プレスリリース Press Release Date : H28.1.26 表題:群馬大学と国立療養所栗生楽泉園等との包括的な事業連携に係る協定書調印式 趣旨・目的 国立大学法人群馬大学,国立療養所栗生楽泉園,栗生楽泉園入所者自治会は,栗生楽泉園 での群馬大学医学部の学生実習や群馬大学地域貢献事業を通して行ってきたハンセン病問題 に係る教育・研究・啓発・ボランティア活動等を通してハンセン病問題に対する正しい知識 を普及・啓発することを目的とした相互協力に関する協定を締結する。 調印式日時・場所 日時:平成28年 2月 2日(火)13:30~ 場所:国立療養所栗生楽泉園 中央会館 (〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津乙674番地) 社会的意義とこれからの展望 群馬大学医学部及び社会情報学部がそれぞれ行ってきた活動を全学的な取組として行うこ とにより,活動をより円滑なものとし,今後はハンセン病に係る教育・研究・啓発・ボラン ティア活動を充実させ,今まで以上にハンセン病に対する正しい知識の普及・啓発を目指す。 その他 取材される場合には,手続きが必要となりますので,前日までに下記の問合せ先にご連絡 願います。 本件に関する問合せ先:研究推進部産学連携推進課 早川 TEL 027-220-7541 〃 伊澤 TEL 027-220-7544 平成28年 1月26日 協定締結までの経緯 ○群馬大学医学部医学科5年生を対象とした臨床実習前のプログラムである合宿研 修(通称:ポリクリ合宿)の中で栗生楽泉園での見学実習を実施している。また, 群馬大学医学部保健学科看護学専攻4年生を対象とした看護学総合実習のうち, 国際看護学分野の一部として,栗生楽泉園での実習(インターンシップ)を実施 している。 (医学科:30年以上前から実施,保健学科:平成24年度から実施) ○群馬大学社会貢献事業として,社会情報学部がハンセン病に対する正しい知識を 普及し,ハンセン病に対する偏見・差別等,様々な問題を解消すること及び入所 者の「声」を語りつぐことを目的としたプログラムを平成26年度から栗生楽泉 園の協力を得ながら実施している。 ○以上の取組を継続的かつ円滑に行うため,それぞれの機関で協定の必要性や効果 等を検討した結果,協定を結ぶことを決定し,調印に向けた具体的な準備を行う こととした。 ○以上の経緯を踏まえて,平成28年2月2日に協定を締結することとした。今後 はハンセン病問題に係る教育・研究・啓発・ボランティア活動を充実させ,今ま で以上にハンセン病に対する正しい知識の普及・啓発を目指す。
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