テクノロジーシンポジウム「ナノテクノロジーとその応用」

カリフォルニア大学サンディエゴ校ジェイコブズ・スクール・オブ・エンジニアリング主催
テクノロジーシンポジウム「ナノテクノロジーとその応用」
日時:2016 年 1 月 26 日(火)1:00 pm - 5:00 pm
場所:東京国際フォーラム G405 会議室(http://www.t-i-forum.co.jp/general/access/)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内 3-5-1
カリフォルニア大学サンディエゴ校ジェイコブズ・スクール・オブ・エンジニアリング(工学部/工学研究
科)は、2016 年 1 月 26 日に東京国際フォーラムにおいてテクノロジーシンポジウムを開催します。今回の
シンポジウムのテーマは「ナノテクノロジーとその応用」です。ナノテクノロジーは、ヘルスケア・医
療、エネルギー・持続可能性、通信、センシング、先進製造技術など、現代社会を取り巻く多くの課題解決
に重要な役割を果たしています。シンポジウムではジェイコブズ・スクールのリーダーやディレクターらと情
報交換を行い、UC サンディエゴで現在進行中の数々の研究プロジェクトが私たちの生活や仕事をどう変革
し、イノベーションを引き起こしうるか、その一端に触れていただきます。
今回のシンポジウムでは、ジェイコブズ・スクールのビジョンと戦略をご紹介した後、いくつかの特徴ある
ナノテクノロジー研究や、以下のような新しい取り組みについて解説します。
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Contextual Robotics Institute:2015 年 10 月、UC サンディエゴは Contextual Robotics Institute(状況適
応型ロボット技術研究機構)を発足させました。この研究機構が目指しているのは、リアルタイムに
認知される状況にもとづいて人間の近くで機能できる安全で有益なロボットシステムの開発です。そ
うしたロボットシステムが開発されれば、老人介護や動作支援介護付き住宅、災害対応、医療、交
通、環境センシング、その他の広い分野で実用化が見込まれます。同研究機構は UC サンディエゴの
ジェイコブズ・スクールと社会科学部門の連携により発足したものであり、エンジニアと認知科学者
とのコラボレーションが重要な柱となっています。
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Sustainable Power and Energy Center (SPEC):Sustainable Power and Energy Center(持続可能な電力・エ
ネルギー研究センター)はエネルギー生成、蓄積、機能変換に適した高性能、低コストの材料開発に
取り組んでいます。SPEC は、分散型エネルギーの経済性を慎重に分析した研究をそのルーツとして
おり、このセンターから生まれる研究成果は、電気自動車、マイクログリッド、太陽光発電パネル、
風力発電タービン、ウェアラブルセンサーデバイスなど多くの産業分野に影響を与えることが見込ま
れます。世界的に有名な UC サンディエゴのマイクログリッドが、同センターにおける研究プロジェ
クトの実装試験インフラとして利用されています。
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CHO Systems Biology Center:UC サンディエゴはシステム生物学と CHO(チャイニーズハムスター卵
巣)細胞株研究の世界的リーダーです。CHO Systems Biology Center(CHO システム生物学研究センタ
ー)はそのユニークな立ち位置を生かして、1400 億ドルの市場規模があると見込まれるバイオ医薬
業界が、医薬品開発に向けて CHO 細胞株を合理的にエンジニアリング及び最適化するのを助ける新
規のリソースとテクニックを開発してまいります。
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Center for Wearable Sensors:Center for Wearable Sensors(ウェアラブルセンサー研究センター)では
ウェアラブルセンサーシステムの技術革新の加速化を目指して、最も困難な研究課題や技術のボトル
ネックに果敢に挑戦しています。同センターでは、世界最先端の「Lab on the Body」システムを実現
すべく研究を進めています。世界的に有名な教授陣と学生、企業パートナーが緊密にコラボレーショ
ンしているのがこのセンターの特長です。
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さらに、シンポジウムでは、UC サンディエゴと連携して研究開発、人材育成を進めるにはどのような方法が
あるか、優れた研究成果を実用化につなげていくために、どのような取り組みを重点的に行っているかなど
を説明します。最後に、サンディエゴ地域経済公社の上席副社長からサンディエゴのイノベーション経済に
ついてご紹介いただきます。
UC サンディエゴは米国連邦政府からの研究開発資金額で米国大学のトップ 5 に位置しており、2014-15 会計
年度の研究費は 10 億ドル(1200 億円強)を上回りました。UC サンディエゴは 10 年以上にわたって連続し
て研究開発費で米国の研究大学のトップ 10 に入っています。
連邦政府からの研究資金に加えて、ジェイコブズ・スクールは産業界との連携で長い歴史を持っています。
平均して、ジェイコブズ・スクールの研究資金の約 40%は産業界の連携先から提供されたものです。研究資
金のボリュームとバランスのおかげで、ジェイコブズ・スクールにおける研究は基礎的であると同時に、社
会からの要請を勘案したものとなっています。
ジェイコブズ・スクールでは、グローバル社会が抱える困難な課題に対応する大きな可能性を秘めたロボテ
ィックス、バイオテクノロジー、エンジニアリング、臨床医学、ナノマテリアル、エネルギー、ネットワー
クとセンサー、先進マニュファクチャリング、数理システム、情報科学、その他多くの分野で最先端の研究
を進めています。
プログラム (MC:Miwako Waga, Director of International Outreach)
1:00-1:30
1:30-1:40
1:40-2:20
2:20-3:00
3:00-3:15
3:15-3:30
3:30-4:00
4:00-4:30
4:30-4:45
Talk titles are tentative.
Registration and Networking
Opening Remarks (Miwako Waga, Director of International Outreach)
Prof. Albert P. Pisano, Dean, Jacobs School of Engineering
“Jacobs School Vision, Strategy, and Select Research Topics”
Prof. George Tynan, Associate Dean, Jacobs School of Engineering
“Jacobs School Agile Centers and Research Institutes”
Break
Miwako Waga, Director of International Outreach, UC San Diego
“How to Engage with UC San Diego Research Community to Accelerate Your R&D”
Dr. Rosibel Ochoa, Executive Director, von Liebig Center for Entrepreneurism
“Jacobs School von Liebig Center for Entrepreneurism”
Sean Barr, Senior Vice President, San Diego Regional Economic Development Corporation
“San Diego’s Innovation Economy”
Closing Remarks(Dean Albert P. Pisano)
(日英同時通訳サービスはありません。質疑応答は日本語対応が可能です)
一般参加費:100 ドル
お申し込み方法:参加申し込みはオンライン登録のみとなっております。下のページか
らご登録ください。http://tokyosymposium.ucsd.edu
お問い合わせ先:
オンライン登録後に確認メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダーに RegOnline か
らのメールがないかどうか調べてみてください。
その他についてのお問い合わせは、以下までお願いします。
Emi Furusaka, Strategic Business Liaison [email protected]
Miwako Waga, Director of International Outreach, UC San Diego [email protected]
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