第 54 回 関西財界セミナー 開催概要

第 54 回 関西財界セミナー
開催概要
主催
協力
公益社団法人
関西経済連合会
一般社団法人
関西経済同友会
大阪商工会議所
公益財団法人 関 西 生 産 性 本 部
京都商工会議所
一般社団法人 京 都 経 済 同 友 会
神戸商工会議所
一般社団法人 神 戸 経 済 同 友 会
第 54回 関 西 財 界 セ ミ ナ ー
ご案内
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
関 西 経 済 連 合 会 と 関 西 経 済 同 友 会 は 、 第 54 回 関 西 財 界 セ ミ ナ ー を 別
記の通り開催いたします。
日 本 経 済 は 、緩 や か な 回 復 を 続 け て い る も の の 、高 齢 化 と 少 子 化 に 直
面 し て お り 、今 後 の 持 続 的 な 成 長 の 実 現 は 、地 方 創 生 、財 政 健 全 化 と い
っ た 国 政 の 重 要 課 題 へ の 対 応 は も と よ り 、全 く 新 し い 発 想 で の 生 産 性 向
上 、そ し て 、海 外 、特 に 世 界 の 成 長 セ ン タ ー で あ る ア ジ ア 太 平 洋 地 域 と
の Wi n -Wi n の 関 係 構 築 に か か っ て い ま す 。
戦 後 70 年 を 経 て 、 戦 争 を 体 験 し た 世 代 、 高 度 経 済 成 長 を 牽 引 し て き
た 世 代 が や が て 引 退 し て い く な か 、今 、我 々 は 未 来 の 姿 が 大 き く 変 わ る
節 目 に 立 っ て い る と 言 え ま す 。こ こ で 強 く 求 め ら れ て い る の は 、次 の 時
代の担い手となる若年層の活力増進という観点です。
こ の よ う な 認 識 の も と 、 第 54 回 関 西 財 界 セ ミ ナ ー の 全 体 テ ー マ は 、
『 「次 」の た め に 「今 」な す べ き こ と
~多様な知と行動がつくるアジア
の 力 ~ 』と い た し ま し た 。関 西 だ け 、日 本 国 内 だ け に 目 を 向 け る の で は
な く 、ア ジ ア へ 、さ ら に は 次 の 世 代 が 担 う 未 来 を 見 据 え 、「 今 」 を 担 う 我 々
が 果 た し て お く べ き こ と 、と る べ き 行 動 に つ い て 、6 つ の 分 科 会 を 設 置
し、議論します。
関 西 財 界 セ ミ ナ ー は 、関 西 の 財 界 人 が 一 堂 に 会 し て 率 直 な 意 見 を 交 換
す る こ と を 通 じ て 、日 本 、関 西 の あ る べ き 姿 や 企 業 経 営 の 基 本 的 指 針 を
探 る こ と を 目 的 と し て お り ま す 。 1963 年 の 第 1 回 セ ミ ナ ー 開 催 以 来 、
半 世 紀 に わ た り 、政 治 、経 済 、社 会 、企 業 経 営 に 影 響 を 与 え る 様 々 な テ
ー マ に つ い て 議 論 し 、 関 西 ・日 本 の 発 展 に 貢 献 し て 参 り ま し た 。
こ の 度 の セ ミ ナ ー に お き ま し て も 、様 々 な 国 、地 域 、世 代 か ら の 知 を
結 集 し た 議 論 を 通 じ 、こ れ か ら の ア ジ ア の 発 展 の た め に 、関 西 、そ し て
日 本 が 貢 献 し 得 る 道 筋 を 見 出 し て ま い り た い と 存 じ ま す 。是 非 、ご 参 加
くださいますよう、ここにご案内申し上げます。
敬具
2015 年 12 月 吉 日
公益社団法人 関西経済連合会
会
長 森
詳 介
一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事 村 尾 和 俊
代表幹事 䕃 山 秀 一
記
開催要領
と
き
2 0 1 6 年 2 月 4 日 ( 木 )・ 5 日 ( 金 )
と こ ろ
国立京都国際会館
テ ー マ
「 「次 」の た め に 「今 」な す べ き こ と
~多様な知と行動がつくるアジアの力~」
内
容
2016 年 1 月 21 日 現 在
(敬称略・順不同)
第1日
( 10:00~ 18:00)
10:05~ 10:15
[開 会 挨 拶 ]
一般社団法人関西経済同友会
代表幹事
村
10:15~ 10:35
[主 催 者 問 題 提 起 ]
公益社団法人関西経済連合会
会長
森
10:35~ 11:45
[基 調 講 演 ]
「経営者の使命~次の日本のために~」
株式会社日立製作所 相談役
13:00~ 17:00
[分 科 会 討 議 ]( 第 2 日 9:00~ 12:00 に 続 く )
川
尾
村
和
俊
詳
介
隆
第1分科会
「次世代のための経済・政治」
少 子 高 齢 化 が 進 む 中 、次 の 日 本 を 担 っ て い く の は 若 者 た ち で あ る 。選
挙 権 年 齢 の 引 き 下 げ も 踏 ま え 、若 い 世 代 が い き い き と 活 躍 で き る 経 済 社
会 を 実 現 す る た め 、何 を 改 革 す べ き か 。経 済 人 と 若 者 た ち で と も に 議 論
し、次代を切り拓く経済と政治のあり方を探る。
セッション構成:
①次世代に向けて改革すべきもの
② “ Open Generation” ~ 世 代 を 超 え た 交 流 で 経 営 に 活 力 を ~ ※
③次世代のための政治とは~若い世代の政治参画に向けて~
※1日目(セッション①)は「ワークショップ形式」で開催します。
議
長:
京都信用金庫 理事長
株式会社インターアクト・ジャパン
増 田
代表取締役
帯 野
問題提起者:
株式会社日本総合研究所 副理事長
株式会社のぞみ 代表取締役
特 定 非 営 利 活 動 法 人 YouthCreate 代 表 理 事
衆議院議員、自由民主党 青年局長
第2分科会
湯
藤
原
牧
元
田
田
原
寿
幸
久美子
健
功
謙
秀
治
博
介
樹
「日本の安全保障とグローバルリスクへの対応」
安 全 保 障 の 概 念 は 非 常 に 多 様 で あ る が 、軍 事 的 な 意 味 で の「 伝 統 的 安
全 保 障 」と エ ネ ル ギ ー 、資 源 、環 境 な ど 経 済 面 に お け る「 非 伝 統 的 安 全
保 障 」に 大 別 す る こ と が で き る 。と も に 国 家 や 企 業 活 動 に 大 き な 影 響 を
及 ぼ す も の で あ り 、企 業 人 と し て も 関 心 の 高 い テ ー マ で あ る 。企 業 活 動
への影響も踏まえ、これらに如何に対処すべきかを議論する。
セッション構成:
① 「平和安全法制」下でのこれからの日本の伝統的安全保障のあり方
② 企業のグローバルリスクへ対応
③ 「COP21」の結果も踏まえたこれからの地球環境・エネルギー政策と日本の貢献のあり方
議
長:
株式会社昭和丸筒 会長
株式会社神戸製鋼所 会長
佐
佐
藤
藤
潤
士
問題提起者:
キヤノングローバル戦略研究所
研究主幹、立命館大学客員教授
宮 家 邦
日本郵船株式会社 会長
工 藤 泰
特定非営利活動法人国際環境経済研究所 理事・主席研究員、
21 世 紀 政 策 研 究 所 研 究 副 主 幹
竹 内 純
彦
三
子
第3分科会
「アジアで活躍する「親関西」人材の拡大に向けて」
関 西 が ア ジ ア の ゲ ー ト ウ ェ イ と し て の 位 置 づ け を 高 め て い く 上 で 、も
のづくりや環境・防災分野における技術や経験を通じてアジアと
Wi n -Wi n の 関 係 を 構 築 す る こ と は 意 義 が あ る 。関 西 に お け る グ ロ ー バ ル
人 材 育 成 ・ 活 用 の 取 り 組 み を 踏 ま え 、産 学 官 が 共 有 す べ き ビ ジ ョ ン や 連
携して取り組む戦略のあり方について議論する。
セッション構成:
①持続的発展に向けたアジアの課題と日本・関西への期待
②アジアの将来を担う人材の育成・活用
③人材育成支援を通じた関西有望分野のアジアビジネス拡大
議
長:
住友商事株式会社
レンゴー株式会社
専務執行役員関西地域担当役員関西支社長
中 村
勝
取締役専務執行役員
三 部 廣 美
問題提起者:
政策研究大学院大学
教授、アジア太平洋研究所 上席研究員
大 野
泉
立命館アジア太平洋大学 学長
是 永
駿
独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 (JICA)関 西 国 際 セ ン タ ー 所 長
大 西 靖 典
株式会社三井住友銀行 頭取
國 部
毅
第4分科会「新たな国土の発展に向けた広域観光振興のあり方」
関 西 経 済 の 起 爆 剤 と 期 待 さ れ る イ ン バ ウ ン ド の 強 化 に 向 け 、関 西 広 域
の 取 り 組 み が 重 要 で あ る 。 2016 年 度 に は 広 域 観 光 振 興 を 担 う 「 関 西 国
際 観 光 推 進 本 部 (仮 称 )」 が 設 立 予 定 で あ り 、 そ の 具 体 的 事 業 や 、 広 域 観
光・産 業 振 興 を 支 え る イ ン フ ラ 整 備 、ス ー パ ー・メ ガ リ ー ジ ョ ン 構 想 を
はじめとする他地域との連携策等を議論する。
セッション構成:
①関西国際観光推進本部のスタートに向けて
②外国人旅行者の受入環境整備に向けて
③広域ブロックを越えた連携による国土の形成
議
長:
新関西国際空港株式会社 会長
三井住友信託銀行株式会社 上席顧問
福
向
島
原
伸
一
潔
問題提起者:
株式会社ランドリーム 代表取締役
原田 劉 静織
Pe a c h Av i a t i o n 株 式 会 社 C E O
井 上 慎 一
株式会社日本総合研究所 理事・関西経済研究センター所長
廣 瀬 茂 夫
第5分科会
「 健 康・医 療 産 業 発 展 、健 康 社 会 実 現 に 向 け た 挑 戦 」
医 療 イ ノ ベ ー シ ョ ン 創 造・魅 力 的 な ま ち づ く り の 推 進・健 康 で い き い
き と 生 活 で き る 人 に 優 し い 地 域 と し て の 成 長 を 目 指 し 、今 後 の 実 践 の フ
ェ ー ズ に お い て 、高 い ポ テ ン シ ャ ル を 有 す る 関 西 が い か に リ ー ダ ー シ ッ プ
をとり課題解決を行うか、その方策について議論する。
セッション構成:
①関西における最先端の医療産業創出の可能性
②地域に根差した健康・医療施策の導入
③産学官連携で取り組む事項
議
長:
田辺三菱製薬株式会社 会長
関西電力株式会社 副社長
土
香
屋
川
裕
次
弘
朗
問題提起者:
株式会社日立製作所
執行役常務CTO兼研究開発グループ長
小 島 啓 二
株式会社日本政策投資銀行 常務執行役員関西支店長
福 田 健 吉
関西健康・医療創生会議 議長、京都大学 名誉教授
井 村 裕 夫
第6分科会
「最先端技術と変わる経営」
最 先 端 技 術 、 と り わ け ビ ッ グ デ ー タ 、 Io T 、 人 工 知 能 等 の 分 野 が 大 き
な 変 革 期 に あ る 。し か し 、米 独 が 先 行 す る 一 方 、日 本 は 対 応 の 遅 れ が 指
摘される。最先端技術の今後の方向性を整理した上で、有 望なビジネス
モ デ ル は 何 か 、生 じ る 課 題 へ ど う 対 応 す べ き か 、関 西 の 強 み を 活 か し 各 企
業はどのように発展して行くべきかを議論する。
セッション構成:
①最先端技術の分野で何が起きているか
②最先端技術を活かして企業はどう変わるべきか
③日本独自の最先端技術に対する取組み方とは
議
長:
株 式 会 社 三 菱 東 京 U FJ 銀 行
東洋紡株式会社 会長
副頭取
森
坂
崎
元
龍
孝
三
問題提起者:
国立研究開発法人産業技術総合研究所 理事長 中
三菱電機株式会社 FA システム事業本部副事業本部長 山
法政大学 デザイン工学部システムデザイン学科 教授 西
鉢
本
岡
良
雅
靖
治
之
之
17:10~ 18:00
[交 流 会]
第2日
( 9: 00~ 17: 20)
9: 00~ 12: 00
[分 科 会 討 議 ]( 前 日 よ り 継 続 )
13:20~ 14:00
[関 西 財 界 セ ミ ナ ー 賞 2016 贈 呈 式 ]
14:10~ 15:10
[特 別 講 演 ]
「若い力と伝統の力 ~関西が誇るハーモニー~」
特定非営利活動法人 関西フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者
藤 岡 幸 夫
実演:小学生チェリストと関西フィルメンバーによる管弦楽
15:20~ 16:10
[分 科 会 議 長 報 告 ]
[顧 問 団 代 表 所 感 ]
大阪商工会議所
会頭
尾
崎
山
[セ ミ ナ ー 宣 言 採 択 ]
一般社団法人関西経済同友会
代表幹事
䕃
[閉 会 挨 拶 ]
公益社団法人関西経済連合会
会長
森
裕
秀
一
詳
介
義
忠
裕
雄
晴
16:20~ 17:20
[懇 親 パ ー テ ィ ]
<顧問団>
大阪商工会議所
京都商工会議所
神戸商工会議所
会頭
会頭
会頭
尾
立
大
崎
石
橋
以上