平成二十六年度一般・各特別会計 各企業会計決算を認定

第
148 号 2016 年(平成 28 年)1 月 29 日 発行/徳島市議会 編集/市議会だより編集委員会 a621-5115
徳島市ホームページのアドレス http://www.city.tokushima.tokushima.jp/
◦12月定例会の概要 …1
〈主な内容〉
◦一般質問・質問項目 …2・3
◦委員会のうごき …3・4
年頭のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、健やかに新春をお迎え
のこととお喜び申し上げます。
昨年は、日本人二人がノーベル賞を受賞
するなど明るい話題があった一方で、局地
的な豪雨や大型台風が日本各地で猛威を振
るい、改めて自然災害の恐ろしさと備えの
大切さを認識した一年でありました。
また、我が国の経済は、デフレからの脱
却と経済の再生を目的とした国の経済対策
により、都市部の大企業を中心に緩やかな
回復基調 にあると報告されて おりますが、
地方経済への波及効果はまだまだ十分とは
言えないのが現状であります。
そのような中、昨年は国・地方が一体と
なって推進する地方創生の取り組みが本格
的に動き出した年であり、本市におきまし
ても、昨年十二月に、「徳島市まち・ひと・
徳島市議会
しごと創生総合戦略(徳島市未来チャレン
ジ総合戦略)」を策定したところであります。
今後、この総合戦略をもとに、人口減少
を初めとした多岐にわたる課題を克服する
ため、雇用の創出や子育て支援、地域経済
の活性化を図っていくことになります。
市議会といたしましても、本市の特性を
生かした独自の取り組みが進められ、元気
と夢のあふれるまちづくりにつながってい
くよう、市民の皆様の声を市政に届けてま
いります。
今後とも市議会に対しまして、一層のご
理解とご支援を賜りますようお願い申し上
げますとともに、この一年が市民の皆様に
とりまして、幸多き年となりますよう、心
から祈念いたしまして、年頭のごあいさつ
といたします。
消防出初め式(アスティとくしま)
二
月
定
例
会
十 二 月 定 例 会 は、 十 二 月 七 日 か ら 十 二 月 二 十 一 日 ま で の 十 五
日間の会期で開かれました。
開会日(十二月七日)は、市長から、認定こども園の施設整
備 に 向 け た 関 連 経 費 や、 が ん 医 療 向 上 の た め の 医 療 機 器 購 入 に
係る補正予算など二十議案が提案されました。
十二月九日から三日間は、各会派八人の議員から、ごみ処理
施設の整備、新町西地区市街地再開発事業、認定こども園など
について一般質問が行われ、十四日及び十五日には各常任委員
会を開会し、それぞれ付託された議案などの審査を行いました。
最終日(十二月二十一日)は、九月定例会から継続審査となっ
ていた平成二十六年度徳島市各企業会計決算の認定議案五件及
び 平 成 二 十 六 年 度 徳 島 市 一 般・ 各 特 別 会 計 決 算 の 認 定 議 案 十 件
について、それぞれ決算審査特別委員長から、審査結果の報告
があり、採決の結果、いずれも委員長報告のとおり認定しました。
また、各常任委員長から、付託議案の審査結果の報告があり、
採決の結果、全議案いずれも委員長報告のとおり可決・同意し
ました。
続 い て、 こ の 日 追 加 提 出 さ れ た 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 委 員
の選任(一件)について、及び人権擁護委員候補者の推薦(三件)
について、原案に同意しました。
さらに、議員提出議案として「ヘイトスピーチへの法整備を
含めた対策強化を求める意見書」が提出され、賛成多数で可決し、
関係行政庁へ提出することとしました。
最後に、任期満了に伴う選挙管理委員(四人)及び同補充員
(四人)の選挙を行い、それぞれ当選人を決定し、十二月定例会
を閉会しました。
平成二十六年度一般・各特別会計
各企業会計決算を認定
十
(2)
平成 28 年 1 月 29 日
毎年 2 月に行われている射初めの様子(徳島城博物館)
12 月定例会の質問項目(発言順)
(代表質問)
●日本共産党徳島市議団 (見田 治議員)
新町西再開発事業と市長選挙、
新町西再開発の「権利変換」計画案、
新町西再開発事業の事業計画変更の承認、徳島市単独によるごみ
焼却場建設計画
●公明党徳島市議団 (岸本 和代議員)
行政評価、ごみ処理計画、徳島市民病院、女性活躍推進法
●交詢会 (岡南 均議員)
地域経営、図書館
●民主市民クラブ (久次米 尚武議員)
新町西市街地再開発事業、鉄道高架事業
●朋友会 (小林 雄樹議員)
子どもたちの成長環境整備、政策再構築における廃止・縮小部門
の職員への処遇、市街化区域農地、公民連携でのまちづくり
(個人質問)
●日本共産党徳島市議団 (船越 智子議員)
「子ども・子育て支援新制度」が本格施行されてその現状と課題と
今後
●公明党徳島市議団 (藤田 真由美議員)
徳島市未来チャレンジ総合戦略「子育てするなら3人以上」
、市民
病院の患者サービス、民泊
ち状態がよい図書について
は、随時、五階の閲覧スペー
ス に 陳 列 し、 市 民 が 自 由 に
持ち帰ることができるよう
にしている。
●自由民主党徳島市議団 (折目 信也議員)
地方自治、新町西地区再開発事業
定した時価以下の間で設定
で古くなった図書の取り扱
けての具体的な課題である
す る こ と と さ れ て い る が、 いは。
学校へのエアコン設置
財源確保や整備方法などに
整備原価が時価を上回る場 【 答 】 市 立 図 書 館 で は、 図
書 の 利 用 促 進 に 向 け て、 市
ついて、先進地の情報収集
合には、時価で設定するこ
【問】 猛暑日の教室にあっ
内周辺部の小学校七校に対
などに努めている。
とと規定されている。
て も、 子 供 た ち が 快 適 な 環
し、 児 童 書 な ど を 年 四 回 程
今回の住居・商業施設部
新町西地区再開発事業
境 で 学 業 に 励 め る よ う、 エ
度、 各 校 に 一 回 当 た り 百 冊
分の権利床価格について
アコンを設置できないか。
から三百冊を配本している。
は、整備原価が時価を超え
【 答 】 近 年、 地 球 温 暖 化 の 【 問 】 現 在 の 権 利 変 換 計 画
ま た、 学 校 図 書 館 の さ ら
ているため、時価で設定し
影響などで、全国各地で記
な る 充 実 の た め に、 学 校 図
では、市が取得するホール
ている。
録 的 な 猛 暑 が 続 い て お り、 部分の一平方メートル当た
書館相談窓口の開設や学校
本事業は、中心市街地の
学校生活における児童・生
向け図書館利用冊子の発行、
りの価格は、建設費よりも
再生とにぎわいづくりのた
徒の健康や学習環境への影
書誌データベースの学校図
高く、地元権利者が取得す
めに、早急に取り組まなけ
響が懸念されている。
書館への導入などを計画し
る住居・商業施設部分の価
ればならない事業であるた
このような中、一部の県
ている。
格 は、 建 設 費 よ り も 低 く
め、今後、できる限り速や
内の自治体や四国の県庁所
古くなった図書の取り扱
なっているが、どのような
かに都市計画の変更手続き
在都市では、既にエアコン
い に つ い て は、 修 繕 し て、
理由からなのか。
を行うとともに、適切な時
が設置されている。
できる限り活用している
また、市長選挙の結果次
期に必要な関係議案を提出
本市の学校におけるエア
が、 修 繕 し 切 れ な い 図 書 や
第で、事業が中止となりか
していきたい。
コンの設置については、こ
記載されている内容が現状
ねない中、選挙前に権利変
学校図書館の充実
れまでにもPTAや市民の
に合っていない図書は廃棄
換計画の認可や、予算の計
方 か ら 多 く の 要 望 を 受 け、 上はやめるべきでは。
し て お り、 平 成 二 十 六 年 度
市としてもその必要性は十 【答】再開発事業において、 【 問 】 市 立 図 書 館 は、 学 校
では全体で約一万七千冊と
分認識しており、早期に実
なっている。
権利変換計画における権利
図書館の充実に関して、ど
現できるよう取り組んでい
廃 棄 図 書 は、 資 源 ご み と
床の価格は、都市再開発法
のような連携をとっている
くこととしている。
してリサイクルしているが、
施行令により、整備に要し
のか。
なお、現在は、整備に向
市立図書館の廃棄図書のう
た原価以上、鑑定評価で算
また、それぞれの図書館
両立に向けた取り組みにつ
いては、平成二十八年度か
ら、ハローワークと連携し
て就労支援を充実させると
ともに、がんリハビリテー
ションをスタートし、患者
が短期間で職場復帰できる
よう、サポートを行うこと
としている。
鉄道高架事業
【問】 今後の鉄道高架事業
に つ い て は、 必 要 性 が な い
と 考 え る が、 さ き に 完 成 し
ている佐古駅周辺の鉄道高
架による効果は。
ま た、 徳 島 駅 周 辺 か ら
文化の森駅までの鉄道高
架事業費とまちづくり事業
費 は、 十 年 前 の 試 算 で 約
七 百 五 十 億 円 で あ っ た が、
現時点では大きく膨らんで
いるのではないか。
【答】 佐古駅周辺の鉄道高
架 事 業 に 伴 い、 常 三 島 中 島
田 線、 佐 古 北 田 宮 線 の 二 路
線と側道を整備したことで、
国道一九二号と田宮街道が
結 ば れ、 交 通 渋 滞 の 緩 和 と
都市の活性化が図られてい
る。
ま た、 佐 古 駅 北 口 広 場 や
高架下に駐輪場等を整備し
た こ と に よ り、 J R 利 用 者
や周辺住民の利便性が向上
している。
徳島駅から文化の森駅ま
での鉄道高架事業費につい
て は、 事 業 主 体 で あ る 県 か
ら、 J R 四 国、 市 と の 三 者
で事業計画について合意し
た 段 階 で 精 査 す る た め、 平
成十七年度の着工準備採択
時に試算した概算額から見
直しは行っていないと聞い
ている。
市が主体となるまちづく
り 事 業 費 に つ い て も、 同 様
に、 事 業 計 画 が 固 ま っ た 段
階で精査したいと考えてい
る。
がん患者の症例検討会「キャンサーボード」の様子
がんセンター
【 問 】 市 民 病 院 で は、 平 成
二十七年四月に、県内初と
なるがんセンターを開設し
たが、これまでの取り組み
は。
また、がん患者の切実な
悩みとして治療と仕事の両
立があると思うが、市民病
院として、どのように対応
していくのか。
【答 】がんセンター開設に当
たり、腫瘍内科や腫瘍婦人
科の医師の増員など、治療
体制を強化したほか、医師
や看護師、薬剤師などの専
門スタッフ約五十人が集ま
り、患者ごとに最適な治療
法の検討を行うキャンサー
ボードを毎週開催している。
また、五床で開設した緩
和ケア病床の需要は、今後
ふえていくものと考えてお
り、平成二十八年四月から、
二十四床を持つ病棟として
開設する予定である。
がん患者の治療と仕事の
市立図書館
一般質問
平成 28 年 1 月 29 日
(3)
九百人に増加している。
は、 患 者 や 家 族 か ら の 質 問
市民病院の患者サービス
市 と し て も、 外 国 人 観 光
や 要 望 を 直 接 お 聞 き し、 そ
客 の 誘 致 は、 市 の 知 名 度 を
の場で可能な限り対応する
【問】市民病院における患
高める重要な観光施策と考
総合案内的な役割を担う者
者サービス向上に向けた取
え て お り、 こ れ ま で に も 四
である。
り組みは。
カ国語表記の観光案内板の
今 後、 な お 一 層 の 患 者 支
また、患者サービスに特
設 置 や、 外 国 語 版 観 光 パ ン
援 の た め に、 先 進 医 療 機 関
化したコンシェルジュを配
フ レ ッ ト の 作 成、 宿 泊 担 当
の 状 況 を 調 査 し、 コ ン シ ェ
置してはどうか。
者や物販販売員への中国語
ル ジ ュ の 配 置 も 含 め て、 患
【 答 】 市 民 病 院 で は、 そ れ
研修会などを行ってきた。
者支援センターの改善に努
ぞれ独立していた医療相談
今 後 に つ い て も、 本 市 経
めていきたい。
支援センターや地域医療連
済 の 活 性 化 に 向 け、 観 光 資
外国人観光客の誘致
携 室、 ボ ラ ン テ ィ ア 部 門 な
源の魅力を高めていくとと
ど を 統 合 し、 患 者 サ ー ビ ス
も に、 外 国 人 観 光 客 の 回 遊
の向上に向けて平成二十七 【問】市の活性化を図るた
コースとして定着するよう
めに、国が推進している外
年八月に、患者支援センター
積極的にアピールしていき
国人観光客の誘致に積極的
を開設している。
たい。
に取り組むべきでは。
当 セ ン タ ー は、 患 者 一 人
待機児童問題
一 人 の 状 況 と 希 望 に 合 わ せ 【 答 】 国 で は、 地 域 経 済 の
牽引役として外国人観光客
て、 安 心 し て 医 療、 療 養 が
の 誘 致 に 取 り 組 ん で お り、 【 問 】 子 ど も・ 子 育 て 支 援
受けられるようにすること
新制度が平成二十七年四月
外国人が容易に日本へ旅行
を 目 的 に し て お り、 医 師 や
からスタートしたが、新制
で き る よ う、 ビ ザ 発 給 要 件
看 護 師、 社 会 福 祉 士 等 が 連
の緩和などを実施している。 度の目的である待機児童の
携してきめ細やかな患者支
その結果、訪日外国人は、 解消に向けて、どのように
援に当たっている。
取り組んでいるのか。
平 成 二 十 六 年 に は、 二 年 前
ま た、 現 在、 ボ ラ ン テ ィ
の 約 一・六 倍 と な る 千 三 百 【 答 】 市 で は、 新 制 度 に 基
ア ス タ ッ フ 十 一 人 が、 病 院
四 十 一 万 人 に 増 加 し、 市 の
づ く 取 り 組 み を 進 め る た め、
内の案内や車イス利用者の
平 成 二 十 七 年 三 月 に「 徳 島
介 助 な ど を 行 っ て い る が、 阿 波 お ど り 会 館 に お い て
も、 外 国 人 入 館 者 数 が 、 平
市 子 ど も・ 子 育 て 支 援 事 業
今後もスタッフの増員に努
計 画 」 を 策 定 し、 民 間 保 育
めていきたいと考えている。 成 二 十 六 年 度 に は、 三 年 前
の 約 一・四 倍 と な る 約 四 千
所 の 定 員 拡 大 や、 市 立 保 育
コンシェルジュについて
所で乳児の受け入れ枠を拡
大 す る な ど、 施 設 の 機 能 強
化を図ることで待機児童の
解消に努めている。
ま た、 三 歳 未 満 児 を 対 象
として少人数の保育を行う
小 規 模 保 育 事 業 所 の 整 備 や、
定員増に伴う既存施設の整
備に対する補助を行うこと
と し、 今 議 会 に 補 正 予 算 を
計上している。
こ の よ う な 中、 待 機 児 童
数 は、 昨 年 十 月 一 日 現 在 で
八 十 六 人 と な っ て い る の で、
今 後 も 子 ど も・ 子 育 て 支 援
事 業 計 画 を 着 実 に 進 め、 平
成二十九年度末までに待機
児童の解消を目指していき
たい。
踊りを楽しむ外国人観光客(阿波おどり会館)
徳島県議会で行われた調印式の様子
県内の共通する課題の解決や、地方創生に向けた国への要
望などを共同で実施するため、平成28年1月6日に、徳島県議
会、県市議会議長会、県町村議会議長会が連携協定を締結し
ました。
よって、国においては、憲法の保障する集会、結社、表現の自由に配慮した上で、
法整備を含めた対策強化を速やかに実施するよう強く要望する。
置することは、国際社会における我が国への信頼を失うことにもなりかねない。
二〇二〇年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界各国から国
籍や人種を越えて人々が集い、友好を深めることが望まれるが、ヘイトスピーチを放
人種差別に該当するとして違法性を認定した下級審判決を認め、上告を棄却している。
また、同年十二月、最高裁判所は、京都市内で起きた特定の民族・国籍の外国人に
対するヘイトスピーチに関する事件について、その発言を人種差別撤廃条約における
求められている。
処を求める旨の勧告が相次ぎ行われており、国際社会からもこの問題への対応が強く
こうした中、昨年七月に国際連合自由権規約委員会、同年八月には国際連合人種差
別撤廃委員会から、それぞれ締約国である日本に対し、ヘイトスピーチへの適切な対
を乱し、人間の尊厳を侵す行為として、社会問題となっている。
近年、一部の国や民族あるいは特定の国籍の外国人を排斥する差別的言動、いわゆ
るヘイトスピーチが、外国人住民にとっての大きな脅威となるとともに、社会の平穏
ヘイトスピーチへの法整備を含めた対策強化を求める意見書
十二月定例会で可決した意見書
県内3議会団体が全国初となる
連携協定を締結
利定
審査委員会委員
坂東
洋
暮石
知代
健司
吉田
筒井
▼人権擁護委員候補者
▼固定資産評価
同意した人事案件
▼十二月二日
「公金違法支出差止等請求
事件について」報告を受け
た。
▼十二月十五日
議 案 第 百 七 号「 市 道 路 線
の廃止について」
、及び議案
第 百 八 号「 市 道 路 線 の 認 定
に つ い て 」 は、 い ず れ も 全
会一致で原案を可決すべき
ものと決定した。
建 設 委 員 会
▼十二月十四日
議 案 第 百 十 号「 工 事 請 負
契約の締結について」を初
め、 付 託 さ れ た 四 議 案 は、
いずれも全会一致で原案に
同意すべきものと決定した。
産業交通委員会
いずれも全会一致で採択す
べきものと決定した。
な お、 当 委 員 会 委 員 有 志
に よ り、 議 員 提 出 議 案 第 五
号「 ヘ イ ト ス ピ ー チ へ の 法
整備を含めた対策強化を求
める意見書」を別途議長あ
て提出した。
委員会のうごき
総 務 委 員 会
▼十二月十四日
付託された十議案のうち、
議案第九十九号「平成二十七
年度徳島市一般会計補正予
算(第二号)
」中、当委員会
関係部分ほか二議案につい
て は、 賛 成 多 数 で 原 案 を 可
決 す べ き も の と 決 定 し、 他
の 七 議 案 は、 い ず れ も 全 会
一 致 で 原 案 を 可 決・ 同 意 す
べきものと決定した。
文教厚生委員会
▼十二月三日
「一般廃棄物中間処理施
設の広域整備について」報
告を受けた。
▼十二月十五日
付託された六議案のうち、
議 案 第 百 五 号「 徳 島 市 国 民
健康保険条例及び徳島市介
護保険条例の一部を改正す
る条例を定めるについて」
は、 賛 成 多 数 で 原 案 を 可 決
す べ き も の と 決 定 し、 他 の
五 議 案 は、 い ず れ も 全 会 一
致で原案を可決すべきもの
と決定した。
ま た、 請 願 第 十 号「 国 庫
負 担 を 増 額 し、 国 民 健 康 保
険 税( 料 ) の 引 き 下 げ を 求
め る 請 願 」 に つ い て は、 賛
成少数で不採択とすべきも
の と 決 定 し、 請 願 第 十 一 号
「ヘイトスピーチへの法整備
を含めた対策強化を求める
請願」、
及び請願第十二号「徳
島市内の全幼稚園および小・
中学校へのエアコン設置を
求 め る 請 願 」 に つ い て は、
(4)
平成 28 年 1 月 29 日
企業債残高が多額で、元
利償還金が経営を圧迫して
いるため、引き続き繰上償
還に係る補償金免除を国に
要望するとともに、利率の
低利なものへの借りかえに
努めること。
水 道 事 業 会 計
各駐車場の指定管理者間
で情報を共有し、近隣の企
業や商店街と連携しなが
ら、利用促進に向けた取り
組みを行うこと。
眉山ロープウェイ及び新
町地下駐車場の利用増に向
けて、眉山山頂展望施設の
整備を初め、阿波おどり会
館内のミュージアムの展示
内容の充実などについて検
討すること。
商業観光施設事業会計
食育の観点から、教育委
員会等と連携し、子供たち
の学習の場としての活用を
検討すること。
決算審査特別委員会の審査概要
平成二十七年十月六日〜十月八日
平成二十六年度 各企業会計決算
平成二十六年度各企業会
計決算の認定については、
中央卸売市場事業以下五会
計全て、全会一致で認定す
べきものと決定した。
主な意見・要望
中央卸売市場事業会計
今後、老朽化した施設の
耐震化や設備の更新等に多
額の費用が見込まれるた
め、照明のLED化など諸
経費の削減に取り組むこと。
市場関係者が一丸となっ
て市場活性化に取り組むこ
と。
耐震改修や施設更新に当
たっては、場内業者や近隣
住民の津波避難施設として
の活用を検討すること。
全国に誇れる徳島ブラン
ドを活用して、戦略的に販
路拡大に取り組むこと。
5年ぶり18度目の優勝を果たした徳島市チーム(第62回徳島駅伝)
今後も第十浄水場の太陽
光発電設備のように資産の
有効活用や新たな収益の確
保に取り組むこと。
災害時の拠点施設となる
水道庁舎が老朽化している
ことから、建てかえのため
の基金の積立等について検
討すること。
旅客自動車運送事業会計
市民サービスの低下を招
かないよう、路線の存続を
最優先に市長部局への移行
に当たること。
サービス向上対策とし
て、高齢者や障害者の方が
多く利用される施設付近の
停留所の上屋やベンチの整
備・改修に努めるほか、市
役所前への停留所の設置に
ついても検討すること。
車椅子の方や、視覚障害
者の方に対する接客対応等
について、乗務員への研修
を実施すること。
市民病院事業会計
急性期医療を担う地域の
中核病院として、地域医療
機関との連携や機能分担を
強化し、高度専門医療を担
う医師等の人材確保や養成
を図ること。
包括委託契約については、
第三者によるモニタリング
機能の導入を図り、その他
の委託契約においても、業
務評価を行うなど、委託料
の適正化に取り組むこと。
委託業者に対しては、医
療安全管理対策や個人情報
保護の徹底を図るよう指導
すること。
未収金対策について、早
期対応や粘り強い交渉に努
めるとともに、短期消滅時
効の期間を経過した未収金
について、適切な処理方法
を検討すること。
地域周産期母子医療セン
ター、脊椎・人工関節セン
ター、がんセンターの三つ
のセンターを柱として、そ
れぞれ特色ある医療を提供
してくれる病院であるとい
うブランド化を図り、市民・
患者の信頼をかち取るよう
努めること。
患者支援センターは、市
の福祉部門と連携し、公立
病院ならではのきめ細やか
な支援に努めるとともに、
患者や市民に、センターの
存在や活動内容を広く周知
すること。
平成二十六年度 一般・各特別会計決算
平成二十七年十月二十日〜十月二十三日
入
一般会計、下水道事業特
別会計の各平成二十六年度
決算の認定については、一
委員から、認定できないと
の態度表明があったが、採
決の結果、いずれも賛成多
数で認定すべきものと決定
した。
また、国民健康保険事業、
食肉センター事業、奨学事
業、土地取得事業、住宅新
築資金等貸付事業、介護保
険事業、後期高齢者医療事
業、職員給与等支払の平成
二十六年度各特別会計決算
の認定については、いずれ
も全会一致で認定すべきも
のと決定した。
主な意見・要望
今後も、歳入確保と歳出
抑制に取り組むとともに、
安定的・弾力的な財政構造
への転換を目指して、なお
一層取り組むこと。
歳
収入未済額が 四十一億
二千九十五万二千円と依然
として多額となっているた
め、その縮減に向けて、徴
収体制の充実などの取り組
務
費
みを強化すること。
地方債残高が増加する要
因となっている臨時財政対
策債の発行は、後年度に国
から交付税措置されるとは
いえ、
安易に依存しないこと。
有効活用されていない公
有財産は、売却も含め利活
用の方策を早期に検討する
こと。
総
生
費
シティプロモーション事
業について、市民が日常の
中で魅力と感じ、愛着を抱
いているものにも着目し発
信すること。
マイナンバー制度の運用
については、セキュリティ
対策を十分に講じ、市民が
詐欺被害に遭わないよう十
分な周知・広報活動に努め
ること。
民
生
費
心身機能が低下したひと
り暮らしの高齢者などに対
する電磁調理器や火災警報
器の給付は、火災事故の防
止に効果的であるため、積
極的に周知すること。
衛
工
費
乳幼児健康診査は、社会
問題となっている子供の虐
待や育児放棄を発見する機
会としても有用であるた
め、健診未受診の家庭に対
しては、家庭訪問を行うな
ど、世帯の状況把握に努め
ること。
肺炎球菌ワクチンの予防
接種は、肺炎による死亡率
が高い高齢者にとって有効
な対策であるため、接種率
の向上に向け広報を充実さ
せること。
商
ひょうたん島周遊船は、
市の貴重な観光資源である
木
費
が、運航業務を担っている
団体に対して安全運航のた
めの指導を徹底すること。
土
防
費
住宅リフォーム支援事業
は、地域経済への波及効果
も大きいことから、今後も
事業を継続すること。
消
育
費
自主防災連合組織が結成
されていない地区に対し
て、結成促進に向けた積極
的な働きかけを行うこと。
災害に備えた食料や乳児
用ミルク等の備蓄物資の更
新時には、高齢者やアレル
ギーの方に配慮した品目の
拡充に努め、家庭内備蓄の
啓発や事業者と連携した流
通備蓄の確保にも引き続き
努めること。
高齢者や体の不自由な方
を含め、避難施設から離れ
ている住民の方が、災害発
生時に安全・迅速な避難が
できるよう、市としても積
極的な支援を行うこと。
教
学校のトイレについて、
児童・生徒が快適で衛生的
な学校生活を送れるよう、
洋式化等の機能改善に取り
組むこと。
選挙管理委員
及び同補充員
▼選挙管理委員
中畑 英美子
稲江 哲
内海 祐次郎
藤田 明
▼ 選挙管理委員補充員
坂本 啓三
西條 正道
田中 稔
竹内 鋭治
市政発展のため
今年も頑張ります
佐々木昌也
議長
宮内 春雄
須見 矩明
武知 浩之
副議長
和之
梶原 一哉
玉野 勝彦
議員
明石
昭一
土井
井上 武
中西 裕一
孝治
西林 幹展
藤田真由美
岡
岡南 均
信也
船越
加戸 悟
塀本 信之
折目
加村 祐志
見田 治
岸本 和代
美馬 秀夫
智子
光晴
森井 嘉一
久次米尚武
山本 武生
北原
黒田 達哉
渡邊亜由美
小林
(五十音順)
雄樹
齋藤 智彦