平成28年3月期第3四半期決算短信(PDFへのリンク)

㈱山形銀行(8344) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………2
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 …………………………………………………2
会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ……………………………2
3.四半期連結財務諸表 ………………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………7
[説明資料]
平成28年3月期
第3四半期決算の概要について【単体】………………8
-1-
㈱山形銀行(8344) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の連結経営成績につきましては、経常収益は、国債等債券売却益の
減少などから、前年同期比3億52百万円減少の335億52百万円となりました。また、経常費用は、
貸倒引当金繰入額の増加などから、前年同期比8億77百万円増加の253億73百万円となりました。
この結果、経常利益は前年同期比12億30百万円減少の81億79百万円、親会社株主に帰属する四
半期純利益は同6億81百万円減少の52億29百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の連結財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末比
113億円減少し2兆4,554億円、純資産は同10億円増加し1,557億円となりました。
主要勘定につきましては、貸出金は、前連結会計年度末比835億円増加し1兆5,538億円となり
ました。預金等は、前連結会計年度末比63億円増加し2兆1,459億円となりました。また、有価
証券は、前連結会計年度末比355億円減少し7,860億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成27年5月15日に公表いたしました業績予想に変更ございません。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
(会計方針の変更)
(「企業結合に関する会計基準」等の適用)
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会
計基準」という。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13
日。以下「連結会計基準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号
平成25年9月13日。以下「事業分離等会計基準」という。)等を、第1四半期連結会計期間から
適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当行の持分変動による差額を資本剰余金とし
て計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用として計上する方法に変更し
ております。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合については、暫定的
な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の
四半期連結財務諸表に反映させる方法に変更いたします。加えて、四半期純利益等の表示の変更
及び少数株主持分から非支配株主持分への表示の変更を行っております。当該表示の変更を反映
させるため、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度については、四半期連結財務諸表及
び連結財務諸表の組替えを行っております。
企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第
44-5項(4)及び事業分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首時点から将来にわたって適用しております。
なお、当第3四半期連結累計期間において、四半期連結財務諸表に与える影響額はありませ
ん。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
当行の有形固定資産(リース資産除く)の減価償却方法は、従来、定率法を採用しておりまし
たが、第1四半期連結会計期間より定額法へ変更しております。
当行は、当期よりスタートした長期経営計画「やまぎん・イノベーション・プランⅢ」におい
て、ATMなどへの積極的な投資とともに、営業用店舗の建替・改修工事も予定しております。
これらの案件に対する投資検討開始を契機として、有形固定資産の減価償却方法を検討した結
果、当行の営業店舗及び事務機器等は長期安定的に使用され、その使用価値は存続期間を通じて
概ね一定であるため、使用実態にあわせて、使用可能期間である耐用年数にわたり均等に費用配
分を行う定額法が経営の実態をより適切に期間損益に反映させることができると判断し、会計方
-2-
㈱山形銀行(8344) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
針の変更を行うものであります。
この変更により、従来の方法によった場合に比べて、当第3四半期連結累計期間の経常利益及
び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ1億62百万円減少しております。
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3.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
資産の部
現金預け金
コールローン及び買入手形
買入金銭債権
商品有価証券
有価証券
貸出金
外国為替
その他資産
有形固定資産
無形固定資産
退職給付に係る資産
繰延税金資産
支払承諾見返
貸倒引当金
資産の部合計
負債の部
預金
譲渡性預金
コールマネー及び売渡手形
債券貸借取引受入担保金
借用金
外国為替
新株予約権付社債
その他負債
役員賞与引当金
退職給付に係る負債
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
偶発損失引当金
利息返還損失引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
支払承諾
負債の部合計
純資産の部
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
非支配株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
-4-
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)
79,775
34,597
9,758
40
821,614
1,470,267
1,028
20,826
13,922
1,036
1,905
316
18,125
△6,334
2,466,878
47,943
5,950
8,471
64
786,048
1,553,839
1,205
22,428
13,782
1,468
2,377
275
18,630
△6,990
2,036,421
103,112
39,980
25,214
46,915
57
12,017
18,171
21
42
314
78
214
79
9,996
1,420
18,125
2,312,184
2,008,986
136,925
9,648
38,127
48,944
55
12,061
16,251
10
46
266
104
216
71
8,043
1,399
18,630
2,299,790
12,008
4,934
106,816
△2,972
120,787
26,863
△2,845
1,179
1,116
26,314
7,593
154,694
2,466,878
12,008
4,934
111,109
△2,975
125,076
23,518
△2,967
1,135
1,013
22,700
7,928
155,706
2,455,496
2,455,496
㈱山形銀行(8344) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
経常収益
資金運用収益
(うち貸出金利息)
(うち有価証券利息配当金)
役務取引等収益
その他業務収益
その他経常収益
経常費用
資金調達費用
(うち預金利息)
役務取引等費用
その他業務費用
営業経費
その他経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
税金等調整前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益
前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
33,904
20,034
14,137
5,714
5,631
5,877
2,361
24,495
2,046
985
1,749
3,383
17,057
259
9,409
0
0
171
140
31
9,238
2,063
928
2,992
6,246
335
5,911
-5-
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
33,552
19,723
13,731
5,850
5,707
4,492
3,628
25,373
2,057
981
1,567
3,893
16,731
1,122
8,179
-
-
94
94
-
8,085
2,754
△238
2,516
5,568
338
5,229
㈱山形銀行(8344) 平成28年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
四半期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
退職給付に係る調整額
四半期包括利益
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益
非支配株主に係る四半期包括利益
前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
6,246
6,698
6,674
△606
631
12,944
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
5,568
△3,567
△3,343
△122
△102
2,000
12,608
336
1,660
340
-6-
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はございません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はございません。
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〔説明資料〕
平成28年3月期 第3四半期決算の概要について
1.損益の状況【単体】
○ コア業務純益
資金利益が減少した一方、役務取引等利益の増加や物件費の減少などから、コア業務純益は
47億8百万円(前年同期比△63百万円)となりました。
○ 経常利益
有価証券関係損益が増加した一方、貸倒引当金の引当方法見直し等により与信関係費用が増
加したことなどから、経常利益は75億31百万円(同△11億91百万円)となりました。
○ 四半期純利益
四半期純利益は、上記の要因などから51億91百万円(同△5億58百万円)となりました。なお、
通期公表予想値に対する進捗率は、経常利益79.3%、四半期純利益81.1%となっております。
(単位:百万円)
28年3月期
第3四半期
(9 ヵ月累計)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
経常収益
業務粗利益
(コア業務粗利益)
資金利益
役務取引等利益
その他業務利益
うち債券関係損益 A
経費(除く臨時処理分)
人件費
物件費
税金
実質業務純益
コア業務純益
一般貸倒引当金繰入額 ①
業務純益
臨時損益
うち株式等関係損益 B
うち不良債権処理額 ②
うち貸倒引当金戻入益 ③
経常利益
特別損益
税引前四半期純利益
法人税等合計
四半期純利益
25 有価証券関係損益 (A+B)
26 与信関係費用(①+②-③)
前年同期比
27年3月期
第3四半期
(9 ヵ月累計)
28,874
20,813
20,508
17,665
2,936
211
305
15,799
8,334
6,509
955
5,014
4,708
539
4,474
3,056
2,768
374
7,531
△ 94
7,437
2,245
5,191
△ 319
△ 1,985
△ 277
△ 307
172
△ 1,850
△ 1,708
△ 213
74
△ 294
5
△ 1,771
△ 63
539
△ 2,311
1,119
1,847
325
△ 504
△ 1,191
77
△ 1,114
△ 555
△ 558
29,194
22,799
20,785
17,973
2,763
2,062
2,014
16,013
8,259
6,804
949
6,786
4,771
6,786
1,937
920
49
504
8,722
△ 171
8,551
2,800
5,750
3,073
913
139
1,368
2,934
△ 454
(注) 1. 記載金額は、単位未満を切り捨てて表示しております。
2. コア業務純益は、実質業務純益から債券関係損益を除いて算出しております。
-8-
28年3月期
通期
公表予想値
9,500
6,400
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2. 主要勘定【単体】
(1) 貸出金
貸出金は、中小企業等貸出が大幅に増加したことなどから、前年同期比1,053億円増加し、1兆5,630億
円となりました。
(単位:百万円)
27年12月末
1 貸出金
2 一般貸出
3 個人向け
4
うち住宅ローン
5 地方公共団体向け
【参考】
6 中小企業等貸出残高
27年3月末比 26年12月末比
27年3月末
26年12月末
1,563,011
800,724
442,969
417,030
319,318
83,693
17,942
39,591
37,268
26,160
105,374
16,656
52,340
47,244
36,378
1,479,318
782,782
403,378
379,762
293,158
1,457,637
784,068
390,629
369,786
282,940
897,626
53,025
80,931
844,601
816,695
(2) 預金等(譲渡性預金含む)
預金等は、個人預金の増加を主因として前年同期比410億円増加し、2兆1,532億円となりました。
(単位:百万円)
27年12月末
1 総預金(預金+譲渡性預金)
2 法人預金
3 個人預金
4 公金預金
5 金融機関預金
2,153,215
485,502
1,506,926
151,157
9,627
27年3月末比 26年12月末比
6,572
△9,380
52,673
△19,509
△17,213
41,047
8,754
39,368
△7,040
△35
27年3月末
26年12月末
2,146,643
494,882
1,454,253
170,666
26,840
2,112,168
476,748
1,467,558
158,197
9,662
(3) 預かり金融資産の状況
預かり金融資産は、生命保険販売が順調に推移したことから、前年同期比145億円増加いたしました。
(単位:百万円)
27年12月末
1 預かり金融資産
2 投資信託
3 公共債
4 生命保険
350,216
80,665
21,343
248,208
27年3月末比 26年12月末比
10,456
△2,902
△5,343
18,701
(注) 生命保険は販売累計額を記載しております。
-9-
14,580
△2,616
△8,677
25,873
27年3月末
26年12月末
339,760
83,567
26,686
229,507
335,636
83,281
30,020
222,335
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(4) 有価証券
有価証券の期末残高は、外貨建外国証券の増加などから前年同期比94億円増加し、7,859億円と
なりました。
その他有価証券の評価損益は、前年同期比38億円減少し、343億円の評価益となりました。
【期末残高】
(単位:百万円)
27年12月末
1 有価証券
2 国債
3 地方債
4 社債
5 株式
6 その他の証券
7
うち外貨建外国証券
785,984
339,836
115,662
111,189
40,440
178,854
61,758
27年3月末比 26年12月末比
△35,569
△6,458
△20,490
△15,918
△919
8,215
14,745
9,431
3,181
△15,223
4,500
1,322
15,649
17,062
27年3月末
26年12月末
821,553
346,294
136,152
127,107
41,359
170,639
47,013
776,553
336,655
130,885
106,689
39,118
163,205
44,696
【その他有価証券評価損益】
(単位:百万円)
27年12月末
8 有価証券
9 株 式
10 債 券
11 その他
34,378
19,735
12,007
2,635
27年3月末比 26年12月末比
△4,935
△1,735
80
△3,280
△3,895
1,661
△2,140
△3,417
27年3月末
26年12月末
39,313
21,470
11,927
5,915
38,273
18,074
14,147
6,052
3. 自己資本比率(国内基準)【単体】
平成27年12月末の自己資本比率(国内基準)については、現在算出中であり、確定次第別途開示す
る予定です。
4. 金融再生法開示債権【単体】
金融再生法開示債権は、前年同期同水準の210億円となりました。
不良債権比率は、前年同期比0.09ポイント良化し1.32%となり、引き続き良好な水準を維持しており
ます。
(単位:百万円、%)
27年12月末
1
2
3
4
5
6
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
開示債権合計 (A)
総与信合計 (B)
不良債権比率 (A)/(B)
3,491
13,438
4,076
21,006
1,588,563
1.32
27年3月末比 26年12月末比
268
△1,523
944
△311
84,320
△0.09
△547
△882
1,414
△15
104,099
△0.09
27年3月末
26年12月末
3,223
14,961
3,132
21,317
1,504,243
1.41
4,038
14,320
2,662
21,021
1,484,464
1.41
以 上
-10-