平成27年度 平成27年4月から、「子ども・子育て支援新制度」が本格実施され、地域の子育て支援を担う人材の 確保とその資質の向上が求められています。 そこで、兵庫県では、子育て支援分野に必要な知識と技能を修得した「子育て支援員」を養成する研 修を実施します。 受講修了者には、兵庫県知事から全国の自治体で効力を持つ修了証書が発行されます。 1 子育て支援員研修の流れ 修了証書交付 (免除要件あり) 基 本 研 修 受 講 決 定 受 講 申 込 専門研修 〇地域子育て支援コース (地域子育て支援拠点事業) 〇放課後児童コース 2 受講対象 (1)兵庫県内にお住まいで、地域子育て支援拠点事業の専任職員又は放課後児童クラブの補助員と して従事することを希望される方 (2)兵庫県内で、地域子育て支援拠点事業の専任職員又は放課後児童クラブの補助員として従事して いる方 ※ただし、在住・勤務地のいずれもが本研修に参加していない市町の方は受講対象外となり ます。(受講対象の市町であるかどうかは、県こども政策課子育て支援員研修担当(電話 078-362-3197)にご確認ください。 3 研修日程 〔研修科目は末尾に記載〕 研 修 名 定 員 基本研修 (2 日間にわたり実施します) 100 名 ※免除者を除き必須 専門研修 (選択) 地域子育て支 援コース <地域子育て支 援拠点事業> 放課後児童コー ス(2 日間にわ たり実施します) 100 名 50 名 日 程 平成 28 年 2 月 6 日(土) 10:00~16:35 3 月 8 日(火) 13:00~16:30 平成 28 年 3 月 14 日(月) 9:30~17:30 平成 28 年 3 月 19 日(土) 10:30~16:30 3 月 26 日(土) 10:30~16:15 会 場 兵庫県私学会館 神戸市中央区北長狭通 4-3-13 兵庫県社会福祉研修所 神戸市中央区中山手通 6-1-30 武庫川女子大学 学校教育館 西宮市池開町 6-46 4 申込方法 申込を希望される方は、必ず事前に、申込みが可能かについて、勤務地(地域子育て支援拠点、 放課後児童クラブ)の市町担当課か、勤務していない場合は在住地の市町担当課にお問い合わせ ください。 申込みが可能な場合、別添受講申込書に証明写真(縦 4.5 ㎝、横 3.5cm。写真の裏面には氏名 を必ず記入)をのりづけして必要事項をご記入いただき、本人確認書類として公的書類(運転免許 証、健康保険証、パスポートのいずれか)の A4 サイズのコピーを必ず同封の上、封筒表面に「子 育て支援員研修申込書在中」と記載して勤務地の市町担当部署(勤務していない場合は在住地の 市町担当部署)へ簡易書留郵便でお申込みください。各市町の送付先担当部署及び住所は次の 問合せ先におたずねください。 (問い合わせ先)兵庫県子ども政策課子育て支援員研修担当 電話 078-362-3197 ※受講申込書は社会福祉研修所ホームページからもダウンロードできます。 (URL)http://www.hyogo-f-kensyu.jp/ 5 申込期限 平成28年1月12日(火)必着 6 基本研修受講免除について (1)~(3)に該当する方は、専門研修を受講するために必要な基本研修の免除が可能となりますが、 次に掲げる書類の写し(A4サイズの紙にコピー)を申込書に同封してお送りください。 (1) 保育士 保育士証の写し (2) 社会福祉士 社会福祉士登録証の写し (3) 幼稚園教諭、看護師又は保健師の資格をお持ちで保育所、幼稚園、認定こども園、地域子育て 支援拠点、放課後児童クラブで日々子どもと関わる業務に 1 年以上携わっている方 資格の証明(写し)及び在職証明書 ※資格の証明の氏名と現在の氏名が変わっている場合は、戸籍抄本を添付してください。 7 受講決定のお知らせ 受講の可否については、1 月末頃までに本人宛てに郵送します。 申込者が多数の場合は受講していただけない場合もありますので予めご了承ください。 8 修了証書について 研修受講修了者について、兵庫県知事より「子育て支援員研修修了証書」を交付します。 ※基本研修修了者からの申請により、兵庫県知事から「子育て支援員研修(基本研修)修了証書」 を交付します。 ※研修受講中に、他の都道府県等への転居や病気等のやむを得ない理由により、研修科目の一 部のみを履修した者からの申請により、兵庫県知事から「子育て支援員研修一部科目修了証 書」を交付します。 9 個人情報の取扱いについて 受講申込書又は添付書類に記載された個人情報については、本研修の実施及び子育て支援員の 認定に必要な範囲において兵庫県及び参加市町及び兵庫県社会福祉協議会が利用するほかは適 正な管理を行い、本事業の運営以外の目的に使用することはありません。 10 注意事項 (1) 研修は全日程を受講してください。欠席・1科目につき15分以上の遅刻・早退・離席などがあると 修了証書を交付することができません。 (2) 申込書又は添付書類の記載内容が事実と異なる場合、受講及び修了の認定が取り消しとなるこ とがあります。 (3) 本研修は「子育て支援員」を認定するものであり、修了後の雇用先を紹介したり保障したりするも のではありません。 11 本研修に関する問合わせ先 兵庫県社会福祉協議会社会福祉研修所研修第1部 電話 078-367-3001(平日 8 時 45 分~17 時 30 分) (本研修は、社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会が兵庫県から委託を受けて実施しています。) ※本研修制度に関することは、兵庫県健康福祉部こども政策課へお問合せください。 電話 078-362-3197(平日午前 8 時 45 分~17 時 45 分) 〇基本研修 研修科目 時間 子ども・子育て家庭 の現状 講義 60分 ①子どもの育つ社会・環境 ②子育て家庭の変容 ③子どもの貧困及び子どもの非行についての理解 講義 60分 ①子ども・子育て支援新制度の概要 ②児童福祉施設等の理解 ③児童家庭福祉に係る資源の理解 ③ 子どもの発達 講義 60分 ①発達への理解 ②胎児期から青年期までの発達 ③発達への援助 ④子どもの遊び ④ 保育の原理 講義 60分 ①子どもという存在の理解 ②情緒の安定・生命の保持 ③健康の保持と安全管理 講義 60分 ①利用者の尊厳の遵守と利用者主体 ②子どもの最善の利益 ③守秘義務・個人情報の保護と苦情解決の仕組み ④保護者・職場内・関係機関・地域の人々との連携・ 協力 ⑤子育て支援員の役割 講義 60分 ①児童虐待と影響 ②虐待の発見と通告 ③虐待を受けた子どもに見られる行動 ④子どもの権利を守る関わり ⑤社会的養護の現状 講義 60分 ①障害の特性についての理解 ②障害の特性に応じた関わり方・専門機関との連携 ③障害児支援等の理解 演習 60分 ①子ども・子育て家庭の現状の考察・検討 ②子ども・子育て家庭への支援と役割の考察・検討 ③特別な支援を必要とする家庭の考察・検討 ④子育て支援員に求められる資質の考察・検討 ⑤専門研修の選択など今後の研修に向けての考察・ 検討 ① ② 子ども家庭福祉 ⑤ ⑥ 対人援助の価値と 倫理 児童虐待と社会的 養護 ⑦ 子どもの障害 ⑧ 総合演習 内容 〇専門研修(地域子育て支援コース<地域子育て支援拠点事業> 研修科目 時間数 内容 地域子育て支援拠 ① 点事業の全体像の 理解 60分 講義 ①地域子育て支援拠点事業の制度上の位置づけと 成り立ち ②地域子育て支援拠点に求められる機能 ③地域子育て支援拠点における支援者の役割 ② 利用者の理解 60分 演習 ①利用者の理解を深める演習 60分 講義 ①子どもの発達を意識した環境づくり ②子どもの発達を促す環境づくりの工夫 ③利用者のニーズに配慮した講習等(プログラム) ③ 地域子育て支援拠 点の活動 ④ 講習等の企画づくり ⑤ 事例検討 ⑥ 地域資源の連携づく りと促進 60分 演習 60分 演習 60分 講義 ①具体的な講習等やプログラムづくり ①事例に基づく検討 ①多様な地域資源の理解、連携づくりの促進 〇専門研修(放課後児童コース) 研修科目 時間数 内容 90分 講義 ①放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の 目的 ②放課後児童健全育成事業の一般原則とその役割 ③放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す る基準及び放課後児童クラブ運営指針の内容 放課後児童クラブに ② おける権利擁護とそ の機能・役割等 90分 講義 ①放課後児童クラブにおける子どもの権利に関する 基礎知識 ②放課後児童クラブの社会的責任 ③利用者への虐待等の禁止と予防 ④放課後児童クラブにおける保護者との関わり方や 学校、保育所・幼稚園等及び地域との連携 子どもの発達理解と ③ 児童期(6歳~12 歳)の生活と発達 90分 講義 ①子どもの発達理解の基礎 ②発達面からみた児童期(6歳~12歳)の一般的特 徴 ③子どもの遊びや生活と発達 子どもの生活と遊び ④ の理解と支援 90分 講義 ①放課後児童クラブにおける育成支援の基本 ②子どもの遊びと発達 ③子どもの遊びと仲間関係及び環境 ④子どもの遊びと大人の関わり 90分 講義 ①子どもの健康管理および情緒の安定 ②子どもの健康管理に関する保護者との連絡 ③衛生管理、食物アレルギーのある子ども等への対 応 ④子どもの安全と安全対策及び緊急時対応の内容 90分 講義 ①放課後児童クラブの仕事内容 ②放課後児童クラブに従事する者の社会的責任と職 場倫理 ③放課後児童クラブにおける職員集団 ④運営主体の人権尊重と法令の遵守(個人情報等) 放課後児童健全育 ① 成事業の目的及び 制度内容 ⑤ 子どもの生活面にお ける対応等 放課後児童クラブに ⑥ 従事する者の仕事 内容と職場倫理
© Copyright 2025 ExpyDoc