始の決定
を受けた。
当社は、平成26年に太陽光発電システム販売を目的
に設⽴されたもので、⼾別訪問のスタイルで営業活動を
⾏い年商約5000万円内外を挙げていた。しかし施⼯
を依頼していた関連会社の㈱共栄電⼯(福岡市東区)が
破産し事業の継続が困難となり同社に連鎖する形となっ
た。
負債総額は約2000万円内外が⾒込まれる。
破産管財人は熊谷喜昭弁護⼠(福岡市中央区⼤手門 11Ⅰ2 徳永 E 松崎 ⻫藤法律事務所 092-781-588I)
建築工事 福岡
㈱エスエヌエフ
特別清算開始
㈱エスエヌエフ(資本⾦3,750万円、福岡県粕屋
郡志免町⼤字南⾥ 3-12-1、代表眞木健⼀氏)は、特別
清算開始の決定を受けた。
当社は、昭和 62 年に㈱槇の商号で建築⼯事業を目的
に設⽴されたもので、注⽂住宅を始めマンションのリフ
ォームなども手がけ、あわせて不動産業もてがけ年商約
13億8000万円内外を挙げていた。しかしリーマン
ショック以降は不動産業界全体の落ち込みに受注量も⼤
幅に減少、多額の負債を抱えていたことから資⾦繰りは
逼迫、返済のリスケジュールなどでしのいでいたものの
業績の回復には⾄らず昨年 5 ⽉に建築及び不動産業を
別会社に分割譲渡、減少に変更ののち今回の措置となっ
た。
負債総額は⾦融債務のみで約6億5000万円内外が
⾒込まれる。
事務用品 福岡
㈱タカツ商事
特別清算開始
㈱タカツ商事(資本⾦4,000万円、福岡市博多区
⼭王 1-10-27、代表⾼津祐輔氏)は、特別清算開始の
決定を受けた。
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当社は、昭和 40 年に事務⽤品販売業を目的に設⽴さ
れたもので、その後オフィス家具や OA サプライ⽤品な
どを販売する小売店を店舗展開し福岡県内を中心にピー
ク時には年商約12億3000万円内外を挙げていた。
しかし近年はオフィス⽤品のネット販売の台頭で業績が
低迷、不採算店の閉鎖などの合理化に務めたが業績低下
に⻭⽌めがかからず当社の事業を親会社に譲渡して精算
する方針となり昨年10⽉の株主総会で解散を決議して
いた。
負債総額は約2億5000万円内外が⾒込まれる。
FRP 製品 福岡
㈲建友工業
破産手続き開始
㈲建友⼯業(資本⾦300万円、福岡県粕屋郡久⼭町
久原 3549-68、代表藤貴昭氏)は、破産手続き開始の
決定を受けた。
当社は、平成15年福岡市中央区で FRP 製品卸売業
を目的に設⽴されたもので、その後移転、プラントなど
に設置する FRP 製の昇降⽤階段やはしご、手すりなど
をの設計から加⼯・取り付けまで⾏い年商約6000万
円内外を挙げていた。しかし外注費のかさみで収益性は
低調に推移、加⼯も外注にシフトし⼯場を閉鎖し再建を
図ったが業績は回復せず平成25年には事業を停⽌して
いた。
負債総額は約4200万円内外が⾒込まれる。
破産管財人は舞田靖子弁護⼠(福岡市中央区渡辺通 21-82、⻄村あさひ法律事務所稲岡専務所、092-7I77300)。
広告制作 宮崎
㈱ピンナップカンパニー
破産手続き開始
㈱ピンナップカンパニー(資本⾦500万円、宮崎市
祇園 2-91-2、代表是永憲⼀郎氏)と関連会社の㈱スタ
ンク(資本⾦10万円、宮崎市本郷北方 2554-47、同
代表)は、破産手続き開始の決定を受けた。
当社は、平成3年に広告制作業を目的に設⽴されたも
ので、内装⼯事も合わせて手がけ、さらに平成23年に
はビアホールをオープンさせ年商約2億5000円内外
を挙げていた。しかし借入⾦の返済が重荷となりさらに
ビアホールも最終赤字となり事業を停⽌、㈱スタンクは
当社の広告部門を継承して設⽴されたが当社に連鎖する
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形となった。
負債総額は⼆社合計で約1億1500万円内外が⾒込
まれる。
破産管財人は⼭田卓弁護⼠(宮崎市宮田町 11-32、⻄
田・⼭田法律事務所、0985-29-6077)。
経営コンサル 福岡
㈱都市未来企画
破産手続き開始
㈱都市未来企画(資本⾦300万円、福岡市博多区綱
場町 1-1701、代表田村実氏)は、破産手続き開始の決
定を受けた。
当社は、平成 16 年に経営コンサルタント業を目的に
設⽴されたもので、市街地再開発事業の企画・調査など
のコンサルティングを手がけ、年商約2億2000万円
内外を挙げていた。しかし以降は景気の悪化などで受注
量が減少し売上は 1/4 程度に減少、今後の⾒通しも⽴
たないことから、今回の措置となった。
負債総額は約2800万円内外が⾒込まれる。
破産管財人は⼭本紀夫弁護⼠(福岡市中央区天神 1-68、⼭本法律事務所、092-714-0707)。
業務用食品 福岡
新都商事㈱
自己破産申請
新都商事㈱(資本⾦1,000万円、福岡市博多区博
多駅南 5-9-29、代表井本勝利氏)は、自己破産を申請
した。
当社は、昭和 43 年に業務⽤⾷品販売業を目的に設⽴
されたもので、当初はあんを主体に取り扱っていたが、
その後取り扱い品目を増やし調理機器なども取り扱いピ
ーク時には年商約4億5000万円内外を挙げていた。
市況の低迷で業績が不振となると、本店不動産を売却し、
不採算店を閉鎖し⽴て直しを図っていたものの業績悪化
に⻭⽌めがかからず事業の計測を断念し今回の措置とな
った。
負債総額は約0円内外が⾒込まれる。
代理人は、⾼森浩弁護⼠(福岡市中央区⼤名 1-8-12、
福岡城南法律事務所、092-761-3924)
ゲームソフト 福岡
㈲ビーアイコミュニケ
ーションズ
破産手続き開始
㈲ビーアイコミュニケーションズ(資本⾦1,300
万円、福岡市中央区薬院 2-5-36、代表鳥⼭定仁氏)は、
破産手続き開始の決定を受けた。
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当社は、平成10年にゲームソフト制作会社の事業を
継承しアダルトゲームの制作を目的に設⽴されたもので、
⼥性向けのゲームを制作しピーク時には年商約1億59
00円内外を挙げていた。しかしその後はヒット作に恵
まれず売上は減少、欠損計上が恒常化し今回の措置とな
った。
負債総額は精査中である。
破産管財人は恩穂井達也弁護⼠(福岡市早良区⻄新 110-27、おしほい法律事務所、092-822-5800)。
内装工事 福岡
㈱とらい工房
破産手続き開始
㈱とらい⼯房(資本⾦1,000万円、福岡市早良区
有田 2-14-28、代表坂口敏夫氏)は、破産手続き開始
の決定を受けた。
当社は、昭和 54 年に内装⼯事業を目的に設⽴された
もので、⾐料品店や百貨店など店舗の内装仕上げ⼯事を
主体に、個人住宅のリフォーム⼯事なども手がけピーク
時には年商約4億500万円内外を挙げていた。しかし
以降は市況の低迷や業者間の競争で受注量の確保にも苦
慮、本店の隣にオープンさせた鳥料理店も軌道に乗らず
閉鎖、昨年夏には事業を停⽌していた。
負債総額は約8200万円内外が⾒込まれる。
破産管財人は増永弘弁護⼠(福岡市中央区⼤名 2-2-26、
氷上法律事務所、092-781-5558)。
不動産賃貸 ⻑崎
NK コアユニット㈱
特別清算開始
NK コアユニット㈱(資本⾦1,800万円、⻑崎市出
島町15―7株式会社⻑崎県酒販内、代表田浦利典氏)
は、特別清算開始の決定を受けた。
当社は、昭和 36 年に鳥栖市にて酒類卸業を目的に設
⽴されたもので、佐賀県鳥栖地区で地場トップクラスの
業容を誇る企業となったが、その後業績不振となり平成
15年に廃業、その後⻑崎県内の酒類販売業者の営業権
を買い取り現商号に変更、以降福岡県南部および熊本県
北部のディスカウント店などに積極的に営業攻勢をかけ
平成22年には年商約82億円を計上した。しかし業者
間の競争は熾烈で収益性の確保に苦慮、酒類販売を別会
社に譲渡し譲渡先への不動産賃貸へシフトしたが、その
後不動産を売却し休眠状態となったため今回の措置とな
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った。
負債総額は約3億6600万円内外が⾒込まれる。
代理人は、梅本義信弁護⼠(⻑崎市万才町 10-3、梅本
総合法律事務所、095-828Ⅰ705)。
水産業 ⿅児島
⻄桜島漁業協同組合
自己破産申請
⻄桜島漁業協同組合(資本⾦283.5万円、⿅児島
市桜島赤生原町 7、代表森勝哉氏)は、自己破産を申請
した。
当社は、昭和 39 年にブリ・カンパチの養殖を主体と
する組合員からなる協同組合で、ピーク時には年商約3
8億円内外を挙げていた。しかし魚価の低迷などで経営
が悪化、多額の不良債権を内包し、経営改善計画を進め
ていた中組合員の1社である㈲太平⽔産(⿅児島市桜島)
が倒産、再建計画の達成のめどが⽴たなくなり今回の措
置となった。
負債総額は約12億4600万円内外が⾒込まれる。