仕様書(PDFファイル 全ページ242KB)

地域子育て支援センター遊具等備品の購入
仕
1
様
書
概要
核家族化などによる家庭や地域における子育て機能の低下、子育て中の親の孤独感や負担感の増大
などに対応するため、地域の子育て中の親子の交流促進や育児相談等を行う地域子育て支援センター
を平成 29 年春に竣工する新庁舎に移転・開設する。遊具等を整備し、子育て世代の親子が楽しく過
ごすことができる居心地のよい空間づくりが重要である。そのためには、備品を含めた空間のトータ
ルコーディネートの実現を目指す。
2
事業対象スペース
北広島市役所新庁舎(平成 29 年度竣工予定)
1階
地域子育て支援センター(面積 535.34 ㎡)及び保健センターの健康教育・検査室(面積 278.30 ㎡)
図面別添
3
対象スペースの説明
入口を入るとすぐに絵本コーナーがあり、廊下の壁面には子育てに関する情報発信スペースが設け
られ、活動室へとつながっているため、絵本コーナーから活動室へと統一感のあるコーディネートと
利用者がわくわくするような遊具等の選定を行うこと。
また、活動室に隣接している保健センターの健康教育・検査室について、当該スペースが使用され
ていないときは地域子育て支援センターで使用することができるため、当該スペースの活用も想定し
遊具等を選定すること。
なお、本体工事において、絵本コーナー及び廊下の床は木のフローリングになっており、活動室は
床暖仕様となっている。保健センター健康教育・検査室の床は、長尺ビニール床シートとなっている。
利用者は入口で靴を脱ぎ、子どもたちは裸足になって遊ぶことを想定している。
4
想定される利用者
0 歳から就学前の子どもと保護者を主として、親子いっしょの活動が前提となり、また、妊婦、学
生、地域の高齢者、ボランティアスタッフなどが利用する。
5
空間トータルコーディネート等の内容
下表を基に、0 歳から就学前の子どもと保護者を主な対象としたすべての利用者にとって「居心地
のよい空間」となるようなレイアウト、デザイン及び遊具等の選定(保健センター健康教育・検査室
にあっては、デザインを除く)とすること。
1
(1)活動室(面積
175.08 ㎡)
活動室においては、次の3つのゾーンを設定すること。
乳児のゾーン
はいはい、つたい歩きの乳児が、安全に過ごせる空間とする。
想定される活動
・はいはい
・つたい歩き
・ねんね
・利用者同士の関わり(ふれあい)
・親子のスキンシップ
・職員との関わり
・玩具あそび
レイアウトして頂
・乳児の興味、関心、体の発達を促すような工夫
きたい空間
・乳児が安心して過ごすことができるスペース
・つかまり立ちしやすい高さのコーナーの設置
・上記の活動がしやすい素材と広さの確保
・子どもの近くで利用者同士(保護者)、職員とのふれあいなど、つながりが
持ちやすい工夫
幼児
動のゾーン
子どもたちの“動”の遊びが展開されるため、安全で、子どもたちの主体性・創造性を育める効
果的な空間とする。
想定される活動
・走る
・とぶ
・くぐる
・すべる
・のぼる
レイアウトして頂
・遊具の安全性、空間の安全性が十分確保される工夫
きたい空間
・遊びを創造することのできる複合的なほかにない遊具の設置
・体全体を使って遊ぶことのできる遊具の工夫
・元気に遊ぶ子どもを見守りながらゆったりとできる。利用者同士がつながっ
たり、職員とふれあったりがしやすい工夫
幼児
静のゾーン
子どもの不思議・発見・喜び・創造・つながりが広がる空間とする。
想定される活動
・木のおもちゃあそび
・ままごと
・ブロックあそび
・積み木あそび
・らくがき
レイアウトして頂
・利用者自身による、遊具等の出し入れがしやすい工夫
きたい空間
・幼児の興味、関心を引き出し、集中して遊ぶことができる工夫
・ホワイトボードクレヨン(キットパス)を使用してお絵かきを楽しめるスペ
ース。上部は壁面装飾を貼るスペースの工夫
・子どもを見守りながら、利用者同士がつながったり、職員とふれあったりが
しやすい遊具の配置の工夫
2
(2)廊下(面積
47.61 ㎡)
情報発信スペース
イベントの情報や子育てに関すること、幼稚園や保育園情報など広く利用者に発信するスペース
として、絵本コーナーから活動室までつながりをもった空間とする。
想定される活動
・情報の閲覧
・情報の収集
レイアウトして頂
・絵本コーナーから活動室へとつながりをもったデザイン
きたい空間
・親子でゆったりと情報が見られる工夫
・限られたスペースに子育て支援情報、幼稚園・保育園情報、イベント情報な
ど多様な情報を見やすく、パンフレット等を取りやすくした工夫
(3)絵本コーナー(面積
90.18 ㎡)
0 歳から就学前の子どもや保護者がゆったりとした雰囲気のなか絵本を読む空間とする。
想定される活動
・絵本を一人で読む
・保護者と読む
・読み聞かせ
・紙芝居等を見る
レイアウトして頂
・読み聞かせなどの親子コミュニケーションがとりやすい空間
きたい空間
・床に座ったり、椅子に座って絵本を見ることができる工夫
・紙芝居等を見る場合、20 人程度の親子が楽しめる工夫
(4)保健センターの健康教育・検査室(面積
278.30 ㎡)
3 歳以上の子どもが体を動かして遊ぶ空間とする。
6
想定される活動
・幼児が全身を使って遊ぶ
レイアウトして頂
・保健センターで使用しないときに、体を動かして遊ぶことのできる遊具の配
きたい空間
置(地域子育て支援センター物品庫からの搬出、使用後の収納が可能なもの)
購入対象外の備品等
下記の備品等は、市で用意(現在の支援センターからの移設予定備品(別紙の写真参照))するため、
レイアウトをしていただきたい。
ア
ままごと用棚
2個
W900×D350×H700×2 個
イ
ままごと用棚
2個
W900×D300×H600×2 個
ウ
両面棚
W900×D400×H900
エ
両面棚
W600×D400×H900
オ
ままごと用キッチン
W300×D300×H450
カ
ままごと用レンジ
W300×D300×H450
キ
ままごと用冷蔵庫
W300×D300×H650
ク
ままごと用食器棚
W300×D300×H850
3
7
ケ
ままごと用ドレッサー
コ
ままごと用椅子
サ
ままごと用テーブル
W800×D400×H320
シ
ままごと用キッチン
W710×D300×H450
ス
カプラ(1,000 ピース×9 箱)
W350×D350×H350
セ
ままごとセット
ソ
ブロック
タ
積み木
チ
木のおもちゃ
3脚
W400×D300×H950
W330×D310×H350×3 脚
レゴブロック・モノブロック(各 2 セット)
既設備品等
下記の備品等は、市で用意し、配置・設置場所は決定済みとなっている。
(1)活動室
* 下記のほかに放送機器、ベビーベット(W1050×D650×H1240 程度)を用意する予定であり、
このうちベビーベットについてはレイアウトをしていただきたい。
コート・かばん棚
W4500×D500×H2800
ホワイトボード
W4400×H1200
木ベンチ
W8800×D450×H400
棚(放送機器)
W1320×D640×H900
窓下棚
W5650×D600×H900
(2)廊下
ホワイトボード
W6500×H1200
パンフレット棚
W6000×D350×H900
ホワイトボード
W3400×H1200
ホワイトボード(2 枚:同じ寸法)
W2800×H1200×2 枚
(3)絵本コーナー
本棚
W3300×D350×H850
本棚
W(3600+5600)×D350×H850
絵本(3,000 冊予定)
4
8
納入・設置時期について
原則として、新庁舎の受渡完了後からの納入・設置となるため、平成29年5月上旬頃、市の指定す
る日に納入・設置を行うこと(詳細は別途調整)。
また、納入・設置の前後に次のとおりVOC(揮発性有機化合物)測定を行うこと。
(1)測定箇所
2箇所(場所は後日指定)
(2)測定回数
2回(納入・設置の前後に各1回)
(3)測定物質
6物質(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチル
ベンゼン、スチレン)
5