GanttView for WinForms - ComponentOne

GanttView for WinForms
2016.01.20 更新
グレープシティ株式会社
GanttView for WinForms
1
1.
目次
1-4
目次
はじめに
コンポーネントをプロジェクトに組み込む方法
コンポーネントのランタイムファイル
主な特長
クイックスタート
手順 1:新規プロジェクトの作成
5-6
6
7-10
11
11
手順 2:プロジェクトにタスクを追加する
11-12
手順 3:リソース、制約、および先行タスクをタスクに追加する
12-13
手順 4:タスクバーのスタイルの変更
13-14
データ連結
手順 1:アプリケーションの設定
15
15
手順 2:データソースの設定
15-20
手順 3:データソースへの GanttView の連結
20-24
デザイン時のサポート
25
C1GanttView のコンテキストメニュー
25-26
C1GanttView スマートタグ
26-27
C1GanttView のコレクションエディタ
27
BarStyles コレクションエディタ
27-28
Columns コレクションエディタ
28-29
CustomCalendars コレクションエディタ
29-30
CustomCalendar CalendarException コレクションエディタ
30-31
CustomCalendar WorkWeeks コレクションエディタ
31-32
Resources コレクションエディタ
32-33
Task コレクションエディタ
33-34
実行時のサポート
35
C1GanttView のダイアログボックス
35
[バーの設定]ダイアログボックス
35
[稼働時間の変更]ダイアログボックス
1
5
35-36
「カレンダー」タブ
36-37
「稼働日」タブ
37-38
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「例外」タブ
39-40
[ページ設定]ダイアログボックス
40-41
[印刷プレビュー]ダイアログボックス
41-42
[イナズマ線]ダイアログボックス
42-43
[印刷]ダイアログボックス
43-48
[プロジェクト情報]ダイアログボックス
48-50
リソース情報]ダイアログボックス
50-51
[スタイル設定]ダイアログボックス
51-52
[タスク情報]ダイアログボックス
52-53
「リソース」タブ
53-54
54
「詳細」タブ
54-55
「メモ」タブ
55-56
[タイムスケール]ダイアログボックス
56-57
[ズーム]ダイアログボックス
57-59
C1GanttView ツールバー
59-61
タイムスケールの書式
62-63
C1GanttView の外観
64
外観プロパティ
64
CellBorderColor の例
64-65
FixedBackColor の例
65
FixedCellBorderColor の例
65
FixedForeColor の例
65-66
HighlightBackColor の例
66
HighlightForeColor の例
66
NonWorkingTimeColor の例
66-67
SplitterColor の例
67
StartFinishLineColor の例
67
TodayLineColor の例
ToolbarBackColor の例
オプション要素
視覚スタイル
2
38-39
[列の設定]ダイアログボックス
「先行タスク」タブ
67-68
68
68
68-70
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バーの設定
タスク要素
71
タスクのモード
71
手動タスク
71
タスクスケジュールモードの変更
71
自動タスク
71
タスクサマリーとグループ化
タスクグループ
グループの動作
サマリータスクの削除
71-74
74-76
76-77
77
タスクサマリーの上下移動
77-79
サマリータスクのレベル下げ/レベル上げ
79-81
サマリータスクの表示/非表示
81-82
タスクの制約
82-83
タスクの期限
83
タスクの期間
83
タスクのメモ
83-84
先行タスク
84-85
タスクの開始日時と終了日時
85-86
タスク達成率
タスクのリソース
マイルストーン
イナズマ線
印刷の概要
印刷レイアウト
タスク別ヘルプ
86
86-87
87
87-88
89
89-90
91
グリッドへの列の追加
91
グリッド内の列の移動
91-92
タスクへのメモの追加
92-93
タスクへのリソースの割り当て
93-95
TimeScale の階層の設定
3
70
95
タイムスケールの最上位区分の削除
95-97
タスクの削除
97-98
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タスクの挿入
98-100
タスクの移動
100-101
タスクのドラッグアンドドロップ
101-102
タスクの分割
102-103
タスクの無効化
複数行/列のカスタマイズ
マイルストーンの作成
先行タスクの作成
104-106
106
106-107
107
開始条件が終了の先行タスクタイプの作成
108
開始条件が開始の先行タスクタイプの作成
108-109
終了条件が終了の先行タスクタイプの作成
109-110
終了条件が開始の先行タスクタイプの作成
110-111
XML ファイルとしての C1GanttView の保存とロード
111-112
112
C1GanttView を XML ファイルの読み込みする
112-113
C1GanttView を XML ファイルに保存する
113-114
バーの設定のカスタマイズ
114-116
カスタム列の作成
116-117
グリッドに期間の列を表示する
117-118
会計年度の開始月の変更
プロジェクトのイナズマ線の変更
4
104
先行タスクのプログラム的な追加
リソースの休暇の追加
118
118-119
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はじめに
C1GanttViewコントロールは、Microsoft Project® 風の使用感でプロジェクト管理を行うことができます。スケジュールのグラ
フィック表現により、プロジェクト内の特定のタスクを計画、調整、および追跡することができます。制約、依存関係、リソース、
スタイルなどが追加されたことで、プロジェクトを効果的かつ効率的に管理できます。
C1GanttView コントロールは、タスク、期間、および制約のリストからスケジュールを自動的に生成することができます。また
は、ユーザーがテーブル形式のデータグリッドや入力ダイアログを使用したり、グラフペイン内のバーをクリック&ドラッグした
りすることで、タスク情報を手動で編集することもできます。
C1GanttView コントロールは人気の C1FlexGrid コントロールの拡張です。 2つのグリッドから構成され、左側は従来のデータ
入力に、右側(グラフ)はクリック&ドラッグ入力に使用します。 2つのグリッドはサイズ調整可能なスプリッタで分割されていま
す。 一般的なコマンドを含む組み込みツールバーも用意されています。
コンポーネントをプロジェクトに組み込む方法
コンポーネントの組み込み
Visual Studio では、ツールボックスにコンポーネントを追加しただけでは、プロジェクトにコンポーネントを追加したことにはな
りません。プロジェクトの参照設定へ追加された時点でコンポーネントが組み込まれます。
以下のいずれかの操作を行うとプロジェクトへコンポーネントが組み込まれます。
1. フォームにコンポーネントを配置する
2. ソリューションエクスプローラ上で参照の追加を行う
プロジェクトに組み込まれているコンポーネントの一覧は、ソリューションエクスプローラで確認できます。また、各コンポーネン
トが使用している DLL もソリューションエクスプローラに登録される場合があります。詳細については、Visual Studio の製品ヘ
ルプを参照してください。
本製品で使用しているコンポーネントの一覧を以下に示します。
ファイル
内容
C1.C1GanttView.2.dll
本体アセンブリ
C1.C1GanttView.4.dll
本体アセンブリ(※)
C1.C1GanttView.4.Design.dll
デザイナアセンブリ(※)
※ .NET Framework 4 以上でご利用いただけます。
フォームにコンポーネントを配置する方法
以下に、C1GanttView コントロールをツールボックスに追加し、フォームに配置する方法を示します。これにより、コンポーネン
トがプロジェクトに組み込まれます。
配置手順
1. [ツール]メニューから[ツールボックス アイテムの選択]を選択します。
2. [ツールボックス アイテムの選択]ダイアログの「.NET Framework コンポーネント」タブを選択します。
3. 使用するコンポーネントのチェックボックスを ON にして〈OK〉ボタンをクリックしてください。ツールボックスに指定したコ
ントロールのアイコンが表示されます。
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4. ツールボックスから指定したコントロールのアイコンを選択してフォームに配置します。ソリューションエクスプローラの
参照設定に指定したコントロールの名前空間が追加されます。
コンポーネントのランタイムファイル
GanttView for WinForms のランタイムファイルは、 C:\Program Files\ComponentOne\Studio for WinForms\bin\ フォルダ
にインストールされる次のファイルです。
ファイル
内容
C1.C1GanttView.2.dll
本体アセンブリ
C1.C1GanttView.4.dll
本体アセンブリ(※)
※ .NET Framework 4 以上でご利用いただけます。
注意:
注意:本製品に含まれているファイルのうち、上記以外のファイルは配布できません。
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主な特長
役立ちそうな C1GanttView の主な機能として、次の事項が挙げられます。
自動および手動スケジュール作成
C1GanttView コントロールでは、Microsoft Project と同様に自動と手動両方のスケジュール作成がサポートされています。
自動スケジュール作成は、高度に構造化されたシステマティックなプロジェクトスケジュール管理手段を提供します。プロジェク
トは開始日または終了日からスケジュールできます。開始日を入力すると、その日に開始する最初の自動スケジュールタスク
がスケジュールされ、以降の自動スケジュールタスクのシーケンスが計算されます。終了日を入力すると、その日に終了する
最後のタスクがスケジュールされ、次にその最終タスクの前のタスク、その前のタスクという風に最初のタスクがスケジュール
されるまで続き、最後にプロジェクトの開始日が計算されます。C1GanttView は最適なスケジュールを完了するためにタスク
の最も早い日付または最も遅い日付を計算できます。
手動スケジュール作成は、タスクスケジュールの計画と管理を極めて柔軟に制御できるデフォルトモードです。手動スケジュー
ルでは、C1GanttView
詳細については、タスクのモードを参照してください。
カレンダーとタイムスケールの設定
稼働日、稼働時間、例外を指定するカスタムカレンダー設定を作成して保存します。C1GanttView では、手動および自動スケ
ジュールタスク用にデフォルトの稼働日と非稼働日が定義されています。C1GanttView では、非常に柔軟なタイムスケジュー
ルがサポートされており、強力な繰り返しパターンを使用して、稼働日やカレンダーの例外をカスタマイズすることができます。
実行時ダイアログを使用して、3階層の日付/時刻形式を指定することでタイムスケールを管理します。
制約
制約はタスクの開始日または終了日に設定される制限です。各タスクには、自動モードでスケジュールを作成するときに守る
必要のある、制約タイプと制約日を割り当てることができます。
詳細については、 タスクの制約を参照してください。
先行タスク
各タスクには、1つまたは多数の先行タスクを割り当て、その開始または終了に依存させることができます。 先行タスク(依存
関係)は、タスクバー間の矢印で視覚化されます。 先行タスクは、[タスク情報]ダイアログボックス から入力できます。タスク
バーを先行タスクにドラッグすることで先行タスクを指定することもできます。 C1GanttView では、スケジュールの競合が発生
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した場合にユーザーに通知する検証機能もサポートされています。
期限
タスクを完了させる必要のある期限を設定します。C1GanttView では、期限が設定されたタスクは視覚的に判別できます。特
定のタスクに期限を設定すると、グラフに下向きの緑の矢印が表示されます。
>詳細については、タスクの期限 を参照してください。
競合の検証
C1GanttView コントロールは、スケジュールの競合が発生したときにユーザーにそれを通知します。制約とリンクされたタスク
の間に競合が発生したり、タスク間の参照が循環参照になったり、タスクの終了日前に期限がスケジュールされたりすること
があります。競合を含むタスクの横には、赤いインジケータが表示されます。
リソース
人員、資材、コストなど、プロジェクトのリソースのリストを管理します。 任意の数のリソースをタスクに割り当て、それぞれに原
価率を指定します。
詳細については、タスクのリソース を参照してください。手順については、 タスクへのリソースの割り当て を参照してください。
達成率
C1GanttView コントロールのタスクバーでは、タスクの達成率を視覚化するプログレスバー風の表示が可能です。
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詳細については、タスク達成率 を参照してください。
マイルストーン
マイルストーンは、プロジェクトの重要な時点または目印です。マイルストーンは、期間がゼロのタスクとして作成され、菱形で
視覚化されます。
XML としてのロードと保存
プロジェクトを XML として保存します。組み込みのツールバーには、スケジュールを保存およびロードするためのコマンドが含
まれています。または、コード内で SaveXML メソッドおよび LoadXML メソッドを呼び出すこともできます。
XML の保存およびロード機能の詳細については、XML ファイルとしての C1GanttView の保存とロードを参照してください。
カスタム列
C1GanttView コントロールでは、グリッドにカスタム列を作成し、XML に保存したり、XML からデータをロードしたりできます。
各カスタム列には、独自のデータ型、データ形式、およびテキスト配置が設定されます。
詳細については、[列の設定]ダイアログボックスを参照してください。
バ
バーの設定のカスタマイズ
ーの設定のカスタマイズ
C1GanttView には、自動スケジュール、手動スケジュール、プログレスバー、マイルストーン、期限など、いくつかのデフォルト
スタイルが含まれています。ユーザーはこれらのバーの設定の形状と色を変更したり、単純に特定の1タスクのスタイルをカス
タマイズしたりすることができます。また、ユーザーは、リソース名など、バーの両側に表示するテキストフィールドを指定する
こともできます。
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バーの設定のカスタマイズの詳細については、バーの設定のカスタマイズを参照してください。
組み込みツールチップコマンド
C1GanttView コントロールには、一般的なほとんどのコマンドを含む組み込みツールチップが付属しています。ユーザーは、
1クリックでプロジェクト情報の管理、タスクの移動、挿入、削除を行えます。また、ユーザーは、表示されているグリッド列、リ
ソース、タイムスケール、およびバーの設定を管理することもできます。組み込みツールチップを非表示にして、独自のカスタ
ム UI を使用することもできます。
詳細については、 C1GanttView ツールバーを参照してください。
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クイックスタート
このクイックスタートの目的は、GanttView for WinForms に親しむことです。このクイックスタートの最初の手順では、
C1GanttView コントロールを WinForms プロジェクトに追加します。このクイックスタートでは、タスク、リソース、その他のス
ケジュール情報をプロジェクトに追加する方法についても説明します。
手順 1:新規プロジェクトの作成
:新規プロジェクトの作成
この手順では、.NET プロジェクトを作成し、そこに C1GanttView コントロールを追加します。コントロールを追加します。コント
ロールを追加します。コントロールを追加します。
以下の手順を実行します。
1. Windows フォームアプリケーションの作成から開始します。
2. デザインビューで、Visual Studio ツールボックスに移動し、C1GanttView コントロールをダブルクリックしてフォームに
追加します。
3. C1GanttView コントロールが表示されます。
4. C1GanttView コントロールを右クリックし、プロパティ
プロパティ を選択します。
5. C1GanttView プロパティウィンドウで、 Schedule From プロパティを Project Start Date に設定し、開始日からスケ
ジュールを作成します。
注意
注意:プロジェクトの開始をどれだけ遅らせられるかを調べる必要がある場合は、ScheduleFrom を[Project Finish
Date]に設定します。
6. 開始日からスケジュールを作成するため、StartDate プロパティの横に 2012/12/24 と入力します。
手順 2:プロジェクトにタスクを追加する
:プロジェクトにタスクを追加する
この手順では、通常のタスクやマイルストーンの作成方法、タスクの期間の設定方法について学びます。
デザイン時にプロジェクトにタスクを追加するには
1. コントロールを右クリックし、タスクの編集
タスクの編集 を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
。
2. リストから最初のメンバ member[0] を選択し、[Name]プロパティの横に プロジェクト管理
プロジェクト管理のような名前を入力しま
す。
3. Mode を Automatic に設定します。自動タスクの詳細については、 タスクのモード を参照してください。
4. Start を 2012/12/24 に、Finish を 2013/01/24 に設定します。
5. リストから2番目のメンバ member[1] を選択し、 Name プロパティの横に 認証
認証のような名前を入力します。
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Start を 2012/12/24 に、Finish を 2013/01/04 に設定します
Mode を Automatic に設定します。
PercentComplete を 100% に設定します。 詳細については、タスク達成率 を参照してください。
リストから3番目のメンバ member[2] を選択し、Name プロパティの横に 要求
要求のような名前を入力します。
Start を 2012/12/26 に、Finish を 2013/01/24 に設定します。
リストから4番目のメンバ member[3] を選択し、Name プロパティの横に 要求セット
要求セットAのような名前を入力します。
Start を 2013/01/08 に、Finish を 2013/01/15 に設定します。
リストから5番目のメンバ member[4] を選択し、Name プロパティの横に 要求セット
要求セットB のような名前を入力します。
Start を 2013/01/15 に、Finish を 2013/01/22 に設定します。
リストから6番目のメンバ member[5] を選択し、 Nameプロパティの横に 要求セット
要求セットC のような名前を入力します。
Start を 2012/12/26 に、 Finish を 2013/01/15 に設定します。
リストから7番目のメンバ member[6] を選択し、Name プロパティの横に 分析とデザイン
分析とデザインのような名前を入力します。
Start を 2013/01/01 に、Finish を 2013/01/12 に設定します。
Mode を Automatic に設定します。
リストから8番目のメンバ member[7] を選択し、Nameプロパティの横に 完了レビュー
完了レビューのような名前を入力します。
Start を 2013/01/22 に、Finish を 2013/01/22 に設定します。
Duration に0と入力します。
OK を クリックして保存し、C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
実際に実行してみて以下の点を観察します。
1. プロジェクトを実行し、グレーのスプリッタバーを左にドラッグしてグラフビュー領域を広げます。
2. 自動スケジュールタスクの プロジェクト管理 と 認証 のバーの色が、その他の手動タスクの色と異なる点に注意してく
ださい。
3. グラフビュー領域に沿ってスクロールすると、縦のオレンジ色の線が今日の日付に表示されています。
この色は、TodayLineColor プロパティを使用して変更できます。詳細については、 外観プロパティ を参照してくださ
い。
4. グラフビュー領域に沿ってスクロールすると、2本の銀色の縦の点線が引かれています。これはプロジェクトの開始日
と終了日です。
この色は、StartFinishLineColor プロパティを使用して変更できます。詳細については、 外観プロパティ を参照してく
ださい。
5. 各タスクバーの上にマウスカーソルを置くと、ツールチップにタスクのサマリーが表示されます。
6. グラフビュー領域でひし形のバーを探します。
このタスクはマイルストーンを表しています。デフォルトでは、終了日はバーの右側に表示されます。
次の手順では、リソース、制約、および先行タスクをタスクに追加する方法を学びます。
手順 3:リソース、制約、および先行タスクをタスクに追加する
:リソース、制約、および先行タスクをタスクに追加する
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この手順では、リソース、制約、および先行タスクを特定のタスクに追加する方法を学びます。
デザイン時にプロジェクトにリソースを追加するには
1. コントロールを右クリックし、 リソースの編集 を選択します。
C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. 追加 ボタンを2回クリックして、2つのリソースをコレクションに追加します。
3. Resource 1 の Name を Tim に Resource 2 の Name を John に設定します。
4. OK をクリックして、C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
デザイン時にリソースを特定のタスクに割り当てるには
1. コントロールを右クリックし、タスクの編集
タスクの編集 を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. Conception Approval タスクを選択し、ResourceRefs の横の〈…〉ボタンをクリックします。
Task.ResourceRefs コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
3. 追加 をクリックして、Tim への参照を追加します。
4. Resource を Tim に設定します。
同じタスクにさらにリソースを割り当てたい場合は、〈追加〉を再度クリックし、別のリソースを割り当てます。
5. OK をクリックして、Task.ResourceRefs コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
6. 分析とデザイン タスク
タスクを選択し、ResourceRefs の横の〈…〉ボタンをクリックします。
Task.ResourceRefs コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
7. 追加 をクリックして、John への参照を追加します。
8. Resource を John に設定します。
9. OK をクリックして、Task.ResourceRefs コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
制約の詳細については タスクのリソース を参照してください。
デザイン時にプロジェクトに先行タスクを追加するには
1. コントロールを右クリックし、タスクの編集
タスクの編集 を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. 要求セット
要求セットB タスクを選択し、Predecessors の横の〈…〉ボタンをクリックします。
Task.Predecessors コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
3. 追加 をクリックして先行タスクを追加します。
4. Predecessor Task を 要求セット
要求セットA に設定します。
5. OK をクリックして保存し、Task.Predecessors コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
6. 要求セット
要求セットC タスクを選択し、Predecessors の横の〈…〉ボタンをクリックします。
Task.Predecessors コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
7. 追加 をクリックして先行タスクを追加します。
8. Predecessor Task を 要求セット
要求セットB に設定します。
9. PredecessorType を FinishToStart に設定します。
10. OK をクリックして保存し、Task.Predecessors コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
先行タスクの手順情報については、 先行タスクの作成 を参照してください。
デザイン時にプロジェクトに制約を追加するには
1. コントロールを右クリックし、タスクの編集
タスクの編集を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. Requirements タスクを選択し、ConstraintType を StartNoEarlierThan に設定します。
3. ConstraintDate を 2012/12/26 に設定します。
4. Analysis and Design タスクを選択し、 ConstraintType を MustStartOn に設定します。
5. ConstraintDate を 2013/01/01 に設定します。
6. OK をクリックして保存し、C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
制約の詳細については、 タスクの制約 を参照してください。
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手順 4:タスクバーのスタイルの変更
:タスクバーのスタイルの変更
この手順では、C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタを使用して、自動タスクおよび手動タスクのタスクバーのスタイ
ルを変更する方法を学びます。
デザイン時にバーの設定を変更するには
1. C1GanttView コントロールを右クリックし、バーの設定の編集
バーの設定の編集 を選択します。
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. 追加 をクリックして、バーの設定をコレクションに追加します。
3. BarType を AutoTask に設定します。
4. BarShape を ThickBar に設定します。
5. BarColor を LightSkyBlue に設定します。
6. 追加 をクリックして、バーの設定をコレクションに追加します。
7. BarType を ManualTask に設定します。
8. BarShape を ThickBar に設定します。
9. BarColor を PaleGreen に設定します。
10. OK を クリックして保存し、C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
デザイン時に特定のタスクのバーの設定を変更するには
1. コントロールを右クリックし、[タスクの編集
タスクの編集]を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. 分析とデザイン タスク
タスクを選択し、[BarStyles]の横の〈…〉ボタンをクリックします。
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
3. 追加 をクリックして、バーの設定をコレクションに追加します。
4. BarType を AutoTask に設定します。
5. BarShape を TopBar に設定します。
6. StartShape と EndShape を 2 に設定します。
7. RightText2 を ResourceNames.
詳細については、 バーの設定 を参照してください。
このトピックの作業結果
おめでとうございます!C1GanttView クイックスタートが正常に完了しました。このトピックでは、C1GanttView コントロールを
Windows フォームに追加し、タスクを追加しました。そして、その動作と外観をカスタマイズし、コントロールを実行時に操作し
ました。
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データ連結
このセクションでは、GanttView for WinForms でデータ連結を実行する手順を説明します。このトピックでは、最初に Visual
Studio で新しい WinForms プロジェクトを作成し、次にアプリケーションに GanttView コントロールを追加し、GanttView を
データソースに連結します。また、設計時に GanttView コントロールのいくつかの機能をカスタマイズし、アプリケーションを実
行して、データ連結が GanttView コントロールでどのように機能するかを確認します。
手順 1:アプリケーションの設定
:アプリケーションの設定
この手順では、最初に Visual Studio で WinForms アプリケーションを作成し、次にアプリケーションに GanttView コントロー
ルを追加します。
1. Visual Studio で新しい WinForms プロジェクトを作成します。
2. ツールボックスに移動し、C1GanttView アイコンをダブルクリックしてコントロールをフォームに追加します。次の参照
がプロジェクトに追加されていることを確認します。
C1.Win.C1GanttView.4
C1.Win.C1Schedule.4
C1.Win.FlexGrid.4
3. フォームと GanttView コントロールのサイズを変更します。デザインビューで GanttView コントロールを 1 回クリック
し、プロパティウィンドウで Dock プロパティを Fill に設定します。
4. デザインビューは次の図のように表示されます。
これで、GanttView for WinForms でデータ連結を実装するための基本的なアプリケーションが設定されました。
手順 2:データソースの設定
:データソースの設定
この手順では、最初にプロジェクトのデータソースを設定し、次に GanttView コントロールとデータを同期するためのコードを追加します。
1. プロジェクトにデータソースを追加するには、[表示]
[表示]→[その他のウィンドウ]
[その他のウィンドウ]→[データソース]
[データソース]をクリックします。
2. [データソース]ウィンドウで、[新しいデータソースの追加]
[新しいデータソースの追加]リンクをクリックし、[データソース構成ウィザード]
[データソース構成ウィザード]ウィンドウを開きます。次のように、データソー
スの種類として[データベース]を選択し、[次へ]をクリックします。
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3. [次へ]をクリックしたら、次のように、[データソース構成ウィザード]
[データソース構成ウィザード]ウィンドウでデータベースモデルとして[データセット]
[データセット]を選択し、[次へ]をクリックしま
す。
4. システム内の C1NWind.mdb データベースファイルを参照して、データ接続を選択します。接続をテストし、[次へ]をクリックします。接続文字列を保存し
てプロジェクトにデータベースファイルを追加し、[次へ]をクリックします。
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5. 次のように、[データソース構成ウィザード]
[データソース構成ウィザード]ウィンドウで、データベースオブジェクトモデルとして[テーブル]
[テーブル]を選択します。
6. このデータ連結トピックでは、次のように、[テーブル]に表示されるドロップダウンリストから、オブジェクトモデルとして
Calendars、Properties、Resources、Tasks の各テーブルを選択し、[完了]をクリックします。
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7. ツールボックスに再度移動し、[データ]内で BindingSource アイコンを見つけます。BindingSource アイコンをダブルクリックしてデザインビューに追加し
ます。
8. BindingSource を 1 回クリックし、DataSource プロパティを c1NWindDataSet に設定し、プロパティウィンドウのドロップダウン矢印を使用して、
DataMember を Tasks に設定します。 これらのプロパティを設定したら、デザインビューから BindingSource を削除します。
9. Calendars、Resources、Properties の各テーブルに対して手順
手順 8 を繰り返し、DataSource を c1NWindDataSet に設定し、DataMember をそれぞれ
Calendars、Resources、Properties に設定します。
10. 上記の手順により、プロジェクトに追加されたデータセットのアダプタが作成されます。これらのアダプタは、次の図のようにデザインビューに表示されま
す。
11. コードに LoadData() および SaveData() メソッドを追加して、データソースからデータをロードおよび保存します。これらのメソッドは、次のコードに示すよ
うに、それぞれ Form1_Load および Form1_FormClosing イベントで呼び出されます。
Visual Basic
copyCode
Imports C1.Win.C1GanttView
Public Class Form1
Public Sub New()
InitializeComponent()
End Sub
Private Sub LoadData()
Try
Me.TasksTableAdapter.Fill(Me.C1NWindDataSet.Tasks)
Me.ResourcesTableAdapter.Fill(Me.C1NWindDataSet.Resources)
Me.PropertiesTableAdapter.Fill(Me.C1NWindDataSet.Properties)
Me.CalendarsTableAdapter.Fill(Me.C1NWindDataSet.Calendars)
Catch ex As Exception
MessageBox.Show(ex.ToString)
End Try
End Sub
Private Sub SaveData()
Try
Me.TasksTableAdapter.Update(C1NWindDataSet.Tasks)
Me.ResourcesTableAdapter.Update(C1NWindDataSet.Resources)
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Me.PropertiesTableAdapter.Update(C1NWindDataSet.Properties)
Me.CalendarsTableAdapter.Update(C1NWindDataSet.Calendars)
Catch ex As Exception
End Try
End Sub
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
LoadData()
End Sub
Private Sub Form1_FormClosing(sender As Object, e As FormClosingEventArgs) Handles MyBase.FormClosing
SaveData()
End Sub
End Class
C#
copyCode
public partial class Form1 : Form
{
public Form1()
{
InitializeComponent();
}
private void LoadData()
{
try
{
this.tasksTableAdapter.Fill(this.c1NWindDataSet.Tasks);
this.resourcesTableAdapter.Fill(this.c1NWindDataSet.Resources);
this.propertiesTableAdapter.Fill(this.c1NWindDataSet.Properties);
this.calendarsTableAdapter.Fill(this.c1NWindDataSet.Calendars);
}
catch (Exception ex)
{
MessageBox.Show(ex.ToString());
}
}
private void SaveData()
{
try
{
this.tasksTableAdapter.Update(c1NWindDataSet.Tasks);
this.resourcesTableAdapter.Update(c1NWindDataSet.Resources);
this.propertiesTableAdapter.Update(c1NWindDataSet.Properties);
this.calendarsTableAdapter.Update(c1NWindDataSet.Calendars);
}
catch (Exception ex)
{
MessageBox.Show(ex.ToString());
}
}
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
LoadData();
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}
private void Form1_FormClosing(object sender, FormClosingEventArgs e)
{
SaveData();
}
}
これで、プロジェクトに C1NWind.mdb データベースが設定され、両方向にデータを同期するためのコードが追加されました。
手順 3:データソースへの
:データソースへの GanttView の連結
この手順では、設計時に C1GanttView クラスのいくつかのプロパティを設定します。これらの設定により、追加されたデータソースに
GanttView コントロールを連結し、コントロールの体裁を整えます。
1. フォームで、GanttView コントロールを選択し、プロパティウィンドウに移動して、DataStorage コンポーネントに以下の設定を
行います。
CalendarStorage::
DataMember - Calendars
DataSource - c1NWindDataSet.
PropertyStorage::
DataMember - Properties
DataSource - c1NWindDataSet
Key MappingName - Key ; Value MappingName - Value
ResourceStorage::
DataMember - Resources
DataSource - c1NWindDataSet
TaskStorage::
DataMember - Tasks
DataSource - c1NWindDataSet
2. プロパティウィンドウで、DefaultWorkingTimes コンポーネントに以下の設定を行います。
Interval_1:
Empty - False
From - 9:00 AM
To - 1:00 PM
Interval_2:
Empty - False
From - 2:00 PM
To - 6:00 PM
3. CalendarStorage プロパティに表示される省略符をクリックして、以下のマッピングを設定し、[OK]をクリックします。
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4. PropertyStorage プロパティに表示される省略符をクリックして、以下のマッピングを設定し、[OK]をクリックします。
5. ResourceStorage プロパティに表示される省略符をクリックして、以下のマッピングを設定し、[OK]をクリックします。
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6. TasksStorage プロパティに表示される省略符をクリックして、以下のマッピングを設定し、[OK]をクリックします。
7. 次の表を参照して、TasksStorage プロパティに必要なすべてのマッピングを確認します。
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Id マッピング
Id
初期化済み
Initialized
タスク ID
TaskID
次のタスク ID
NexID
アウトラインの親 ID
OutlineParentID
サマリー
Summary
名前
Name
開始
Start
完了
Finish
期間
Duration
モード
モード
カレンダー ID
CalendarID
期間の単位
DurationUnits
完了割合
PercentComplete
期限
Deadline
制約タイプ
ConstraintType
バー非表示
HideBar
先行処理
先行処理
リソース
Resources
カスタムフィールド
CustomFields
ノート
Notes
8. Resources プロパティで、リソースコレクションエディタ
リソースコレクションエディタから 4 つのリソースを追加します。これらのリソースに Resource 1、
Resource 2 というように名前を付けます。
9. プロパティウィンドウで TimeScale コンポーネントを見つけ、以下のタイムスケール設定を行います。
MiddleTier::
Units - Weeks
Count - 1
Format - nnnn d
Visible - True
BottomTier::
Units - Days
Count - 1
Format - w
Align - Center
Visible - True
UseFiscalYear - True
10. [F5]]キーを押してアプリケーションを実行します。出力ウィンドウに GanttView コントロールが表示され、追加されたデータ
ソースからフェッチされたデータが表示されます。GanttView コントロールは次の図のように表示されます。
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これで、GanttView for WinForms でのデータ連結は完了です。
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デザイン時のサポート
C1GanttView は、カスタマイズされたコンテキストメニュー、スマートタグ、および充実したデザイン時サポートを提供するデ
ザイナを備えており、オブジェクトモデルの操作が簡素化されています。
以下のトピックでは、C1GanttView のデザイン時環境を使用して、C1GanttView を設定する方法について説明します。
C1GanttView のコンテキストメニュー
C1GanttView コントロールには、デザイン時に使用する追加機能を提供するコンテキストメニューが用意されています。
C1GanttView のコンテキストメニューにアクセスするには、C1GanttView コントロールを右クリックします。次の図のようなコ
ンテキストメニューが表示されます。
C1GanttView のコンテキストメニューは次のように動作します。
バーの設定の編集
バーの設定の編集 を選択すると、C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、マイルストーンを表すバーの
バースタイルの追加、削除、および変更ができます。
カレンダーの編集
カレンダーの編集 項目を選択すると、C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、カレンダーの追
加、削除、および変更ができます。
列の編集
列の編集 を選択すると、C1GanttView.Columns コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、タスクプロパティ列とカスタムフィールド
列の追加、削除、および変更ができます。
リソースの編集
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リソースの編集
リソースの編集]項目を選択すると、C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、GanttView のリソースのさ
まざまなタイプのリソースを追加、削除、および変更ができます。
タスクの編集
タスクの編集 項目を選択すると、C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、C1GanttView コントロールのタス
クの追加、削除、および変更ができます。
XML ファイルの読み込み
XML ファイルの読み込み
ファイルの読み込みを選択すると、XML ファイルの読み込み ダイアログボックスが開き、ロードする .xml ファイ
ルを指定できます。
XML ファイルに保存
XML ファイルに保存 を選択すると、XML ファイルに保存 ダイアログボックスが開き、保存する .xml ファイルを指定で
きます。
C1GanttView スマートタグ
Visual Studio では、GanttView for WinForms の各コンポーネントにスマートタグが含まれています。スマートタグは、各コ
ントロールで最もよく使用されるプロパティを提供するショートカットのタスクメニューを表します。
C1GanttView タスク メニューにアクセスするには、C1GanttView コントロールの右上隅にあるスマートタグ()をクリックしま
す。C1GanttView タスク メニューが開きます。
C1GanttView タスク]メニューのは次のように動作します。
Visual Style
Visual Style のドロップダウンで、選択できる視覚スタイルの一覧が表示されます:Custom、System、Office2007Black、
Office2007Blue、Office2007Silver、Office2010Black、Office2010Blue、Office2010Silver、Windows7。
バーの設定の編集
バーの設定の編集 をクリックすると、C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、マイルストーンを表すバーのバー
スタイルの追加、削除、および変更ができます。l
カレンダーの編集
カレンダーの編集it
カレンダーの編集 項目をクリックすると、C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、カレンダーの追加、
削除、および変更ができます。
列の編集
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
列の編集 をクリックすると、C1GanttView.Columns コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、タスクプロパティ列とカスタムフィールド列の
追加、削除、および変更ができます。
リソースの編集
リソースの編集 項目をクリックすると、C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、C1GanttView のリソースのさま
ざまなタイプのリソースを追加、削除、および変更ができます。
タスクの編集
タスクの編集 項目をクリックすると、C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが開き、C1GanttView コントロールのタスクの
追加、削除、および変更ができます。
XML ファイルの読み込み
XML ファイルの読み込み をクリックすると、XML ファイルの読み込み
ファイルの読み込みダイアログボックスが開き、ロードする .xml ファイルを
指定できます。
XML ファイルに保存
XML ファイルに保存 をクリックすると、 XML ファイルに保存 ダイアログボックスが開き、保存する .xml ファイルを指定できま
す。
[親コンテナにドッキング]
親コンテナにドッキング をクリックすると、C1GanttView コントロールはフォームを占めて表示されます。
GanttView のバージョン情報
GanttView のバージョン情報 をクリックすると、GanttView のバージョン情報 ダイアログボックスが表示されます。 このダイ
アログボックスには、GanttView 製品のバージョン番号とライセンス情報が表示されます。
C1GanttView のコレクションエディタ
C1GanttView には、デザイン時に要素にプロパティを適用できる以下のコレクションエディタが用意されています。
C1GanttView.Columns コレクションエディタ
C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
C1GanttView.Resources コレクションエディタ
CustomCalendar.Workweeks コレクションエディタ
CustomCalendar.CalendarExceptions コレクションエディタ
以下のトピックでは、各 C1GanttView コレクションエディタの概要について説明し、アクセス方法を示します。
BarStyles コレクションエディタ
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタは、AutoTask、ManualTask、Progress、Milestone、Deadline、
DurationOnly、StartOnly、FinishOnly など、さまざまなタイプのバーの追加に使用します。バータイプを指定した後、その形
状、パターン、色、およびテキストを変更できます。
BarStyles コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから バーの設定の編集 を選択します。
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。次の図はメンバをコレクションに追加したときの様子です。
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Columns コレクションエディタ
C1GanttView.Columns コレクションエディタ
コレクションエディタは、デザイン時に TaskPropertyColumns および CustomFieldColumns を追
加し、そのプロパティを変更するときに使用します。
Columns コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから 列の編集 を選択します。 C1GanttView.Columns コレ
クションエディタ
クションエディタが表示されます。次の図はメンバをコレクションに追加したときの様子です。
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CustomCalendars コレクションエディタ
C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタは、デザイン時にカスタムカレンダーを追加、削除、または変更すると
きに使用します。
CustomCalendars コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから カレンダーの編集 を選択します。 CustomCalendars コ
レクションエディタ
レクションエディタが表示されます。次の図はメンバをコレクションに追加したときの様子です。
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CustomCalendar CalendarException コレクションエディタ
CustomCalendar.CalendarExceptions コレクションエディタは、カスタムカレンダーの例外をデザイン時に追加、削除、また
は変更するときに使用します。
CustomCalendar.CalendarExceptions コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから カレンダーの編集 を選択します。
C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。 追加 をクリックして、新しいメンバをコレクションに追
加します。プロパティペインで、CalendarExceptions の横の〈…〉ボタンをクリックします。
CustomCalendar.CalendarExceptions コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。次の図はメンバをコレクションに追加したとき
の様子です。
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
CustomCalendar WorkWeeks コレクションエディタ
CustomCalendar.WorkWeeks コレクションエディタ
コレクションエディタは、カスタムカレンダーの稼働日をデザイン時に追加、削除、または変
更するときに使用します。
CustomCalendar.WorkWeeks コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから カレンダーの編集 を選択します。
C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。追加
追加 をクリックして、新しいメンバをコレクションに追
加します。 プロパティペインで、WorkWeeks の横の〈…〉ボタンをクリックします。 CustomCalendar.CalendarWorkWeeks
コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。次の図はメンバをコレクションに追加したときの様子です。
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
Resources コレクションエディタ
C1GanttView.Resources コレクションエディタは、デザイン時にリソースを追加、削除、または変更するときに使用します。
C1GanttView.Resources コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから[リソースの編集
リソースの編集]を選択します。
C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。次の図はメンバをコレクションに追加したときの様子です。
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Task コレクションエディタ
C1GanttView.Tasks コレクションエディタは、デザイン時にタスクを追加、削除、または変更するときに使用します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタにアクセスするには
C1GanttView コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから[タスクの編集
タスクの編集]を選択します。次の図のように
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
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実行時のサポート
以下のトピックでは、C1GanttView の実行時環境を使用して、C1GanttView を設定する方法について説明します。
C1GanttView のダイアログボックス
C1GanttView には以下のダイアログボックスがあり、プロジェクトスケジュールを実行時に変更できます。
[バーの設定]ダイアログボックス
[稼働時間の変更]ダイアログボックス
[列の設定]ダイアログボックス
[プロジェクト情報]ダイアログボックス
[リソース情報]ダイアログボックス
[タイムスケール]ダイアログボックス
[ズーム]ダイアログボックス
以下のトピックでは、各 C1GanttView ダイアログの概要について説明し、アクセス方法を示します。
[バーの設定]ダイアログボックス
バーの設定 ダイアログボックスは、自動スケジュール、手動スケジュール、達成率、マイルストーン、期限、期限のみ、開始の
み、終了のみなど、さまざまなタイプのタスクのユニークなスタイルを作成するために使用します。バーの設定を指定した後、
その形状、パターン、色、およびテキストを変更できます。
バーの設定ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー で〈バーの設定
バーの設定〉ボタン
をクリックします。
[稼働時間の変更]ダイアログボックス
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稼働時間の変更 ダイアログボックスは、指定したカレンダーの稼働時間を変更するときに使用します。カレンダーを指定:
カレンダーを指定: ド
ロップダウンリストボックスで変更するカレンダーを選択するか、新しいカレンダーを追加
新しいカレンダーを追加 をクリックして新しいカレンダーを作
成するか、あるいは別のカレンダーに基づくカレンダーのコピーを作成します。これはデフォルトのカレンダーを変更するので
はなく、新しいカレンダーを作成したい場合に便利です。 カスタムカレンダーを追加または削除する場合は、カスタムカレン
カスタムカレン
ダーの管理 をクリックします。スケジュールの稼働時間の変更が完了したら、OK をクリックして、変更をカレンダーに適用
し、稼働時間の変更
稼働時間の変更 ダイアログボックスを閉じます。
[稼働時間の変更]ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー の 稼働時間の変更 ボタン
をクリックします。
「カレンダー」タブ
カレンダー タブでは、デフォルトカレンダーの日付をクリックして、デフォルトカレンダーの稼働日に基づくその日の稼働時間を
表示したり、デフォルトカレンダー例外を適用するかどうかを確認したりできます。
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「稼働日」タブ
稼働日 タブでは、プロジェクトカレンダー、リソースカレンダー、または新規作成したカレンダーのデフォルト稼働日を変更でき
ます。週末に個人指導を行う週など、特定の日付範囲にデフォルト稼働日とは異なる追加のスケジュールを選択また作成す
ることができます。
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曜日の選択 ボックスで、その週の1日以上の稼働日を選択できます。追加
追加 をクリックすると稼働日が追加されます。名前:
名前:テ
キストボックスに夏の数学個人指導などの説明的な名前を入力します。新しい稼働日の作成後、追加のスケジュールが発生
する場合は、[開始日]ドロップダウンリストボックスに開始日を、終了日
終了日ドロップダウンリストボックスに終了日を入力します。
営業日から非稼働日に変更する(またはその逆)日付範囲を選択した後、次のいずれかを実行します。
これらの日にデフォルトの稼働時間を使用 ― デフォルトの稼働時間(午前 8:00~午後 12:00、午後 1:00~午後
5:00、月曜日~金曜日、週末は非稼働時間)を使用する日付を選択します。
選択した日付範囲を非稼働時間に設定 ― 仕事をスケジュールしない日を選択します。 たとえば、組織の誰も金曜日
に働かない場合は、金曜日を選択し、非稼働時間に設定します。
選択した日付範囲に特定の稼働時間を設定 ― 選択した日付範囲にスケジュール全体を通して稼働時間を設定する
には、開始
開始 ボックスに開始時間を 終了 に終了時間を入力します。たとえば、組織の一部の人が土曜日に働く場合
は、土曜日を選択し、稼働時間を設定します。
「例外」タブ
例外
例外タブでは、追加
追加ボタンをクリックして、カレンダー例外を追加し、名前:
名前:テキストボックスに会社休日などの説明的な名前を
入力します。開始日:
開始日:ドロップダウンリストボックスと終了日:
終了日:ドロップダウンリストボックスに例外が発生する期間の開始日と終
了日を入力します。
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例外がスケジュールの一部で繰り返し発生する場合は、定期的パターン
定期的パターン…ボタンをクリックします。
定期的パターン ダイアログボックスで、繰り返しの発生する週
繰り返しの発生する週 ドロップダウンリストボックスで第1
第1、第2
第2、第3
第3、第4
第4、最終
最終のい
ずれかを指定します。
繰り返しが発生する日、月、回数を選択します。
カレンダー例外の近くにスケジュールされたタスクはすべて、例外の非稼働時間を考慮して自動的に再スケジュールされま
す。
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[列の設定]ダイアログボックス
グリッド列 ダイアログボックスは,C1GanttView コントロールの列に表示する属性名を指定するときに使用します。デフォルト
で表示される列は、タスクモード]と[タスク名
タスクモード]と[タスク名 です。 OK を クリックして グリッド列 ダイアログボックスに加えた変更を保存し、
ダイアログボックスを閉じます。
列の設定 ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー で〈グリッド列〉ボタン
をクリックします。
[ページ設定]ダイアログボックス
[ページ設定]
[ページ設定]ダイアログは、使用する用紙サイズや給紙方法、印刷方向、マージンを選択するために使用します。
[ページ設定]ダイアログへのアクセス
Ganttview ツールバーの[印刷]
[印刷]ボタンをクリックし、次に、[印刷]ダイアログボックスで[ページ設定]
[ページ設定]ボタンをクリックします。
[ページ設定]
[ページ設定]ダイアログボックスが次の図のように表示されます。
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
[ページ設定]
[ページ設定]ダイアログボックスは、[用紙]
[用紙]グループボックス、[方向]
[方向]グループボックス、[マージン]
[マージン]グループボックスで構成
されています。[[OK]]をクリックすると、設定が適用され、[ページ設定]
[ページ設定]ダイアログボックスが閉じます。設定を取り消す場合
は、[キャンセル]
[キャンセル]ボタンをクリックします。
サイズ
使用する用紙のサイズ。ドロップダウン矢印をクリックして、希望の用紙サイズを選択します。
給紙方法
給紙方法とは、プリンタへの給紙に使用する用紙トレイを指します。デフォルトでは、[自動選択]が選択されています。これ
は、8.5 x 11 インチの用紙サイズです。
方向
用紙を[縦]方向(垂直方向)と[横]方向(水平方向)のどちらで表示するかを決定します。デフォルト設定は[縦]です。
マージン
各印刷ページの周囲の余白です。デフォルト設定は、[左]
[左]、[右]
[右]、[上]
[上]、[下]
[下] の各マージンとも1インチです。ページに印刷
する情報を増やす必要がある場合はマージンを小さくし、ページに印刷する情報が少なくて済む場合はマージンを大きくしま
す。
[印刷プレビュー]ダイアログボックス
[印刷プレビュー]
[印刷プレビュー]ダイアログボックスは、各ページのヘッダー、フッター、凡例の外観をカスタマイズするために使用します。
[印刷プレビュー]ダイアログボックスへのアクセス
GanttView ツールバーの[印刷]
[印刷]ボタンをクリックし、次に[印刷]ダイアログボックスで[プレビュー]ボタンをクリックします。
[印刷プレビュー]
[印刷プレビュー]ダイアログボックスが次の図のように表示されます。
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[印刷プレビュー]ダイアログボックスには、次のコンポーネントが含まれます。
- [ファイルを開く]ボタンをクリックすると、別の .c1d または .c1dx ドキュメントを開いてプ
[ファイルを開く]ボタン
レビューできます。
[保存]ボタン
- [保存]ボタンをクリックすると、現在の .c1d または .c1dx ドキュメントを保存できます。
[ページ設定]ボタン
[印刷]ボタン
- [ページ設定]ダイアログボックスを開き、ページ設定を変更できます。
- ドキュメントを印刷します。
[リフロー]ボタン
- ドキュメントを更新します。
[ズームイン/ズームアウト]ボタン
- [ズームイン]ボタンまたは[ズームアウト]ボタンを選択できます。
[ズームアウト]ボタン
- [印刷プレビュー]ダイアログボックスの現在のページを縮小して表示します。
[ズーム倍率] - 現在の拡大/縮小率を表示します。
[ズームイン]ボタン
- [印刷プレビュー]ダイアログボックスの現在のページを拡大して表示します。
[最初のページに移動]ボタン
[前のページに移動]ボタン
- 最初のページに移動します。
- 前のページに移動します。
ページ番号テキストボックス
- 総ページ数と現在のページ番号を表示します。
[ページ]タブ - このタブには、ドキュメント内のすべてのページのサムネイルが含まれます。
[アウトライン]タブ - このタブには、ドキュメントのすべてのページのアウトラインビューが含まれます。
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[イナズマ線]ダイアログボックス
イナズマ線 ダイアログボックスは、タイムスケール上に線を表示するために使用されます。イナズマ線は、スケジュールよりも
進んでいるタスクや遅れているタスクに注意を喚起します。
イナズマ線 ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー の イナズマ線 ボタン(
)をクリックします。
イナズマ線 タブは、次の各項目で構成されます。
状況報告日
状況報告日:– ドロップダウン矢印をクリックし、線の最初の開始点として表示する日付を選択します。 たとえば、以下
は、線が2013 年2月
月 24 日(日)に始まることを示します。
イナズマ線の表示 – イナズマ線を表示する場合、このチェックボックスを ON にします。
線の種類
線の種類:– 描画するイナズマ線の線の種類を示します。
線の色
線の色:– イナズマ線の色を指定します。
進捗点の形状
進捗点の形状:– イナズマ線上に使用される進捗点の形状の種類を指定します。
進捗点の色
進捗点の色:– イナズマ線上に使用される進捗点の色を指定します。
[印刷]ダイアログボックス
[印刷]
[印刷]ダイアログボックスは、印刷スタイルの選択、ヘッダー、フッター、凡例などのコンテンツとフォントの設定、ページ設定
の指定、印刷範囲の指定など、印刷の管理に使用します。
[印刷]ダイアログボックスへのアクセス
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C1GanttView ツールバーで[印刷]
[印刷]ボタン
をクリックします。
[印刷] ダイアログボックスが次の図のように表示されます。
[印刷]ダイアログボックスは、[印刷スタイル]
[印刷スタイル]グループボックス、[印刷範囲]
[印刷範囲]グループボックス、[印刷]
[印刷]ボタン、[プレ
[プレ
ビュー]
ビュー]ボタン、[キャンセル]
[キャンセル]ボタンで構成されています。各構成要素は、次のように機能します。
[印刷スタイル]グループボックス
[印刷スタイル]グループボックスでは、印刷スタイルの種類を選択してページレイアウトを指定できます。「一般」、「全ページ
に凡例」、「最後のページに凡例」、「カスタムスタイルをロード」の4種類の印刷スタイルから選択できます。
[一般]
[一般]レイアウトは、ガントチャートだけが含まれるレイアウトです。これがデフォルトのスタイルです。[一般]
[一般]レイアウトは次の
ように表示されます。
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
[全ページに凡例]
[全ページに凡例]レイアウトでは、すべてのページにガントチャートと凡例が含まれます。[全ページに凡例]レイアウトは次の
ように表示されます。
[最後のページに凡例]
[最後のページに凡例]レイアウトでは、すべてのページにガントチャートが含まれ、凡例は最後のページに含まれます。[最後
[最後
のページに凡例]
のページに凡例]レイアウトは次のように表示されます。
45
Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
[カスタムスタイルをロード]
[カスタムスタイルをロード]は[ファイルを開く]
[ファイルを開く]ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスで、.c1d または .c1dx
ファイルからカスタムスタイルをロードできます。
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
次の図に、カスタム印刷スタイルの例を示します。
47
Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
レイアウトを選択したら、[設定]
[設定]ボタンをクリックして[スタイル設定]ダイアログボックスを呼び出し、ヘッダー、フッター、凡例の
外観をカスタマイズできます。
[プロジェクト情報]ダイアログボックス
プロジェクト情報 ダイアログボックスは、新しいプロジェクトの作成とスケジュールに使用されます。 プロジェクト情報 ダイアロ
グボックスは、スケジュール
スケジュール タブと カレンダーオプション タブで構成されます。スケジュール
スケジュール タブには、プロジェクトの日付
プロジェクトの日付 グ
ループボックスと 既定稼働時間 グループボックスから構成されています。
[プロジェクト情報]ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー の〈プロジェクト情報〉ボタン(
48
)をクリックします。
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「プロジェクトの日付」グループボックスは、以下で構成されます。
スケジュールの基点
スケジュールの基点: ドロップダウンリストボックス – プロジェクトを開始日からスケジュールする場合は プロジェクトの
開始日
開始日、またはプロジェクトを終了日からスケジュールする場合は プロジェクトの終了日 を選択します。 デフォルトの
スケジュールはプロジェクト開始日で始まります。
注意
注意: プロジェクトの最も遅い開始日を見つける必要がある場合、スケジュールの基点
スケジュールの基点 を プロジェクトの終了日
プロジェクトの終了日に設
定してプロジェクトを開始した後、それを[プロジェクトの開始日]に戻します。
開始日
開始日: ドロップダウンリストボックス – スケジュールの基点 が プロジェクトの開始日 に指定された場合に開始日を指
定します。
終了日
終了日:ドロップダウンリストボックス – 終了日 が プロジェクトの終了日 に指定された場合に終了日を指定します。
既定の非稼働日 グループボックスでは、プロジェクトの休日を選択し、既定稼働時間
既定稼働時間 グループボックスで稼働時間を指定しま
す。
プロジェクト情報 ダイアログボックスで カレンダーオプション タブが選択された場合、以下の項目は次のように動作します。
49
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カレンダーオプション タブは、次の各項目で構成されます。
週の開始日
週の開始日:– スケジュールされたタスクが始まる曜日を示します。 デフォルトでは、各週は日曜日に始まります。
1日の稼働時間
1日の稼働時間:– スケジュールされたタスクの1日あたりの時間数を示します。 デフォルトでは、C1GanttView は期
間単位を1日8時間として計算します。
グリッドの日付書式 – C1GanttView コントロールのグリッドの書式表示を指定します。
1カ月の稼働日数
1カ月の稼働日数– 自動的にスケジュールされたタスクの通常のカレンダー月の稼働日数を示します。 デフォルトで
は、1カ月は 20 日間の稼働日数になります。
1週間の稼働時間
1週間の稼働時間:- 自動的にスケジュールされたタスクの1週間あたりの稼働時間を示します。 デフォルトでは、1週
間の稼働時間は 40 時間です。
グラフの日付書式
グラフの日付書式:– 標準またはカスタム日付書式指定子に基づいてグラフの書式表u31034 示を指定します。
年の開始月
年の開始月:– 会計年度が始まる月を指定します。 デフォルトの月は1月です。
会計年度で数える開始年を使用 – 会計年度で数える開始年を使用する場合は、このチェックボックスを選択します。
デフォルトでは、会計年度の数字には次の年が使用されます。 たとえば、現在の会計年度が 2013 年4月に始まる場
合、会計年度の数字は 2014 に設定できます。
リソース情報]ダイアログボックス
リソース情報 ダイアログボックス
ダイアログボックスは、作業、資材、コストなどのリソースをプロジェクトスケジュールに追加したり削除したりする
ときに使用します。
リソースの追加
リソースを追加するには、追加
追加 ボタンをクリックします。 リソースが追加されると、デフォルト名の Resource1 が[リソース名]
テキストボックスに表示されます。
リソースの削除
リソースを削除するには、メンバリストボックスでリソースを選択し、削除
削除 ボタンをクリックします。
リソース名
リソースを追加した後にその名前が表示される場所です。この名前は、プロジェクトでリソースを参照するときに使用するた
50
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め、わかりやすく、リソースごとに一意の名前を付けることをお勧めします。
種類
種類
種類:ドロップダウンリストボックスでは、プロジェクトスケジュールのリソースのタイプを 時間単価型
時間単価型、数量単価型
数量単価型 、コスト型
コスト型
の3つから指定できます。
時間単価型は、人員や機械のようにプロジェクトを完了するために必要な人や物を表します。通常、リソースはタスク割り当て
の有無にかかわらずプロジェクトに関与する人員です。機器には、特定のタスクの実行に必要な特別なソフトウェアを含む
Web サーバーやコンピューターを含めることができます。時間単価型は作業を完了するために時間(時間、日、週)を必要とし
ます。
数量単価型には、用紙、ペン、オイルのようにタスクによって消費される物が含まれます。 数量単価型はタスクの総作業量や
期間に依存していません。
コストリソースは、食費や航空運賃など総作業量や期間に依存しないもの一切を含みます。このタイプのリソースがプロジェク
トで必要になるのは、コストを分析するためです。
数量単価型の単位:
種類の数量単価型の単位は、数量単価型の単位:
数量単価型の単位:テキストボックスで指定します。時間単価型は常に時間で計量されるた
め、通常、時間単価型の数量単価型の単位は時間で表現されます。数量単価型の数量単価型の単位は、立方ヤード、トン、
メートルなどです。
メモ
メモ テキストボックスに種類の言語と概念の詳細を指定できます。これによりユーザーは、数量単価型の単位に基づいてリ
ソースを計算する方法がよく理解できるようになります。
コスト
数値ボックスを使用して種類のコストを指定できます。
リソース情報 ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー で〈リソース情報〉ボタン
51
をクリックします。
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[スタイル設定]ダイアログボックス
[スタイル設定]
[スタイル設定]ダイアログボックスは、各ページのヘッダー、フッター、凡例の外観をカスタマイズするために使用します。
[スタイル設定]ダイアログボックスへのアクセス
[印刷]ダイアログボックスの[設定]
[設定]ボタンをクリックします。
[スタイル設定]
[スタイル設定]ダイアログボックスが次の図のように表示されます。
[スタイル設定]ダイアログボックスは、以下のタブで構成されます。
ヘッダー/フッター - このタブは、ヘッダーとフッターの編集に使用します。ヘッダーまたはフッターのテキストのフォント
/色を選択できます。テキストボックスが3つあり、左/中央/右部分のテキストコンテンツをそれぞれ入力できます。
各部分のコンテンツを編集する際は、組み込まれている4つのボタンをクリックして、ページ番号、ページ数、日付、時
刻フィールドをそれぞれ挿入することができます。
凡例 - このタブを使用して、凡例のテキスト領域を編集します。この領域も、左/中央/右の3つの部分に分かれてお
り、ヘッダー/フッターと同様の方法でカスタマイズできます。テキスト領域の幅は、数値アップダウンボックスの値をイ
ンチ単位で変更することで調整できます。ラベル領域については、[凡例ラベル]ボタンをクリックしてテキストのフォント
/色だけを変更できます。
ビュー - このタブでは、印刷する GridView の列の数と、その中で繰り返し表示する列の数を指定できます。デフォルト
では、表示されているすべての列が印刷されます。
[タスク情報]ダイアログボックス
タスク情報ダイアログボックス
タスク情報ダイアログボックスは、タスクの期間、タスクの開始日、タスクの終了日、タスクのスケジュールモード(手動または
自動)、タスクの達成率、先行タスク、リソースタスク、高度なタスク、タスクのメモなど、新しいタスクの詳細を指定するときに使
用します。スタイル
スタイル ボタンをクリックして各タスクのスタイルを変更することもできます。
タスク情報 ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー の〈タスク情報〉ボタンをクリックします。
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例については、タスクの挿入 を参照してください。
「先行タスク」タブ
先行タスク タブでは、先行タスクの追加と削除、先行タスク名の選択、先行タスクタイプの選択、および日単位の遅延時間の
指定を行えます。
先行タスクの概念的情報については、 先行タスク を参照してください。
先行タスクの手順情報については、 先行タスクの作成 を参照してください。
53
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「リソース」タブ
リソース」タブでは、追加
追加 ボタンを使用して、選択したタスクにリソースを追加したり、削除
削除 ボタンを使用して、選択したタスクか
らリソースを削除したりすることができます。
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「詳細」タブ
詳細 タブでは、タスクカレンダー、選択したタスクバーを非表示にするかどうか、および選択したタスクの期限を指定できます。
タスクが自動スケジュールの場合、選択したタスクの制約タイプと指定日を選択できます。
制約の詳細については、 タスクの制約 を参照してください。
「メモ」タブ
メモ テキストボックスにタスクの追加コメントを入力できます。
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[タイムスケール]ダイアログボックス
タイムスケール ダイアログボックスは、実行時に、最小日数/時間および最大日数/時間の設定、可視階層の指定、および
現在の日付、非稼働時間、プロジェクトの開始/終了日の表示方法のカスタマイズを行うときに使用します。
[タイムスケール]ダイアログボックスにアクセスするには
C1GanttView ツールバー の タイムスケール ボタンをクリックします。
デフォルトでは、[中区分]と[小区分]の2階層が表示されます。 階層(大区分、中区分、小区分)が有効の場合、それぞれに
対してタブが表示されます。
大区分
大区分、中区分
中区分、小区分
小区分 の各グループボックスは、以下の項目から構成されます。
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単位:
単位:ドロップダウンリストボックス ― 使用する時間単位を指定します。
期間の間隔:
期間の間隔:数値ボックス ― タイムスケール階層に単位ラベルを表示する頻度を表す数を指定します。
最小セル幅:
最小セル幅:数値ボックス ― 各階層の最小セル幅をピクセル単位で指定します。
会計年度の使用 チェックボックス- タイムスケールの区分ラベルがカレンダー年度または会計年度に基づくかどうかを
指定します。 チェックボックスを ON にすると、タイムスケールの区分ラベルはカレンダー年度でなく、会計年度の設定
に基づきます。
形式:
形式:ドロップダウンリストボックス ― 時間単位の表示に使用する書式を指定します。 デフォルトの書式は、nnnn d で
す。
時点: ドロップダウンリストボックス ― 時点を配置する場所を指定します。先頭
先頭、末尾
末尾、中央
中央、範囲
範囲、重複範囲
重複範囲 から選
択します。
例:
例:ドロップダウンリストボックス ― 上の[形式:]テキストボックスに入力した日付書式の結果が表示されます。
ラベルの配置:
ラベルの配置:ドロップダウンリストボックス ― 指定した階層の配置を[左揃え]、[中央揃え]、[右揃え]、[両端揃え]
から選択します。
実例については、 TimeScale の階層の設定 を参照してください。
[ズーム]ダイアログボックス
[ズーム]
[ズーム]ダイアログボックスは、チャートビューでスケールの区分を変更するために使用します。
時刻のズームダイアログボックスにアクセスする
C1GanttView ツールバーの[ズーム]
[ズーム]ボタン
をクリックします。
次のいずれかのオプションを選択してズームする時間範囲を指定するか、カスタムオプションで独自の時間範囲を指定するこ
とができます。
1 週間
2 週間
1 か月
3 か月
選択したタスク
プロジェクト全体
カスタム
ズーム操作はチャートビューのタイムスケールと開始日を調整して、可視領域に時間範囲全体を表示します。
定義済みの時間範囲のほかに、特定の時間範囲にズームすることもできます。それには、[ズーム]ダイアログボックスの[カ
[カ
スタム]
スタム]オプションを選択し、[数値]
[数値]に「36」のように任意の時間範囲を入力し、[単位]
[単位]([日]、[週]、[旬]、[月]、[四半期]、
[半年]、[年])を選択します。[数値]
[数値]入力テキストボックスの最大値は 9999 です。
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[ズーム]ダイアログボックスがロードされると、このテキストボックスには、チャートビューに表示されている現在の期間に基づ
いた初期値が入ります。
[リセット]ボタンは、カスタムテキストボックスの値を初期値にリセットします。
このテキストボックスの数値は、次の条件を満たす必要があります。
正の値であること。
ズーム期間は1日~ 65 年であること。
たとえば、[数値]テキストボックスに、次のような有効な範囲以外の整数を指定したとします。
次のエラーメッセージが表示されます。
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次の表に、単位ごとのデフォルトの最大値を示します。
単位
最大値
分
50
時
24
日
7
週
3
旬
3
月
3
四半期
2
半年
1
年
50
現在の単位が[ズーム]
[ズーム]ダイアログボックスで選択されている単位と同じ場合は、最大値
最大値 = 50 です。
C1GanttView ツールバー
C1GanttView ツールバーは、 ShowToolbar プロパティを True に設定した場合に、C1GanttView コントロールの上部に表
示されます。
C1GanttView ツールバーは以下のコマンドボタンから構成されています。
コマン
コマンドボ
ドボ
タン名
タン
59
説明
XML ファ
イルの読
み込み
XML ファイルの読み込み ボタンをクリックすると、XML ファイルの読み込み ダイアロ
グボックスが開き、ロードする xml ファイルの場所を指定できます。
XML ファ
イルに保
XML ファイルに保存 ボタンをクリックすると、XML ファイルに保存 ダイアログボック
スが開き、保存する xml ファイルの場所を指定できます。
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存
元に戻す
直前の編集操作を取り消します。
やり直し
直前の編集操作を復元します。
グリッド列 [列の設定]ダイアログボックス を開きます。
タスクを
上に移動
選択したタスクグリッド内の位置を1つ上に上げます。
タスクを
下に移動
選択したタスクの位置を1つ下に下げます。
タスク情
報
[タスク情報]ダイアログボックス を開きます。
フィールド 「フィールドスタイル」ダイアログボックスを開きます。
スタイル
タスクを
追加
[タスク情報]ダイアログボックス を開きます。タスク名:
タスク名:テキストボックスに新しいタス
クを入力できます。
サマリー
タスクを
追加
GanttView に新しいサマリータスクを追加します。
空の行を
追加
タスクグリッドに空の行を追加します。
タスクを
削除
選択したタスクをグリッドから削除します。
タスクのイ タスクのアウトラインレベルを増加します。
ンデント
解除
タスクのイ タスクのアウトラインレベルを減少します。
ンデント
プロジェク プロジェクトサマリータスクを表示または非表示します。
トのサマ
リーを表
示
グループ
化
タスクモード、タスクの完了と未完了、期間、マイルストーン、リソースと制約のタイプと
いうオプションを持つコンテキストメニューを開きます。また、グループのクリア、新しい
グループ化と階層の維持というオプションもあります。
フィルター
フィルタードロップダウンを開きます。
並べ替え
名前順
名前順、開始日順
開始日順、終了日順
終了日順、期間順
期間順、並べ替えの削除
並べ替えの削除と並べ替え
並べ替えのような複数の
ソート機能を提供するドロップダウンを開きます。
プロジェク [プロジェクト情報]ダイアログボックス を開きます。
ト情報
60
稼働時間
の変更
[稼働時間の変更]ダイアログボックス を開きます。
プログレ
ス線
イナズマ線 ダイアログボックスを開きます。
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リソース
情報
[リソース情報]ダイアログボックス を開きます。
タイムス
ケール
[タイムスケール]ダイアログボックス を開きます。
バーの設
定
[バーの設定]ダイアログボックス を開きます。
タスクまで グリッド内のタスクまでスクロールします。
スクロー
ル
ズーム
ドロップダウン矢印をクリックして、ズームアウト
ズームアウト、ズームイン
ズームイン、または ズーム
ズーム…のいず
れかのコマンドを選択できます。ズーム
ズーム… をクリックすると、ズーム
ズーム ダイアログボック
スが開きます。
プロジェク プロジェクトの開始日
開始日と終了日
終了日で時間範囲を判定します。ZoomToRange 関数を使
ト全体を 用してこの範囲をズームすることができます。
ズーム
61
選択した
タスクを
ズーム
選択したタスク(複数可)の最も早い開始日
開始日と最も遅い終了日
終了日で時間範囲を判定しま
す。時間範囲が判定された後、特定の時間範囲にズームインするために
ZoomToRange 関数が呼び出されます。
印刷
印刷スタイル、印刷設定とページ設定を行ってGanttViewが印刷できる印刷ダイアロ
グを開きます。
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タイムスケールの書式
次の表は、タイムスケールラベルに使用可能な書式指定子の詳細です。詳細については、 [タイムスケール]ダイアログボック
ス および Format プロパティを参照してください。
書式指定子
説明
標準日付/時刻書式
s
s は標準日付/時刻書式指定子です。 例: s(x)。こ
こで 'x' は d、D、f、g、m、t、y のいずれかのプレー
スホルダです。
sd
短い日付パターン(4/10/2008)。
sD
長い日付パターン(Thursday, April 10, 2008)。
sf
完全な日付/時刻パターン(Thursday, April 10,
2008 6:30 AM)。
sg
一般日付/時刻パターン(4/10/2008 6:30 AM)。
sm
月と日のパターン(April 10)。
st
短い時刻パターン(6:30 AM)。
sy
年と月のパターン(April, 2008)。
年の書式
yy
年を2桁の数値として表します。
yyy
年を最小3桁の数値として表します。
yyyy
年を4桁の数値として表します。
半年の書式
h
半年を1か2の数値として表示します。
h{N1,N2}
カスタム半期名。
四半期の書式
q
四半期を 1~4 の数値として表します。
q{N1,N2,N3,N4}
カスタム四半期名。
月の書式
m
月を 1~12 の数値として表します。
mm
月を 01~12 の数値として表します。
n
1文字の月名。
nnn
DateTimeFormatInfo.GetAbbreviatedMonthName
を使用します。
nnnn
DateTimeFormatInfo.GetMonthName を使用しま
す。
n{N1,N2,N3,N4,N5,N6,N7,N8,N9,N10,N11,N12} カスタム月名。
e{N1,N2,N3}
62
カスタム月名。
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1年の週の数値形式
k
1年の各週を 1~53 の数値で表します。
kk
1年の各週を 01~53 の数値で表します。
1年の日の数値形式
d
1か月の各日を 1~31 の数値として表します。
dd
1か月の各日を 01~31 の数値として表します。
1年の日の数値形式
b
1年の各日を 1~366 の数値として表します。
bbb
1年の各日を 001~366 の数値として表します。
1文字の曜日書式
w
1文字の曜日(S, M, T, W,...)
ww
DateTimeFormatInfo.GetShortestDayName を使
用します。
www
DateTimeFormatInfo.GetAbbreviatedDayName を
使用します。
wwww
DateTimeFormatInfo.GetDayNameを使用します。
w{N1,N2,N3,N4,N5,N6,N7}
カスタム曜日名。
時刻書式
a
時を 1~12 の数値として表します。
aa
時を 01~12 の数値として表します。
u
時を 0~23 の数値として表します。
uu
時を 00~23 の数値として表します。
i
分を 0~59 の数値として表します。
ii
分を 00~59 の数値として表します。
t
AM/PM 指定子の最初の文字を表します。
tt
AM/PM 指定子 を表します。
t{N1,N2}
カスタム AM/PM 指定子。
その他の指定子
:
時刻の要素を分割します
(DateTimeFormatInfo.TimeSeparator を使用)。
/
日付の要素を分割します
(DateTimeFormatInfo.DateSeparator を使用)。
“
二重引用符(" ")で囲まれた文字列を開始/終了し
ます。
‘
引用符(' ')で囲まれた文字列を表します。
\c
文字 'c' をリテラルとして表示します。
その他の文字
結果の文字列をそのままコピーします。
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C1GanttView の外観
C1GanttView は、簡単にカスタマイズできるように設計されています。コードを作成しなくても、C1GanttView の外観を制御で
きます。以下のトピックでは、C1GanttView のカスタマイズ可能な要素について説明します。
外観プロパティ
C1GanttView の VisualStyle プロパティを Custom に設定すると、以下のプロパティを使用して、任意の要素のスタイルを変
更できます。
プロパティ
説明
例
CellBorderColor
グリッドビューとグラフビューのセルの枠線のカスタム色を CellBorderColorの例
指定します。
EmptyAreaBackColor
タスクの下の空の領域の背景色を指定します。
FixedBackColor
固定列/タイムスケール領域のカスタム背景色を指定し
ます。
FixedBackColor の例
FixedCellBorderColor
固定領域のセルの枠線のカスタム色を指定します。
FixedCellBorderColor
の例
FixedForeColor
固定列/タイムスケール領域のカスタム前景色を指定し
ます。
FixedForeColor の例
HighlightBackColor
グリッドビューのハイライト行のカスタム背景色を指定しま HighlightBackColor の
す。
例
HighlightForeColor
グリッドビューのハイライト行のカスタム前景色を指定しま HighlightForeColor の
す。
例
NonWorkingTimeColor 非稼働時間の描画に使用するブラシの色を指定します。
NonWorkingTimeColor
の例
SplitterColor
グリッドビューとグラフビューの間のスプリッタのカスタム
色を指定します。
SplitterColor の例
StartFinishLineColor
プロジェクトの開始日/終了日の線の色を指定します。
StartFinishLineColor の
例
TodayLineColor
「今日」の線の色を指定します。
TodayLineColor の例
ToolbarBackColor
ツールバーのカスタム背景色を指定します。
ToolbarBackColor の例
CellBorderColor の例
次の図は、CellBorderColor プロパティを DarkRed に変更した場合を示しています。
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FixedBackColor の例
次の図は、FixedBackColor プロパティを OldLace に変更した場合を示しています。
FixedCellBorderColor の例
次の図は、FixedCellBorderColor プロパティを RoyalBlue に変更した場合を示しています。
FixedForeColor の例
次の図は、FixedForeColor プロパティを Red に変更した場合を示しています。
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HighlightBackColor の例
次の図は、HighlightBackColor プロパティを Teal に変更した場合を示しています。
HighlightForeColor の例
次の図は、HighlightForeColor プロパティを HighlightText に変更した場合を示しています。
NonWorkingTimeColor の例
次の図は、NonworkingTimeColor プロパティを Pink に変更した場合を示しています。
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SplitterColor の例
次の図は、SplitterColor プロパティを Orange に変更した場合を示しています。
StartFinishLineColor の例
次の図は、StartFinishLineColor プロパティを Green に変更した場合を示しています。
TodayLineColor の例
次の図は、TodayLineColor プロパティを Fuchsia に変更した場合を示しています。
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ToolbarBackColor の例
次の図は、ToolbarBackColor プロパティを Lavender に変更した場合を示しています。
オプション要素
非稼働時間を表示するかどうか、開始日と終了日をハイライト表示するかどうか、今日の日付をハイライト表示するかどうか、
および C1GanttView ツールバーを表示するかどうかは、以下のプロパティで設定できます。
ShowNonworkingTime
ShowStartFinish
ShowToday
ShowToolbar
視覚スタイル
C1GanttView には、コントロールのスタイルとして7つの組み込みスタイルと追加のカスタムスタイルが用意されていま
す。Custom、Office2007Black、Office2007Blue、Office2007Silver、Office2010Black、Office2010Blue、Office2010Silver、
および Windows7 です。これらのスタイルは、VisualStyle プロパティを設定することで簡単にコントロールに適用できます。
次の表で、7つの組み込み視覚スタイルについてそれぞれ説明します。
視覚スタイル
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外観
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Office2007Black
Office2007Blue
Office2007Silver
Office2010Black
Office2010Blue
Office2010Silver
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Windows7
バーの設定
デフォルトでは、矩形のバーが各タスクを表します。バーの形状、パターン、色や、バーテキストの位置を変更することができま
す。
バータイプは次のいずれかです。
自動スケジュール
手動スケジュール
プログレスバー
マイルストーン
期限
期間のみ
開始のみ
終了のみ
各タスクのバーの設定は、[バーの設定]ダイアログボックスから変更できます。詳細については、 [バーの設定]ダイアログ
ボックス を参照してください。
手順については、 バーの設定のカスタマイズ を参照してください。
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タスク要素
タスクは、プロジェクトを完了させるために必要な作業の一部分を表します。各タスクには、以下の要素の一部またはすべてが
含まれます。
タスクの期間
タスクのモード
タスクの期限
タスクのリソース
タスクの開始日時と終了日時
タスクの制約
先行タスク
タスクのメモ
マイルストーン
タスクのモード
C1GanttView のタスクのスケジュール方法には、手動スケジュールと自動スケジュールに2種類があります。以下のトピックで
は、それぞれの方法について簡単に説明します。
手動タスク
手動タスクは、C1GanttView のデフォルトタスクタイプです。スケジュール内の任意の場所に配置でき、プロジェクトがタスクを
動かすことはできないので、ユーザー自身が非常に柔軟にスケジュールを計画・管理することができます。手動タスクでは、制
約、プロジェクトリソース、依存性によってタスクのスケジュールが変更されることはありません。手動タスクは、プロジェクトマ
ネージャが各タスクの完全な情報を持っていない場合に便利です。たとえば、プロジェクトの開始日はわかっていても、期間に
ついてはチームメンバーの予測を聞くまでは決められない場合などです。
タスクスケジュールモードの変更
各タスクは、自動と手動の間で自由に切り替えることができます。
タスクのモードの変更は、プロジェクトに対して次のような影響を与えます。
手動タスクを自動タスクに変更すると、期間と開始日/終了日が C1GanttView プロジェクトのデフォルト設定に合わせ
て変更されます。
自動タスクを手動タスクに変更しても期間と開始日/終了日は維持されます。
自動タスク
自動タスクは、構造化されたプロジェクトスケジュール管理手法を提供します。ユーザーがタスクの期間、制約日、およびリ
ソース数を入力すると、C1GanttView が自動的に最適な最も早い日付と最も遅い日付を計算します。期間、タスクの依存性、
制約などスケジュールに変更がある場合、C1GanttView プロジェクトが自動的にプロジェクトスケジュールを調整し、常に最適
なスケジュールが得られます。
タスクサマリーとグループ化
タスクサマリー
サマリータスクの外観は、次のプロパティを持つ子のタスクによって決定されます。
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Task.Duration
C1GanttView.StartDate
C1GanttView.FinishDate
C1GanttView.PercentComplete
グリッドビューのタスク名列にあるアウトラインボタンを使用して、サマリータスクを展開/縮小できます。アウトライン構造は、グ
リッドビューのタスク名列に明確に表示されます。アウトラインレベルが異なるタスクの間には、それぞれ余白が設けられてい
ます。子のタスクがプロパティを変更すると、親タスクが更新されて、次のように表示されます。
サマリータスクと通常タスクを区別するために、サマリータスクのフォントをカスタマイズできます。
ガントチャート内のタスクはツリー構造で表示され、各タスクは、通常タスクまたはサマリータスクのいずれかになります。サマ
リータスクは、プロパティ値の一部がすべての子のプロパティに依存する抽象タスクです。子のプロパティ値が変更されると、
その親と祖先タスクも、次のように更新されます。
StartDate - サマリータスクの開始日は、そのすべての子タスクの中の最も早い開始日です。
FinishDate - サマリータスクの終了日は、そのすべての子タスクの中の最も遅い終了日です。
PercentComplete - サマリータスクの完了割合は、終了時間の合計をその子の合計期間で割った値です。
選択したタスクが初期化されると、新しいサマリータスクがそのタスクの前に挿入され、そのタスクを新しい子とします。この新
しいサマリータスクは、選択されたタスクの元の親の子になり、次のように表示されます。
72
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選択したタスクが初期化されない場合は、次のように、新しい子が作成され、新しいサマリータスクがそのインデックスに追加
されます。
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新しいタスクは、選択されたタスクのインデックスの位置に追加され、それより前のタスクから、最も近くにある初期化されたタ
スクが検索されます。見つかったタスクが通常タスクの場合、新しいタスクは、見つかったタスクの親の子になります。そうでな
い場合、新しいタスクは、見つかったタスクの子になります。
タスクグループ
グループ化機能を使用して、アウトラインツリーを作成できます。各グループタスクはサマリータスクで、多くの場合、その子は
すべて同じプロパティ値を持ちます。
既存のグループにグループ化を適用すると、その子の分類を継続することができます。
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グループ化しても、次のように、標準ビューの階層は維持されます。
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グループの動作
通常タスクはグループビューに表示されます。グループタスクと通常タスクをグリッドビューで区別するに
は、GroupBackColor プロパティと GroupFont プロパティを変更します。いずれかのグループタスクを選択し、そのタスクの
バースタイルを変更することで、すべてのグループタスクのスタイルを変更することもできます。他のグループタスクのバースタ
イルは自動的に更新されます。
グループビューが表示されている場合、次のツールストリップは無効になります。
タスクの上下移動とタスクの追加
サマリータスクの追加
空白行の追加
タスクのレベル下げ/レベル上げ
タスクサマリーの表示
選択されたタスクがグループタスクまたはサマリータスクの場合は、次のツールストリップ項目も無効になります。
タスクの削除
タスク情報(この項目は、タスクバーを右クリックしたときも非表示になります)
次のグループモデルが用意されています。
タスクモード:タスクを TaskMode プロパティでグループ化します。
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期間:タスクを Duration プロパティでグループ化します。
マイルストーン:タスクを2つのグループ(マイルストーンまたは非マイルストーン)でグループ化します。
リソース:タスクを ResourceNames 文字列でグループ化します。
ステータス:タスクを PercentComplete と ProgressLine でグループ化します。
制約タイプ:タスクを ConstraintType でグループ化します。
グループのクリア:グループビューをクリアし、ガントチャートを通常ビューにリセットします。
新規グループ化:詳細グループのグループフォームを呼び出します。
階層の維持:グループビューの階層構造を表示または非表示にします。
たとえば、2階層のグループを含むグループビューを作成する場合など、詳細グループビューを作成するには、[グループ]
[グループ]か
ら[新規グループ化]
[新規グループ化]メニュー項目を選択して、[グループ]
[グループ]フォームを開きます。グループモデルを指定するための入力フィー
ルドがグループ階層ごとに3つあります。
グループの種類:期間、タスクモード、ステータスなどのグループの種類。
フィールド名:グループの種類が CustomField の場合にのみ入力する必要があります。
順序:ガントチャート内のグループの順序。デフォルトは、昇順です。
グループモデルは必要な数だけ追加できます。新しいグループモデルを作成するたびに、グループフォームの最後のグルー
プモデルの下に空白のグループモデルが自動的に追加されます。
サマリータスクの削除
サマリータスクを削除すると、そのサマリータスクとそのすべての子がガントチャートから削除されます。削除されたタスクがサ
マリータスクの最後の子であった場合、そのサマリータスクは通常タスクになります。
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タスクサマリーの上下移動
タスクを上または下に移動したとき、移動したタスクがサマリータスクである場合は、そのすべての子も一緒に移動します。移
動前のすぐ上またはすぐ下のタスクがサマリータスクであった場合、移動したタスクは、そのタスクの新しい子になります。そう
でない場合、移動したタスクは、移動前の隣のタスクの親の子になります。
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サマリータスクのレベル下げ/レベル上げ
ツールストリップのレベル下げ/レベル上げボタンを使用して、アウトライン構造を変更できます。レベル下げ/レベル上げさ
れたタスクがサマリータスクの場合、そのタスクの子もすべてレベル下げ/レベル上げされます。選択されたタスクが通常タス
クだった場合の処理はもっと単純です。
タスクのレベル下げ
前のタスクのアウトラインレベルが選択したタスクのアウトラインレベル以上であれば、選択したタスクをレベル下げできます。
レゲル下げされたタスクは、同じアウトラインレベルのタスクのうち、それより上にある最も近いタスクの子になります。親にな
るタスクが通常タスクだった場合、選択したタスクをレベル下げすると、その親はサマリータスクになります。
タスクのレベル上げ
前のタスクのアウトラインレベルが選択したタスクのアウトラインレベル以下であれば、選択したタスクをレベル上げできます。
レベル上げされたタスクは、親の親の新しい子になります。選択したタスクが、レベル上げ前に親の最後の子だった場合、親
は通常タスクになります。
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サマリータスクの表示
サマリータスクの表示/非表示
非表示
ツールストリップの[サマリーの表示]ボタンをクリックして、プロジェクトサマリータスクを表示または非表示にすることができま
す。デフォルトでは、このタスクはガントチャートに表示されません。
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タスクの制約
プロジェクトが自動スケジュールの場合、ConstraintType プロパティと ConstraintDateプロパティを使用して、各タスクにタス
ク制約を追加することができます。最初に ConstraintType プロパティに制約のタイプを指定します。 ConstraintType プロパ
ティには以下の制約タイプが用意されています。
制約タイプ
説明
デフォルト
制約なし。
StartNoEarlierThan
タスクの最も早い開始日を指定します。 この制約を使用して、指定した
日付より前にタスクが開始しないようにすることができます。 この制約
は、タスクが後続タスクの場合にデフォルトで選択されます。
StartNoLaterThan
タスクの最も遅い開始日を指定します。 この制約を使用して、指定した
日付より後にタスクが開始しないようにすることができます。 この制約
は、タスクが先行タスクの場合にデフォルトで選択されます。
FinishNoEarlierThan
タスクの最も早い終了日を指定します。 この制約を使用して、タスクが
特定の日付より前に終了しないようにすることができます。
FinishNoLaterThan
タスクの最も遅い終了日を指定します。 この制約を使用して、タスクが
特定の日付より後に終了しないようにすることができます。
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MustStartOn
タスクを開始しなければいけない日付を指定します。
MustFinishOn
タスクを終了しなければいけない日付を指定します
タスクの制約タイプを選択したら、ConstraintDate プロパティを使用して制約日を指定することができます。
タスクの期限
Deadline プロパティを使用してタスクの期限を指定できます。終了日時が期限の日を超えると、次の図のようにタスク番号の
横に赤いインジケータが表示されます。
タスクの期間
各タスクには期間があります。期間はタスクが完了するまでにどのくらい時間がかかるのかを指定します。 C1GanttView で
は、DurationUnits プロパティを使用して、タスクの期間の単位を指定します。デフォルトの期間単位は日です。 指定可能な
単位は分、時間、日、週、月です。 Duration プロパティは、単位の整数値を指定するのに使用します。例えば 2 が 2 週間を
表すなどです。
タスクのメモ
各タスクの詳細情報を記録するメモを追加できます。タスクの Notes プロパティに入力できます。 テキストボックスにリッチテ
キストでタスクのメモを追加できます。タスクのメモが実行時にグリッド列に表示されるようにするには、ツールバーの グリッド
列 ボタンをクリックし、グリッド列
グリッド列 ダイアログボックスで メモ を選択します。 詳細については、 タスクへのメモの追加 を参照し
てください。
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先行タスク
タスクの依存性には、先行タスクと後続タスクの2種類があります。先行タスクの開始日または終了日は、その後続タスクの開
始日または終了日を決定付けます。後続タスクの開始日または終了日は、その先行タスクによって規定されます。
C1GanttView で先行タスクを割り当てると、プロジェクトは自動的に後続タスクを指す矢印を作成します。 先行タスクタイプが
指定されていない場合、開始条件:終了
開始条件:終了 タイプの依存性がデフォルトで作成されます。
先行タスクタイプは、タスク情報
タスク情報 ダイアログボックスで指定できます。さまざまな先行タスクタイプの作成方法については、 先
行タスクの作成 を参照してください。
2つのリンクされたタスクの間に発生する出来事のために遅延が予測される場合、遅延時間を指定できます。たとえば、資材
の配送の到着を待つことになる場合は、遅延時間を指定できます(日単位)。日は遅延時間のデフォルト単位です。
次の表は、使用可能なさまざまなタイプの先行タスクを示しています。
タスクイメージ
84
依存タイプ
説明
例
終了-開始
(FS)
この依存性は、C1GanntView で2つのタスクをリン
クした場合にデフォルトで先成されます。タスクを選
択した順番に応じて、先に選択したタスクが先行タ
スク、後から選択したタスクが後続タスクになりま
す。タスク(B)の作業はタスク(A)のすべての作業
が終了してからでないと開始できません。
2つのタスク「穴を掘る」
と「木を植える」がある
場合、「木を植える」タス
クは「穴を掘る」タスクが
完了してからでないと開
始できません。
開始-開始
(SS)
依存側のタスクは、被依存側のタスクが開始した
後、いつでも開始できます。この依存性は、2つの
タスクの時間が重複できる場合、または並行して進
められる場合に使用します。複数のタスクを並行し
て進められれば、総作業時間を減らすことができま
す。たとえば、タスク A に7日間かかり、タスク B に
10 日間かかる場合、2つのタスクの合計時間はわ
ずか 10 日になります。SS タイプでは、両タスクが
2つのタスク「計画段階」
と「執筆段階」がある場
合、「執筆段階」タスク
は、「計画段階」タスクが
開始するまで開始でき
ません。
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同時に開始する必要はありません。
終了-終了
(FF)
タスク(A)の終了日がタスク(B)の終了日を決定付
けます。この依存性は、2つのタスクの時間が重複
できる場合、または並行して進められる場合に使
用します。 複数のタスクを並行して進められれば、
総作業時間を減らすことができます。たとえば、タ
スク A に7日間かかり、タスク B に 10 日間かかる
場合、2つのタスクの合計時間はわずか 10 日にな
ります。
2つのタスク「内側テント
を立てる」と「ポールを
継ぐ」がある場合、
「ポールを継ぐ」(タスク
B)は「内側テントを立て
る」(タスク A)が完了す
るまで完了できません。
開始-終了
(SF)
タスク(A)の開始日がタスク(B)の終了日を決定付 建築プロジェクトのうち
けます。
本棚を別の場所で組み
立てるとします。プロ
このタイプの依存性はあまり使われません。
ジェクトの2つのタスク
は「木材の配送」と「本
棚の組み立て」です。
「本棚の組み立て」タス
クは、「木材の配送」タス
クが開始するまで完了
できません。
タスクの開始日時と終了日時
一般に各タスクには開始日時と終了日時があります。すべてのプロジェクトには少なくとも開始日が必要です。開始日時
は、Start プロパティによって指定され、DateTime 形式で表現されます。 日時を簡単に設定できるように、デザイン時または
実行時にStart プロパティの横のドロップダウン矢印をクリックすると、カレンダーが表示され、カレンダーから日付を選択し、イ
ンクリメントボタンで時刻を設定できます。1つ目のインクリメントボタンは時単位の時刻を表し、2つ目のインクリメントボタンは
分単位の時刻を表します。 たとえば、計画を立てるタスクを 2012/06/25 8:00 a.m. に設定します。
終了日時は、Finish プロパティによって指定され、DateTime 形式で表現されます。日時を簡単に設定できるように、デザイン
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時または実行時にFinish プロパティの横のドロップダウン矢印をクリックすると、カレンダーが表示され、カレンダーから日付を
選択し、インクリメントボタンで時刻を設定できます。1つ目のインクリメントボタンは時単位の時刻を表し、2つ目のインクリメン
トボタンは分単位の時刻を表します。
次のような場合は、プロジェクトまたはタスクを終了日からスケジュールすることができます。
プロジェクトの開始時期が不明な場合
先に具体的な終了日を入力してから、プロジェクトをいつ開始すべきかを決める場合
プロジェクトを終了日からスケジュールする必要がある場合
タスク達成率
C1GanttView.PercentComplete プロパティは、指定したタスクの達成率を表します。
メモ:
メモ:コードの場合、PercentComplete プロパティの値が0と1の間に設定されます。たとえば、次のコードは、3番目のタ
スクの PercentComplete プロパティを30%に設定します。
c1GanttView1.Tasks[2].PercentComplete= 0.3;
C1GanttView コントロールでは、達成率が100%のタスクは、次の図のように緑色のチェックが表示され、他のタスクと区別さ
れます。
タスクのリソース
プロジェクトスケジュールでは、作業、資材、コストの3タイプのリソースを指定できます。
時間単価型 ― 時間単価型は、人員や機械のようにプロジェクトを完了するために必要な人や物を表します。通常、リ
ソースはタスク割り当ての有無にかかわらずプロジェクトに関与する人員です。機器には、特定のタスクの実行に必要
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な特別なソフトウェアを含む Web サーバーやコンピューターを含めることができます。時間単価型は作業を完了する
ために時間(時間、日、週)を必要とします。
数量単価型 ― 数量単価型には、用紙、ペン、オイルのようにタスクによって消費される物が含まれます。数量単価型
はタスクの総作業量や期間に依存していません。
コストリソース ― コストリソースは、食費や航空運賃など総作業量や期間に依存しないもの一切を含みます。このタイ
プのリソースがプロジェクトで必要になるのは、コストを分析するためです。
例については、 タスクへのリソースの割り当て を参照してください。
マイルストーン
マイルストーンは、プロジェクトの重要な時点または目印です。 マイルストーンは、期間がゼロのタスクとして作成され、菱形で
視覚化されます。マイルストーンの形状と色はカスタマイズ可能です。さらに、マイルストーンマーカーの上下左右いずれかに
テキストを表示できます。
詳細については、マイルストーンの作成 を参照してください。
イナズマ線
C1GanttView は、プロジェクトの特定の固定した状況報告日から、進行中のタスクと開始予定だったタスクを結ぶイナズマ線
を引きます。 イナズマ線は、プロジェクトの進行状況を視覚的に表すために使用されるタイムスケール上の垂直線です。 この
線は左や右に突き出ます。左の頂点は、作業がスケールよりも遅れていることを示し、右の頂点は作業がスケールよりも進ん
でいることを示します。 頂点は、その期間におけるタスクの達成率を表すタスクバー上の点に接続します。 言い換えると、タス
クが 50% 達成の場合、イナズマ線からの頂点はタスクバーの中央に接続します。 C1GanttView は一度に1本のイナズマ線
をサポートします。 イナズマ線は、StatusDate プロパティの値で描画されます。
イナズマ線はデフォルトで表示されますが、 Visible プロパティを False に設定して無効にできます。イナズマ線の色とスタイ
ルは、 LineColor と LineStyle プロパティから変更できます。 タスクバー上の点の形状と色は、 PointColorと PointShape
プロパティから変更できます。
イナズマ線は下図のようになります。
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イナズマ線を変更する方法については、 プロジェクトのイナズマ線の変更 を参照してください。
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印刷の概要
印刷機能を使用するには、以下の手順を行う必要があります。
C1.C1Report および C1.Win.C1Report アセンブリの参照を追加して、印刷プレビュー機能を使用できるようにしま
す。印刷機能は、C1.C1Report と C1.Win.C1Report でそれぞれ C1PrintDocument と C1PrintPreviewDialog を
使用して、印刷とプレビューダイアログの呼び出しを行います。
C1GanttView.EnablePrinting プロパティを True に設定します。このプロパティを有効にすると、[印刷]
[印刷]ボタン
が C1GanttView ツールバーに自動的に有効な状態で表示され、実行時に使用できるようになります。
C1GanttView プロジェクトには、スケジュールの印刷に関連する情報を制御するための PrintInfo クラスが含まれています。
PrintInfo クラスのプロパティは、設計時、実行時、およびプログラムで使用できます。実行時には、これらのプロパティが[印刷]ダ
イアログボックスに表示され、このダイアログボックスで以下を選択できます。
印刷スタイル
ヘッダー、フッター、および凡例の設定
ページ設定
印刷範囲
印刷
印刷プレビュー
印刷を行う際は、通常、次の順に手順を実行します。
1. [印刷]
[印刷]ボタンをクリックすると、[印刷]ダイアログボックスが開きます。
2. [印刷]ダイアログボックスで、印刷スタイルから印刷レイアウトの種類を選択します。
3. [印刷]
[印刷]ダイアログボックスで[設定]
[設定]ボタンをクリックして[スタイル設定]ダイアログボックスを開きます。ここで、ページごと
にヘッダー、フッター、凡例の外観をカスタマイズできます。
4. [ページ設定]
[ページ設定]ボタンをクリックすると、ページのサイズ、給紙方法、方向、マージンを指定できます。
5. 印刷範囲を指定します。印刷する日付範囲を選択するには、[特定の日付を印刷]
[特定の日付を印刷]ラジオボタンをクリックし、2つのコンボ
ボックスで開始日と終了日を選択します。
6. [印刷]ダイアログボックスで[[OK]]ボタンをクリックして、デフォルトのプリンタで印刷を開始します。または、[プレビュー]
[プレビュー]ボ
タンをクリックして印刷の体裁を確認します。印刷処理が開始されると、[ドキュメントを処理しています]
[ドキュメントを処理しています]フォームが表示さ
れます。
[ドキュメントを処理しています]
[ドキュメントを処理しています]では、進捗状況と完了率が示されます。操作を取り消すための[キャンセル]
[キャンセル]ボタンも用意されてい
ます。印刷操作は、システムのデフォルトプリンタを使用して印刷を行います。
プレビュー処理が開始されると、[ドキュメントを処理しています]
[ドキュメントを処理しています]フォームが表示され、初期化の進捗状況が示されます。この間に
プレビュードキュメントが生成され、その後、[印刷プレビュー]ダイアログボックスが表示されます。[印刷プレビュー]ダイアログ
ボックスでは、ページ設定の変更、ズーム、保存、印刷などを行うことができます。
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印刷レイアウト
C1GanttView プロジェクトの印刷レイアウトは次の要素によって決定されます。
ヘッダー/フッター - GanttView を3つの部分に分けます。各部分は1つの列になります。各部分に、コンテンツを追加
したり書式設定することができます。
ガントチャート - GridView と ChartView が含まれます。すべてのタスク情報とグラフィック表現が表示されます。
凡例 - プロジェクトで使用されているさまざまなバースタイルのパターンと、ChartView で参照するための注釈領域が
表示されます。
次のガントチャートに、印刷レイアウトで使用される印刷要素の例を示します。
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タスク別ヘルプ
手順 4:ボタン用のコードの追加とプロジェクトの実行タスク別ヘルプのセクションは、Visual Studio 環境でのプログラミングに
精通し、C1GanttViewコントロールを全般的に理解しているユーザーを対象としています。
各トピックでは、 C1GanttView コントロールを使用した特定のタスクの実行方法を説明します。各トピックで概説されている手
順に従うことによって、さまざまな C1GanttView 機能を使用したプロジェクトを作成できるようになります。
グリッドへの列の追加
ガントチャートのグリッドに列を追加するには、以下の手順に従います。
1. グリッド列 ボタン
, をクリックして グリッド列 ダイアログボックスを開きます。
2. 期間 と 開始 の横のチェックボックスを ON にします。
3. OK をクリックします。
このトピックの作業結果
次の図は、新しいグリッド列 期間 と 開始 を含む C1GanttView を示しています。
グリッド内の列の移動
実行時にグリッド内の列を移動するには、以下の手順に従います。
1. 移動する列、たとえば、開始
開始 列を選択します。
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2. 列を移動先までドラッグしてマウスボタンを離します。
開始 列が 期間 列の前に表示されています。
タスクへのメモの追加
このトピックでは、指定したタスクに実行時にメモを追加する方法を示します。
1. グラフビューで、メモを追加するタスクバーをダブルクリックします。
2. タスク情報 ダイアログボックスで メモ
メモタブを選択し、テキストボックスに情報を入力します。
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3. OK をクリックして、選択したタスクに変更を適用し、タスク情報
タスク情報ダイアログボックスを閉じます。
このトピックの作業結果
タスクバーの上にマウスカーソルを置くと、メモ
メモ テキストボックスに入力した情報がツールチップとして表示されます。
タスクへのリソースの割り当て
特定のタスクにリソースを割り当てるには、まずリソースを作成し、次にそのリソースを特定のタスクに割り当てます。リソース
は、設計時、実行時、またはプログラムで作成できます。実行時には、[プロジェクトのリソース]
[プロジェクトのリソース]ダイアログボックスを使用して
リソースを作成し、その後[タスク情報]
[タスク情報]ダイアログボックスを使用してタスクに割り当てることができます。設計時に
は、C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタを使用してリソースを作成し、その後 Task.ResourceRefs コレクションエ
ディタ
ディタを使用してタスクに割り当てることができます。リソースは、Resource クラスと Add メソッドを使用してプログラムで作成
することもできます。
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設計時の task1 へのリソースの追加
設計時に task1 にリソースを追加するには、次の手順に従います。
1.
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3.
4.
5.
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7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
スマートタグをクリックして[[C1GanttView のタスク]
のタスク]メニューを開きます。
[リソースの編集]
[リソースの編集]をクリックして C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタを開きます。
C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
[追加]
[追加]ボタンをクリックしてリソースをコレクションに追加します。
Resource 1 の[名前]
[名前]を「Resource 1」に設定します。
[OK]]をクリックして保存し、C1GanttView.Resources コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
コントロールを右クリックし、[タスクの編集]
[タスクの編集]を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
task1 タスクを選択し、ResourceRefs の横にある省略符ボタンをクリックします。
Task.ResourceRefs コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
[追加]
[追加]をクリックして Resource 1 の参照を追加します。
[リソース]
[リソース]を Resource 1 に設定します。
[OK]]をクリックして保存し、Task.ResourceRefs コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
プログラムによる task1 へのリソースの追加
プログラムでリソースを task1 に追加するには、次のようにします。
Visual Basic でコードを書く場合
Visual Basic
Private Sub btnAddResource_Click(sender As Object, e As EventArgs)
' 新しい Resource オブジェクトを追加します
Dim r As New Resource()
r.Name = "Resource 1"
r.Cost = 300D
ganttView.Resources.Add(r)
' task1 を見つけます
Dim task1 As Task = ganttView.Tasks.Search("Task 1")
If task1 IsNot Nothing AndAlso r IsNot Nothing AndAlso task1.ResourceRefs.Count =
0 Then
' リソース参照をタスクに追加します
Dim rRef As New ResourceRef()
rRef.Resource = r
rRef.Amount = 0.5
task1.ResourceRefs.Add(rRef)
End If
End Sub
C# でコードを書く場合
C#
private void btnAddResource_Click(object sender, EventArgs e)
{
// 新しい Resource オブジェクトを追加します
Resource r = new Resource();
r.Name = "Resource 1";
r.Cost = 300m;
ganttView.Resources.Add(r);
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// task1 を見つけます
Task task1 = ganttView.Tasks.Search("Task 1");
if (task1 != null && task1.ResourceRefs.Count == 0)
{
// リソース参照をタスクに追加します
ResourceRef rRef = new ResourceRef();
rRef.Resource = r;
rRef.Amount = 0.5;
task1.ResourceRefs.Add(rRef);
}
}
TimeScale の階層の設定
このトピックでは、タイムスケール
タイムスケール ボタンをクリックしたときに表示される階層の設定、単位の指定、およびタイムスケールの書
式設定をプログラム的に実行する方法を示します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnTimescale_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim st As ScaleTier = ganttView.Timescale.TopTier
st.Units = TimescaleUnits.ThirdsOfMonths
st.Format = "sd"
st.Visible = True
End Sub
C#コードの書き方
C#
private void btnTimescale_Click(object sender, EventArgs e)
{
ScaleTier st = ganttView.Timescale.TopTier;
st.Units = TimescaleUnits.ThirdsOfMonths;
st.Format = "sd";
st.Visible = true;
}
タイムスケールの最上位区分の削除
プログラムでタイムスケールの最上位区分を削除するには、次の手順に従います。
1. C1GanttView コントロールの上のフォームにボタンコントロールを追加します。
2. ボタンコントロールに「btnRemoveTopLevel」という名前を付け、次のイベントハンドラをボタンコントロールに追加します。
Visual Basic
Private Sub btnRemoveTopLevel_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As
System.EventArgs) Handles btnRemoveTopLevel.Click
gv.Timescale.TopTier.Visible = False
btnAddTopLevel.Enabled = True
btnRemoveTopLevel.Enabled = False
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
End Sub
C#
private void btnRemoveTopLevel_Click(object sender, EventArgs e)
{
gv.Timescale.TopTier.Visible = false;
btnAddTopLevel.Enabled = true;
btnRemoveTopLevel.Enabled = false;
}
3. プロジェクトを実行し、[タイムスケールの最上位を削除]
[タイムスケールの最上位を削除]ボタンをクリックします。
4. タイムスケール区分が最上位区分から削除されます。
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このタスクの詳細については、サンプル HowToDoItInCode を参照してください。
タスクの削除
このトピックでは、実行時またはコード内でタスクを削除する方法を示します。実行時にタスクを削除するには、C1GanttView
ツールバーの 削除 ボタンをクリックします。プログラム的に削除するには、インデックスを使用して新しいタスクの位置を指定
します。
実行時にタスクを削除する
1. グリッドで削除するタスクを選択します。
2. C1GanttView ツールバーの 削除 ボタンをクリックします。
選択したタスクがC1GanntView から削除されます。
プログラム的にタスクを削除する
プログラム的にタスクを削除するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
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Visual Basic
Private Sub btnDelete_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim tasks As TaskCollection = ganttView.Tasks
' NewTask の検索
Dim index As Integer = tasks.IndexOf("New Task")
If index >= 0 Then
' 新しいタスクの削除と廃棄
Dim t As Task = tasks(index)
tasks.RemoveAt(index)
t.Dispose()
End If
End Sub
C# コードの書き方
C#
private void btnDelete_Click(object sender, EventArgs e)
{
TaskCollection tasks = ganttView.Tasks;
// NewTask の検索
int index = tasks.IndexOf("New Task");
if (index >= 0)
{
// 新しいタスクの削除と廃棄
Task t = tasks[index];
tasks.RemoveAt(index);
t.Dispose();
}
}
タスクの挿入
このトピックでは、実行時またはコード内でタスクを挿入する方法を示します。実行時に既存のタスクの間にタスクを挿入する
には、新しいタスクを表示する位置の下の行を選択します。プログラム的に新しいタスクの位置を指定するには、インデックス
を使用します。
実行時にタスクを挿入する
1. グリッドの タスク名 フィールドで、タスクリストの末尾にタスク名を入力します。
入力中、C1GanttView ツールバー項目は無効になります。
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2. ENTER キーを押すと、新しいタスクがグリッドに表示されます。C1GanttView ツールバーが有効になります。
コードでタスクを挿入する
プログラム的にタスクを挿入するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnInsertTask_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim tasks As TaskCollection = ganttView.Tasks
Dim index As Integer = tasks.IndexOf("Task 2")
If index= 0 Then
' 新しいタスクの作成
Dim t As New Task()
tasks.Insert(index, t)
t.Mode = TaskMode.Automatic
t.Name = "New Task"
t.Start = New DateTime(2012, 6, 25)
t.Duration = 3
End If
End Sub
C# コードの書き方
C#
private void btnInsertTask_Click(object sender, EventArgs e)
{
TaskCollection tasks = ganttView.Tasks;
int index = tasks.IndexOf("Task 2");
if (index= 0)
{
// 新しいタスクの作成
Task t = new Task();
tasks.Insert(index, t);
t.Mode = TaskMode.Automatic;
t.Name = "New Task";
t.Start = new DateTime(2012, 6, 25);
99
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t.Duration = 3;
}
}
タスクの移動
実行時にタスクを移動するには、C1GanttView ツールバーの上下の矢印を使用します。プログラム的にタスクを移動するに
は、RemoveAt メソッドと Insert メソッドを使用します。
実行時にタスクを移動する
1. グリッドで移動するタスクを選択します。
2. タスクの位置を上に移動するには タスクを上に移動 ボタンを、下に移動するには タスクを下に移動 ボタンをクリックし
ます。 この例では、
、 タスクを上に移動
タスクを上に移動ボタンをクリックしてタスク項目を1つ上に上げます。
タスクを上に移動 ボタンをクリックした後、Editing Phase タスクは上に1つ移動します。
プログラム的にタスクを移動する
プログラム的にタスクを移動するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
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Visual Basic
Private Sub btnMove_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim tasks As TaskCollection = ganttView.Tasks
Dim index As Integer = tasks.IndexOf("New Task")
If index > 0 Then
Dim t As Task = tasks(index)
tasks.RemoveAt(index)
tasks.Insert(0, index - 1)
End If
End Sub
C#コードの書き方
C#
private void btnMove_Click(object sender, EventArgs e)
{
TaskCollection tasks = ganttView.Tasks;
int index = tasks.IndexOf("New Task");
if (index > 0)
{
Task t = tasks[index];
tasks.RemoveAt(index);
tasks.Insert(0, index - 1);
}
}
タスクのドラッグアンドドロップ
タスクをドラッグアンドドロップして、タスクグリッド内での行の位置を変更できるようになりました。複数の行を選択してドラッグ
することもできます。タスクをドラッグアンドドロップするには、次の手順を実行します。
1. 行位置を変更するタスクを選択します。
2. 選択したタスクを目的の位置までドラッグし、そこでドロップします。
ご覧のように、次の図では、Conception Approval タスクが Requirement Set C タスクの上の行位置までドラッグされ
ています。
101
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3. 選択したタスクを別のタスクの上または下でドロップして、タスクの行位置を並べ替えます。
この例では、次の図に示すように、Conception Approval タスクが 5 番目の行位置でドロップされています。
タスクの分割
C1GanttView では、タスクを複数のパーツに分割して、作業時間や一時停止時間を決定することができます。分割されたタ
スクの各パーツを移動したり、チャートビュー上でマウスを使用して作業/一時停止の期間を増減できます。また、コンテキスト
メニューから[タスクの分割]メニュー項目をクリックして、選択したタスクを分割することもできます。タスクを途中で保留状態に
する必要がある場合は、簡単にタスクを分割して、タスクのパーツを後で開始できるようにすることができます。タスクは、必要
に応じて何度でも分割できます。
タスクの分割機能は、既にタスクを実行しているリソースが一時休止する場合や、優先度の高い別のタスクが割り当てられた
場合に使用できます。後者の場合、リソースは、現在割り当てられているタスクを保留状態にして、新しく割り当てられたタスク
を開始しなければならないことがあります。その場合は、新しく割り当てられた優先度の高いタスクを開始できるように、現在
進行中のタスクを 2 つのパーツに分割できます。リソースは、優先度の高いタスクが完了したらすぐに、中断したタスクを再開
できます。
102
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C1GanttView でタスクを分割する方法を理解するには、実行時に次の手順に従います。
1. 分割を行う日付で、タスクのガントバーを右クリックします。
コンテキストメニューが表示されます。
2. 次の図に示すように、コンテキストメニューから[タスクの分割]を選択します。
選択した日付でタスクが分割されます。
3. 次の図に示すように、バーの 2 番目のパーツをそのタスクを再開する日付までドラッグします。
プログラムでタスクを分割することもできます。それには、次のコードを使用します。
Visual Basic
C1GanttView1.Tasks(6).SplitTask(C1GanttView1.Tasks(6).Start.Value.AddDays(15), 3)
C#
c1GanttView1.Tasks[6].SplitTask(c1GanttView1.Tasks[6].Start.Value.AddDays(15), 3);
103
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タスクの無効化
C1GanttView では、タスクを無効にしてキャンセルすることが可能です。無効にすることでタスクはキャンセルされますが、その情報
がプロジェクトに保持されます。無効状態にあるタスクはプロジェクトに存在しますが、他のタスクの予定、プロジェクトの予定やリソー
スには影響がありません。
無効化機能は、不要になったタスクを永久に削除しなくてキャンセルすることで、プロジェクト予算をたてるには役に立ちます。タスク
の情報を保持でき、プロジェクト期間内でいつでも有効にできますので、タスクを削除するより無効化するには利点があります。
実行時でタスクの無効化
実行時でタスクを無効化するには、次の手順を実行します。
1. グリッドから無効にするタスクを選択します。以下の図には「Requirement Set B」タスクが対象になります。
2. C1GanttView のツールバーにある「無効化」アイコンをクリックしてタスクを無効にします。
「Requirement Set B」タスクが無効になります。
コードビハインドでタスクの無効化
コードビハインドでタスクを無効化するには、Inactive プロパティを使用します。次のコードは Inactive プロパティの使い方を示しま
す。
Visual Basic
C1GanttView1.Tasks(4).Inactive = True
C#
c1GanttView1.Tasks[4].Inactive = true;
複数行
複数行/列のカスタマイズ
列のカスタマイズ
C1GanttView の行や列を簡単にカスタマイズできるようになりました。複数の行または列を選択して、必要に応じてカスタマ
イズできます。選択したタスクのレベル下げ/レベル上げ、タスクの削除、タスクのフィールドスタイルの変更などを行うことがで
きます。複数のセルを選択して、選択したタスク/フィールドのフィールドスタイルを変更できます。
特定のタスクを強調表示する必要がある場合は、そのタスクの名前のフォントスタイルと背景色を変更できます。また、行/列
の高さや幅を変更することもできます。複数の行/列をカスタマイズするには、次の手順に従います。
1. カスタマイズする行/列を選択します。この例では、3 つの行を選択して高さを変更します。
104
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2. 次の図に示すように、1 つの行の下端にカーソルを置いてドラッグし、選択した行の高さを変更します。
3. 強調表示するフィールドを選択し、C1GanttView ツールバーで[フィールドスタイル]
[フィールドスタイル]を選択します。
[フィールドスタイル]
[フィールドスタイル]ダイアログボックスが表示されます。
4. ドロップダウンからカスタマイズするフィールドを選択します。この例では、次の図に示すように、[タスク名]
[タスク名]フィールドを
選択してフォントと背景色を変更しました。
5. [OK]をクリックします。
カスタマイズされたフィールドは次のようになります。
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マイルストーンの作成
このトピックでは、デザイン時にマイルストーンを作成する方法を示します。
デザイン時にマイルストーンを作成するには、以下の手順に従います。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
C1GanttView コントロールを選択し、スマートタグをクリックして C1GanttView タスク メニューを開きます。
タスクの編集 を選択します。 The C1GanttView.Tasks コレクションエディタが表示されます。
追加 をクリックしてメンバーリストにタスクを追加します。
名前 テキストボックスの横に、たとえば、プロジェクトの完了
プロジェクトの完了 のような名前を入力します。
開始 テキストボックスにプロジェクトの開始日を入力します。
終了 テキストボックスにプロジェクトの終了日を入力します。
期間 を0に設定します。
このトピックの作業結果
C1GanttView のグラフビュー領域に、ひし形で右側に終了日のテキストが付いたマイルストーンが表示されます。
106
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先行タスクの作成
このトピックでは、実行時に タスク情報 ダイアログボックスから、またはプログラム的に Add メソッドを使用して、各種の先行
タスクを作成する方法を示します。
先行タスクのプログラム的な追加
プログラム的にタスクを追加するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnAddPredecessor_Click(sender As Object, e As EventArgs)
' task1 および task2 の検索
Dim task1 As Task = ganttView.Tasks.Search("Task 1")
Dim task2 As Task = ganttView.Tasks.Search("Task 2")
If task1 IsNot Nothing AndAlso task2 IsNot Nothing AndAlso
task2.Predecessors.Count = 0 Then
' 自動スケジューリングモードに切り替え
task2.Mode = TaskMode.Automatic
Dim p As New Predecessor()
p.PredecessorTask = task1
task2.Predecessors.Add(p)
' 手動モードに戻す
task2.Mode = TaskMode.Manual
End If
End Sub
C# コードの書き方
C#
private void btnAddPredecessor_Click(object sender, EventArgs e)
{
// task1 および task2 の検索
Task task1 = ganttView.Tasks.Search("Task 1");
Task task2 = ganttView.Tasks.Search("Task 2");
if (task1 != null && task2 != null && task2.Predecessors.Count == 0)
{
// 自動スケジューリングモードに切り替え
task2.Mode = TaskMode.Automatic;
Predecessor p = new Predecessor();
p.PredecessorTask = task1;
task2.Predecessors.Add(p);
// 手動モードに戻す
task2.Mode = TaskMode.Manual;
}
}
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開始条件が終了の先行タスクタイプの作成
開始条件が終了の先行タスクタイプを作成するには、実行時に タスク情報 ダイアログボックスを使用して、以下の手順に従い
ます。
1. グラフビュー領域で先行タスクタイプを作成するタスクバーをダブルクリックします。たとえば、タスク
タスク2 タスクをダブルク
リックします。
目的のタスクバーにカーソルを置くとカーソルアイコンが変化します。
目的のタスクをダブルクリックすると、 [タスク情報]ダイアログボックス ダイアログボックスが表示されます。
2. 先行タスク タブを選択し、追加
追加 ボタンをクリックします。
3. 先行タスク名 のドロップダウン矢印をクリックし、先行タスク、たとえば タスク
タスク1 を選択します。
4. 依存タイプ から 終了
終了-開始(
開始(FS)を選択します。
5. OK をクリックして、タスク情報
タスク情報 ダイアログボックスに変更を適用します。
このトピックの作業結果
タスク タスク
タスク1 の後続タスク タスク
タスク2 を指す下向きの矢印。
開始条件が開始の先行タスクタイプの作成
開始条件が開始の先行タスクタイプを作成するには、実行時に タスク情報 ダイアログボックスを使用して、以下の手順に従い
ます。
1. グラフビュー領域で先行タスクタイプを作成するタスクバーをダブルクリックします。たとえば、タスク
タスク2 タスクをダブルク
リックします。
目的のタスクバーにカーソルを置くとカーソルアイコンが変化します。
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目的のタスクをダブルクリックすると、 [タスク情報]ダイアログボックス ダイアログボックスが表示されます。
2. 先行タスク タブを選択し、 追加 ボタンをクリックします。
3. 先行タスク名 のドロップダウン矢印をクリックし、先行タスク、たとえば タスク
タスク1 を選択します。
4. StartToStartStep2依存タイプ
依存タイプ から開始
開始-開始(
開始(SS))を選択します。
この先行タスクタイプは、依存先のタスク タスク
タスク1 の開始後、いつでも依存側のタスク タスク
タスク2 が開始できることを意味
します。
5. OK をクリックして、タスク情報
タスク情報 ダイアログボックスに変更を適用します。
このトピックの作業結果
依存側のタスク タスク
タスク2 は、依存先のタスク タスク
タスク1 の開始後、いつでも開始できます。2つのタスク間のリンクを示す下向き
の矢印が引かれます。
終了条件が終了の先行タスクタイプの作成
終了条件が終了
終了条件が終了の先行タスクタイプを作成するには、実行時に タスク情報 ダイアログボックスを使用して、以下の手順に従い
ます。
1. グラフビュー領域で先行タスクを作成するタスクバー、たとえば、タスク
タスク2 タスクをダブルクリックします。
109
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目的のタスクバーにカーソルを置くとカーソルアイコンが変化します。
目的のタスクをダブルクリックすると、 [タスク情報]ダイアログボックス ダイアログボックスが表示されます。
2. 先行タスク タブを選択し、追加
追加 ボタンをクリックします。
3. 先行タスク名 のドロップダウン矢印をクリックし、先行タスク、たとえば タスク
タスク1 を選択します。
4. 依存タイプ から 終了
終了-終了(
終了(FF)を選択します。
この先行タスクタイプは、タスク
タスク1 タスクが終了するまで、依存側のタスク タスク
タスク2 が終了できないことを示します。
5. OK をクリックして、タスク情報
タスク情報 ダイアログボックスに変更を適用します。
このトピックの作業結果
依存側のタスク タスク
タスク2 は、依存先の タスク
タスク1 タスクの開始後いつでも開始できます。2つのタスク間のリンクを示す下向きの
矢印が引かれます。
終了条件が開始の先行タスクタイプの作成
終了条件が開始
終了条件が開始の先行タスクタイプを作成するには、実行時に タスク情報 ダイアログボックスを使用して、以下の手順に従い
110
Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
ます。
1. グラフビュー領域で先行タスクを作成するタスクバー、たとえば、タスク
タスク2 タスクをダブルクリックします。
目的のタスクバーにカーソルを置くとカーソルアイコンが変化します。
目的のタスクをダブルクリックすると、 [タスク情報]ダイアログボックス が表示されます。
2. 先行タスク タブを選択し、追加
追加 ボタンをクリックします。
3. 先行タスク名 のドロップダウン矢印をクリックし、先行タスク、たとえば タスク
タスク1 を選択します。
4. 依存タイプ から 開始
開始-終了(
終了(SF)) を選択します。
この先行タスクタイプは、タスク
タスク1 が開始するまで、依存側のタスク タスク
タスク2 が終了できないことを意味します。
5. OK をクリックして、タスク情報
タスク情報 ダイアログボックスに変更を適用します。
このトピックの作業結果
依存側のタスク タスク
タスク2 は、タスク
タスク1 が開始するまで終了できません。2つのタスク間のリンクを示す下向きの矢印が引かれま
す。
リソースの休暇の追加
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このトピックでは、デザインビューでカレンダー例外を追加する方法を示します。
1. C1GanttView のスマートタグをクリックして C1GanttView タスク を開き、 カレンダーの編集 をクリックします。
C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. 追加 をクリックして、エディタに新しいカレンダーメンバを追加します。
3. CalendarExceptions の横の〈…〉ボタンをクリックして、CustomCalendar.CalendarExceptions コレクションエディ
タを開きます。
4. 追加 をクリックして、コレクションエディタに新しいカレンダー例外を追加します。
5. プロパティペインで、Name プロパティの横に My Holidays と入力します。
6. RecurrencePattern ノードを展開し、WeekDays の横のドロップダウンをクリックします。
7. 月曜日 チェックボックスを ON にします。
8. WeekOfMonth を第4
第4に設定します。
9. StartDate を 2012/06/04 に設定します。
10. OK をクリックして保存し、CustomCalendar.CalendarExceptions コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
11. OK をクリックして保存し、C1GanttView.CustomCalendars コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
XML ファイルとしての C1GanttView の保存とロード
このトピックでは、C1GanttView プロジェクトを XML ファイルに保存する方法と、既存の C1GanttView プロジェクトを XML
ファイルの読み込みする方法を示します。
C1GanttView を XML ファイルの読み込みする
このタスクでは、C1GanttView を実行時およびコード内で XML ファイルとしてロードする方法を示します。
実行時に C1GanttView を XML ファイルとしてロードする
実行時に C1GanttView を XML ファイルとしてロードするには、以下の手順に従います。
1. C1GanttView ツールバーの XML ファイルの読み込み
ファイルの読み込みアイコンをクリックします。
XML ファイルの読み込み ダイアログボックスが表示されます。
2. ロードする XML ファイルのある場所を参照します。
3. XML ファイルの読み込み ダイアログボックス内でファイルをクリックして開きます。
コード内で C1GanttView を XML ファイルからと読み込む
コード内で C1GanttView を XML ファイルとして読み込むには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnLoadXml_Click(sender As Object, e As EventArgs)
112
Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
Using dlg As New OpenFileDialog()
dlg.DefaultExt = ".xml"
dlg.Filter = "XML files|*.xml|All files|*.*"
dlg.Title = "Load Gantt View From Xml File"
If dlg.ShowDialog() = DialogResult.OK Then
Try
ganttView.LoadXml(dlg.FileName)
Catch
MessageBox.Show("Bad C1GanttView XML.", dlg.Title)
End Try
End If
End Using
End Sub
C#コードの書き方
C#
private void btnLoadXml_Click(object sender, EventArgs e)
{
using (OpenFileDialog dlg = new OpenFileDialog())
{
dlg.DefaultExt = ".xml";
dlg.Filter = "XML files|*.xml|All files|*.*";
dlg.Title = "Load Gantt View From Xml File";
if (dlg.ShowDialog() == DialogResult.OK)
{
try
{
ganttView.LoadXml(dlg.FileName);
}
catch
{
MessageBox.Show("Bad C1GanttView XML.", dlg.Title);
}
}
}
}
C1GanttView を XML ファイルに保存する
このタスクでは、C1GanttView を 実行時およびコード内で XML ファイルに保存する方法を示します。
実行時に C1GanttView を XML ファイルに保存する
実行時に C1GanttView を XML ファイルに保存するには、以下の手順に従います。
1. C1GanttView ツールバーの XML ファイルに保存 ボタンをクリックします。
113
Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
XML ファイルに保存 ダイアログボックスが表示されます。
2. .xml ファイルを保存する場所を参照します。
3. XML ファイルに保存 ダイアログボックスで 保存
保存をクリックします。
コード内で C1GanttView を XML ファイルに保存ロードする
コード内で C1GanttView を XML ファイルに保存するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnSaveXml_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Using dlg As New SaveFileDialog()
dlg.DefaultExt = ".xml"
dlg.FileName = "gantt"
dlg.Filter = "XML files|*.xml|All files|*.*"
dlg.Title = "Save Gantt View As Xml File"
If dlg.ShowDialog() = DialogResult.OK Then
ganttView.SaveXml(dlg.FileName)
End If
End Using
End Sub
C#コードの書き方
C#
private void btnSaveXml_Click(object sender, EventArgs e)
{
using (SaveFileDialog dlg = new SaveFileDialog())
{
dlg.DefaultExt = ".xml";
dlg.FileName = "gantt";
dlg.Filter = "XML files|*.xml|All files|*.*";
dlg.Title = "Save Gantt View As Xml File";
if (dlg.ShowDialog() == DialogResult.OK)
{
ganttView.SaveXml(dlg.FileName);
}
}
}
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バーの設定のカスタマイズ
マイルストーンなど、ガントビューのタスクバーに注意を集めるため、色、形状、パターンなどを変更して、特定のタイプの他の
バーから目立たせることができます。
すべてのバーの設定の外観をカスタマイズすることも、個別のガントバーの外観をカスタマイズして計画の特定のタスクを強調
することもできます。
デザイン時にバーの設定を変更する
1. C1GanttView コントロールを右クリックし、バーの設定の編集
バーの設定の編集 を選択します。
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. 追加 をクリックして、バーの設定をコレクションに追加します。
3. BarType を AutoTask に設定します。
4. BarShape を ThickBar に設定します。
5. BarColor を LightSkyBlue に設定します。
6. 追加 をクリックして、バーの設定をコレクションに追加します。
7. BarType を ManualTask に設定します。
8. BarShape を ThickBar に設定します。
9. BarColor を PaleGreen に設定します。
10. OK をクリックして保存し、C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
デザイン時に特定のタスクのスタイルを変更する
1. コントロールを右クリックし、タスクの編集
タスクの編集を選択します。
C1GanttView.Tasks コレクションエディタ
コレクションエディタが表示されます。
2. メンバーリストからカスタマイズするタスクを選択し、BarStyles の横の〈…〉ボタンをクリックします。
C1GanttView.BarStyles コレクションエディタが表示されます。
3. 追加 をクリックして、バーの設定をコレクションに追加します。
4. BarType を AutoTask に設定します。
5. BarShape を TopBar に設定します。
6. StartShape と EndShape to 2 に設定します。
7. RightText2 を ResourceNames に設定します。
8. OK をクリックして保存し、C1GanttView.BarStyles コレクションエディタ
コレクションエディタを閉じます。
コード内でバーの設定を変更する
プログラム的にすべての手動タスクのバーの設定を変更するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnChangeBarStyle_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim bs As BarStyle = ganttView.GetPredefinedBarStyle(BarType.ManualTask)
bs.BarColor = Color.LightCoral
ganttView.BarStyles.Add(bs)
End Sub
C# コードの書き方
C#
private void btnChangeBarStyle_Click(object sender, EventArgs e)
{
BarStyle bs = ganttView.GetPredefinedBarStyle(BarType.ManualTask);
bs.BarColor = Color.LightCoral;
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
ganttView.BarStyles.Add(bs);
}
コード内で特定のタスクのスタイルを変更する
task3 のバーの設定をプログラム的に変更するには、以下のコードを使用します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnChangeTaskStyle_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim task3 As Task = ganttView.Tasks.Search("Task 3")
If task3 IsNot Nothing Then
Dim bs As BarStyle =
ganttView.GetPredefinedBarStyle(BarType.ManualTask)
bs.BarColor = Color.Green
bs.BarShape = BarShape.MiddleBar
bs.StartShape = 19
bs.EndShape = 19
task3.BarStyles.Add(bs)
End If
End Sub
C#コードの書き方
C#
private void btnChangeTaskStyle_Click(object sender, EventArgs e)
{
Task task3 = ganttView.Tasks.Search("Task 3");
if (task3 != null)
{
BarStyle bs = ganttView.GetPredefinedBarStyle(BarType.ManualTask);
bs.BarColor = Color.Green;
bs.BarShape = BarShape.MiddleBar;
bs.StartShape = 19;
bs.EndShape = 19;
task3.BarStyles.Add(bs);
}
}
カスタム列の作成
このトピックでは、カスタム列をプログラム的に作成する方法を示します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub btnAddCustomColumn_Click(sender As Object, e As EventArgs)
Dim cc As New CustomFieldColumn()
cc.Caption = "My Numeric Column"
cc.DataType = GetType(Decimal)
cc.Format = "$#0"
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cc.Name = "MyNumericColumn"
cc.TextAlign = System.Windows.Forms.HorizontalAlignment.Right
cc.Width = 65
ganttView.Columns.Add(cc)
End Sub
C# コードの書き方
C#
private void btnAddCustomColumn_Click(object sender, EventArgs e)
{
CustomFieldColumn cc = new CustomFieldColumn();
cc.Caption = "My Numeric Column";
cc.DataType = typeof(decimal);
cc.Format = "$#0";
cc.Name = "MyNumericColumn";
cc.TextAlign = System.Windows.Forms.HorizontalAlignment.Right;
cc.Width = 65;
ganttView.Columns.Add(cc);
}
グリッドに期間の列を表示する
このトピックでは、グリッドに Duration プロパティと DurationUnits プロパティの値をプログラム的に表示/非表示にする方
法を示します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic
Private Sub chkShowDuration_CheckedChanged(sender As Object, e As EventArgs)
Dim durationCol As TaskPropertyColumn =
ganttView.Columns.Search(TaskProperty.Duration)
Dim unitsCol As TaskPropertyColumn =
ganttView.Columns.Search(TaskProperty.DurationUnits)
If durationCol IsNot Nothing AndAlso unitsCol IsNot Nothing Then
Dim visible As Boolean = chkShowDuration.Checked
durationCol.Visible = visible
unitsCol.Visible = visible
End If
End Sub
C#コードの書き方
C#
private void chkShowDuration_CheckedChanged(object sender, EventArgs e)
{
TaskPropertyColumn durationCol = ganttView.Columns.Search(TaskProperty.Duration);
TaskPropertyColumn unitsCol =
ganttView.Columns.Search(TaskProperty.DurationUnits);
if (durationCol != null && unitsCol != null)
{
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bool visible = chkShowDuration.Checked;
durationCol.Visible = visible;
unitsCol.Visible = visible;
}
}
会計年度の開始月の変更
実行時に会計年度の開始月を変更するには、以下を実行します。
1. C1GanttView ツールバーボタンから プロジェクト情報 ボタンをクリックします。 プロジェクト情報 ダイアログボックス
が表示されます。
2. カレンダーオプション タブを選択します。
3. 会計年度の開始月: のドロップダウンリストボックスから、4月
4月 を選択します。
プロジェクトのイナズマ線の変更
プロジェクトのイナズマ線の変更タスクの進捗状況を表すタイムスケール上のイナズマ線を変更するには、以下を実行しま
す。:
1. C1GanttView ツールバー上で、イナズマ線ボタン()をクリックします。イナズマ線
イナズマ線 ダイアログボックスが表示されま
す。
2. 状況報告日 の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、線が描画される場所を示す日付を選択します。 たとえば、ド
ロップダウンカレンダーから 2013 年2月 25 日を選択します。
3. 線の種類 の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、線の種類を指定します。たとえば、点線を選択します。
4. 線の色 の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、イナズマ線の新しい線の色を指定します。 パレットから色 Purple
などを選択します。
5. 進捗の形状 の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、星
星を選択します。
6. 進捗点の色
進捗点の色]の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、[黄色
黄色]を選択します。
このトピックの作業結果
イナズマ線が特定の状況報告日である2月 25 日から引かれ、線と点のスタイルは次のように変更されています。
118
Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved. GanttView for WinForms
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Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved.