平成 28 年2月4日 各 位 会 社 名:フ ロ イ ン ト 産 業 株 式 会 社 代 表 者 名:代表取締役社長 (JASDAQ 巖 コード番号:6312) 問合わせ先:管理本部長 電 伏島 高波 裕二 話: (03)5292-0240(代表) 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ 当社は、平成 28 年2月4日開催の取締役会において、連結子会社である Freund Pharmatec Ltd. (以 下、FPL)の発行済全株式を Sigmoid Pharma Ltd.(アイルランド共和国/以下、Sigmoid)に譲渡するこ とについて決議をしましたので、下記のとおりお知らせします。 記 1.株式の譲渡の理由 当社は平成 22 年 9 月に FPL を設立し、当社製剤技術を応用した微小粒ミニカプセルに関する新 剤形の研究・開発に取り組み、知的財産権の取得等、一定の研究成果を収めてきました。 一方、Sigmoid は、当社が開発した微小粒ミニカプセル製造装置スフェレックス®を用いた新医薬 品の臨床試験に入る時期に来ており、微小粒シームレスカプセル技術の実用化を始めております。 今回、Sigmoid の微小粒ミニカプセルを用いた新医薬品が臨床試験段階に入ることを踏まえ、同 社の研究活動を側面から支援すること及び欧米での同技術のプレゼンスを高める観点から、FPL は Sigmoid の経営の下での更なる研究・開発を継続することが最適であると判断し、Sigmoid と協議 を重ねた結果、FPL を譲渡することに合意しました。 当社と Sigmoid は、今後も継続した技術的交流を続けてまいります。 2.今後の欧州における事業展開に関して 当社は FPL での研究・開発事業を通して、欧米大手製薬企業から一定の技術力評価を得ることが 出来ました。今後の欧米での認知度を更に高めるべく、当社グループの欧州ラボ(伊ミラノ 平成 26 年 11 月開設)を拠点として、より一層の事業拡大を図ってまいります。 3. Sigmoid Pharma Ltd.について Sigmoid は消化器系疾病分野のターゲット療法治療薬開発に特化する医薬品企業です。同社の単相 /副層ピル技術(SmPill®)は薬効成分の溶解性を高め疾病の特定箇所への薬効成分の放出を可能にし ます。Sigmoid の主要開発品 CyCol は全身療法では無く局所作用を持つ、結腸部位をターゲットと した潰瘍性結腸炎治療薬のシクロスポリン製剤です。 1 4.異動する子会社の内容 (1)名称 (2)所在地 (3)代表者の役職・氏名 (4)事業内容 (5)資本金 (6)設立年月 (7)大株主及び持株比率 (8)当社と該当会社の関係 Freund Pharmatec Ltd. Unit 1, IDA Business & Technology Park, Srah, Tullamore, Co. Offaly, Ireland. President 具志堅 敬 医薬品の新剤形の開発及びその技術供与 7,000 千ユーロ 平成 22 年9月 フロイント産業株式会社(当社) 100% 当社は同社の発行済株式総数の 100%を保有 資本関係 しております。同社は当社の特定子会社に該 当しております。 当社役員 3 名及び従業員 1 名が同社役員に就 人的関係 任しております。 取引関係 該当事項はありません。 (9)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 決算期 平成 24 年 12 月期 平成 25 年 12 月期 純資産 4,675 6,010 総資産 4,742 6,101 売上高 - - 営業利益 △1,014 △1,167 経常利益 △1,001 △1,165 当期純利益 △1,001 △1,165 5.株式譲渡の相手先の概要 (1)名称 (2)所在地 (3)代表者の役職・氏名 (4)事業内容 (5)設立年月 (6)資本金 (7)純資産 (8)総資産 (9)出資者 (10)当社と該当会社の関係 (単位:千ユーロ) 平成 26 年 12 月期 4,880 4,951 44 △1,140 △1,129 △1,129 Sigmoid Pharma Ltd. Invent Centre, Dublin City University,Dublin9,Ireland CEO and Founder, Dr. Ivan Coulter 医薬品の製造販売、研究開発及び技術供与 2003 年 3 月 25,000 千ユーロ 2,000 千ユーロ 8,400 千ユーロ Dr.Ivan Coulter(支配株主) 資本関係 該当事項はありません。 人的関係 該当事項はありません。 取引関係 当社は、当該会社と営業上の取引があります。 関連当事者へ 該当事項はありません。 の該当状況 2 6.譲渡株式数、および譲渡前後の所有株式の状況 (1)譲渡前の所有株式数 7,000,000 株 (2)譲渡株式数 7,000,000 株 (3)譲渡後の所有株式数 0 株(所有割合 0.0%) ※譲渡価額につきましては、買主の強い希望により開示を控えさせて頂きますが、今後の事業展開 だけでなく、資産の状況等も踏まえた合理的な価額としております。 7.日程 (1)取締役会決議日 (2)契約締結日 (3)株式譲渡実行日 平成 28 年2月4日 平成 28 年2月4日 平成 28 年2月4日 8.今後の見通し 平成 27 年4月 8 日に公表しました平成 28 年2月期連結業績予想に与える影響、及び本件に伴う 損益への影響につきましては、現在精査中であり開示が必要となる場合は、確定次第速やかに開示 を致します。 また、平成 29 年2月期の連結経営成績への影響がある場合は、平成 28 年4月5日公表予定の決 算短信における通期業績予想に織り込む予定であります。 以 3 上
© Copyright 2024 ExpyDoc