第2 一 般 会 計 (A) 歳 出 その内容の主なものは、次のとおりである。 社会保障関係費 ( 1 ) 基礎年金拠出金等年金特別会計へ繰入 「国民年金法」 (昭 34 法 141) 等に基づく基 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 31,973,783 1 31,532,586 礎年金の国庫負担割合については、消費税増 441,197 年 金 給 付 費 収分等を活用した 2 分の 1 への引上げの恒久 化 等 に よ り、厚 生 年 金 保 険 に つ い て は 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 11,312,994 11,119,417 9,245,636 百 万 円、国 民 年 金 に つ い て は 193,577 この経費は、「国民年 金 法」 (昭 34 法 141) 、 1,996,571 百万円を計上している。また、福 「厚生年金保険法」 (昭 29 法 115) 等に基づく年 祉 年 金 等 に 係 る 国 庫 負 担 金 に つ い て は、 金給付等に必要な経費である。 1,628 百万円を計上している。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 職務上年金給付 費年金特別会計 へ繰入 特別障害給付金 給付費年金特別 会計へ繰入 基礎年金拠出金 等年金特別会計 へ繰入 年金特別会計 へ繰入 厚生年金保 険給付費国 庫負担金繰 入 拠出制国民 年金国庫負 担金繰入 福祉年金等年 金特別会計へ 繰入 基礎年金年金 特別会計へ繰 入 厚生年金基 礎年金国庫 負担金繰入 国民年金基 礎年金国庫 負担金繰入 企業年金等適正 運営費 国家公務員共済 組合連合会等助 成費 計 2 ( 2 ) 特別障害給付金給付費年金特別会計へ繰 27 年度(百万円) 入 「特定障害者に対する特別障害給付金の支 4 給に関する法律」 (平 16 法 166) に基づき、障 3,372 害基礎年金等の受給権を有していない障害者 3,444 に特別障害給付金を支給するため、国庫負担 11,243,835 11,046,890 583,304 715,146 559,709 692,133 金として 3,372 百万円を計上している。 2 医 療 給 付 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 11,273,896 11,212,323 61,574 こ の 経 費 は、「健 康 保 険 法」 (大 11 法 70) 、 「国民健康保険法」 (昭 33 法 192) 、「高齢者の医 23,595 23,013 1,628 2,790 10,658,903 10,328,954 8,685,927 8,540,967 療の確保に関する法律」 (昭 57 法 80) 等に基づ く医療保険給付等に必要な経費である。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 1,972,976 2,623 1,787,987 2,376 63,162 66,703 11,312,994 11,119,417 ( 15 ) 27 年度(百万円) 感染症対策費 3,561 3,771 特定疾患等対策 費 132,013 128,242 原爆被爆者等援 護対策費 32,703 35,513 医療提供体制基 盤整備費 60,244 60,244 医療保険給付諸 費 9,402,572 9,368,000 全国健康保険 協会保険給付 費等補助金 1,058,109 997,568 等の国庫負担として、132,013 百万円を計上 全国健康保険 協会後期高齢 者医療費支援 金補助金 122,769 国民健康保険 組合療養給付 費補助金 198,727 202,559 国民健康保険 組合後期高齢 者医療費支援 金補助金 59,031 61,402 後期高齢者医 療給付費等負 担金 3,632,072 3,591,223 国民健康保険 療養給付費等 負担金 1,891,114 国民健康保険 後期高齢者医 療費支援金負 担金 534,896 後期高齢者医 療財政調整交 付金 1,185,692 1,171,630 国民健康保険 財政調整交付 金 569,724 573,678 174,625 している。 (注) 難病対策費としては、この医療給付費に計上 されているほか、難病の治療研究を推進し、患 者の経済的負担の軽減を図るための従来の医療 費助成及び難治性疾患の原因解明、診断・治療 法の開発等を促進するための総合的・戦略的な 研究開発費等が科学技術振興費等に計上されて お り、難 病 対 策 費 の 総 額 は 126,856 百 万 円 と なっている。 ( 2 ) 原爆被爆者等援護対策費 「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法 1,883,094 律」 (平 6 法 117) に基づく原爆被爆者に対す る医療の給付として、32,703 百万円を計上し 555,880 ている。 ( 3 ) 医療提供体制基盤整備費 「地域における医療及び介護の総合的な確 保の促進に関する法 律」 (平 元 法 64) に基づ き、消費税増収分等を活用し、地域医療介護 総合確保基金(医療分) を各都道府県に設置 国民健康保険 後期高齢者医 療費支援金財 政調整交付金 150,439 麻薬・覚せい剤 等対策費 0 0 児童虐待等防止 対策費 3,179 3,075 母子保健衛生対 策費 3,700 3,702 「健 康 保 険 法」 (大 11 法 70) 及 び「船 員 保 生活保護等対策 費 1,367,103 1,345,462 険法」 (昭 14 法 73) に基づく全国健康保険 障害保健福祉費 268,822 264,314 協会の療養給付費等に対する国庫補助とし 156,341 進、医療従事者の確保・養成を図るために 60,244 百万円を計上している。 ( 4 ) 医療保険給付諸費 (イ) 全国健康保険協会管掌健康保険等 て、1,180,878 百万円を計上している。 心神喪失者等 医療観察法入 院等決定者医 療費 17,339 精神障害者医 療保護入院費 補助金 396 障害児入所医 療費等負担金 6,342 6,538 精神障害者措 置入院費負担 金 5,140 4,919 障害者医療費 負担金 239,605 234,762 11,273,896 11,212,323 計 し、病床機能の分化・連携や在宅医療の推 (ロ) 国 民 健 康 保 険 17,637 「国民健康保険法」 (昭 33 法 192) に基づ く市町村等の療養給付費等に対する国庫負 457 担等として、3,403,931 百万円を計上して いる。 (ハ) 後期高齢者医療 「高齢者の医療の確保に関する法律」 (昭 57 法 80) に基づく後期高齢者医療広域連合 の療養給付費等に対する国庫負担等とし その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 特定疾患等対策費 「難病の患者に対する医療等に関する法律」 (平 26 法 50) 及び「児童福祉法」 (昭 22 法 164) に基づく地方公共団体が支弁する特定医療費 ( 16 ) て、4,817,764 百万円を計上している。 ( 5 ) 生活保護等対策費 「生 活 保 護 法」 (昭 25 法 144) に 基 づ き、地 方公共団体が支弁する医療扶助費及び「中国 残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰 国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立 護 支 援 給 付 金 に 対 す る 国 庫 負 担 と し て、 の支援に関する法律」 (平 6 法 30) に基づく医 70,006 百万円を計上している。 療 支 援 給 付 金 に 対 す る 国 庫 負 担 と し て、 ( 2 ) 高齢者日常生活支援等推進費 1,367,103 百万円を計上している。 新しい介護予防・日常生活支援総合事業を ( 6 ) 障害保健福祉費 段階的に実施するとともに、地域包括支援セ 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的 ンターの実施体制の確保等を行うこととし、 に支援するための法律」 (平 17 法 123) 等に基 3 103,038 百万円を計上している。 づき、地方公共団体が支弁する障害者自立支 そのうち、消費税増収分等を活用し、認知 援医療費等の一部負担等として、268,822 百 症対策や在宅医療・介護連携などを充実する 万円を計上している。 こととし、19,525 百万円を計上している。 介 護 給 付 費 ( 3 ) 介護保険制度運営推進費 「介護保険法」 (平 9 法 123) に基づく市町村 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 2,932,323 2,829,368 の介護給付費に対する国庫負担等として、 102,954 この経費は、「介護保険法」 (平 9 法 123) 等に 2,759,278 百万円を計上している。 基づく介護保険給付等に必要な経費である。 そのうち、「地域における医療及び介護の 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 総合的な確保の促進に関する法律」 (平元法 27 年度(百万円) 64) に基づき、消費税増収分等を活用し、地 生活保護等対策 費 70,006 70,165 高齢者日常生活 支援等推進費 103,038 94,210 介護保険制度運 営推進費 2,759,278 2,664,994 全国健康保険 協会介護納付 金補助金 155,733 147,093 国民健康保険 組合介護納付 金補助金 29,409 29,362 介護給付費等 負担金 1,779,043 1,691,615 国民健康保険 介護納付金負 担金 206,483 220,626 介護給付費財 政調整交付金 482,260 465,970 子どものための 教育・保育給付 650,018 611,909 国民健康保険 介護納付金財 政調整交付金 58,073 62,051 子ども・子育て 支援年金特別会 計へ繰入 1,228,506 1,229,366 医療介護提供 体制改革推進 交付金 48,277 48,277 児童手当年金 特別会計へ繰 入 1,185,799 1,185,801 2,932,323 2,829,368 地域子ども・ 子育て支援事 業年金特別会 計へ繰入 42,707 43,565 34,582 28,202 方公共団体が支弁する介護扶助費及び「中国 失業等給付費等 労働保険特別会 計へ繰入 残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰 児童虐待等防止 対策費 110,824 104,538 国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立 国立児童自立支 援施設運営費 132 136 計 域医療介護総合確保基金(介護分) を各都道府 県に設置し、介護施設等の整備や介護従事者 の確保を図るために 48,277 百万円を計上し ている。 4 少子化対策費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 2,024,062 1,974,152 49,911 この経費は、「子ども・子育て支援法」 (平 24 法 65) 等に基づく子ども・子育て支援に必要な 経費である。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 生活保護等対策費 「生 活 保 護 法」 (昭 25 法 144) に 基 づ き、地 の支援に関する法律」 (平 6 法 30) に基づく介 ( 17 ) 27 年度(百万円) 計 2,024,062 法 123) 等に基づく障害者自立支援給付等に必 1,974,152 その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 子どものための教育・保育給付 要な経費である。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 「子ども・子育て支援法」 (平 24 法 65) の規 48,076 51,684 めの教育・保育給付の一部負担等について、 子ども・子育て 支援年金特別会 計へ繰入 消費税増収分等を活用し、子ども・子育て支 年金特別会計 へ繰入 48,076 51,684 援新制度における教育・保育の量及び質の充 国家公務員共済 組合連合会等助 成費 118 118 特定疾患等対策 費 228 254 原爆被爆者等援 護対策費 563 626 医薬品安全対策 等推進費 68 75 医療保険給付諸 費 291,757 283,360 後期高齢者医 療制度事業費 補助金 4,440 4,576 後期高齢者医 療制度関係業 務事業費補助 金 984 942 高齢者医療運 営円滑化等補 助金 38,606 31,484 高齢者医療制 度円滑運営事 業費補助金 262 359 国民健康保険 組合出産育児 一時金等補助 金 4,303 4,268 国民健康保険 団体連合会等 補助金 3,964 4,106 国民健康保険 制度関係業務 準備事業費補 助金 18,009 ― 全国健康保険 協会事務費負 担金 7,123 7,928 健康保険組合 事務費負担金 2,661 2,956 国民健康保険 組合事務費負 担金 2,356 2,352 高齢者医療制 度円滑運営臨 時特例交付金 209,050 224,388 健康保険事業借 入金諸費年金特 別会計へ繰入 10,388 11,910 医療費適正化推 進費 22,514 21,934 定による地方公共団体が支弁する子どものた 実を図ることとし、650,018 百万円を計上し ている。 ( 2 ) 子ども・子育て支援年金特別会計へ繰入 (イ) 児童手当年金特別会計へ繰入 「児童手当法」 (昭 46 法 73) に基づく児童 手当の給付に要する費用の国庫負担金とし て、1,185,799 百万円を計上している。 (ロ) 地域子ども・子育て支援事業年金特別 会計へ繰入 「子ども・子育て支援法」 (平 24 法 65) の 規定による地域子ども・子育て支援事業に 要する費用について、消費税増収分等を活 用し、子ども・子育て支援新制度における 地域の子ども・子育て支援の量及び質の充 実を図ることとし、42,707 百万円を計上し ている。 ( 3 ) 失業等給付費等労働保険特別会計へ繰入 「雇用保険法」 (昭 49 法 116) の規定による 育児休業給付金の支給に要する費用の国庫負 担として、34,582 百万円を計上している。 ( 4 ) 児童虐待等防止対策費 「児童福祉法」 (昭 22 法 164) の規定による 地方公共団体が支弁する児童福祉施設等にお ける保護措置費等の日常生活費等の一部負担 について、消費税増収分等を活用し、社会的 養護の充実を図るため、受入児童数の拡大や 養 育 環 境 の 整 備 を 推 進 す る こ と と し、 110,824 百万円を計上している。 5 27 年度(百万円) 生活扶助等社会福祉費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 4,008,045 4,003,444 4,602 この経費は、「生活保 護 法」 (昭 25 法 144) に 基づく生活扶助等、「障害者の日常生活及び社 会生活を総合的に支援するための法律」 (平 17 ( 18 ) そ の 他 277 913 独立行政法人農 業者年金基金運 営費 1,523 1,594 4,008,045 4,003,444 全国健康保険 協会特定健康 診査・保健指 導補助金 1,936 健康保険組合 特定健康診 査・保健指導 補助金 2,678 国民健康保険 組合特定健康 診査・保健指 導補助金 553 国民健康保険 特定健康診 査・保健指導 負担金 17,232 病床転換助成 事業交付金 117 117 保 育 対 策 費 92,383 84,047 児童虐待等防止 対策費 9,589 6,933 母子保健衛生対 策費 18,647 15,238 母子家庭等対策 費 189,660 183,622 子ども・子育て 支援対策費 2,655 2,621 このほか、全国健康保険協会等の事務費に 児童福祉施設整 備費 5,662 5,662 係る国庫負担及び国民健康保険組合が行う出 生活保護等対策 費 1,525,432 1,538,565 とともに、高齢者医療制度の円滑な運営を図 社会福祉諸費 34,551 35,052 るため、健康保険組合に対する国庫補助等を 障害保健福祉費 1,342,886 1,266,273 行うこととし、82,707 百万円を計上してい 1,314 1,814 7,455 3,197 独立行政法人福 祉医療機構運営 費 3,056 3,492 公的年金制度運 営諸費 3,157 1,271 保育対策費については、「待機児童解消加 企業年金等適正 運営費 5 9 速化プラン」 等の推進を図るため、保育所等 高齢者日常生活 支援等推進費 4,539 4,254 保対策等を実施することとし、92,383 百万円 介護保険制度運 営推進費 10,797 9,565 を計上している。 業務取扱費年金 特別会計へ繰入 105,149 112,796 臨時福祉給付金 等給付事業助成 費 148,264 228,010 国立更生援護機 関費 8,524 8,909 担い手育成・確 保等対策費 119,084 120,560 農業者年金給 付費等負担金 118,808 119,647 独立行政法人国 立重度知的障害 者総合施設のぞ みの園運営費 社会福祉施設整 備費 2,229 計 2,775 その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 子ども・子育て支援年金特別会計へ繰入 582 「児童手当法」 (昭 46 法 73) 等に基づく特例 給付等の給付等に要する費用の国庫負担金と して、48,076 百万円を計上している。 16,232 ( 2 ) 医療保険給付諸費 医療保険給付諸費については、70∼74 歳 の医療費自己負担軽減措置について、26 年 4 月に新たに 70 歳になる者から段階的に法定 の負担割合(2 割) となっており、114,573 百 万円を計上している。あわせて、後期高齢者 の保険料軽減のための経費についても 94,477 百万円を計上している。 産育児一時金の支給に係る国庫補助等を行う る。 ( 3 ) 医療費適正化推進費 医療費支出の適正化を図るため、特定健康 診査・保健指導等の推進を図ることとし、 22,514 百万円を計上している。 (4) 保 育 対 策 費 の整備や保育補助者雇上げ支援等の保育士確 ( 5 ) 母子保健衛生対策費 不妊治療への助成や子育て世代包括支援セ ンターの運営等のための母子保健医療対策総 合支援事業等に必要な経費として、18,647 百 万円を計上している。 ( 6 ) 母子家庭等対策費 「児童扶養手当法」 (昭 36 法 238) に基づき、 生別母子世帯等に対して支給する手当及び地 ( 19 ) 方公共団体が生別母子世帯等に対して支給す め、自立支援給付、地域生活支援事業、特別 る児童扶養手当給付費の一部負担等に必要な 障害者手当等の給付等に対する国庫負担等を 経費として、189,660 百万円を計上している。 行うとともに、特別児童扶養手当等の給付等 ( 7 ) 生活保護等対策費 を行うこととし、1,342,886 百万円を計上し 「生 活 保 護 法」 (昭 25 法 144) に 基 づ き、地 ている。 方公共団体が支弁する生活扶助費等及び保護 (10) 介護保険制度運営推進費 施設の事務費並びに「中国残留邦人等の円滑 介護保険制度の適切な運営を図るため、介 な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦 護職員に対する育児支援事業、地域介護・福 人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法 祉空間整備等施設整備交付金等に必要な経費 律」 (平 6 法 30) に基づく生活支援給付金等に として、10,797 百万円を計上している。 対する国庫負担並びに生活保護法実施のため (11) 業務取扱費年金特別会計へ繰入 の指導監査職員の設置に要する国の委託に必 厚生年金保険事業、国民年金事業等の事務 要な経費として、1,474,570 百万円を計上し に要する費用の財源の年金特別会計への繰入 ている。 れに必要な経費として、105,149 百万円を計 このほか、生活困窮者の自立支援に必要な 上している。 経費として、50,861 百万円を計上している。 (12) 臨時福祉給付金等給付事業助成費 26 年 4 月の消費税率の引上げに伴う低所 (注) 生活保護費は、この生活扶助等社会福祉費の ほか、医療扶助費等が医療給付費に、介護扶助 費等が介護給付費に計上されており、生活保護 費の総額は 2,911,680 百万円となっている。 得者への影響緩和を図るため、「社会保障の 安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革 を行うための消費税法の一部を改正する等の 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 費 2,871,112 2,863,511 法律」 (平 24 法 68) に基づく暫定的・臨時的 生活扶助 938,421 926,747 な措置として地方公共団体が行う臨時福祉給 住宅扶助 466,872 492,015 付金給付事業及び低所得の障害・遺族基礎年 教育扶助 17,098 17,545 金受給者を支援するため地方公共団体が行う 介護扶助 69,823 70,028 年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業に 医療扶助 1,362,466 1,340,444 必要な経費として、148,264 百万円を計上し 他 16,431 16,732 保護施設事務 費 29,421 28,931 保 護 そ の (13) 農業者年金給付費等負担金 旧制度の受給者にかかる年金の給付に要す 中国残留邦人 等に対する生 活支援給付金 等 9,198 9,745 指導監査職員 設置費 1,949 1,966 2,911,680 2,904,152 計 ている。 る費用等として、農業者年金給付費等負担金 118,808 百万円を計上している。 6 保健衛生対策費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) (8) 社会福祉諸費 286,476 254,029 32,447 社会福祉事業に係るサービス提供体制の確 この経費は、「感染症の予防及び感染症の患 保を図るため、社会福祉振興助成事業、社会 者に対する医療に関する法律」 (平 10 法 114) 等 福祉施設職員等の退職手当共済事業、社会福 に基づく感染症対策等に必要な経費である。 祉事業施設整備等の貸付事業を行うための借 経費の内訳は、次のとおりである。 入金等に係る利子の補給事業等を行うことと し、34,551 百万円を計上している。 ( 9 ) 障害保健福祉費 障害者及び障害児の福祉の増進を図るた ( 20 ) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 医療提供体制確 保対策費 3,558 3,075 医療安全確保推 進費 1,075 821 独立行政法人国 立病院機構運営 費 14,421 国立研究開発法 人国立がん研究 センター運営費 6,079 国立研究開発法 人国立循環器病 研究センター運 営費 4,486 国立研究開発法 人国立循環器病 研究センター施 設整備費 358 16,550 6,136 3,892 267 麻薬・覚せい剤 等対策費 923 943 生活衛生対策費 2,496 2,180 障害保健福祉費 5,936 3,227 厚生労働調査研 究等推進費 6,893 ― 検 費 9,510 9,298 国立ハンセン病 療養所費 32,376 32,240 計 286,476 254,029 疫 所 その内容の主なものは、次のとおりである。 (1) 感染症対策費 国立研究開発法 人国立精神・神 経医療研究セン ター運営費 3,875 国立研究開発法 人国立精神・神 経医療研究セン ター施設整備費 105 国立研究開発法 人国立国際医療 研究センター運 営費 5,779 国立研究開発法 人国立国際医療 研究センター施 設整備費 174 国立研究開発法 人国立成育医療 研究センター運 営費 3,273 国立研究開発法 人国立成育医療 研究センター施 設整備費 150 国立研究開発法 人国立長寿医療 研究センター運 営費 2,793 国立研究開発法 人国立長寿医療 研究センター施 設整備費 214 感染症対策費 20,555 15,956 特定疾患等対策 費 4,556 4,298 移植医療推進費 3,049 2,663 原爆被爆者等援 護対策費 99,691 101,206 血液製剤対策費 489 484 療対策等として 15,025 百万円を計上してい 医療提供体制基 盤整備費 27,751 16,974 る。また、へき地保健医療対策については、 地域保健対策費 1,806 1,306 引き続き、へき地勤務医師の確保等の事業を 保健衛生施設整 備費 2,019 1,383 行うこととし、2,346 百万円を計上している。 健康増進対策費 9,025 9,719 健康危機管理推 進費 65 65 生活基盤施設耐 震化等対策費 13,000 5,000 3,874 感染症の発生・まん延の防止を図るため、 感染症対策費として、20,555 百万円を計上し ている。 ― そのうち、肝炎対策については、「肝炎対 策基本法」 (平 21 法 97) 等を踏まえ、総合的 5,732 な肝炎対策を推進するため、肝炎治療に関す る医療費助成に必要な経費として、10,380 百 万円、肝炎ウイルス検査等に必要な経費とし 72 て、2,312 百万円(このほか、科学技術振興費 等に加え、特別会計も含め 18,641 百万円) を 3,251 計上している。 ( 2 ) 原爆被爆者等援護対策費 原爆被爆者等援護対策費については、引き ― 続き、医療の給付、各種手当等の交付等を行 うこととし、99,691 百万円を計上している。 2,752 ( 3 ) 医療提供体制基盤整備費 医療提供体制基盤整備費については、医療 施設等の整備を行うとともに、都道府県の主 662 体的かつ弾力的な事業運営等による医療提供 体制の整備を行うこととし、27,751 百万円を 計上している。 そのうち、救命救急センター運営事業、周 産期母子医療センター運営事業、ドクターヘ リ事業等の推進を図るため、救急・周産期医 ( 4 ) 健康増進対策費 生活習慣の改善等により健康寿命の延伸等 を図るため、健康増進対策費として、9,025 百万円を計上している。 ( 21 ) そのうち、がん対策については、「がん対 雇用保険については、最近における受給実 策基本法」 (平 18 法 98) 及び「がん対策推進基 績等を勘案し、求職者給付、介護休業給付金 本計画」 (24 年 6 月 8 日閣議決定) を踏まえ、 の支給及びその事務の執行に要する費用に充 がん検診推進事業等のがんの予防・早期発見 てるため 111,636 百万円を計上している。 等を推進することとし、5,778 百万円(このほ (注) 雇用保険国庫負担金は、この雇用労災対策 費に計上されているほか、育児休業給付金に 要する費用が少子化対策費に計上されてお り、総額は 146,218 百万円となっている。 か、科学技術振興費等に加え、特別会計も含 め 35,644 百万円) を計上している。 ( 5 ) 生活基盤施設耐震化等対策費 ( 2 ) 高齢者等雇用安定・促進費 生活基盤施設耐震化等対策費については、 シルバー人材センターの円滑な運営、新卒 災害の発生に備え、地方公共団体等が施行す 者の就職支援、就職困難者の就労支援等に必 る水道施設の耐震化等を推進することとし、 要な経費として、11,687 百万円を計上してい 13,000 百万円を計上している。 る。 ( 6 ) 国立ハンセン病療養所費 ( 3 ) 就職支援法事業費労働保険特別会計へ繰 国立ハンセン病療養所費については、入所 入 者の高齢化等を踏まえた体制の充実等を図る 雇用保険を受給できない者に対し、職業訓 とともに、療養所施設の整備を推進すること 練を行うとともに訓練期間中の生活支援のた とし、32,376 百万円を計上している。 7 めの給付等に要する費用に充てるため 6,182 雇用労災対策費 百万円を計上している。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 135,986 139,854 △ 3,868 文教及び科学振興費 この経費は、「雇用保 険 法」 (昭 49 法 116) に 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 基づく失業等給付等に必要な経費である。 5,357,989 5,358,396 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 407 義務教育費国庫負担金 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 労働者災害補償 保険保険給付費 労働保険特別会 計へ繰入 192 205 高齢者等雇用安 定・促進費 11,687 8,670 1,527,058 1,528,404 △ 1,346 この経費は、「義務教育費国庫負担法」 (昭 27 法 303) に基づき、公立義務教育諸学校の教職 員給与費等に係る経費について、国がその一部 失業等給付費等 労働保険特別会 計 へ 繰 入(雇 用 保険国庫負担 金) 111,636 就職支援法事業 費労働保険特別 会計へ繰入 6,182 6,476 職業能力開発強 化費 3,347 3,348 若年者等職業能 力開発支援費 1,523 1,939 障害者等職業能 力開発支援費 1,233 1,409 船員雇用促進対 策事業費 185 146 135,986 139,854 計 1 27 年度(百万円) △ を負担するために必要な経費である。 117,663 義務教育費国庫負担金については、少子化や 学校統廃合の進展等を見込み、4,000 人の既存 定数の縮減を図る一方、学校現場が抱える諸課 題への対応として、小学校の専科指導や特別支 援教育の充実等への対応のため 525 人の定数増 を行うこととしている。 2 科学技術振興費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 1,292,915 1,285,727 7,188 この経費は、将来にわたる持続的な研究開発、 その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 雇用保険国庫負担金 重要課題への対応、基礎研究及び人材育成など 科学技術の振興を図るために必要な経費である。 ( 22 ) 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 産業の生産現場を強化するための研究開発等 27 年度(百万円) 本省等課題対応 型研究開発等経 費 223,133 国立研究開発法 人等経費 1,039,945 1,019,107 各省等試験研究 機関経費 29,837 29,914 1,292,915 1,285,727 計 を行うこととしている。 経済産業省においては、3 D プリンタの開 236,706 発、海底熱水鉱床採鉱技術開発など、様々な 分野における研究開発等を行うこととしてい る。 環境省においては、持続可能な社会構築の ため、環境の保全に資することを目的とし、 また、所管別に区分して示すと、次のとおり である。 所 めの事業等を行うこととしている。 管 国 総合的な調査研究及び技術開発を推進するた 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) ( 2 ) 国立研究開発法人等経費 会 1,093 1,093 国立研究開発法人等における研究開発を推 進するための経費として、1,039,945 百万円 内 閣 府 70,979 71,007 総 務 省 40,419 40,567 財 務 省 977 954 文 部 科 学 省 863,540 853,006 厚 生 労 働 省 67,668 75,107 農 林 水 産 省 98,365 92,191 による共同研究の推進、大学の研究シーズ 経 済 産 業 省 97,897 99,744 を基に地域外の人材・技術を取り込みなが 国 土 交 通 省 27,211 27,494 ら地域において連続的にイノベーションを 24,765 24,564 創出するシステムの形成、さらに、民間の 1,292,915 1,285,727 事業化ノウハウを活用した大学等発ベン 環 境 計 省 を計上している。 (イ) 新たな基幹産業の育成に向け、基礎研 究段階である非競争領域における産学連携 その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 本省等課題対応型研究開発等経費 チャー創出の取組の推進等を実施するため の経費を計上している。 科学技術予算の質の向上を実現するため、 (ロ) 国立研究開発法人日本医療研究開発機 科学技術基盤の充実・強化とイノベーション 構を通じ、医療分野における基礎から実用 システム改革等を推進するための経費とし 化までの研究開発の一体的な推進等を図る て、223,133 百万円を計上している。 ための経費を計上している。 内閣府においては、総合科学技術・イノ 文部科学省においては、再生医療実現拠 ベーション会議が司令塔機能を発揮し、府 点ネットワークプログラム、革新的先端研 省・分野の枠を超えて基礎研究から実用化・ 究開発支援事業等を行うこととしている。 事業化までをも見据えた研究開発を推進する 厚生労働省においては、生活習慣病・難 ために必要な経費等を計上している。 治性疾患克服実用化研究事業、革新的がん 文部科学省においては、優れた研究環境と 高い研究水準を誇る世界トップレベル研究拠 点プログラムを推進するなど、科学技術基盤 の充実・強化等を行うこととしている。 医療実用化研究事業等を行うこととしてい る。 経済産業省においては、次世代治療・診 断実現のための創薬基盤技術開発事業、未 厚生労働省においては、保健医療、福祉、 生活衛生等の総合的・戦略的な研究開発等を 行うこととしている。 農林水産省においては、民間企業等が持つ 「知」 を結集させた産学連携の更なる強化のた めの仕組みの構築や研究戦略に基づく農林水 ( 23 ) 来医療を実現する医療機器・システム研究 開発事業等を行うこととしている。 (注) 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 に対する経費としては、この科学技術振興 費に計上されているほか、社会保障関係 費、中小企業対策費、東日本大震災復興特 別 会 計 に 計 上 さ れ て お り、そ の 総 額 は 126,468 百万円となっている。 経費の内訳は、次のとおりである。 (ハ) このほか、学術研究を推進するための 27 年度(百万円) 18,682 17,820 初等中等教育等 振興費 523,156 532,696 高等教育振興費 23,163 33,377 独立行政法人大 学改革支援・学 位授与機構運営 費 2,169 1,563 独立行政法人国 立高等専門学校 機構運営費 62,118 62,004 独立行政法人国 立高等専門学校 機構施設整備費 1,146 1,254 私立学校振興費 554,836 552,081 国立大学法人施 設整備費 41,339 50,484 国立大学法人船 舶建造費 2,243 3,136 き、公立学校の施設整備費について、国が一部 国立大学法人運 営費 1,094,546 1,094,546 を負担又は交付金を交付するために必要な経費 スポーツ振興費 6,368 6,351 等である。 独立行政法人日 本スポーツ振興 センター運営費 14,086 13,003 独立行政法人日 本スポーツ振興 センター施設整 備費 320 92 独立行政法人国 立大学財務・経 営センター運営 費 ― 301 2,344,170 2,368,708 競争的資金の配分や新型基幹ロケットの研 究開発等のための経費を計上している。 ( 3 ) 各省等試験研究機関経費 感染症の予防治療方法、医薬品、食品化学 物質の調査など、各省が所管する試験研究機 関における調査・分析、研究開発及び研究環 境の整備等に必要な経費として、29,837 百万 円を計上している。 3 28 年度(百万円) 生涯学習振興費 文 教 施 設 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 80,663 72,873 7,790 この経費は、「義務教育諸学校等の施設費の 国庫負担等に関する法律」 (昭 33 法 81) に基づ 公立学校施設整備費については、地方公共団 体が行う公立小中学校施設の新増築や大規模改 修等に要する経費の一部負担等に必要な経費と して、80,309 百万円を計上している。 経費の事業別及び所管別内訳は、次のとおり である。 計 28 年度(百万円) 公立学校施設整 備費 27 年度(百万円) その内容の主なものは、次のとおりである。 80,309 72,496 府 9,423 8,034 文部科学省 70,886 64,462 公立社会教育施 設災害復旧費 ― 30 文部科学省 ― 30 地域の実情に応じた学校・家庭・地域の連携 公立学校施設災 害復旧費 355 347 協力支援(放課後子供教室、地域未来塾等) 等 文部科学省 355 347 の地域の教育力の向上等を行うため、所要の 80,663 72,873 内 閣 計 4 ( 1 ) 生涯学習振興費 生涯学習振興費については、放送等による 大学教育の推進、成長分野の中核を担う専門 人材養成等の生涯を通じた学習機会の拡大、 経費を計上している。 教育振興助成費 生涯学習振興費の内訳は、次のとおりであ る。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 2,344,170 2,368,708 △ 24,537 28 年度(百万円) この経費は、生涯学習の振興、初等中等教育 等の振興、高等教育の振興、私立学校教育の振 興助成、国立大学法人への助成、スポーツの振 興等のために必要な経費である。 ( 24 ) 27 年度(百万円) 教育改革の推進 等 714 564 生涯を通じた学 習機会の拡大 10,322 9,742 地域の教育力の 向上 6,961 6,791 家庭の教育力の 向上 44 情報通信技術を 活用した教育・ 学習の振興 642 671 18,682 17,820 計 支援教育充実事業、特別支援学校及び特別 52 支援学級の児童生徒の保護者等の経済的負 担の軽減等を行うため、所要の経費を計上 している。 初等中等教育等振興費の内訳は、次のとお ( 2 ) 初等中等教育等振興費 りである。 28 年度(百万円) (イ) 確かな学力の育成については、義務教 27 年度(百万円) 育諸学校の児童生徒が使用する教科用図書 確かな学力の育 成 53,811 53,234 の無償給与、全国学力・学習状況調査、児 豊かな心の育成 7,287 6,539 童生徒の学力向上を図るための補習等指導 青少年の健全育 成 298 477 健やかな体の育 成及び学校安全 の推進 2,924 3,021 策等総合推進事業、道徳教育等を行うため、 信頼される学校 づくり 178 178 所要の経費を計上している。 教員の養成・確 保 468 371 の豊かな心と社会性の育成事業等を行うた 学校施設の整備 推進 319 421 め、所要の経費を計上している。 教育機会の確保 404,831 410,198 幼児教育の振興 37,652 44,100 については、学校保健、学校安全及び食育 特別支援教育の 推進 15,387 14,156 の推進事業等を行うため、所要の経費を計 計 523,156 532,696 員等派遣事業等を行うため、所要の経費を 計上している。 (ロ) 豊かな心の育成については、いじめ対 (ハ) 青少年の健全育成については、青少年 (ニ) 健やかな体の育成及び学校安全の推進 上している。 ( 3 ) 高等教育振興費 (ホ) 信頼される学校づくりについては、学 高等教育振興費については、大学改革を促 校運営支援等事業等を行うため、所要の経 進させるため、国公私立を通じて教育研究に 費を計上している。 関する優れた取組を行う大学等に対して重点 (ヘ) 教員の養成・確保については、教員資 格認定試験等を行うため、所要の経費を計 上している。 的に支援することとし、23,163 百万円を計上 している。 ( 4 ) 私立学校振興費 (ト) 学校施設の整備推進については、学校 私立学校振興費については、経営効率化を 施設の安全確保の観点から非構造部材の耐 促す仕組みをより一層推進する一方、積極的 震化対策を加速化する事業等を行うため、 に教育改革を推進する大学を重点的に支援す 所要の経費を計上している。 るために必要な基盤的整備に要する経費とし (チ) 教育機会の確保については、高校生等 て、所要の経費を計上している。 への修学支援、在外教育施設教員派遣、へ (イ) 私立大学等経常費補助については、大 き地におけるスクールバス・ボート等購入 学等の運営の効率化を図りつつ、運営に必 等を行うため、所要の経費を計上してい 要な経常費に所要の助成を行うとともに、 る。 各大学等の特色ある取組に応じた支援を行 (リ) 幼児教育の振興については、幼児の保 うこととし、所要の経費を計上している。 護者の所得状況等に応じて経済的負担を軽 (ロ) 私立高等学校等経常費助成費等補助に 減するための幼稚園就園奨励費の補助等を ついては、各都道府県による私立高等学校 行うため、所要の経費を計上している。 等への助成の一部等を補助することとし、 (ヌ) 特別支援教育の推進については、特別 ( 25 ) 所要の経費を計上している。 (ハ) 私立学校教育研究装置等施設整備費補 助については、私立学校の教育に必要な施 設の整備や防災機能の強化等のため、所要 の経費を計上している。 (ニ) 私立大学等研究設備整備費等補助につ いては、私立大学・大学院等の教育設備・ 研究設備の高度化や高等学校等の情報通信 教育の充実等のため、所要の経費を計上し ている。 私立学校施設高 度化推進事業費 補助 1,587 1,595 私立大学等教育 研究活性化設備 整備費補助 2,300 4,600 46 46 554,836 552,081 そ の 他 計 ( 5 ) 国立大学法人施設整備費 国立大学法人施設整備費については、国立 大学等における教育研究基盤の整備を着実に (ホ) 私立大学等教育研究活性化設備整備費 推進するとともに、大学改革の促進を図る観 補助については、教育の質的転換など私立 点から、積極的に大学改革を推進する大学を 大学の改革を積極的に推進する大学等を重 重点的に支援するために必要な基盤強化に要 点的に支援するため、所要の経費を計上し する経費として、41,339 百万円を計上してい ており、私立大学等経常費補助、私立学校 る。 教育研究装置等施設整備費補助及び私立大 ( 6 ) 国立大学法人運営費 学等教育研究活性化設備整備費補助を一体 国立大学法人運営費については、教育研究 として重点的に支援する「私立大学等改革 活動の機能強化のための改革等の取組への重 総合支援事業」 を実施している。 点支援を図りつつ、安定的、継続的かつ効率 (ヘ) このほか、私立学校施設高度化推進事 的な教育研究活動を実施するために必要な基 業、私立幼稚園施設整備、私立高等学校産 盤的経費を確保することとし、1,094,546 百 業教育施設整備及び私立学校体育等諸施設 万円を計上している。 整備の補助並びに日本私立学校振興・共済 事業団補助等について、所要の経費を計上 ( 7 ) スポーツ振興費 (イ) 子どもの体力の向上については、運動 している。 部活動等の活性化、子どもの体力の向上課 私立学校振興費の内訳は、次のとおりであ 題対策プロジェクト等に係る所要の経費を る。 計上している。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 日本私立学校振 興・共済事業団 補助 124,450 私立大学等研究 設備整備費等補 助 3,228 3,024 私立大学等経常 費補助 315,250 315,250 私立高等学校等 経常費助成費等 補助 102,349 100,904 私立学校施設整 備費補助 5,626 4,580 私立幼稚園施 設整備 501 173 (ロ) 生涯スポーツ社会の実現については、 スポーツによる地域活性化推進事業、生涯 122,082 スポーツ振興事業等に係る所要の経費を計 上している。 (ハ) 国際競技力の向上については、スポー ツ・フォー・トゥモロー等推進プログラ ム、女性アスリートの育成・支援プロジェ クト等に係る所要の経費を計上している。 スポーツ振興費の内訳は、次のとおりであ る。 私立高等学校 産業教育施設 整備 35 私立学校教育 研究装置等施 設整備 5,000 私立学校体育 等諸施設整備 90 28 年度(百万円) 36 4,281 90 ( 26 ) 27 年度(百万円) 子どもの体力の 向上 948 1,109 生涯スポーツ社 会の実現 1,560 1,476 国際競技力の向 上 3,860 3,767 計 6,368 6,351 債整理基金特別会計へ繰り入れるもの等である。 (注) 国際競技力の向上に関する経費 と して は、このスポーツ振興費に計上されている ほか、独立行政法人日本スポーツ振興セン ター運営費のうち競技力向上事業に要する 経費 8,700 百万円等を計上している。 5 (1) 債 務 償 還 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 公 債 等 償 還 13,190,382 12,768,727 定率繰入分 12,173,032 11,673,958 発行差減額繰 入分 4,387 29,200 社会資本整備 事業特別会計 整理収入等相 当額繰入分 88,337 91,507 立行政法人日本学生支援機構に対する無利子貸 減税特例公債 償還分 256,774 256,774 与資金の貸付、財政融資資金等を原資とする有 年金特例公債 償還分 260,000 260,000 予算繰入分 407,852 457,289 借 入 金 償 還 525,689 534,794 定率繰入分 205,526 214,868 育 英 事 業 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 113,181 102,684 10,497 この経費は、経済的理由により修学に困難が ある優れた学生等に対し、学資の貸与を行う独 利子貸与資金に係る利子補給金、有利子貸与資 金の返還免除及び回収不能債権の処理に要する 経費等である。 育英資金貸付金については、無利子貸与の貸 予算繰入分 与人員の新規増分を 0.6 万人としたこと等から 計 320,163 319,926 13,716,071 13,303,521 この経費は、前年度首公債及び借入金総額の 貸与人員の増を 1.4 万人としている。 育英資金利子補給金については、有利子貸与 100 分の 1.6 に相当する額(定率繰入分) 、割引 の貸与人員の減少等により、27 年度当初予算 国債に係る発行価格差減額の年割額に相当する 額 に 対 し て 3,604 百 万 円(40.0%) 減 の 5,399 百 額(発行差減額繰入分) 、「日本電信電話株式会 万円となっている。 社の株式の売払収入の活用による社会資本の整 備の促進に関する特別措置法」 ( 昭 62 法 86)第 また、育英資金返還免除等補助金については、 有利子貸与資金に係る返還免除及び回収不能債 6 条第 2 項及び「特別会計に関する法律等の一 権の処理に要する経費について、所要の経費を 部を改正する等の法律」 (平 25 法 76) 附則第 12 計上している。 条第 5 項の規定による社会資本整備事業特別会 計整理収入等に相当する額(社会資本整備事業 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 特別会計整理収入等相当額繰入分) 、「所得税法 育英資金貸付金 87,977 74,809 及び消費税法の一部を改正する法律の施行等に 育英資金利子補 給金 5,399 9,003 よる租税収入の減少を補うための平成 6 年度か 育英資金返還免 除等補助金 6,560 6,003 る法律」 (平 6 法 108) に基づく減税特例公債の 99,936 89,816 償還財源に充てるための額(減税特例公債償還 独立行政法人日 本学生支援機構 運営費 13,245 12,869 計 113,181 102,684 小 ら平成 8 年度までの公債の発行の特例等に関す 計 国 債 分) 、年金特例公債の償還財源に充てるための 額(年金特例公債償還分) 並びにその他公債等の 償還に必要とされる額を計上するものである。 (2) 利子及割引料 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 公 債 利 子 等 9,589,747 9,714,656 年金特例公債利 子 21,242 29,056 この経費は、公債等及び借入金の償還並びに公 借 入 金 利 子 157,686 221,388 債及び借入金の利子等の支払に必要な経費と、こ 財務省証券利子 100,000 150,000 れらの償還及び発行に必要な手数料等の経費を国 計 9,868,675 10,115,100 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 23,612,124 23,450,702 161,422 ( 27 ) この経費は、公債、年金特例公債、借入金、 その他 370 414 225,830 252,715 財務省証券等の利子の支払に必要な経費である。 計 439 499 314,400 361,020 ( 3 ) 国債事務取扱費 3 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 27,378 恩給支給事務費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 32,080 1,251 この経費は、国会議員互助年金、文官等恩給 数料等並びに国債の発行及び償還に関する事務 並びに旧軍人及びその遺族等に対する恩給の支 取扱いに必要な事務費である。 給事務等を処理するために必要な経費である。 4 遺族及び留守家族等援護費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 15,440 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 342,067 1 △ 393,211 文官等恩給費 10,977 △ 17,799 2,359 この経費は、「戦傷病者戦没者遺族等援護法」 51,144 (昭 27 法 127) に基づく遺族年金等の支給、「戦 傷病者特別援護法」 (昭 38 法 168) に基づく療養 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) △ 12,476 の給付、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進 1,499 この経費は、国会議員互助年金、文官等恩給 並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配 及び文化功労者年金の支給に必要な経費であり、 偶者の自立の支援に関する法律」 (平 6 法 30) に 新規裁定による増加や失権による減少等を織り 基づく中国残留邦人等に対する一時金の支給等 込んで所要経費を算定し、10,977百万円を計 に必要な経費である。 ( 1 ) 遺族及留守家族等援護費については、遺 上している。 族年金及び障害年金等の支給並びに療養の給 経費の内訳は、次のとおりである。 金 額 支給人員 !$$$"$$$# !$$$"$$$# 28 年 度 27 年 度 28 年 度 27 年 度 (人) 種 別 781 文官等 恩給費 7,603 8,790 7,880 9,222 文化功 労者年 金 251 247 879 865 8,635 9,844 10,977 12,476 計 付について最近の実績を基礎として見込み、 (百万円) 国会議 員互助 年金 807 2,218 14,135 百万円を計上している。 ( 2 ) 中国残留邦人等支援事業費については、 2,390 永住帰国した中国残留邦人等に対する一時金 の支給等の支援策を実施することとし、1,280 百万円を計上している。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 旧軍人遺族等恩給費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 314,400 △ 361,020 46,621 この経費は、旧軍人及びその遺族等に対する 恩給支給に必要な経費であり、新規裁定による 増加や失権による減少等を織り込んで所要経費 を算定し、314,400 百万円を計上している。 経費の内訳は、次のとおりである。 !$$$"$$$# !$$$"$$$# 28 年 度 27 年 度 28 年 度 27 年 度 金 支給人員(千人) 種 666 この経費は、国債の償還及び発行に必要な手 恩 給 関 係 費 2 △ 1,916 別 普通恩 給 30 公務関 係扶助 料 38 40 19,245 額(百万円) 25,313 戦傷病者戦没者 遺族年金等 12,825 15,181 遺 族 年 金 6,662 8,243 遺族給与金 3,146 3,761 障 害 年 金 2,455 2,572 他 562 605 戦傷病者等療養 給付 そ の 359 417 特別給付金等支 給事務費 950 824 中国残留邦人等 支援事業費 1,280 1,336 戦傷病者等無賃 乗車船等負担金 25 42 15,440 17,799 計 45 69,325 82,992 ( 28 ) 27 年度(百万円) から加算することと定められている額 553,600 地方交付税交付金等 百万円を加算することとしている。以上の措置 を行った上で、なお残る 549,381 百万円につい 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 15,281,075 1 15,535,737 て、以下の措置を講ずることとしている。 △ 254,663 地方交付税交付金 (イ) 臨時財政対策債の発行 274,691 百万円 (ロ) 一般会計からの繰入れ(特例加算) による 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 15,157,775 15,416,869 地方交付税の増額措置 274,691 百万円 △ 259,095 この経費は、所得税及び法人税、酒税並びに 以上の結果、28 年度に地方団体に交付する 消費税の収入額のそれぞれ一定割合の額を、地 地方交付税の総額は、一般会計から交付税及び 方交付税交付金として、交付税及び譲与税配付 譲与税配付金特別会計に繰り入れられる地方交 金特別会計を通じて地方団体に交付するために 付税交付金 15,157,775 百万円に、返還金 1 百万 必要な経費である。 円を加算した額から、同特別会計における 28 28 年度においては、各税の収入見込額の一 年度に行う借入金の償還額 400,000 百万円及び 定割合(所得税及び法人税にあっては 100 分の 同特別会計の借入金等利子負担額 158,400 百万 33.1、酒税にあっては 100 分の 50、消費税にあっ 円を控除した額に 27 年度における地方交付税 ては 100 分の 22.3) に相当する額 14,510,603 百 交付金の未交付額 1,264,411 百万円、地方法人 万円から、20 年度及び 21 年度の地方交付税の 税の税収の全額 636,500 百万円のほか、「地方 精算額のうち「地方交付税法」 (昭 25 法 211) に 公共団体金融機構法」 (平 19 法 64) に基づき財 基づき 28 年度分の交付税の総額から減額する 政投融資特別会計投資勘定に帰属する地方公共 こととされている額 181,119 百万円を控除し、 団体金融機構の公庫債権金利変動準備金に相当 特 例 加 算 額 等 828,291 百 万 円 を 加 え た 額 する額として、同勘定から交付税及び譲与税配 15,157,775 百万円を地方交付税交付金として計 付金特別会計に特例として繰り入れられる額 上している。 200,000 百万円を加算した額 16,700,287 百万円 28 年度の地方財政については、「経済財政運 営と改革の基本方針 2015(27 年 6 月 30 日閣議 (27 年度当初予算比 54,553 百万円、0.3% 減) と なっている。 決定) 」 を踏まえ、国の一般歳出の取組と基調を 地方税については、経済の好循環を確実なも 合わせつつ、地方の安定的な財政運営に必要と のとする観点から成長志向の法人税改革等を行 なる一般財源は、30 年度までにおいて、27 年 うとともに、消費税率引上げに伴う低所得者へ 度の水準を下回らないよう実質同水準を確保す の配慮として消費税の軽減税率制度を導入する ることとしている。 こととしている。あわせて、地方創生の推進に 具体的には、歳出面では、地方における現下 の喫緊の重点課題に対応するための当面の間の 措置として「重点課題対応分」 (仮称) 2,500 億円、 取り組むとともに、震災からの復興を支援する ための措置等を講ずることとしている。 地方債については、28 年度の地方債計画に 公共施設等の老朽化対策のための追加措置とし おいて、引き続き厳しい地方財政の状況の下 て 1,500 億円を計上する一方、27 年度の「地域 で、地方財源の不足に対処するための措置を講 経済基盤強化・雇用等対策費」 を縮減するなど じ、また、地方公共団体が、防災・減災対策や 歳 出 の 抑 制 を 図 っ て い る。ま た、「ま ち・ひ 公共施設の老朽化対策及び地域の活性化への取 と・しごと創生事業費」 は引き続き 10,000 億円 組を着実に推進できるよう、所要の地方債資金 を計上することとしている。 の確保を図ることとして、総額 11,246,200 百万 歳入面においては、地方交付税の法定率分 円(27 年度 12,206,400 百万円) を予定している。 (精算減を含む) 14,329,484 百万円に加え、「地 また、地方債に充てる資金については、地方 等において一般会計 方交付税法」 (昭 25 法 211) 公共団体ごとの資金調達能力及び資金使途に着 ( 29 ) 目した公的資金の重点化方針を維持することに この経費は、「地方特例交付金等の地方財政 加えて、住民生活に密着した社会資本の整備等 の特別措置に関する法律」 (平 11 法 17) に基づ を推進するため、地方公共団体の円滑な資金調 き、個人住民税における住宅借入金等特別税額 達に配慮し、財政融資資金 2,833,500 百万円(27 控除による減収額を補塡する地方特例交付金と 年度 3,269,000 百万円) 、地方公共団体金融機構 して交付税及び譲与税配付金特別会計を通じて 資 金 1,816,000 百 万 円(27 年 度 1,971,000 百 万 地方公共団体に交付するために必要な経費であ 円) を計上している。 り、28 年度は 123,300 百万円を計上している。 2 地方特例交付金 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 123,300 118,868 4,432 (単位 区 分 年 28 度 27 年 百万円) 度 比較増△減 1,533,000 所 得 税 収 入 見 込 (イ) 17,975,000 16,442,000 地 方 交 付 税 の 率 (ロ) 33.1 100 33.1 100 (ロ)(ハ) 5,949,725 5,442,302 507,423 法 人 税 収 入 見 込 (ニ) 12,233,000 10,990,000 1,243,000 地 方 交 付 税 の 率 (ホ) 33.1 100 33.1 100 4,049,123 3,637,690 411,433 込 (ト) 1,359,000 1,308,000 51,000 地 方 交 付 税 の 率 (チ) 50 100 50 100 (チ)(リ) 679,500 654,000 25,500 消 費 税 収 入 見 込 (ヌ) 17,185,000 17,112,000 73,000 地 方 交 付 税 の 率 (ル) 22.3 100 22.3 100 3,832,255 3,815,976 16,279 248,631 67,512 121,000 (イ) × (ニ) 酒 × 税 収 (ト) 見 × 年 法 入 × (ヌ) 過 (ホ)(ヘ) 度 定 (ル)(ヲ) 精 加 算 算 額 (ワ) △ 181,119 △ 等 (カ) 553,600 432,600 別 枠 加 算 (ヨ) ― 230,000 △ 230,000 特 例 加 算 (タ) 274,691 1,452,932 △ 1,178,241 計 (レ) 15,157,775 15,416,869 △ 259,095 用 (ソ) ― 100,000 △ 100,000 金 (ツ) 1 8 △ 7 △ 100,000 合 (ハ)+(ヘ)+(リ)+(ヲ)+ (ワ)+(カ)+(ヨ)+(タ) (参 考) 交付税及び譲与税配付金特 別会計 剰 余 金 返 活 還 借 入 金 償 還 額 (ネ) △ 400,000 △ 300,000 借 入 金 等 利 子 (ナ) △ 158,400 △ 161,400 ( 30 ) 3,000 (単位 区 分 年 28 度 27 年 度 機 構 準 備 金 活 用 (ラ) 200,000 300,000 地 税 (ム) 636,500 477,000 地 方 交 付 税 交 付 金 (ウ) 15,435,875 15,832,477 1,264,411 922,363 16,700,287 16,754,840 方 法 人 (レ)+(ソ)+(ツ)+(ネ) +(ナ)+(ラ)+(ム) 前年度における地方交付 (ヰ) #税交付金の未交付額 地方団体に交付すべき地 方交付税交付金の総額 (ウ)+(ヰ) ! ## #% (1) 防 防 衛 関 係 費 衛 本 5,054,149 比較増△減 △ 4,980,140 100,000 159,500 △ 396,602 " $$ 54,553$ & 342,048$ △ 省 28 年度(百万円) 4,908,587 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 百万円) 27 年度(百万円) 4,800,472 この経費は、防衛本省の業務の遂行に要する 74,009 (注) SACO関係経費、米軍再編関係経費(地元 負担軽減に資する措置)及び政府専用機取得経 費 を 除 い た 28 年 度 防 衛 関 係 費 は、4,860,720 百万円 経費である。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) この経費は、自衛隊の管理及び運営並びにこれ に関する事務並びに条約に基づく外国軍隊の駐留 等に関するものとして計上される経費である。 防衛本省共通費 27 年度(百万円) 785,267 775,933 費 576,852 566,330 旅 費 8,568 8,527 庁 費 8,501 8,524 人 件 28 年度においては、25 年 12 月 17 日の国家安 被 服 費 10,038 10,155 全保障会議及び閣議において決定された「平成 26 糧 食 費 34,554 34,419 年度以降に係る防衛計画の大綱について」 及び「中 そ の 他 146,754 147,978 防衛本省施設費 3,529 4,592 期防衛力整備計画(平成 26 年度∼平成 30 年度) に ついて」 等を踏まえ、警戒監視能力の強化、島嶼 庁 部における防衛態勢の強化等を図る観点から、調 施 費 126 147 費 3,404 4,445 達改革等を通じ、一層の効率化・合理化を徹底し 自衛官給与費 1,384,989 1,361,242 つつ、SACO関係経費、米軍再編関係経費(地 武器車両等整備 費 841,284 895,989 元負担軽減に資する措置) 及び政府専用機の取得 艦 船 整 備 費 260,018 226,482 経費を含め、所要の経費を計上している。 航空機整備費 553,505 503,963 うち政府専用 機取得経費 13,886 10,783 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 設 省 4,908,587 4,800,472 在日米軍等駐留 関連諸費 373,984 336,697 地 方 防 衛 局 19,253 18,563 2,801 4,632 防 衛 装 備 庁 126,310 161,105 うちSACO 関係経費 5,054,149 4,980,140 176,601 142,582 うちSACO 関係経費 2,801 4,632 うち米軍再編 関 係 経 費(地 元負担軽減に 資する措置) うち米軍再編 関 係 経 費(地 元負担軽減に 資する措置) 176,601 142,582 独立行政法人駐 留軍等労働者労 務管理機構運営 費 3,092 4,330 うち政府専用 機取得経費 14,027 10,783 防衛協力・交流 等推進費 428 329 防 衛 本 計 ( 31 ) 武 器 購 入 233,048 4,591 通信機器購入 83,217 15 入 6,014 ― 防衛力基盤整備 費 702,490 690,915 うち政府専用 機取得経費 141 ― 車 両 購 4,908,587 4,800,472 弾 薬 購 計 これを陸上、海上及び航空の各自衛隊等機関 別に区分すれば、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 入 129,407 1,543 諸 器 材 購 入 42,571 581 武器車両等整備 279,913 13,557 890 79 艦 船 建 造 艦 船 整 備 53,027 437 陸 上 自 衛 隊 1,748,927 1,767,700 航 空 機 購 入 320,677 3,034 海 上 自 衛 隊 1,195,446 1,135,194 航 空 自 衛 隊 1,133,649 1,113,722 特定防衛調達航 空機購入 102,561 539 大臣官房及び各 局 1,910 633,739 航 空 機 整 備 382,491 673,458 702 40,676 40,213 特定防衛調達航 空機整備 10,597 統合幕僚監部 防 衛 大 学 校 15,929 15,636 提供施設等整備 69,059 8,714 169,980 6,531 防衛医科大学校 24,561 24,495 提供施設移設整 備 防 衛 研 究 所 5,261 5,274 自衛隊施設整備 109,755 7,039 部 70,154 63,989 ― 510 499 就職援護業務民 間開放事業 1,003 防衛監察本部 15 12 教育訓練用器材 購入 22,210 ― 4,908,587 4,800,472 教育訓練用器材 借入れ等 9,662 4,003 教育訓練用器材 整備 5,150 7 住宅防音事業関 連事務手続補助 業務 157 52 公務員宿舎建設 等 11,387 729 障害防止対策施 設整備 993 184 障害防止対策事 業費補助 3,969 735 情 審 報 本 議 会 等 計 また、新たに、継続費として総額 154,838 百 万円(うち 28 年度歳出分 1,335 百万円) 及び国 庫債務負担行為として総額 2,093,183 百万円(う ち28年度歳出分61,429百万円) を計上している。 継続費は、全額艦船建造のためのものである。 国庫債務負担行為の内訳は、次のとおりであ る。 総額(百万円) う ち 28 年 度 歳出分(百万円) 事務機器借入れ 等 7,752 944 教育施設等騒音 防止対策事業費 補助 5,594 1,036 庁舎管理運営業 務 2 1 施設周辺整備助 成補助 19,839 3,689 防衛省職員採用 試験問題作成等 業務 4 1 道路改修等事業 費補助 2,540 470 2,093,183 61,429 計 競争導入公共 サービス防衛省 中央事務処理 ネットワークシ ステム運用管理 業務 1,036 防衛省人事・給 与関係業務情報 システム開発等 4,469 80 データ暗号化ソ フトウェア改修 92 ― 情報システム技 術基準作成業務 80 ― 防衛本省施設整 備 4,034 209 なお、上記のほか、外国為替相場の変更等に 17 伴い、継続費の総額及び年割額の改定並びに国 庫債務負担行為の限度額の増額を行っている。 具体的業務の主なものは次のとおりであり、 警戒監視能力の強化、島嶼部における防衛態勢 の強化等、各種事態における実効的な抑止及び 対処を図るとともに、アジア太平洋地域の安定 化及びグローバルな安全保障の改善を図るよ う、所要の経費を計上している。 ( 32 ) なお、28 年度は、装備品等の調達において (b)「日本国とアメリカ合衆国との間の相 引き続き長期契約の活用、維持・整備方法の見 互協力及び安全保障条約第 6 条に基づく施 直し、装備品のまとめ買い及び民生品の使用・ 設及び区域並びに日本国における合衆国軍 仕様の見直しなどの調達効率化施策に取り組 隊の地位に関する協定第 24 条についての み、今後、約 1,500 億円の縮減を図ることとし 新たな特別の措置に関する日本国とアメリ ている。 カ合衆国との間の協定」 (仮称) に基づき、 (イ) 陸上自衛隊においては、機動戦闘車 36 労務費、光熱水料等及び訓練移転費を負担 両、水陸両用車(AAV7) 11 両、10 式戦車 6 するとともに、「日本国とアメリカ合衆国 両、99 式 自 走 155 mm り ゅ う 弾 砲 6 両、 との間の相互協力及び安全保障条約第 6 条 ティルト・ローター機(V―22) 4 機、12 式地 に基づく施設及び区域並びに日本国におけ 対 艦 誘 導 弾 1 式、中 距 離 多 目 的 誘 導 弾 12 る 合 衆 国 軍 隊 の 地 位 に 関 す る 協 定」 (昭 セット等の装備品の調達を行うとともに、各 35条7。以下「地位協定」 という。 ) に基づき、 種器材及び施設の整備等を行うこととしてい 提供施設の整備及び基地従業員対策等を行 る。 うための所要の経費を計上している。 (ロ) 海上自衛隊においては、甲Ⅳ型警備艦 (c)「地位協定」 等に基づく提供施設の維持 ( 8,200 ト ン 型 )1 隻 、 潜 水 艦( 2,900 ト ン 型 ) 運営等に関連し必要な土地の購入及び借上 1 隻等の建造並びに「特定防衛調達に係る国 げ、各種の補償、現在提供中の施設及び区 庫債務負担行為により支出すべき年限に関す 域の返還を受けるため、当該施設及び区域 る特別措置法」 (平 27 法 16) に基づく哨戒ヘ を集約移転するための所要の経費を計上し リコプター(SH―60K) 17 機の購入及び艦 ている。 対空誘導弾(SM―2) 等の弾薬の調達を行う (ホ)「在日米軍の兵力構成見直し等に関する とともに、十分な修理費等の確保により艦 政府の取組について」 (18 年 5 月 30 日閣議決 艇・航空機等の運用効率の向上を図るほか、 定 )及 び「 平 成 22 年 5 月 28 日 に 日 米 安 全 保 各種器材及び施設の整備等を行うこととして 障協議委員会において承認された事項に関す いる。 る当面の政府の取組について」 (22 年 5 月 28 (ハ) 航空自衛隊においては、新早期警戒機 日閣議決定) に基づく在日米軍再編関連措置 (E―2D) 1 機、戦闘機(F―35A) 6 機、新空 については、地元負担軽減に資する措置とし 中給油・輸送機(KC―46A) 1 機分の機体構 て、空 母 艦 載 機 の 移 駐 等 に 要 す る 経 費 等 成品等、滞空型無人機(グローバルホーク) 3 1,766 億円を計上しているほか、その他の措 機分の機体構成品等の調達を行うとともに、 置を合わせ、計 1,801 億円を計上している。 十分な修理費等の確保により航空機等の運用 (参 考) 主要装備の国庫債務負担行為等 効率の向上を図るほか、各種器材及び施設の 数 整備等を行うこととしている。 (ニ) 基地対策等の推進のため、以下の経費を 量 総 う ち 28 年 度 額 歳 出 分 (百万円) (百万円) 陸 上 自 衛 隊 機動戦闘車 36 両 33,099 1,675 (a)「防衛施設周辺の生活環境の整備等に 水陸両用車 (AAV7) 11 両 7,766 ― 関する法律」 (昭 49 法 101) 等に基づき、自 10 式 戦 車 6両 7,564 ― 衛隊施設及び提供施設の維持運営等に関連 99 式 自 走 155mmりゅう 弾砲 6両 6,086 ― テ ィ ル ト・ ローター機 (V―22) 4機 44,745 ― 12 式 地 対 艦 誘導弾 1式 12,686 ― 計上している。 し必要な、障害及び騒音の防止措置、飛行 場等周辺の移転措置、民生安定施設の助成 措置等を行うための所要の経費を計上して いる。 ( 33 ) 中距離多目的 12 セット 誘導弾 6,416 ― この経費は、防衛装備庁の業務の遂行に必要 海 上 自 衛 隊 な経費である。 甲Ⅳ型警備艦 1隻 173,379 602 潜 1隻 68,850 1,170 水 艦 哨戒ヘリコプ タ ー(SH― 60K) 17 機 105,235 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 防衛装備庁共通 費 539 人 航 空 自 衛 隊 件 旅 新早期警戒機 (E―2D) 1機 戦 闘 機(F― 35A) 6機 25,975 108,432 新空中給油・ 輸 送 機(K C―46A) 23,100 滞空型無人機 (グ ロ ー バ ル ホーク) 14,600 1,091 庁 738 17,735 17,154 費 15,257 14,621 費 350 378 費 530 618 他 1,598 1,536 防衛力基盤整備 費 108,574 143,927 防衛装備庁施設 費 ― 24 126,310 161,105 そ ― 27 年度(百万円) の 計 ― また、新たに、国庫債務負担行為として総額 (注) 新空中給油・輸送機(KC―46A)及び滞空 型無人機 (グローバルホーク)は、それぞれ 1 機分及び 3 機分の機体等構成品等を調達。 100,808 百万円(うち、28 年度歳出分 436 百 万 円) を計上している。 (2) 地 方 防 衛 局 国庫債務負担行為の内訳は、次のとおりであ 28 年度(百万円) る。 27 年度(百万円) 19,253 18,563 総額(百万円) この経費は、地方防衛局の業務の運営に必要 う ち 28 年 度 歳出分(百万円) 事務機器借入れ 等 1,156 100 競争導入公共 サービス防衛省 中央事務処理 ネットワークシ ステム運用管理 業務 156 3 防衛省人事・給 与関係業務情報 システム開発等 354 6 2,198 百万円(うち 28 年度歳出分 356 百万円) を データ暗号化ソ フトウェア改修 12 ― 計上している。 研 究 開 発 93,594 63 弾 薬 購 入 2,684 ― 自衛隊施設整備 2,851 264 100,808 436 な経費である。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 地 方 防 衛 局 27 年度(百万円) 19,253 18,563 人 件 費 16,428 15,890 そ の 他 2,825 2,673 また、新たに、国庫債務負担行為として総額 国庫債務負担行為の内訳は、次のとおりであ る。 総額(百万円) 計 う ち 28 年 度 歳出分(百万円) 競争導入公共 サービス施設管 理運営業務 129 44 事務機器借入れ 等 1,721 196 防衛省人事・給 与関係業務情報 システム開発等 348 116 防衛装備庁においては、防衛装備品のライフ サイクルを通じたプロジェクト管理の強化等を 通して、装備取得業務の一層の効率化及び最適 化を図るための所要の経費を計上している。 研究開発については、科学技術の動向を踏ま えつつ、技術研究案件を選定しており、28 年 計 2,198 356 度は可変深度ソーナーシステムの開発に着手す (3) 防 衛 装 備 庁 るほか、効果的・効率的な技術研究開発を実施 28 年度(百万円) 126,310 することとしている。また、今後の弾道ミサイ 27 年度(百万円) 161,105 ルの脅威への対処能力を確保するため、イージ ( 34 ) ス艦用能力向上型迎撃ミサイルの日米共同開発 整備事業費、港湾空港鉄道等整備事業費、住宅都 を推進している。 市環境整備事業費、公園水道廃棄物処理等施設整 備費、農林水産基盤整備事業費、社会資本総合整 公共事業関係費 備事業費、推進費等及び災害復旧等事業費に大別 される。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 5,973,703 5,971,082 28 年度予算を大別して示すと、次のとおりで 2,621 公共事業関係費は、治山治水対策事業費、道路 ある。 平成 28 年度公共事業関係費対前年度比較表 (単位 区 治 分 山 治 水 対 28 年 度 27 年 度 策 844,057 844,772 治 水 756,586 755,454 治 山 59,723 61,570 海 百万円) 比較増△減 △ 715 1,132 △ 1,847 岸 27,748 27,748 ― 備 1,334,555 1,328,048 6,507 港湾空港鉄道等整備 道 路 整 420,971 420,822 149 港 湾 整 備 231,712 231,411 301 空 港 整 備 85,098 87,701 都市・幹線鉄道整備 23,721 22,490 △ 整 備 新 幹 線 整 備 75,450 75,450 ― 航 路 標 識 整 備 4,990 3,770 1,220 住 宅 都 市 環 境 整 備 2,603 1,231 537,469 543,339 △ 5,870 策 151,775 154,086 △ 2,311 都 市 環 境 整 備 385,694 389,253 △ 3,559 公 園 水 道廃 棄 物 処 理 等 108,106 122,806 △ 14,700 5,375 5,348 住 宅 下 対 水 道 27 水 道 施 設 整 備 20,457 25,457 △ 5,000 廃棄物処理施設整備 42,853 52,522 △ 9,669 工 業 用 水 道 2,478 2,478 ― 国 営 公 園 等 28,355 28,213 142 自 然 公 園 等 8,588 8,788 農 林 水 産 基 盤 整 備 593,147 574,350 18,797 農 業 農 村 整 備 296,226 275,265 20,961 森 備 120,286 120,286 ― 水 産 基 盤 整 備 69,985 72,149 林 整 △ △ 200 2,164 農山漁村地域整備 106,650 106,650 ― 社 会 資 本 総 合 整 備 1,998,566 1,996,554 2,012 推 進 費 等 63,753 67,312 △ 3,559 費 22,185 24,244 △ 2,059 地方創生基盤整備事業 推進費 41,568 ― 推 進 地 域 再 生 推 進 費 計 災 害 復 旧 ― 43,068 5,900,624 5,898,003 41,568 △ 43,068 2,621 等 73,079 73,079 ― 災 害 復 旧 57,428 54,406 3,022 災 害 関 連 15,651 18,673 ( 35 ) △ 3,022 区 分 合 28 計 年 度 年 27 5,973,703 (単位 百万円) 比較増△減 度 5,971,082 2,621 また、この経費を北海道、離島、沖縄及びその他の地域別に区分して示すと、次のとおりである。 (単位 北 海 道 治 山 道 治 水 路 対 93,942 島 沖 1,546 百万円) 計 縄 そ の 他 4,749 743,820 844,057 備 194,686 ― 30,727 1,109,142 1,334,555 港湾空港鉄道等整備 27,212 6,416 47,861 339,482 420,971 住 宅 都 市 環 境 整 備 22,047 ― 5,045 510,377 537,469 公 園 水 道廃 棄 物 処 理 等 4,464 2,440 6,970 94,232 108,106 農 林 水 産 基 盤 整 備 111,623 27,822 16,431 437,271 593,147 社 会 資 本 総 合 整 備 73,237 26,462 18,547 1,880,320 1,998,566 推 整 策 離 進 費 等 計 災 害 復 旧 合 等 計 4,443 ― 2,572 56,738 63,753 531,654 64,686 132,902 5,171,382 5,900,624 20 ― ― 73,059 73,079 531,674 64,686 132,902 5,244,441 5,973,703 (注)「離島」欄は、奄美群島における公共事業関係費 20,584 百万円を含んでいる。 さらに、所管別に区分して示すと、次のとおり 体となった予防的な治水対策を適切に実施す である。 ることとしている。 28 年度(百万円) 内 閣 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 27 年度(百万円) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 府 174,470 175,960 厚 生 労 働 省 11,078 14,944 河川整備事業 475,376 482,016 農 林 水 産 省 506,181 485,774 多目的ダム建設 事業 80,139 69,519 経 済 産 業 省 2,254 2,254 国 土 交 通 省 5,232,275 5,234,836 総合流域防災事 業 6,771 6,771 47,445 57,314 環 境 合 省 計 5,973,703 砂 5,971,082 業 88,025 88,160 工 事 諸 費 等 106,275 108,988 計 756,586 755,454 以下、事項別に説明する。 1 防 事 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ 治山治水対策事業費 る。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 844,057 844,772 △ 28 年度(百万円) 715 内 この経費は、治水、治山及び海岸の公共施設 整備のための経費である。 (1) 治 水 事 業 28 年度(百万円) 756,586 閣 27 年度(百万円) 府 4,443 4,362 国 土 交 通 省 752,143 751,092 計 756,586 755,454 (2) 治 山 事 業 27 年度(百万円) 28 年度(百万円) 755,454 27 年度(百万円) 59,723 61,570 治水事業については、老朽化の進行等によ 治山事業については、近年における山地災 り機能が低下した河川管理施設等の更新・補 害の発生状況等に鑑み、荒廃山地等の復旧及 修等及び激甚な水害・土砂災害が発生した地 び重要な水源地域における保安林の整備を重 域等における再度災害防止対策を重点的・集 点的に実施することとしている。 中的に実施するとともに、ハード・ソフト一 ( 36 ) 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで 工 事 諸 費 等 ある。 28 年度(百万円) 内 閣 計 27 年度(百万円) 府 295 288 農 林 水 産 省 52,678 54,320 国 土 交 通 省 6,750 6,962 計 59,723 61,570 27,748 106,691 1,334,555 1,328,048 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ る。 28 年度(百万円) 内 (3) 海 岸 事 業 28 年度(百万円) 105,639 閣 府 30,727 30,826 国 土 交 通 省 1,303,828 1,297,222 計 1,334,555 1,328,048 27 年度(百万円) 3 27,748 海岸事業については、津波による被災の危 27 年度(百万円) 港湾空港鉄道等整備事業費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 420,971 険性が高い大規模地震の対策地域において、 420,822 149 背後地に人口・資産集積地区や重要交通基盤・ この経費は、港湾、空港、都市・幹線鉄道、 生産基盤を抱える海岸等における津波・高潮 整備新幹線及び航路標識の公共施設整備のため 及び侵食対策に重点化しつつ、事業の推進を の経費である。 (1) 港湾整備事業 図ることとしている。 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 231,712 ある。 28 年度(百万円) 231,411 港湾整備事業については、国際コンテナ戦 27 年度(百万円) 府 11 11 略港湾において、日本と北米・欧州等を直接 農 林 水 産 省 3,992 3,992 結ぶ国際基幹航路を維持・拡大するため、船 国 土 交 通 省 23,745 23,745 舶の大型化に対応したコンテナターミナルの 計 27,748 27,748 整備等を推進することとしている。 内 2 閣 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 道路整備事業費 28 年度(百万円) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 1,334,555 1,328,048 6,507 港湾環境整備事 業 27 年度(百万円) 3,352 5,123 業 205,448 201,833 て、橋梁、トンネル等の点検、診断、措置及び エネルギー・鉄 鋼港湾施設工事 920 1,485 記録を着実に実施し、メンテナンスサイクルを 工 事 諸 費 等 21,991 22,969 推進するとともに、迅速かつ円滑な物流の実 計 231,712 231,411 この経費は、道路整備のための経費であって、 道路施設の適切な維持管理と老朽化対策に向け 港 湾 事 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ 現、国際競争力の強化等を図るための三大都市 る。 圏環状道路など効率的な物流ネットワークの整 備、地域・拠点の連携を確保するための道路 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) ネットワークの整備等を推進することとしてい 内 府 10,895 11,327 る。 国 土 交 通 省 220,817 220,084 計 231,712 231,411 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 道路更新防災対 策事業及び維持 管理 355,814 地域連携道路事 業 632,919 631,441 道路交通円滑化 事業 240,183 259,074 閣 (2) 空港整備事業 28 年度(百万円) 330,842 85,098 27 年度(百万円) 87,701 空港整備事業については、引き続き、首都 圏空港の国際競争力強化のため、東京国際空 港(羽田) の機能強化に必要な事業等を重点的 ( 37 ) に実施するとともに、福岡空港及び那 空港 において滑走路増設事業を実施することとし 鉄道駅総合改善 事業費補助 1,498 1,397 計 23,721 22,490 ている。 空港整備事業費として一般会計に計上され ( 4 ) 整備新幹線整備事業 るのは、一般会計から自動車安全特別会計へ 28 年度(百万円) 繰り入れる空港整備事業費財源 83,351 百万 75,450 円並びに沖縄総合事務局、国土技術政策総合 この経費は、独立行政法人鉄道建設・運輸 研究所、地方整備局及び北海道開発局の一般 施設整備支援機構が施行する北海道新幹線新 会計で支出される空港整備関係の工事諸費 青森―札幌間、北陸新幹線長野―敦賀間、九 1,747 百万円である。 州新幹線武雄温泉―長崎間の建設に必要な経 空港の整備に関する事業費の財源内訳は次 ( 5 ) 航路標識整備事業 28 年度(百万円) 航空機燃料税収 入 前々年度航空機 燃料税収入決算 調整額 一 般 財 源 計 27 年度(百万円) 52,000 51,000 910 2,188 34,008 34,513 85,098 87,701 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 4,990 3,770 この経費は、船舶が安全に航行するための △ 指標となる灯台、電波標識等の整備を実施す るために必要な経費である。 4 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで 住宅都市環境整備事業費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 537,469 ある。 28 年度(百万円) 閣 75,450 費である。 のとおりである。 内 27 年度(百万円) 36,966 35,437 国 土 交 通 省 48,132 52,264 計 85,098 87,701 23,721 5,870 めの経費である。 (1) 住 宅 対 策 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 151,775 ( 3 ) 都市・幹線鉄道整備事業 28 年度(百万円) △ この経費は、住宅対策及び都市環境整備のた 27 年度(百万円) 府 543,339 154,086 この経費は、地方公共団体等が施行する公 27 年度(百万円) 営住宅整備等事業、独立行政法人住宅金融支 22,490 この経費は、都市機能を支える都市鉄道の 援機構が行う証券化支援事業に係る金利引下 整備、防災・減災や輸送の安全性の向上等に げ、地方公共団体等が行う高齢者向け優良賃 よる安全・安心の確保等に必要な経費である。 貸住宅等の公的賃貸住宅に係る家賃低減、独 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 立行政法人都市再生機構が行う賃貸住宅の再 28 年度(百万円) 生・再編に要する資金の一部としての同機構 27 年度(百万円) 鉄道施設総合安 全対策事業費補 助 3,632 1,814 鉄道防災事業費 補助 1,030 1,185 独立行政法人日 本高速道路保 有・債務返済機 構出資金 124 に対する出資、独立行政法人都市再生機構等 が施行する防災性を向上するための住宅市街 地総合整備促進事業等により、住宅対策を推 進するために必要な経費である。 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 100 28 年度(百万円) 幹線鉄道等活性 化事業費補助 1,677 都市鉄道利便増 進事業費補助 都市鉄道整備事 業費補助 27 年度(百万円) 1,561 公営住宅整備費 等補助 1,800 2,000 13,600 8,845 優良住宅整備促 進等事業費補助 24,303 25,425 2,160 7,588 公的賃貸住宅家 賃対策補助 9,100 9,762 ( 38 ) 独立行政法人都 市再生機構出資 金 住宅市街地総合 整備促進事業費 補助 そ の 4,500 111,420 109,592 652 1,807 151,775 154,086 他 計 28 年度(百万円) 5,500 内 府 5,045 5,509 国 土 交 通 省 380,649 383,744 計 385,694 389,253 5 公園水道廃棄物処理等施設整備費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) ( 2 ) 都市環境整備事業 28 年度(百万円) 閣 108,106 122,806 △ 14,700 この経費は、上下水道、廃棄物処理、工業用 27 年度(百万円) 385,694 27 年度(百万円) 水道、国営公園等及び自然公園等の施設の整備 389,253 都市環境整備事業については、民間活力を 活用したまちの活力の維持・増進、持続可能 等を行うために必要な経費である。 (1) 下 水 道 事 業 な都市構造への再構築、都市の高度利用及び 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 都市機能の更新を図る市街地整備事業、大気 5,375 汚染等の沿道環境問題への対策、無電柱化や この経費は、下水道事業に関する調査、防 歩行空間のバリアフリー化、事故発生割合の 災・減災対策等の支援を行うために必要な経 高い箇所における交通事故対策等を実施する 費である。 5,348 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 道路環境整備事業、都市部における著しい浸 水被害が発生した流域等において、下水道事 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 業等と連携した河川都市基盤整備事業等を実 下水道事業調査 4,084 4,086 施する都市水環境整備事業により、都市環境 下水道事業費補 助 1,091 1,062 下水道防災事業 費補助 200 200 5,375 5,348 の整備を推進することとしている。 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 計 27 年度(百万円) 市街地整備事業 31,839 31,839 市街地再開発 事業 8,362 8,629 都市再生推進 事業等 10,914 11,015 都市機能立地 支援事業 2,400 4,000 都市開発資金 貸付金 10,163 8,195 道路環境整備事 業 329,139 332,125 道路環境改善 事業 簡易水道等施設 9,926 14,155 136,623 142,021 10,440 11,201 道路交通安全 対策事業 水道水源開発等 施設 182,786 179,558 そ 91 100 工 事 諸 費 9,730 10,546 20,457 25,457 都市水環境整備 事業 24,716 25,289 河川都市基盤 整備事業等 21,706 工事諸費等 計 ( 2 ) 水道施設整備事業 28 年度(百万円) 20,457 27 年度(百万円) 25,457 この経費は、簡易水道等施設、水道水源開 発等施設の整備等を行うために必要な経費で ある。 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) の 他 計 27 年度(百万円) この経費の所管別内訳は、次のとおりであ る。 22,051 3,010 3,238 385,694 389,253 28 年度(百万円) 内 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ る。 ( 39 ) 閣 27 年度(百万円) 府 2,467 2,547 厚 生 労 働 省 10,728 14,594 国 土 交 通 省 7,262 8,316 計 20,457 25,457 ( 3 ) 廃棄物処理施設整備事業 28 年度(百万円) 42,853 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ る。 27 年度(百万円) 52,522 28 年度(百万円) この経費は、廃棄物処理施設及び浄化槽の 内 整備等に必要な経費である。 閣 府 3,337 3,337 国 土 交 通 省 25,018 24,876 計 28,355 28,213 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 27 年度(百万円) ( 6 ) 自然公園等事業 廃棄物処理施設 2,321 4,524 循環型社会形成 推進交付金 40,447 47,913 85 85 この経費は、国立公園、国民公園等の施設 42,853 52,522 の整備、維持管理等を行うために必要な経費 そ の 他 計 28 年度(百万円) 8,588 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ 27 年度(百万円) 8,788 である。 る。 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 27 年度(百万円) 府 1,166 1,166 国 立 公 園 等 5,303 5,531 国 土 交 通 省 2,860 2,860 国 園 1,863 1,834 38,827 48,496 自然環境整備交 付金 1,385 1,385 42,853 52,522 そ 38 38 8,588 8,788 内 環 閣 境 省 計 民 公 の 他 計 ( 4 ) 工業用水道事業 28 年度(百万円) 2,478 6 27 年度(百万円) 2,478 農林水産基盤整備事業費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) この経費は、工業地帯における地下水汲上 593,147 574,350 18,797 げによる地盤沈下の防止と立地条件の整備を この経費は、農業農村整備、森林整備、水産 目的として敷設される工業用水道の事業費の 基盤整備及び農山漁村地域整備を行うための経 一部を補助するために必要な経費である。 費である。 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ ( 1 ) 農業農村整備事業 る。 28 年度(百万円) 28 年度(百万円) 296,226 27 年度(百万円) 27 年度(百万円) 275,265 経 済 産 業 省 2,254 2,254 農業農村整備事業については、農業の競争 国 土 交 通 省 224 224 力強化のための大区画化・汎用化等を推進す 2,478 2,478 る農業競争力強化基盤整備事業、農地再編整 計 ( 5 ) 国営公園等事業 備事業、国土強靭化のための農業水利施設の 28 年度(百万円) 28,355 長寿命化・耐震化対策を推進するかんがい排 27 年度(百万円) 28,213 水事業、総合農地防災事業等を行うために必 この経費は、国営公園の老朽化対策、維持 管理等を行うために必要な経費である。 要な経費である。 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 27 年度(百万円) かんがい排水 104,274 88,899 国営公園整備等 25,334 25,192 15,540 15,485 都市公園防災事 業 土地改良施設管 理 2,838 2,838 農用地再編整備 17,511 22,836 183 183 総合農地防災等 73,016 48,886 28,355 28,213 農業競争力強化 基盤整備事業費 50,020 61,661 そ の 計 他 ( 40 ) 水 資 源 開 発 7,006 6,926 食料安定供給特 別会計国営土地 改良事業勘定へ 繰入 18,371 19,476 補助率差額等 10,489 11,096 計 296,226 275,265 いる。 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで ある。 28 年度(百万円) 内 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ る。 28 年度(百万円) 閣 府 3,533 3,852 農 林 水 産 省 31,030 30,267 国 土 交 通 省 35,422 38,030 計 69,985 72,149 27 年度(百万円) 府 12,578 12,578 ( 4 ) 農山漁村地域整備事業 農 林 水 産 省 198,738 177,635 28 年度(百万円) 国 土 交 通 省 84,910 85,052 計 296,226 275,265 内 閣 27 年度(百万円) 106,650 27 年度(百万円) 106,650 この経費は、地方公共団体が作成した計画 (2) 森林整備事業 に基づく農山漁村地域の基盤整備のほか、整 28 年度(百万円) 120,286 27 年度(百万円) 備効果を促進するためのソフト事業について 120,286 総合的に支援するための交付金である。 森林整備事業については、林業の成長産業 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで 化、森林の多面的機能の持続的発揮及び森林 ある。 吸収量確保のため、間伐等を支援するととも 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) に、森林整備の効率化に必要な丈夫で簡易な 農 林 水 産 省 87,320 87,308 路網の整備を推進することとしている。ま 国 土 交 通 省 19,330 19,342 た、広葉樹林への誘導を支援すること等によ 計 106,650 106,650 り、多様で健全な森林の整備を推進すること 7 としている。 社会資本総合整備事業費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 1,998,566 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりで 1,996,554 2,012 この経費は、地方公共団体等が作成した社会 ある。 28 年度(百万円) 資本総合整備計画に基づき、頻発する風水害・ 27 年度(百万円) 府 320 275 土砂災害や大規模地震・津波に対する防災・減 農 林 水 産 省 113,177 113,005 災対策、インフラ長寿命化計画を踏まえた老朽 6,789 7,006 化対策、「コンパクト+ネットワーク」 の推進に 120,286 120,286 資する取組や子育て・高齢者に対応した地域と 内 閣 国 土 交 通 省 計 暮らしの魅力向上に資する取組など、地域にお ( 3 ) 水産基盤整備事業 28 年度(百万円) 69,985 ける総合的な取組を支援するための交付金であ 27 年度(百万円) る。 72,149 水産基盤整備事業については、水産物の輸 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 出促進を図るための流通・輸出拠点漁港にお 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 社会資本整備総 合交付金 898,332 901,805 に、大規模自然災害に備えた漁港施設の機能 防災・安全交付 金 1,100,234 1,094,749 強化対策としての防波堤の嵩上げ及び岸壁の 計 1,998,566 1,996,554 ける高度衛生管理型施設の整備、水産資源の 回復を図るための漁場整備を推進するととも 耐震化等や流通構造改革等のための漁港機能 の集約化・再活用を推進することにより、水 産基盤の整備を総合的に実施することとして ( 41 ) 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりであ る。 28 年度(百万円) 内 に必要な経費である。 27 年度(百万円) 府 18,547 18,805 国 土 交 通 省 1,980,019 1,977,749 27 年以前に発生した災害の復旧事業につ 計 1,998,566 1,996,554 いては、事業の促進を図ることとし、また、 8 閣 推 進 費 (1) 災害復旧事業 等 当年発生災害については、発生を見込み迅速 な対応を行うこととしている。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 63,753 67,312 △ 3,559 (2) 災害関連事業 この経費は、「地域再生法」 (平 17 法 24) に基 災害復旧事業と合併して施行する一般関連 づき、地方公共団体が行う地方創生の深化に向 事業及び助成事業については、災害復旧事業 けた自主的かつ主体的な取組による先駆的な地 の進捗状況を考慮して事業の推進を図ること 方創生基盤整備事業に対して支援するための交 としている。また、山地崩壊等の災害に対し 付金並びに自然災害による被害や重大な交通事 ては、災害関連緊急事業により緊急に対応す 故が発生した場合に緊急的に再度災害防止等を ることとしている。 図ること及び北海道総合開発計画の効果的な推 以上の経費の所管別内訳は、次のとおりであ 進を図ること等を目的とし、予算作成後の地域 る。 の事象に柔軟に対応するため地方公共団体等と 災害復旧事 災害関連事 業費(百万円) 業費(百万円) の協議結果を踏まえた事業の推進に必要な経費 である。 以上の経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 計(百万円) 厚生労働省 350 ― 350 農林水産省 14,604 4,642 19,246 国土交通省 42,444 11,009 53,453 環 境 省 30 ― 30 57,428 15,651 73,079 沖縄北部連携促 進特別振興対策 特定開発事業推 進費 2,572 地方創生基盤整 備事業推進費 41,568 ― 災害対策等緊急 事業推進費 14,813 16,832 官民連携基盤整 備推進調査費 357 397 北海道特定特別 総合開発事業推 進費 4,443 4,443 地域再生推進費 ― 43,068 無償資金協力を実施するための予算である経 63,753 67,312 済開発等援助費については、G7 伊勢志摩サ 計 2,572 経 済 協 力 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 516,132 必要な経費である。 その内容の主なものは、次のとおりである。 (1) 無償資金協力 ミットの開催等を見据え、積極的平和主義に基 この経費の所管別内訳は、次のとおりであ づく平和構築安定化支援、「質の高いインフラ」 る。 28 年度(百万円) 閣 の展開強化等を図ることとし、162,904 百万円 27 年度(百万円) 府 44,140 45,640 国 土 交 通 省 19,613 21,672 計 63,753 67,312 9 9,717 この経費は、経済協力のための諸施策の実施に 計 内 506,415 を計上している。 ( 2 ) 技術協力(独立行政法人国際協力機構) 独立行政法人国際協力機構が実施する技術協 災害復旧等事業費 力のために必要な予算については、G7 伊勢志 摩サミットの開催等を見据え、積極的平和主義 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 73,079 73,079 ― に基づく平和構築安定化支援、保健等の開発課 この経費は、公共土木施設、農林水産業施設 題に関する支援、日本企業の海外展開にも資す 等の災害復旧事業及び災害関連事業を行うため る 産 業 人 材 育 成 の 強 化 等 を 図 る こ と と し、 ( 42 ) 国際連合工業 開発機関分担 金 1,713 1,780 そ 他 8,196 7,561 他 2,487 2,965 397,443 387,333 32,920 30,050 44,370 48,260 77,290 78,310 28,495 28,930 6,765 6,358 535 511 5,479 4,855 516,132 506,415 149,208 百万円を計上している。 ( 3 ) 留学生関係経費 留学生関係経費については、外国人留学生へ そ の奨学金の給付などの充実等を図ることとし、 の 計 28,495 百万円を計上している。 (財 務 省 所 管) ( 4 ) 国際分担金・拠出金等 国際開発金融機 関拠出金等 我が国にとっての支払の必要性等を踏まえ、 121,675 百万円を計上している。 政府開発援助独 立行政法人国際 協力機構有償資 金協力部門出資 金 計 (5) 円 借 款 等 事業規模を 1,052,500 百万円とし、その財源 の一部として、一般会計出資金 44,370 百万円 (文部科学省所管) を計上している。 外国人留学生等 経費 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) (厚生労働省所管) (内 閣 府 所 管) 国際開発金融機 関協力経費等 の 124 119 世界保健機関分 担金等 (農林水産省所管) (外 務 省 所 管) 国際漁業協力推 進費 政府開発援助経 済開発等援助費 162,904 160,497 政府開発援助独 立行政法人国際 協力機構運営費 交付金等 149,208 146,413 国際分担金・拠 出金 82,845 77,458 国際連合分担 金 32,273 29,461 中小企業対策費 国際連合開発 計画拠出金 7,390 7,109 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 国際連合食糧 農業機関分担 金 6,401 5,985 経済協力開発 機構分担金 4,252 4,855 国際連合難民 高等弁務官事 務所拠出金 4,035 3,893 環境問題拠出 金 4,034 3,741 ユネスコ分担 金 3,775 3,328 人口関係国際 機関等拠出金 3,370 3,218 (経済産業省所管) 海外市場開拓支 援費 合 計 182,484 185,618 △ 3,134 この経費は、中小企業の資金調達の円滑化、中 小企業の経営革新・創業に向けた自助努力の促 進、経営基盤の強化等の諸施策を実施するために 必要な経費である。 28 年度においては、中小企業・小規模事業者 の生産性の向上及び経営支援の強化並びに資金繰 り対策等について資金の重点的な配分を図ること としている。 その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 1 ) 株式会社日本政策金融公庫出資等 親日派・知日 派育成のため の交流拡充拠 出金 3,327 国際連合児童 基金拠出金 2,079 2,005 国際機関職員 派遣信託基金 拠出金 2,000 1,646 2,877 株式会社日本政策金融公庫については、信用 保険等業務において中小企業に対する信用補完 の充実を図るため、57,200 百万円の出資を行 うこととしているほか、国民一般向け業務にお いて業務円滑化のための補給金として 18,636 百万円を計上している。また、中小企業者向け ( 43 ) 業務等において業務円滑化のための補給金とし て、15,298 百万円を計上している。 株式会社日本政 策金融公庫補給 金 13,236 13,260 計 70,236 72,060 1,099 2,410 ( 2 ) 経営革新・創業促進 中小企業・小規模事業者が産学官連携して行 (厚生労働省所管) 中小企業最低賃 金引上げ支援対 策費 う革新的な商品・サービスモデルの開発等の取 組、商工会・商工会議所による小規模事業者へ の伴走型支援、各都道府県に設置した様々な経 (経済産業省所管) 営課題に対応するための「よろず支援拠点」 の機 経営革新・創業 促進費 37,557 36,991 能強化、地域資源を活用したふるさと名物の開 株式会社日本政 策金融公庫補給 金 20,698 20,003 株式会社日本政 策金融公庫出資 金 200 200 中小企業事業環 境整備費 10,707 13,793 経営安定・取引 適正化費 4,424 5,185 企業基盤整備機構が連携して支援するための経 独立行政法人中 小企業基盤整備 機構運営費 18,420 19,025 費や中小企業・小規模事業者に対する信用補完 そ 19,142 15,951 111,149 111,148 182,484 185,618 発・販路開拓、地域コミュニティ機能の維持・ 強化等を図る全国モデル型の商店街における取 組 等 を 支 援 す る た め に 必 要 な 経 費 と し て、 37,557 百万円を計上している。 ( 3 ) 中小企業事業環境整備 中小企業・小規模事業者の海外展開を独立行 政法人日本貿易振興機構及び独立行政法人中小 の 他 計 の充実に必要な経費等として、10,707 百万円を 合 計上している。 計 ( 4 ) 経営安定・取引適正化 エネルギー対策費 中小企業が消費税を円滑に転嫁できるように する観点から、消費税転嫁状況の監視等を担う 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 930,787 転嫁対策調査官を引き続き配置するほか、中小 898,511 32,276 企業に対する悉皆的な調査を実施するために必 この経費は、エネルギーの長期的・安定的な供 要な経費として 3,214 百万円を計上している。 給を確保するため、エネルギー需給対策の推進、 また、各都道府県に設置した「下請かけこみ寺」 安全かつ安定的な電力供給の確保等の諸施策を実 において、中小企業の取引に関する相談対応、 施するために必要な経費である。 裁判外紛争解決手続(ADR) や下請適正取引等 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) の推進のためのガイドラインの普及啓発等を行 27 年度(百万円) うとともに、取引あっせんの支援等のために必 国際原子力機関 分担金等 6,345 6,146 要な経費として 1,210 百万円を計上している。 国立研究開発法 人日本原子力研 究開発機構運営 費交付金 34,615 48,274 国立研究開発法 人日本原子力研 究開発機構施設 整備費 1,030 751 核不拡散・核セ キュリティ関連 業務等 818 895 エネルギー対策 特別会計エネル ギー需給勘定へ 繰入 596,700 538,180 ( 5 ) 独立行政法人中小企業基盤整備機構運営費 この経費は、独立行政法人中小企業基盤整備 機 構 に 対 す る 運 営 費 交 付 金 と し て 、 18,420 百万円を計上している。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) (財 務 省 所 管) 株式会社日本政 策金融公庫出資 金 57,000 58,800 ( 44 ) エネルギー対策 特別会計電源開 発促進勘定へ繰 入 291,279 304,264 計 930,787 898,511 ( 4 ) エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定 へ繰入 この経費は、電源開発促進税を財源として、 発電用施設の設置及び運転の円滑化を目的とし また、所管別内訳は、次のとおりである。 所 管 28 年度(百万円) た「発電用施設周辺地域整備法」 (昭 49 法 78) の 規定による交付金の交付及びその他の発電の用 27 年度(百万円) 内 閣 府 9,980 13,158 に供する施設の設置や運転の円滑化に資するた 外 務 省 6,345 6,146 めの財政上の措置を実施する電源立地対策並び 文 部 科 学 省 144,309 158,872 に発電用施設の利用の促進、安全の確保及び発 経 済 産 業 省 601,553 583,750 電用施設による電気の供給の円滑化を図るため 環 168,600 136,585 の財政上の措置を実施する電源利用対策並びに 930,787 898,511 原子力発電施設等に関する安全の確保を図るた その内容の主なものは、次のとおりである。 めの措置を実施する原子力安全規制対策に要す ( 1 ) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 る費用の財源に充てるため、一般会計からエネ 境 省 計 運営費交付金等 ルギー対策特別会計電源開発促進勘定へ繰り入 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構等 れることとして、291,279 百万円を計上してい において、原子力利用の安全確保のための基礎 る(第 3 特別会計 6 エネルギー対策特別会計参 基盤研究等を行うとともに、原子力分野におけ 照) 。 る人材育成等を行うこととして、35,433 百万円 なお、このうち 35,000 百万円は中間貯蔵施 を計上している。 設費用相当分について原子力損害賠償・廃炉等 ( 2 ) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 支援機構への資金交付に充てるためのものであ 施設整備費 る。 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構に 食料安定供給関係費 おいて、福島第一原子力発電所の廃止措置等研 究開発の加速プランに基づく、研究支援機能や 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 人材育成機能を有する研究拠点等を整備するこ 1,028,215 1,041,684 △ 13,469 この経費は、「食料・農業・農村基本法」 (平 11 ととして、1,030 百万円を計上している。 ( 3 ) エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘 法 106) の基本理念として掲げられている食料の 定へ繰入 安定供給の確保に資する諸施策を実施するために この経費は、石油石炭税を財源として、石油、 必要な経費である。 可燃性天然ガス及び石炭の安定的かつ低廉な供 その内容の主なものは、次のとおりである。 給の確保を図ることが緊要であることに鑑み講 ( 1 ) 食品の安全・消費者の信頼確保対策費等 じられる措置を実施する燃料安定供給対策並び この経費は、食品の安全確保と食品に対する に内外の経済的社会的環境に応じた安定的かつ 消費者の信頼の確保を図るために必要な経費で 適切なエネルギーの需給構造の構築を図ること ある。 が緊要であることに鑑み講じられる措置を実施 28 年度においては、国産農畜水産物の安全 するエネルギー需給構造高度化対策に要する経 性を向上させるため、生産資材安全確保対策事 費の財源に充てるため、一般会計からエネル 業等を推進することとし、8,632 百万円を計上 ギー対策特別会計エネルギー需給勘定へ繰り入 している。 れることとして、596,700 百万円を計上してい ( 2 ) 食料安全保障確立対策費等 る(第 3 特別会計 6 エネルギー対策特別会計参 この経費は、米の適正かつ円滑な流通を確保 するための措置並びに政府による主要食糧の買 照) 。 ( 45 ) 入れ、輸入及び売渡しの措置により主要食糧の した地域活性化等を支援するために必要な経費 需給及び価格の安定を図るための食料安定供給 である。 特別会計への繰入れ等に必要な経費である。 28 年度においては、6 次産業化、農商工連携 28 年度においては、米の備蓄の運営等のた 及び地産地消の取組等を支援することとし、 めに必要な食料安定供給特別会計への繰入れ等 として、117,543 百万円を計上している。 4,184 百万円を計上している。 ( 8 ) 水産資源回復対策費 ( 3 ) 担い手育成・確保等対策費等 この経費は、低位水準にとどまっている水産 この経費は、力強く持続可能な農業構造の実 資源の管理・回復の推進等を図るために必要な 現に向けた担い手の育成・確保等を図り、経営 経費である。 所得安定対策、農業共済事業等を実施するため 28 年度においては、我が国周辺水域での主 に必要な経費である。 要魚種の資源評価の推進等を図ることとし、 28 年度においては、経営所得安定対策に係 る交付金、農業共済事業における再保険金の円 25,336 百万円を計上している。 ( 9 ) 漁業経営安定対策費等 滑な支払のための食料安定供給特別会計への繰 入れ等として、321,697 百万円を計上している。 ( 4 ) 農地集積・集約化等対策費 この経費は、水産業において国際競争力のあ る経営体の育成・確保等を図るために必要な経 費である。 この経費は、意欲ある多様な農業者への農地 28 年度においては、適切な資源管理と漁業 集積の推進等を図るために必要な経費である。 経営の安定の確立のため、資源管理に取り組む 28 年度においては、農地中間管理機構等に 漁業者を対象とした収入安定対策等を実施する よる農地の集積・集約化に対する支援、農地集 とともに、漁業への定着促進を図るための長期 積を図りつつ高収益作物への転換等を推進する 研修等を支援する新規漁業就業者総合支援事業 こととし、30,756 百万円を計上している。 等を実施することとし、43,559 百万円を計上し ( 5 ) 国産農産物生産・供給体制強化対策費等 ている。 この経費は、需要構造等の変化に対応して国 経費の内訳は、次のとおりである。 産農産物の安定的な生産・供給等を推進するた 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 食品の安全・消 費者の信頼確保 対策費等 8,632 8,989 国産農産物消費 拡大対策費 2,137 3,077 農林水産物・食 品輸出促進対策 費 3,578 3,833 食料安全保障確 立対策費等 117,543 118,653 担い手育成・確 保等対策費等 321,697 329,093 農地集積・集約 化等対策費 30,756 38,051 国産農産物生 産・供給体制強 化対策費等 425,405 413,501 給等を図るため、共同利用施設の整備等を支援 農業・食品産業 強化対策費 20,785 23,085 することとし、20,785 百万円を計上している。 環境保全型農業 生産対策費 2,549 2,649 農山漁村 6 次産 業化対策費等 4,184 8,025 水産資源回復対 策費 25,336 22,090 めに必要な経費である。 28 年度においては、水田における麦、大豆、 飼料用米等の本作化等を推進するための水田活 用の直接支払交付金の交付、自給飼料生産基盤 に立脚した酪農経営を推進するための飼料生産 型酪農経営支援事業等を実施することとし、 425,405 百万円を計上している。 ( 6 ) 農業・食品産業強化対策費 この経費は、高付加価値化による販売価格の 向上、生産・流通コストの低減に向けた取組に 必要な経費である。 28 年度においては、国産農畜産物の安定供 ( 7 ) 農山漁村 6 次産業化対策費等 この経費は、農山漁村の 6 次産業化を推進 し、農林水産業・農山漁村の有する資源を活用 ( 46 ) 漁業経営安定対 策費等 43,559 48,913 漁村振興対策費 1,480 1,531 水産業強化対策 費 4,100 3,500 16,474 16,692 1,028,215 1,041,684 そ の 他 計 として、沖縄県における社会資本の整備を推 進するために必要な経費として、那 空港滑 走路増設事業に要する経費 33,000 百万円を 含 め、132,902 百 万 円(27 年 度 当 初 予 算 額 132,892 百万円) を計上している。 なお、当該経費には沖縄県の均衡ある発展 を図る必要があることに鑑み、北部地域の連 その他の事項経費 携促進と自立的発展の条件整備として、産業 その他の事項経費のうち主なものは、次のとお 振興や定住条件の整備等を行う北部振興事業 りである。 に要する経費として、2,572 百万円(27 年度 1 当初予算額 2,572 百万円) が含まれている。 地方創生推進費及び地方創生基盤整備事業推 進費(内閣府所管) ( 2 ) その他の主要な経費 (イ) 沖縄科学技術大学院大学学園における 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) ― 100,000 教育・研究等及び研究施設の整備に必要な 100,000 この経費は、「地域再生法」 (平 17 法 24) に基 づき、地方公共団体が行う地方創生の深化に向 けた自主的かつ主体的な取組による先駆的な地 方創生推進事業及び地方創生基盤整備事業に対 して支援するための交付金である。 58,432 ― 地方創生基盤整 備事業推進費 41,568 ― 計 100,000 ― るために必要な経費として、9,423 百万円 (27 年度当初予算額 8,034 百万円) を計上し ている。 (ハ) 沖縄振興交付金事業推進費 沖縄の実情に即してより的確かつ効果的 に施策を展開するために 24 年度に創設さ 沖縄振興費(内閣府所管) れた沖縄振興交付金については、経常的経 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 332,485 「義務教育諸学校等の施設費の国庫負担 いて、国が一部を負担又は交付金を交付す (注) 計数中には、公共事業関係費に計上されて いるものが含まれている。 334,969 (ロ) 沖縄教育振興事業費 沖縄県における公立学校の施設整備費につ 27 年度(百万円) 地方創生推進費 2 額 16,726 百万円) を計上している。 等に関する法律」 (昭 33 法 81) に基づき、 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 経費として 16,726 百万円(27 年度当初予算 費を対象とする沖縄振興特別推進交付金及 2,485 この経費は、沖縄の優位性を活かした自立型 経済の発展に向けて、より一層効果的な沖縄の 振興に必要な施策の推進を図るための経費であ び投資的経費を対象とする沖縄振興公共投 資交付金に区分して計上しており、その内 訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) る。 28 年度においては、沖縄振興策を総合的・ 積極的に推進するため、334,969 百万円(27 年 度当初予算額 332,485 百万円) を計上している。 なお、沖縄振興費には、公共事業関係費その 他の主要経費が含まれており、その内容の主な 27 年度(百万円) 沖縄振興特別推 進交付金 80,635 80,635 沖縄振興公共投 資交付金 80,655 81,124 計 161,291 161,759 (ニ) 沖縄県の均衡ある発展を図る必要があ ることに鑑み、北部地域の連携促進と自立 ものは、次のとおりである。 的発展の条件整備として、産業振興や定住 ( 1 ) 公共事業関係費 道路、空港、港湾、農業農村整備等を中心 条件の整備等を行う北部振興事業に要する 経費(非公共事業) として、2,572 百万円(27 ( 47 ) 年度当初予算額 2,572 百万円) を計上して 所管別内訳は、次のとおりである。 いる。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) (ホ) 沖縄振興開発金融公庫については、そ 内 閣 府 1,607 1,606 の業務の円滑な運営に資するための補給金 外 務 省 329 340 と し て、970 百 万 円(27 年 度 当 初 予 算 額 農 林 水 産 省 94 57 1,044 百万円) を計上している。 国 土 交 通 省 100 100 2,130 2,103 計 (参考) 上記を含めた沖縄関係経費の所管別内訳 (注) 計数中には、食料安定供給関係費に計上さ れているものが含まれている。 は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 裁 判 所 565 412 内 閣 府 335,496 332,896 内 閣 本 府 324,062 321,596 沖縄振興交 付金事業推 進費 161,291 161,759 公共事業関 係費 127,428 127,457 沖縄振興開 発金融公庫 補給金 970 1,044 他 34,373 31,337 運営、青少年教育の振興、青年の船の運航等に 沖縄総合事務 局 10,908 10,888 要する経費を計上している。 公共事業関 係費 5,474 5,435 そ 他 5,434 5,453 庁 527 412 そ 警 の の 察 4 青少年対策費(裁判所所管、内閣府所管、総 務省所管、法務省所管、文部科学省所管、厚生 労働省所管及び農林水産省所管) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 96,158 96,544 △ 386 この経費は、健全な青少年活動の助成等のた めに必要な経費であり、独立行政法人国立青少 年教育振興機構運営費、青少年矯正施設の設置 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) (裁 判 所 所 管) 少年事件処理経 費 10 7 子ども・若者育 成支援推進経費 248 285 青年国際交流経 費 1,412 1,351 青少年防犯関係 経費 434 428 2,094 2,064 299 450 青少年事件処理 経費 2,058 1,789 矯正施設経費 32,668 32,457 更生保護活動経 費 18,807 18,474 663 839 54,197 53,559 付金など北方領土問題に関する啓発等を行うた 独立行政法人国 立青少年教育振 興機構運営費等 13,753 13,625 めに必要な経費を計上している。 生涯学習の振興 28 30 外 務 省 43 40 財 務 省 80 40 文 部 科 学 省 1,694 1,692 厚 生 労 働 省 1,605 1,690 農 林 水 産 省 709 797 省 248,355 198,941 うちSACO 関係経費 1,488 1,067 うち米軍再編 関 係 経 費(地 元負担軽減に 資する措置) 73,311 31,222 588,548 536,509 防 衛 計 (内 閣 府 所 管) 計 (総 務 省 所 管) 情報通信技術高 度利活用推進費 (法 務 省 所 管) (注) 計数中には、公共事業関係費その他の主要 経費に計上されているものが含まれている。 3 北方対策費(内閣府所管、外務省所管、農林 水産省所管及び国土交通省所管) そ 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 2,130 2,103 の 他 計 27 (文部科学省所管) 独立行政法人北方領土問題対策協会運営費交 ( 48 ) 初等中等教育等 の振興 7,166 7,975 私立学校の振興 90 90 スポーツの振興 2,675 そ 6,325 6,312 計 30,037 30,696 他 計 3,249 3,126 103,965 103,793 (注) 計数中には、青少年対策費に計上されてい るものが含まれている。 2,662 文化芸術の振興 の 6 農村地域資源維持・継承等対策費等(農林水 産省所管) (厚生労働省所管) 勤労青少年の育 成、福祉増進対 策 131 143 職業訓練経費 3,672 3,699 この経費は、地域共同で行う多面的機能を支 計 3,803 3,842 える活動、生産条件が不利な中山間地域等にお 林業担い手育成 事業 5,685 5,886 森林の多様な利 用推進対策 33 40 5,718 5,926 96,158 96,544 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 105,565 (農林水産省所管) 計 対策を推進するために必要な経費等である。 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 文化関係費(文部科学省所管) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 103,965 5,995 の共生・対流及び定住等の促進、鳥獣被害防止 (注) 計数中には、雇用労災対策費、科学技術振 興費、教育振興助成費、文化関係費及び森林・ 林業対策費に計上されているものが含まれて いる。 5 △ ける営農の継続に対する支援や都市と農山漁村 計 合 111,560 103,793 農業生産基盤整 備推進費 8,135 8,072 農業生産基盤 整備推進施設 費 4,693 4,693 そ 他 3,442 3,379 農村地域資源維 持・継承等対策 費 74,772 78,272 中山間地域等 直接支払交付 金 26,300 29,000 多面的機能支 払交付金 48,251 48,251 他 222 1,022 農山漁村活性化 対策費 17,500 15,650 農山漁村振興 交付金 8,000 ― 鳥獣被害防止 総合対策交付 金 9,500 9,500 農山漁村活性 化プロジェク ト支援交付金 ― 6,150 172 この経費は、芸術文化の振興、文化財保護の 充実、国立文化施設関係に必要な経費である。 芸術文化の振興については、文化芸術による そ 「創造力・想像力」 豊かな子供の育成、文化芸術 創造活動への効果的な支援等を実施することと して、22,926 百万円を計上している。 文化財保護の充実については、文化財修理の 抜本的強化・防災対策等の充実、史跡等の保存 整備・活用等を実施することとして、46,002 百 万円を計上している。 国立文化施設関係については、独立行政法人 そ の の の 国立美術館運営費、独立行政法人日本芸術文化 振興会運営費等に必要な経費として、31,788 百 他 計 7 万円を計上している。 27 年度(百万円) 5,157 9,565 105,565 111,560 森林・林業対策費(農林水産省所管) 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 経費の内訳は、次のとおりである。 28 年度(百万円) 58,555 55,056 3,500 この経費は、森林の有する多面的機能の発揮、 27 年度(百万円) 芸術文化の振興 22,926 22,661 林業の持続的かつ健全な発展、林産物の供給及 文化財保護の充 実 46,002 45,152 び木材利用の確保を図るために必要な経費であ 国立文化施設関 係 31,788 32,854 る。 その内容の主なものは、次のとおりである。 ( 49 ) 国有林野事業収 入財源借入金債 務処理費国有林 野事業債務管理 特別会計へ繰入 林業振興対策費 ( 1 ) 森林整備・保全費 森林の有する多面的機能を発揮させるため 里山林の保全管理の取組等を支援するととも に、国有林野の保全管理等を図ることとし、 7,360 百万円を計上している。 ( 2 ) 国有林野産物等売払及管理処分業務費 28 年度において見込まれる国有林野事業 収入を財源として行う国有林野の産物及び製 11,609 9,220 6,646 6,680 林産物供給等振 興対策費 2,088 2,344 森林整備・林業 等振興対策費 6,141 2,700 計 58,555 55,056 (注) 計数中には、沖縄振興費及び青少年対策費 に計上されているものが含まれている。 品の売払い並びに国有林野の管理又は処分に 必要な経費であり、18,688百万円を計上し ている。 東日本大震災復興特別会計への繰入 ( 3 ) 林業振興対策費 林業の持続的な発展を図るため、間伐や路 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 網整備等を効率的に行える現場技能者や集約 572,700 △ 588,231 15,531 化施業の普及・定着化に必要な人材の育成の 復興費用等の財源に充てるため、「平成 28 年度 取組等を推進することとし、6,646 百万円を 以降 5 年間を含む復興期間の復旧・復興事業の規 計上している。 模と財源について」 (27 年 6 月 30 日閣議決定) を 経費の内訳は、次のとおりである。 踏まえ、572,700 百万円を一般会計から東日本大 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 森林整備・保全 費 7,360 7,453 国有林野産物等 売払及管理処分 業務費 18,688 19,672 借入金利子国有 林野事業債務管 理特別会計へ繰 入 震災復興特別会計に繰り入れることとしている。 予 費 28 年度(百万円) 27 年度(百万円) 比較増△減(百万円) 350,000 6,022 備 350,000 ― 予見し難い予算の不足に充てるため、計上する 6,987 こととしている。 ( 50 )
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