2016年3月期 第3四半期決算説明資料 2016年1月29日 田淵電機株式会社(証券コード:6624) 2016年3月期 第3四半期 業績の概要 1 連結業績概要 単位:百万円 2015年3月期 3Q累計 売上高 2016年3月期 3Q累計 差異 率 37,918 29,910 ▲8,007 ▲21.1% 営業利益 7,940 4,250 ▲3,689 ▲46.5% 経常利益 8,173 4,255 ▲3,918 ▲47.9% 親会社株主に帰 属する当期純利益 5,295 2,999 ▲2,296 ▲43.4% 2 連結セグメント別業績概要 単位:百万円 2015年3月期 3Q累計 売上高 営業利益 2016年3月期 3Q累計 売上高 営業利益 前年度比増減 売上高 営業利益 31,022 7,219 23,145 4,301 ▲7,877 ▲2,918 変成器 6,895 868 6,765 574 ▲130 ▲293 調整額 - ▲147 - ▲624 - ▲477 連結計 37,918 7,940 29,910 4,250 ▲8,007 ▲3,689 電源機器 3 連結セグメント別売上高概要 電源機器事業 変成器事業 前年同期比 ▲25.4% 前年同期比 ▲1.9% 国内太陽光発電市場が 縮小、特に当社主力領 域である住宅用・小規模 産業用が苦戦 中国市場調整によりリ アクトル不調 北米太陽光発電市場へ の投入遅れ 事務機器市場も調整局 面により高周波トランス の生産台数減 4 連結セグメント別売上高四半期推移 2014年3月期 2015年3月期 単位:百万円 2016年3月期 16,000 2,253 14,000 2,384 12,000 2,630 2,075 2,189 10,000 2,344 8,000 1,995 2,113 2,425 13,127 6,000 11,186 10,839 10,285 9,898 8,242 4,000 8,754 6,830 6,148 2,000 0 13-3Q 13-4Q 14-1Q 14-2Q 電源機器事業 14-3Q 14-4Q 15-1Q 15-2Q 15-3Q 変成器事業 5 連結業績四半期推移 営 業 利 益 ・ 経 常 利 益 ・ 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 ( 棒 グ ラ フ ) 3,500 2014年3月期 単位:百万円 2015年3月期 2016年3月期 18,000 16,000 3,000 14,000 2,500 12,000 2,000 10,000 8,000 1,500 6,000 売 上 高 ( 折 線 グ ラ フ ) 1,000 4,000 500 2,000 0 0 13-3Q 13-4Q 営業利益 14-1Q 14-2Q 経常利益 14-3Q 14-4Q 15-1Q 親会社株主に帰属する当期純利益 15-2Q 15-3Q 売上高 6 連結貸借対照表概要 ‘15年3月末 現預金 単位:百万円 ‘15年12月末 ‘15年3月末 ‘15年12月末 6,868 6,479 仕入債務 8,085 8,198 売上債権 15,408 6,468 短期有利子負債 2,090 2,647 棚卸資産 5,229 9,999 その他(流動) 7,594 3,707 その他(流動) 1,527 2,380 長期有利子負債 2,006 1,830 固定資産合計 8,765 11,900 その他(固定) 3,365 4,268 2 1 純資産 14,661 16,577 37,802 37,230 負債・純資産計 37,802 37,230 繰延資産 資産計 自己資本比率 50.0% 固定比率 80.0% 44.5% 46.0% 70.0% ネットキャッシュ 71.8% 59.8% 38.8% 2,000 38.0% 40.0% 2,001 1,500 30.0% 1,000 20.0% 34.0% 500 10.0% 30.0% 2,772 2,500 60.0% 50.0% 42.0% 3,000 ‘15年3月末 ‘15年12月末 0.0% ‘15年3月末 ‘15年12月末 0 ‘15年3月末 ‘15年12月末 7 今後の取り組みと見通し 8 今期業績について 通期業績下方修正(売上高・営業利益・経常利益・純利益) 単位:百万円 2015年 3月期 当初予想 2016年3月期 前回予想 今回予想 売上高 53,299 55,000 50,000 42,000 営業利益 11,061 8,500 7,500 5,500 20.8% 15.5% 15.0% 13.1% 11,506 8,300 7,500 5,500 7,695 5,500 5,000 3,700 年間計 13円 年間計 16円 年間計 16円 年間計 16円 (中間8円 期末8円) (中間8円 期末8円) 営業利益率 経常利益 親会社株主に帰属 する当期純利益 1株あたり配当 (中間5円 期末8円*) (中間8円 期末8円) *記念配当3円を含む 国内太陽光発電市場の縮小加速 12月に初出荷をしたものの、北米において市場展開遅れ 9 日本市場について 太陽光市場においては住宅用・産業用とも特徴ある製品を投入強化 ベースロードとして住宅市場は今後も堅調な成長を予想 ⇒商流の確実な構築により太陽光+蓄電ハイブリッドシステムの拡販 産業用、特に高圧・特別高圧領域を開拓し販売増をねらう ⇒マルチストリングの優位性を武器に三相25kWシステムの展開加速 住宅用:太陽光+蓄電ハイブリッドシステム 10,000 産業用:三相25kWシステム 8,000 6,000 4,000 2,000 0 (MW) 2014 2015 10kW未満 2016 10kW-50kW 2017 50kW-500kW 2018 2019 500kW-1MW 1MW-2MW 2020 2MW超 (出所:(株)資源総合システム) 10 北米市場展開について リソースの重点投入と展開加速 北米市場を戦略市場とする当社方針に変更なし ただし、実証実験から販売までのプロセスが長引いた等の複合的な 要因により製品投入の遅れが発生 3Qではまだ遅れを完全には取り戻せなかったものの、リソースの重点 投入により挽回開始、製品の出荷を開始。2015年第4四半期およ び2016年度以降については、北米市場へのさらに徹底したリソースの 投入を図り、当市場攻略達成にむけて展開する 11 北米市場展開について 北米を当社戦略市場とする 電力自由化が進んでいる米国においては、多種多様の良質なエネルギー源を 必要としており、太陽光発電を中心とする再生可能エネルギーの最大導入は 連邦・州、両レベルにおいて重要政策となっている 2015年12月に、これまでも米国太陽光発電市場の重要な牽引材料となっ ていた、「Investment Tax Credit(ITC・再生可能エネルギー導入投資 税控除)」の5年間の延長法案が米連邦議会で可決され、従来の想定より も長期に亘って米国太陽光発電市場の力強い成長が予測される ※今回のITC延長による米国太陽光発電市 場への予測される影響。ITC延長がない場合 には2016年を一旦のピークとし、2017年の 市場縮小、その後の安定成長化が予測されて いたが、ITC延長により、2017年以降の市 場規模が大きく底上げされることが予測されて いる。GTM Research調べでは、2020年に は20GWの年間導入量予測、全米太陽光発 電協会会長Rhone Resch氏の予測では 2020年までに累計導入量100GWを予測し、 米国の全発電量の3.5%を担うとされている。 (出所:GTM Research) 12 北米市場展開について 北米市場の特徴と当社優位性 電力自由化の発達により、電力料金体系は多様かつ複雑であり、また州・地 域によりその傾向は異なる その中でもデマンドチャージは州・地域により大きな違いがあり、デマンドチャー ジの負担が大きい州・地域においてはピーク・カット/シフトおよび非常用電源 の確保が重要な課題である エネルギー需給調整が不安定な昨今においては益々デマンドチャージの高騰 が予測され、デマンドチャージ回避に対する需要は単純な再生可能エネルギー 導入による既存電源代替目的を上回って成長することが予測される さらに、カリフォルニア州では2020年までに合計容量130万kW相当の電力 貯蓄システムを導入するよう上位3電力会社に義務付けるなど、蓄電池市場 は活発化の一途にある このような環境において、米国市場においてもアナリストからその完成度が高い 評価を受けている当社の太陽光発電・蓄電池のハイブリッドシステム「EIBS」 は非常に大きな市場ポテンシャルがあり、引合も高まっている 13 <予想>連結セグメント別売上高推移 30,000 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期(予想) 4,442 25,000 4,706 4,497 20,000 4,339 4,961 4,495 15,000 21,123 10,000 23,025 18,015 16,996 15,794 15,704 5,000 0 13上期 13下期 14上期 電源機器事業 14下期 15上期 15下期 変成器事業 14 当資料に記載されている、当社又はグループに 関する見通し、方針、戦略等は、現時点での 入手可能な情報に基づき、合理的と判断した 前提のもと予測したものです。実際の業績は 今後起こりうる様々な要因によって異なることが あるということをご理解ください。
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