別紙 第4回水素・燃料電池戦略協議会資料(PDF形式:395KB)

【未利用水素サプライチェーン】褐炭×液化水素
発電/大規模供給
 豪州側にて水素製造~水素液化~液化水素積荷を行い海上輸送し、日本側において揚荷~供給を行う製造・貯蔵・輸送・利
用一体となった液化水素サプライチェーンの構築を目指す。
 本事業では、その実現のために重要な技術となる、豪州の未利用エネルギーである褐炭を用いた「①褐炭ガス化技術の研究
開発」、現状のLNG内航船と同規模の輸送用タンクによる「②液化水素の長距離大量輸送技術」、②に対応する「③液化水素
荷役技術」の研究開発を実施する。
実施体制、スケジュール
チェーン概要図、実証項目
1
<実施体制>
褐炭ガス化技術
褐炭
O2
ガス精製プラント
水素液化・積荷基地
電源開発
川崎重工業
岩谷産業
①褐炭ガス
化技術
②輸送技術
③荷役技術
③荷役技術
CO2
2
液化水素
輸送技術
①褐炭ガス化技術の開発
及び褐炭ガス化炉オペレーション技術の開発
・低品位の豪州褐炭に合わせたガス化炉の最適化 等
②液化水素の長距離大量輸送技術の開発
及び輸送用タンクオペレーション技術の開発
・世界初の液化水素用大量海上輸送タンクの製作 等
<想定スケジュール>
3
液化水素
荷役技術
③液化水素の荷役技術の開発
及び荷役基地オペレーション技術の開発
・液化水素ローディングシステムの実証 等
水素利用
H27
年度
H28
年度
要素試験
仕様検討
H29
年度
H30
年度
H31
年度
設計・製作・試運転等
H32
年度
実証
運転
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