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日比谷カレッジ
上廣・日比谷ライブラリーレクチャー
本を読むことの愉しさ、深さ、おそろしさ
(全3回)
第1 回
ま
ち
「若者よ、都市を捨てて、本を読もう
— いま、寺山修司を回転させる —」
若者へ「書を捨てよ、町へ出よう」と、寺山修司が激しい言葉を投げつけたのが1967年。それから半世紀の時
間が流れ、若者はいま「インターネット」という都市(まち)のなかに住みついて、書を顧みることますます稀で
す。だが「インターネット」には「情報」という無時間なものが溢れているだけ。しかし、本の頁をあけると、そ
こからは「生きた時間」の香りが立ち昇ります。そのように、寺山修司の「生きた時間」の輝きをつかみ取ろうと、
— みなさんといっしょに— 試みます。
小林康夫(青山学院大学特任教授)
1950 年、東京都生まれ。表象文化論。現代哲学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、
現在、青山学院大学総合文化政策学研究科特任教授。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。パリ第 10 大学博士号(記号学)取得。
著書に『起源と根源』
『表象の光学』『歴史のディスコンストラクション』『存在のカタストロフ
ィー』
(以上、未来社)、
『君自身の哲学へ』
(大和書房)ほか多数。編著に『知の技法』シリーズ
(東京大学出版会)など。
日
時:2016 年
1月20日(水)
18:30~20:00(18:00 受付開始)
会
場:日比谷図書文化館 B1 コンベンションホール(200 名)
参加費:500 円
(千代田区民及び学生無料。千代田区内在住者および学生無料。住所の確認できるもの、学生証等をお持
ちください)
主
催:公益財団法人 上廣倫理財団
http://www.rinri.or.jp
共
催::
http://hibiyal.jp
日比谷カレッジ
上廣・日比谷ライブラリーレクチャー
本を読むことの愉しさ、深さ、おそろしさ(全3回)
本を読む「愉しさ」から「深さ」、さらに「おそろしさ」へ・・・。
「知の技法」編者と共に読書の醍醐味について考え
ていく全3回講座。興味のある回のみの参加も受付けます。
■第 1 回
1月20日(水)18:30~20:00 申込受付中
「若者よ、都市(まち)を捨てて、本を読もう ― いま、寺山修司を回転させる ― 」
寺山修司が若者へ「書を捨てよ、町へ出よう」と激しい言葉を投げつけたのが1967年。それから半世紀の時間が流れ、若者はいま「インターネット」
という都市(まち)のなかに住みついて、書を顧みることますます稀です。だが「インターネット」には「情報」という無時間なものが溢れているだけ。
しかし、本の頁をあけると、そこからは、「生きた時間」の香りが立ち昇ります。そのように、寺山修司の「生きた時間」の輝きをつかみ取ろうと、―み
なさんといっしょに―試みます。
講演:小林康夫(青山学院大学特任教授)
こばやし・やすお。1950 年、東京都生まれ。表象文化論。現代哲学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、上記現職。東京大学大学院人文
科学研究科博士課程単位取得退学。パリ第 10 大学博士号(記号学)取得。著書に『起源と根源』『表象の光学』『歴史のディスコンストラクション』『存在
のカタストロフィー』(以上、未来社)、『君自身の哲学へ』(大和書房)ほか多数。編著に『知の技法』シリーズ(東京大学出版会)など。
■第 2 回
2月 10 日(水)18:30~20:00
《12 月 25 日申込受付開始》
「読書のチェス・プレイ ― 文学的〈読み〉を勝負する ― 」
愛する作品をチェスの駒のように用いて行う読書のゲーム。批評と愛が交錯し、その夜、会場はチェスの盤となります!小説の書き手と読
み手とのあいだでかわされる、激しくも優しい〈一手〉の応酬をお楽しみください。
対談:朝吹真理子(作家)×小林康夫
あさぶき まりこ 小説家。1984年生まれ。慶應義塾大学大学院前期博士課程修了。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作でドゥマゴ文学賞を
受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞。最新作は文芸誌「新潮」にて連載中の小説「TIMELESS」。
写真提供・新潮社
■第 3 回
3月2日(水)18:30~20:00 《1月 25 日申込受付開始》
「言葉の光を求めて ― 見知らぬ土地を歩くように ― 」
俳句、それは極めてわずかな言葉を切り取ってみせる世界の風光です。そんな極限的な言葉のかたちについて、どう読んでいくかを俳人の
まどか氏と共に語り合い、
「詠むこと」の限りなさに触れてみる一夜。それは同時に、
「生きること」の限りなさに通じていくものかもし
れません。
対談:
まどか(俳人)×小林康夫
まゆずみ・まどか 神奈川県生まれ。『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。2010年~2011年、文化庁「文化交流使」としてパリを拠点に欧州で
活動。オペラ「万葉集」「滝の白糸」の台本執筆、校歌の作詞、舞台の朗読など、幅広い分野で活躍。現在、「日本再発見塾」呼びかけ人代表、株式会
社ワコールホールディングス社外取締役、京都橘大学客員教授。著書に『引き算の美学』(毎日新聞社)、『うた、ひとひら』(新日本出版社)他多数。
©MPd F8 PHOTO STUDIO
会場:千代田区立日比谷図書文化館 B1 日比谷コンベンションホール(200 名)
参加費:500 円(当日支払。千代田区内在住者および学生無料。住所の確認できるもの、学生証等をお持ちください)
主催:公益財団法人上廣倫理財団 http://www.rinri.or.jp
共催:千代田区立 日比谷図書文化館 http://hibiyal.jp
お申込方法
電話(03-3502-3340)、Eメール([email protected])または、日比
谷図書文化館1階の受付カウンターにて、講座名、お名前、よみがな、お
電話番号をご連絡ください。1回につき先着200名。
なお第2回は12月25日、第3は1月25日から申込受付開始となります。
キャンセルの場合はご連絡ください。参加費は当日支払いです。
※千代田区民の方は、当日、図書貸出券や健康保険証など住所が確認できるもの
を、学生の方は学生証をお持ち下さい。