三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 ○添付資料の目次 1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2 (1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 …………………………………………………………………………… 3 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ………………………………………………………… 3 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ………………………………………………………… 3 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ……………………………………………………… 3 3.四半期連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… 4 (1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6 四半期連結損益計算書 第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 四半期連結包括利益計算書 6 第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8 (継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8 (セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8 - 1 - 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、設備投資が企業の業績改善を背景として緩やかな増加基調にあり、 個人消費も底堅く推移したと見られています。海外経済は、米国の景気が緩やかに回復する一方、新興国の景気は 中国の景気減速感が一段と強まり、その影響がアジア諸国に波及したこともあって、弱含みで推移いたしました。 このような環境のもと、当社グループはアジア圏を中心に販売活動を強化するとともに生産体制の再構築を推進 し、経営の効率化と一層のコスト削減に取り組んでまいりました。 その結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高515億50百万円(前年同期比3.4%増)、 営業利益62億47百万円(前年同期比11.7%増)、経常利益66億45百万円(前年同期比4.0%減)、親会社株主に帰 属する四半期純利益は46億81百万円(前年同期比2.8%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 〔国内ベルト事業〕 自動車用ベルトは、軽自動車税引き上げの影響があったものの、メーカーの新型車投入効果により、組み込みラ イン用の売上高は前年同期並みとなりました。一方、補修用ベルトは国内の車検交換需要の減少に加え、ユーザの 中東向けや資源国等への輸出の落ち込みなどから、売上高が減少しました。 一般産業用ベルトは、省エネ意識の高まりから節電効果のあるベルトの売上高が伸長しましたが、夏場の天候不 順の影響により農業用ベルトの売上高が減少したことなどから、全体では微減となりました。 また、OA機器用ベルトは、円安によるユーザの国内調達の動きも見られましたが、海外現地調達化の流れが継 続していることから、国内の売上高は減少しました。 一方、運搬ベルトは食品業界向けの需要が安定的に推移するとともに、合成樹脂素材も企業の設備投資の回復に 伴って増加しました。 その結果、当事業の売上高は202億84百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は54億19百万円(前年同期比 4.4%増)となりました。 〔海外ベルト事業〕 欧州では、ロシア経済停滞の影響を受けたことなどから、売上高が減少しました。 米国では、自動車用ベルトの売上高は前年同期並みとなりましたが、為替の円安影響を受け、邦貨では増加とな りました。また、一般産業用ベルトは農業用ベルトの拡販などから増加しました。 アジアでは、自動車用ベルトは東南アジア諸国において自動車販売が低調であったことから、売上高が減少しま したが、為替の円安影響により邦貨では前年同期並みにとどまりました。また、一般産業用ベルトは中国で農業機 械向けや金融端末向けの売上高が増加し、OA機器用ベルトも日系ユーザ向けを中心に堅調に推移しました。 その結果、当事業の売上高は239億85百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は23億59百万円(前年同期比 21.5%増)となりました。 〔建設資材事業〕 建築部門は民間及び公共の建設投資が堅調に推移したことから、改修工事物件の売上高が増加しました。また、 土木部門では廃棄物処分場関連の売上高が増加しました。 その結果、当事業の売上高は39億45百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益は1億64百万円(前年同期比 5.7%増)となりました。 〔その他〕 その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれ ております。 その他の売上高は33億35百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は1億22百万円(前年同期比106.7%増)とな りました。 (2)財政状態に関する説明 当第3四半期連結会計期間末は、株価の下落に伴う投資有価証券の減少等により固定資産が9億81百万円減少し たものの、現金及び預金の増加等により流動資産が16億40百万円増加したことから、総資産は前連結会計年度末比 6億59百万円増加の867億32百万円となりました。 一方、負債は、借入金の減少等により、前連結会計年度末比14億81百万円減少の241億78百万円となりました。 純資産は、株価の下落及び為替の影響によりその他の包括利益累計額が11億80百万円減少したものの、親会社株 主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が33億26百万円増加した結果、前連結会計年度末比21億40百 万円増加の625億54百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の70.2%から72.1%に上昇しました。 - 2 - 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 海外経済は、アジアでは減速感を強める中国の景気がアジアをはじめとする諸国の経済をさらに悪化させるリス クが高まっています。緩やかな回復傾向にあった米国経済も、消費や生産に停滞感が拡がり、欧州はロシア経済の 停滞、難民問題など先行き不透明感が強まっていると見られています。 国内は年初以降、生産活動や個人消費、輸出に停滞感が漂い、設備投資も企業の海外景気への不安を背景として 慎重姿勢に転じています。また、海外景気を反映して、為替の変動、株安、原油安が続くなど、先行き予断を許さ ない状況にあると見られています。 しかしながら、平成28年3月期第3四半期累計期間までの業績が堅調に推移したことから、平成28年3月期の通 期連結業績予想の見直しを行い、平成27年11月9日発表の予想を以下のとおり修正いたしました。 〔前提条件〕 主な為替レートは、117円/米ドル、128円/ユーロで計画を策定しています。 平成28年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成27年4月1日~平成28年3月31日) 売上高 営業利益 百万円 経常利益 親会社株主に帰属 する当期純利益 百万円 百万円 百万円 1株当たり 当期純利益 円 銭 前回発表予想 (A) 67,000 6,700 6,500 4,600 71.21 今回発表予想 (B) 67,000 6,800 7,000 5,000 77.40 0 100 500 400 0.0 1.5 7.7 8.7 66,251 7,133 8,217 6,146 95.14 増減額 (B-A) 増減率 (%) (ご参考) 前期実績 (平成27年3月期) 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 該当事項はありません。 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 (税金費用の計算) 税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適 用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 会計方針の変更 (企業結合に関する会計基準等の適用) 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」とい う。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」 という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等 会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当社 の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用とし て計上する方法に変更しております。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合について は、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の四半 期連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。加えて、四半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分 から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映させるため、前第3四半期連結累 計期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っております。 企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)及び事 業分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首時点か ら将来にわたって適用しております。 これによる損益に与える影響はありません。 - 3 - 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 3.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 前連結会計年度 (平成27年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額) 機械装置及び運搬具(純額) 工具、器具及び備品(純額) 土地 建設仮勘定 有形固定資産合計 無形固定資産 投資その他の資産 投資有価証券 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 18,956 14,802 11,369 1,546 2,299 1,439 △111 50,302 6,752 8,395 1,673 4,349 360 21,533 77 13,836 341 △17 14,160 35,771 86,073 - 4 - (単位:百万円) 当第3四半期連結会計期間 (平成27年12月31日) 20,568 14,967 11,042 1,773 2,178 1,526 △114 51,942 6,601 7,623 1,743 4,240 896 21,106 73 13,281 346 △17 13,610 34,790 86,732 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 前連結会計年度 (平成27年3月31日) 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 未払法人税等 賞与引当金 その他 流動負債合計 固定負債 長期借入金 退職給付に係る負債 役員退職慰労引当金 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計 純資産合計 負債純資産合計 7,808 4,346 1,025 708 3,969 17,857 1,571 1,213 24 4,992 7,802 25,659 8,150 3,927 40,756 △1,867 50,966 7,934 1,943 △430 9,447 60,414 86,073 - 5 - (単位:百万円) 当第3四半期連結会計期間 (平成27年12月31日) 7,564 3,755 502 142 4,859 16,824 1,119 1,296 21 4,916 7,353 24,178 8,150 3,927 44,082 △1,872 54,287 7,556 1,115 △404 8,267 62,554 86,732 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 (四半期連結損益計算書) (第3四半期連結累計期間) 前第3四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 為替差益 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 デリバティブ評価損 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 投資有価証券売却益 特別利益合計 税金等調整前四半期純利益 法人税等 四半期純利益 親会社株主に帰属する四半期純利益 49,854 34,307 15,547 9,953 5,593 81 268 1,015 171 1,536 58 0 150 209 6,920 126 126 7,047 2,231 4,815 4,815 - 6 - (単位:百万円) 当第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) 51,550 35,083 16,467 10,220 6,247 80 324 57 176 638 35 70 134 240 6,645 - - 6,645 1,963 4,681 4,681 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 (四半期連結包括利益計算書) (第3四半期連結累計期間) 前第3四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 四半期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整額 その他の包括利益合計 四半期包括利益 (内訳) 親会社株主に係る四半期包括利益 非支配株主に係る四半期包括利益 4,815 1,336 2,606 △25 3,917 8,733 8,733 - - 7 - (単位:百万円) 当第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) 4,681 △377 △827 25 △1,180 3,501 3,501 - 三ツ星ベルト㈱(5192)平成28年3月期 第3四半期決算短信 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。 (セグメント情報等) 【セグメント情報】 Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 報告セグメント 国内 ベルト 売上高 外部顧客への売上高 セグメント間の内部売上高 又は振替高 計 セグメント利益 海外 ベルト 建設資材 計 その他 (注1) 合計 (単位:百万円) 四半期 連結損益 調整額 計算書 (注2) 計上額 (注3) 20,775 22,380 3,587 46,744 3,110 49,854 - 49,854 6,397 2,200 - 8,597 1,165 9,762 △9,762 - 27,173 24,580 3,587 55,341 4,275 59,617 △9,762 49,854 5,191 1,941 155 7,289 59 7,348 △1,755 5,593 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、設備機械、他社仕入商品、エン ジニアリング ストラクチュラル フォーム、サービス事業等を含んでおります。 2 セグメント利益の調整額△1,755百万円には、セグメント間取引消去308百万円、各報告セグメントに配分し ていない全社費用△2,064百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般 管理費であります。 3 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 国内 ベルト 外部顧客への売上高 報告セグメント 売上高 海外 ベルト 建設資材 計 その他 (注1) 合計 (単位:百万円) 四半期 連結損益 調整額 計算書 (注2) 計上額 (注3) 20,284 23,985 3,945 48,215 3,335 51,550 - 51,550 セグメント間の内部売上高 又は振替高 6,775 2,139 - 8,915 1,131 10,047 △10,047 - 計 27,060 26,124 3,945 57,130 4,467 61,597 △10,047 51,550 5,419 2,359 164 7,943 122 セグメント利益 8,066 △1,819 6,247 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、設備機械、他社仕入商品、エン ジニアリング ストラクチュラル フォーム、サービス事業等を含んでおります。 2 セグメント利益の調整額△1,819百万円には、セグメント間取引消去256百万円、各報告セグメントに配分し ていない全社費用△2,075百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般 管理費であります。 3 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 - 8 -
© Copyright 2024 ExpyDoc