仕 様 書 - 地方独立行政法人 京都市産業技術研究所

仕 様 書
物 件 名:射出成形用トレイ形状金型
数
量:一式
納入場所:京都市産業技術研究所 3階 有機材料実験室(306)
(下京区中堂寺粟田町91 京都リサーチパーク西地区9号館内)
納入期限:平成 28 年 3 月 7 日
1.機器の概要
本物件は,射出成形機に取り付けてプラスチックのトレイを作製するための金型である。本金型は,
底面にリブの有無を選択して成形することができる。また,別途追加部品を作製することにより底面
の厚さを変更できるような構造を有する。さらに,化学発泡剤もしくは物理発泡剤を混合した材料を
射出することによりコアバック発泡射出成形品を作製することができる特徴を有する。本物件の導入
により通常物性試験片よりも大きなサイズでの開発材料の成形性・発泡性の評価,
(発泡)成形品の
試作が可能となる。
2.機器の構成
①射出成形用トレイ金型本体
②底面厚み 3mm 用トレイ金型部品
3.必要とする規格及び性能条件
①射出成形用トレイ金型本体
・以下使用を有する(株)日本製鋼所製射出成型機 J85AD-110H に取り付けられる金型であること
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ノズル形状: φ3mm×R10mm
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ノズルの突込量:
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デーライト: 710mm
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型締ストローク:
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取り付け可能な金型厚さ: 180~410mm
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タイバー間隔: 410mm×360mm
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型盤寸法: 580mm×530mm
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エジェクタストローク:
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最小金型寸法: 240mm×210mm
50mm
300mm
80mm
・金型の高さは 550mm 未満であること。
・180mm×110mm×深さ 20mm,肉厚 3mm のトレイを成形できる金型であること
・トレイ底面に 50mm×10mm×3mm リブ 2 本の有無を選択して成形することができること
・別途追加部品を作製することにより底面の厚さを変更できるような構造を有すること
・コアバック動作により成形品厚みを最大 10mm 以上増加させることができること
・可動側及び固定側の金型いずれも温度調節用の冷却水を流せる構造を有すること
・成形品全体をできるだけ均一に冷却できるような冷却水の流路を備えること
・詳細な形状,材質,寸法精度,仕上げ等については,必ず事前に担当者に確認すること
②底面厚み 3mm 用トレイ金型部品
・射出成形用トレイ金型本体に取り付け底面厚み 3mm のトレイを成形することができること。
・詳細な形状,材質,寸法精度,仕上げ等については,必ず事前に担当者に確認すること
4.その他
(1)荷造,運送,費用が含まれていること。
(2)保証期間は納入後1年とする。ただし,別途保証期間が設定されている製品については,その
保証期間を優先する。
(3)金型形状確認のため,納入時本金型を用いて作製した成形品 10 点を添付すること。
(4)金型の加工上の問題に起因する成形不良が確認された場合には,修正の対応を行うこと。