Vol.1 2015.5 ~今月の旬の食材~ <5 月> アスパラガス 【特徴】 美味しい時期は、春から初夏にかけて。甘みがあり、大地のミネラルを豊富に 含みます。穂先が固くしまっているもの、全体的にまっすぐと伸びていて鮮やか な緑色をしているものを選ぶと良いでしょう。また、切り口がみずみずしいもの がおすすめです。 端から端まで 【種類】 栄養たっぷり!! スーパーでよく見かけるのは、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガ ス。 土をかけて日に当たらないようにして育てたものがホワイトアスパラガスです。 栄養価はグリーンの方が高いですが、旨みが濃く、まろやかな味わいです。 この他にも、甘みが強い紫アスパラガスやミニアスパラガスがあります。 【栄養】 ●ルチン(ビタミン P)・・・強力な抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防・改善! 血管強化作用もあります! ●アスパラギン酸(旨み成分)・・・疲労回復に大活躍!免疫力 UP にも効果的! ※アスパラガスが名前の由来のアミノ酸です ●β カロテン(ビタミン A)、ビタミン C・E、食物繊維、葉酸 も含みます! 【保存方法】 ・横にすると、穂先が伸び鮮度が落ちてしまうので、ラップやビニール袋で包 み立てて保存をします。 ・また、購入後すぐにさっと加熱をして冷凍保存をするのもおすすめです。 ・古くなると固くなり、筋っぽくなるので早めに使い切りましょう。 (購入後 2~3 日が目安) Vol.2 2015.6 ~今月の旬の食材~ きゅうり 【特徴】 旬は 5 月~8 月頃。代表的な夏野菜です。皮に張りがあり、トゲがピンととがっている ものが新鮮です。(ただし、トゲのない種類もあるので気を付けましょう) 皮が濃い緑色をしていて、持ったときに重みがある物、太さが均一なものがお勧めです。 果実が大きく曲がっていても、味に変化はありません。 【栄養】 約90%は水分!!ですが、しっか りと素晴らしい栄養 も持っていま す! ●β-カロテン・・・皮の緑色の部分に含まれています。 抗発がん作用、免疫を高める働きがあります。 ●カリウム・・・利尿作用があるので、むくみが解消! 高血圧・生活習慣病の予防にも効果的! ●ビタミン C・・・ストレスやがんの原因となる活性酸素から体を守ります! しみやそばかすの予防にも! ●他にも、脂肪の分解やコレステロール値を下げる、 血栓を予防する成分が含まれています! 【保存方法】 ・水気に弱いので、水気をしっかりと拭き取り、ポリ袋等に入れて冷蔵庫へ。 ・ヘタの部分を上にして立てて保存します。 ・日持ちしない野菜なので、2~3 日で食べきるようにします。 冷凍も可能ですが、シャキシャキ感は失われてしまうので、和え物や酢の物で活用 しましょう。保存の際は、スライスして塩もみをし、軽く水気を絞ってから冷凍します。 『体を冷やす働き』があるので、 夏バテ気味で食欲がないときに取り入れてみましょう Vol.3 2015.10 ~今月の旬の食材~ < さつまいも > 【特徴】 収穫は 8 月から 11 月。ただし、2~3 ヵ月貯蔵して余分な水分を逃してからの方が甘みは 増し、美味しい物になるそうです。なので、10 月頃から旬を向かえます。全体的にふっくら と太く、鮮やかな紅色をしている、持ったときにずっしりと重みを感じるものを選びましょ う。 痩せて細いものやヒゲ根が沢山残っているものは繊維が多いです。 【栄養】 ●ビタミン C・・・風邪予防、疲労回復、肌荒れ改善 デンプンに守られているので加熱してもしっかりと摂取できます!! ●食物繊維・・・便秘予防・改善、生活習慣病予防・改善、がん予防 ●カリウムやビタミン E、ビタミン B₁も含みます!! 生活習慣予防や若返りに効果のある栄養です 【保存方法】 さつまいもは寒さに弱いので、冷蔵庫に入れてしまうと味や風味が悪くなり傷みも早くなり ます。新聞紙などに包んで、冷暗所に置いておきましょう。しばらくは日持ちします。 冷凍保存する場合は、中までしっかりと火を通し、水気を切って冷凍を。ペースト状にして 保存するのも良いでしょう。 【アレルギー対応☆さつまいもで簡単おやつ】 ~ヤラピンって知ってる?~ <材料>(2~3 カップ分) さつまいもを切ったときに出てく 米粉 1/2 カップ(約 110g)、さつまいも 適量 る白い液体。これがヤラピン。胃の 絹ごし豆腐 80g、砂糖 大さじ 2、塩少々 ベーキングパウダー小さじ 1 粘膜を保護したり、腸の動きを促す <作り方> 働きがあります。そして、便を軟ら ①材料はすべて混ぜ合わせる かくしてくれます!このヤラピン ②耐熱の容器に入れる と食物繊維の相互作用が便秘改善 ③電子レンジ(600W)で 3~4 分加熱する に大きく影響しているのです!! Vol.4 2015.12 ~今月の旬の食材~ <白菜:はくさい> 【特徴】 一年中見かける野菜の一つですが、一番おいしい時期は冬です。霜に当たると甘みが増し、 一層美味しくなります。外側の葉がしっかりと巻いてあり、隙間がないもの、ずっしりと 重みのあるものがおすすめです。カットされて売られているものもありますが、断面が膨れ 上がっているものは白菜が成長している証拠なのであまり新鮮ではありません。 【栄養】 ・葉の部分・・・ビタミン C が豊富 ・芯の部分・・・カリウムが豊富 熱に弱い栄養素なので、調理法を 工夫しましょう! 例))調理の最後にさっと炒める、 煮汁ごと取り入れるなど その他、ビタミンやミネラルもたくさん含まれています。 がん予防・高血圧予防・かぜ予防・美肌効果 加熱により、かさが減るのでたくさんの量を摂ることが可能です。 【保存方法】 ・丸ごとなら、新聞紙に包み冷暗所にたてて保存します。3~4 週間は保存可能です。 夏場は冷蔵庫に入れて保存しましょう。 ・カットしてあるものは、傷みやすいのでラップに包んで冷蔵庫で保存します。 味をしっかりとつける前に 材料を取り分ければ離乳食にも 活用できます! 【材料:2 人分】 白菜 1/4 株、にんじん 1 本、玉ねぎ 1 個、 じゃがいも 2 個、ウインナー6 本、 固形スープの素 1 個、塩少々、 粗挽きこしょう少々、 (ローリエ 1 枚) (ウインナーは除きましょう)
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