【未利用水素サプライチェーン】褐炭×液化水素 発電/大規模供給 豪州側にて水素製造~水素液化~液化水素積荷を行い海上輸送し、日本側において揚荷~供給を行う製造・貯蔵・輸送・利 用一体となった液化水素サプライチェーンの構築を目指す。 本事業では、その実現のために重要な技術となる、豪州の未利用エネルギーである褐炭を用いた「①褐炭ガス化技術の研究 開発」、現状のLNG内航船と同規模の輸送用タンクによる「②液化水素の長距離大量輸送技術」、②に対応する「③液化水素 荷役技術」の研究開発を実施する。 実施体制、スケジュール チェーン概要図、実証項目 1 <実施体制> 褐炭ガス化技術 褐炭 O2 ガス精製プラント 水素液化・積荷基地 電源開発 川崎重工業 岩谷産業 ①褐炭ガス 化技術 ②輸送技術 ③荷役技術 ③荷役技術 CO2 2 液化水素 輸送技術 ①褐炭ガス化技術の開発 及び褐炭ガス化炉オペレーション技術の開発 ・低品位の豪州褐炭に合わせたガス化炉の最適化 等 ②液化水素の長距離大量輸送技術の開発 及び輸送用タンクオペレーション技術の開発 ・世界初の液化水素用大量海上輸送タンクの製作 等 <想定スケジュール> 3 液化水素 荷役技術 ③液化水素の荷役技術の開発 及び荷役基地オペレーション技術の開発 ・液化水素ローディングシステムの実証 等 水素利用 H27 年度 H28 年度 要素試験 仕様検討 H29 年度 H30 年度 H31 年度 設計・製作・試運転等 H32 年度 実証 運転 81
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